防衛大臣記者会見令和2年4月28日(火)における質問。

防衛大臣記者会見令和2年4月28日(火)におけるぼくの質問です。
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2020/0424a.html


 発表事項
 アメリカの国防総省が、アメリカ海軍のパイロットがUFOを撮影した映像を公開いたしました。自衛隊のパイロットは今までUFOに遭遇したことはないようですが、万が一遭遇したときの手順をしっかり定めたいと思います。防衛省・自衛隊が再生可能エネルギーの電力調達をやりました。結果として、151の施設で調達をすることができました。151の施設における電力調達の見込み量は、約9,100万kWh、おそらく世帯数でいくと2万世帯ぐらいか、もうちょっと超えるぐらいの年間消費量になるのではないかと思います。これはわが国の政府機関における再エネ調達最大規模であります。また、この再エネを調達する施設の平均単価は、昨年度15.51円/kWhだったのが、15.47円、0.04円のコストも安くなりました。再エネの電力調達を実現した施設の数、再エネ電力の導入見込み量の規模、価格の低廉性、こうしたことの観点から、政府の中で最も進んだ再エネ調達になったと思っております。この151施設の内、当初見込んでいた再エネ率30%というのは、115の施設で達成いたしました。この中には、予定使用電力量が防衛省全体で2番目となる防衛医科大学校、8番目となります航空自衛隊浜松基地のような大きな施設も含まれております。特に浜松は、浜松市ですとかローカルの企業が出資している浜松新電力から購入することになりましたので、地域経済にお金が回るというもう一つの目標を達成することができたと思っております。金曜日、ドイツのクランプ=カレンバウアー国防大臣と電話会談をいたしました。自衛隊の中央病院が分析した、コロナの症例、あるいは、「ダイヤモンド・プリンセス号」における自衛隊の活動や感染防護策、予めお渡ししていた資料に基づいて説明を行いました。先方からもドイツ軍の活動を含む最新の状況、取組みの御説明を頂きました。「ダイヤモンド・プリンセス号」にドイツ人の御夫婦が乗っておられ、感染が判明した後、自衛隊中央病院で治療を受けてから、回復され帰国されましたが、お礼のお手紙を頂きました。この件についても双方からお互いお礼を言い合うことになりました。24日、その後、エスパー国防長官と電話会談を実施しました。新型コロナウイルスの対応状況、北朝鮮を始めとするインド太平洋地域の情勢、東シナ海、南シナ海の状況、在日米軍を巡る諸課題について、意見交換をしたところです。4月28日現在、22日に公表した那覇基地の隊員を含め、自衛隊員13名がこれまでコロナウイルスに感染しておりますが、13名のうち、8名が既に退院しております。残る5人のうち、1人は自宅療養中、4人が医療機関へ入院、治療中ということです。防衛省における電子決裁ですが、これまで電子決裁のシステムは、事務次官まで、あるいは陸・海・空を始めとする各機関の一定の幹部までは電子決裁をやっておりましたが、この際、防衛省・自衛隊、電子決裁できるものは全部電子決裁にしようということで、市ヶ谷はほぼ全て、それから防衛大学校、装備庁、防衛研究所、陸・海・空・統幕は電子決裁でやることにします。また、印鑑証明のいらない三文判のようなものについては、こちらから出すもの、あるいは提出いただくもの全ていらないことにしたいと考えております。印鑑証明の必要なものについては、総務省がやっている電子証明のシステムを今検討されておりますので、それにのせることにしたいと思います。
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Q:先ほどのUFOの話なのですが、空自元空将の佐藤守さんが、そういう関連の本を出しておりまして、空自でも結構目撃談があると話を書かれております。それから、判子の件なのですが、現在、大臣はツイッターでも述べられておりましたけれども、防衛省の外に関しても広げていくという話をされていたのですが、例えば、今の状態ですと色々な納入業者が富士学校に行って判子をもらって、次に赤羽に行って判子をもらって、今度あそこに判子をもらってというような、いい大人が判子をもらうために何日もかけている状態があるのですが、これも解消すると考えてよろしいでしょうか。

A:そういう具体例があれば、是非教えていただいて対処したいと思います。


どうも大臣はUFO=空飛ぶ円盤と理解しているようですが、これは間違いです。U unidentified Flying Objectですから未確認飛行物体です。つまり何であるか確認されていない(正体不明の)飛行する物体のことです。宇宙人の乗り物を意味するわけではありません。


Q:先日も伺ったと思いますけれども、記者会見後の囲みに関してこれはどういうふうに対処されるのでしょうか。それから会見に際して、参加は各社1人と伺っているのですが、何人も参加されているように見えます。それから記者クラブの記者室に、かなり密集して皆さんご利用ですけれども、これはこのままでよろしいのでしょうか。例えば記者室を閉鎖するとか、そういう何らかの対処はお考えでしょうか。

A:記者クラブと広報課で囲みの話は相談をしていただいていると思います。記者会見の参加人数についても、広報課と記者クラブで考えていただきたいと思っておりますし、記者クラブの部屋については、記者クラブで3密を避ける努力をしっかりしてもらっていると思っております。

Q:すみません。されていないように思えるので伺っているのですが。

A:それは記者クラブの中で問題提起をしていただければと思います。

Q:大臣、ツイッターでもおっしゃっていましたが、アトピーをもっていらっしゃっているということで、ステロイドを使ってらっしゃると思いますが、ステロイドを使っている人間というのは、感染しやすいんですよね。それはやっぱり配慮して、皆さんも配慮すべきではないかと思うんですけれどもいかかでしょうか。

A:記者クラブにお任せしています。


こういうやり取りがあった会見後、また三密の囲み取材をやっていました。大臣、内局、記者クラブとも当事者意識が欠如しています。
これでは広い会議室でマスクしての記者会見は単なるやっている感の演出だと思われても仕方ないでしょう。

率直に申し上げて、大臣、内局、記者クラブの防疫意識は、未だにパチ屋にタバコ吸いながらたむろしている、金歯のおっさんたちと同じレベルということです。
これが我が国危機管理を担当する官庁の現実です。



また現場の防衛省職員や自衛官の意識や士気も低下する恐れがあります。

それとも危険を犯しても記者クラブとの癒着状態を維持しなければならない、切実な理由でもあるのでしょうか?

ぼくのお気に入りの漫画、「ダイマジン」で以下のような記者クラブに対する揶揄があります。女性記者のモデルは東京新聞の望月姐さんでしょう。

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これは悪徳警官者の「クロコーチ」の続編的な作品で、こちらもお勧めです。

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Q:それから先日も伺ったと思いますが、75式ドーザーの後継ですけれども、これちょっと調達に色々不明瞭な点が多々ありまして、当初、輸入のプログラムと国内開発のプログラムそれぞれ別個に走っていたんですけども、なぜか輸入は消えてしまって、2・3日で決まったのですが、ところが日立の案が、実はペーパープランで今造っていますという話なんですね。普通だったら造ったのを評価して、海外と比べてどっちかとやったと思いますが、そもそも2つのプログラムにしているのはおかしいし、ペーパープランを採用してしまったというのもおかしいと思いますけども、しかも現段階においては、陸幕の方からは概要は言えないと、例えば調達数であるとか、予算も言えないという話なんですけども、これは民主主義国家の軍隊ではありえないような秘密主義だと思いますけども大臣いかがお考えでしょうか。

A:前回も問題提起をいただいて、今調査をしているところでございます。

率直に申し上げて官製談合疑いがあります。

輸入と国内開発が別なプログラムとして企画され、輸入のプログラムは中止になっています。これは不自然です。
しかも選定された日立案は現在開発中で、開発費を払っていないとのこと。量産品の調達単価も不透明となります。
そもそも一つの調達プログラムを輸入と、国内開発で別個に行うのが異常です。普通は一つのプログラムとして海外製と国内開発品の完成をまってトライアルを行うべきだし、開発メーカーに開発費も出すべきです。
しかも調達計画の概要、調達数、調達単価、調達期間など明らかにされていません。はじめから日立案調達が決まっていたと思われても仕方がないでしょう。

更に申せば排土機能などまで秘密扱いにしています。防御レベル同じ。こんなもの諸外国では公表しています。防衛省、自衛隊は他国では普通に公開している情報も秘匿しているがこれは民主国家の軍隊としては異常です。先進国の軍隊よりも寧ろ中国、北朝鮮、旧帝国陸海軍に近いです。民主国家としては落第レベルです。
こんなことを後生大事に秘密のしているというのは、換言すれば自分たちは何が重要か分からない素人だと公言しているに等しいわけです。


Q:先日も伺ったと思いますが、OH-1が未だに全機飛んでいないと、それに関して大臣からも回答をいただいておりますし、陸幕からもとりあえず無人機と他のUH-60とUH-1があるから大丈夫と話を伺いましたけども、そうであればOH-1は必要ないので、これは全廃ということは考えていますでしょうか。

A:今稼働していないものについて、全般的に調査をしているところでございますので、調査結果まとまり次第、報告できるようにしたいと思います。

Q:特にOH-1に関していうと、通信基盤もほとんどリアルタイムで通信できない、基地に帰ってVHSで映さないと画像も見れないという状態で、こういう機体を例えば、今エンジンの交換だけでも1億2,000万円かかると、トランスミッションですと1億5,000万以上はかかるだろうと、それで期間を装備庁に言わせると9年はかかると、非常に時間もお金もかかりすぎるということはご認識されていますでしょうか。

A:今申し上げたとおり、非稼働の装備品については全般的な調査をしております。結果がまとまり次第、様々な決断をしないといけないと思います。


陸幕は偵察はEOセンサー積んだUH-1があるから大丈夫。軽輸送も同じ、と
言っています。ですがならばOH-1はいらないよね?ということになります。全機停止のい役立たずを維持して、隊員を貼り付けるのはナンセンスです。
しかも軽ヘリコプターで事が足りるのに中型ヘリを使うのはことがかかるだけですし、本来の中型ヘリの任務に支障をきたすでしょう。きたさないというのであれば、中型ヘリを過剰に持っているということになります。偵察・観測に関しても同じです。


European Security & Defence に以下の記事を寄稿しました。
https://euro-sd.com/2020/04/articles/exclusive/17070/bulldozer-contract-win-for-hitachi/

Japan In Depthに以下の記事を寄稿しました。

軽装甲車の防御力強化策のトレンド
https://japan-indepth.jp/?p=51500

現代の主力戦車の進化は限界 前編
https://japan-indepth.jp/?p=51241

現代の主力戦車の進化は限界 後編
https://japan-indepth.jp/?p=51261



東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。

培養肉がこの先「有望」な食材になりうる事情
環境負荷や食料自給の観点からも期待集まる
https://toyokeizai.net/articles/-/342551
防衛記者クラブの「台所事情」何とも厳しい実態
不要不急の支出、財政破綻の危機を迎えていた
https://toyokeizai.net/articles/-/343696

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