都青少年健全育成条例改正案 「文学」は高尚だがマンガ・アニメは下劣が石原都知事の本音

都青少年健全育成条例改正案:再提案へ 性的漫画規制、都が対象作品を明確化http://mainichi.jp/select/seiji/news/20101123ddm012010032000c.html

 「非実在青少年」で問題となった東京都の青少年健全育成条例の改正案が公表されています。

 相も変わらず、活字は対象外、マンガ・アニメを狙い撃ちです。
 

 自分の「文学」は高尚だがマンガ・アニメは下劣だから規制すべし、というのが石原都知事閣下の言い分でしょう。

 曖昧かつ恣意的に規制ができると非難を受けた自主規制対象を「刑罰法規に触れる性交や婚姻を禁止される近親者間の性交を不当に賛美・誇張して描写したもの」にしています。
 でもやはり曖昧です。

 しかもこの定義が「文学」に適用されるならば都知事閣下の著作は明らかにアウトです。
 それに平将門を肯定的に描くことも内外の神話を描くこともできません。また源氏物語などもマンガ化アニメ化はアウトです。

 前にも書きましたが、悪影響という意味では活字の方がたちが悪いと言えます。視覚化されたマンガやアニメはそれ以上の妄想は生みません。
 ですが、小説を読むと読者は限りなく妄想を膨らませることができます。
 
 つまり規制するならばむしろ活字を規制すべきだし、せめてマンガやアニメと同様に活字を規制すべきです。
 となれば書店の小説のコーナーは何割は減るでしょう。

 都青少年・治安対策本部の担当者は「違法な性行為を不当に賛美や誇張したアニメや漫画が対象。表現の自由は侵さない」と話した。 
 
 換言すると「小説も対象とすると都知事に累が及ぶのでマンガ・アニメだけを狙い撃ちしました」といっているようなものです。語るに落ちるとはこのことです。

 都は小説はOKで、マンガ・アニメが有害という科学的なデータを出すべきです。
 都知事の思いつきや、彼の立場を忖度して胡乱な法案を提出するべきじゃありません。

 だいたい、アニメやマンガが有害ならはるかにマンガやアニメの流通が少ない韓国や南アで何であれほど強姦が多いんでしょうか。


 さて、来る都議選ではこの条例改正案に賛成したか、反対したかの一覧表をつくるべきです。都議選には若い衆があまり投票に行きませんから、投票率が低いわけです。
 この青少年健全育成条例に焦点を絞って若年層が投票をすれば、かなり面白いことになるのではないでしょうか。

 
東京都の青少年保護育成条例改正案 都側の説明を鵜呑みするメディアの危うさ
http://kiyotani.at.webry.info/201003/article_6.html

青少年健全育成条例改正案で日本はシナやナチスなみの「健全国家」に
http://kiyotani.at.webry.info/201003/article_5.html


東京都による思想検閲、警察利権、東京都「青少年健全育成条例改正」でマンガ、アニメが全滅する
http://kiyotani.at.webry.info/201003/article_2.html

東京都青少年保護育成条例改正案と外圧と石原都知事閣下
http://kiyotani.at.webry.info/201003/article_9.html

当局による思想統制】東京では非実在青少年、福岡では非実在ヤクザの取り締まり
http://kiyotani.at.webry.info/201004/article_2.html



WEBRONZに「朝鮮半島有事と邦人救出に備えよ 」を寄稿しております。
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2010112600011.html

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