脱炭素、省エネならソーラーパネルより、アルミサッシ全廃の方が先だろう。

脱炭素とかいって太陽光発電に過剰な期待を寄せる人が未だに多いわけです。
そもそも地球温暖化説はあくまで「説」にすぎないのにそれが現実の脅威であり、人類の化石燃料使用による温暖化が「犯人」であるというもの説に過ぎません。

ソーラー発電=エコという信仰も問題です。日本中でメガソーラによる環境破壊が問題になっていますし、太陽電池のライスサイクルを通じた省エネ性もまだ疑問が多いところです。ところが小池東京都知事には新築物件に全部ソーラー発電乗せることを義務化するといっています。これは非現実的ではない上に、単に中国のメーカーを儲けさせるため利権の仕組みではないか、「緑のたぬき」は実は「赤いきつね」が化けていた、と非難されても仕方がない。

その一方で無限に地下資源を燃やしてエネルギーとして利用することは良くないのは事実でしょうし、枯渇もするでしょう。

いま一番簡単なのは住宅、オフィスビル含めたアルミサッシの全廃です。アルミサッシは熱伝統が高いので冷暖房効率が大変悪くなります。

温暖化対策「優先すべきはEVより窓交換」の真実
新技術に期待するより確実に見込める省エネ
https://toyokeizai.net/articles/-/423441

>アメリカでもEUでも、一次エネルギー消費の約40%は建築物によるものだからだ。なかでも、住宅のエネルギー消費の約半分は冷暖房によるものであることを考えれば、わたしたちにできる最善の省エネ対策は、もっと性能の高い断熱材を利用して、熱が室外に出ていかないように(あるいは室内に入ってこないように)することだ。

>三層ガラスを利用すれば、ふつうのガラス窓1枚だけの場合より、熱の損失を最大90%減らせるようになる。省エネルギーの世界では、数十億(枚)という単位の対象物で活用できる手法などほかにない。それに、実際に省エネ効果があることがわかっているのだ。

脱炭素時代に適合した住まいの実現に向けて
よりよく生きるための住まいづくり最前線
これは記事広告です。
https://toyokeizai.net/articles/-/581934

>約5000万戸あるといわれる住宅ストックのうち、省エネ基準に適合している住宅は19年度時点で約13%、無断熱の住宅は約29%と推計される

>「外壁や屋根の外皮改修ですと、それなりに大がかりな工事となってコストもかかるため、なかなか手をつけにくいと思います。しかし、窓ガラスやサッシを高性能なものに交換したり、内窓を付けたりするのであれば工期も短く、コストも外壁などの改修に比べればかなり抑えられます。築20年、30年くらいの住宅であれば、十分投資対効果があると思います」

カーボンニュートラルに貢献「Low-E複層ガラス」
住まいの快適性や経済性を高めるエコガラス
記事広告です。
https://toyokeizai.net/articles/-/581356

>板硝子協会の調査では、20年の新築共同住宅におけるエコガラス等の戸数普及率は56.5%、新築一戸建てにおいては86.4%に達しているものの、既設住宅への普及はあまり進んでいないのが実情だ。

>現在居住可能な住宅4500万戸の窓ガラスを、すべてエコガラス等に置き換えたと仮定した場合、年間で約1700万トンのCO2削減効果があるという。20年の新設住宅の普及率から算出したCO2排出量の削減効果は24.9万トンなので、既設住宅の窓ガラスをエコガラス、エコガラスSに替えていくことがいかに重要であるかがわかるだろう。

>東京、大阪などの太平洋側の平野部における戸建て住宅、単板ガラスで年間暖冷房費が約3.8万円かかっているケースでは、エコガラスに交換した場合は約2.6万円、エコガラスSなら約2.4万円と、3割以上の節約効果が見込まれるという。

脱炭素達成のカギを握る「寒すぎる家」の大問題
家が暖かくなれば「空き家問題」も解決に向かう
https://toyokeizai.net/articles/-/416975
>日本で脱炭素化が世界のなかで最も遅れている分野の1つが、建築だ。日本の全エネルギーの約3分の1が建築分野(一般用住宅と業務用)で消費されている。

>今最も厳しいドイツの基準と比べると、年間に使用する灯油タンクの量(床面積100平方メートルの家)換算ではなんと約7倍にもなる。さらに驚くのは、日本の住宅の大半がこの「時代遅れの新基準」さえクリアできていないということだ。



建物の冷暖房に使うエネルギーを減らせば相当の省エネになるわけです。かと言って屋根や壁を弄くると大変費用も時間もかかる。対して窓の取替だけならえば安く、簡単に済みます。しかもそれによって光熱費が浮くメリットも出てきます。

であれば新築のみならず、既存の住宅やオフィスビルにもこれらの新しい窓ガラスへの変換を行えばいい。
それには補助金は必要ありません。単に変更しない建物については固定資産税の税率をあげればいいだけです。そうすれば政府は一円も使わずに導入を促進できます。火の車の日本の財政で補助金を大盤振る舞いできる余裕はないはずです。

更に申せば、熱効率が悪い一戸建ての厚遇を止めるべきです。これまた固定資産税の税率を上げるべきです。代わりに賃貸のマンションを優遇する。少子高齢化ですかから、老齢家庭や一人暮らしが増えるわけで、ジジィ、ババァになれば階段が辛くなりますし、転落の可能性も大きくなる。結果として2階3階の利用は難しくなる。
であれば熱効率がよく、室内に階段がないマンションがいい。一戸建ての固定資産税を上げてマンションにシフトすべきです。

実は河野太郎氏が防衛大臣に時に自衛隊の建物や官舎に省エネ窓を導入したほうがいいとお話しました。それによってエネルギー代も削減できるし、自衛隊が大規模に採用すれば国内メーカーの生産効率も上がって普及もしやすくなると。
でもあまり関心がないようでした。

■本日の市ヶ谷の噂■
防衛医大の博士審査内容は博士課程の最中か修了後、1年以内に英文の学術雑誌などに公開される必要がある。ところが、この約束を履行せず食い逃げする医官が毎年数人おり、
文部科学省で大顰蹙。ところが医官が何故か1佐や将官にないる、との噂。

Japan in Depth に以下の記事を寄稿しました。
安倍元総理の軍拡に対する反論
https://japan-indepth.jp/?p=66751

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この記事へのコメント

やれやれ
2022年05月30日 17:08
■本日の市ヶ谷の噂■
どうも意味がよく分からないのですが、
博士課程を終了しても博士論文出さずに
(博士では無い)そのまま現職復帰したら出世したって事でしょうか?
防衛医科大学校は普通と違い優秀?な医官が本人の希望とは関係なく?研究科(博士課程)に派遣される様ですね。
論文審査は独立行政法人大学改革支援・学位授与機構がする様で論文や面接で約束している日に提出も面接も来なくて怒り心頭って事でしょうか?
ひゃっはー
2022年05月30日 18:10
ソーラーパネルは半永久的に使えると住宅メーカーの人が言ってましたけど、ホントですか? ならどうして20年から30年の使用期限が切れたソーラーパネルの大量廃棄がこれから始まろうとしている、みたいな記事が新聞に載るんですか? おかしいでしょう。
偽陸士
2022年05月30日 19:24
ひゃっはー様。

>ソーラーパネルは半永久的に使えると住宅メーカーの人が言ってましたけど、


半永久的。

これの表現がクセ者ですね。
30年持つのと半永久的持つのとでは、売れ行きが違います。

住宅設備、屋根も外壁も湯沸し器も水回りも20年たてば補修や交換の時期になります。

パネルも同じです。
パネル買うなら交換を見越して、リサイクルを考えた製品を購入するのが良いかと。

なんか正直不動産じみた話ですけど。
ひゃっはー
2022年05月30日 19:51
なるほど。ソーラーパネル付けてたら、10年か15年後にコンデンサーを交換する必要があるし、30年後に屋根の上からソーラーパネルを撤去しようとしたら大変ですよ。それが分かっていて住宅メーカーは「半永久的です」と言うんですね。
ソーラーパネルなんぞよりもソーラー湯沸し器の方が良いような気がするんですよね。
ミスターフリゲート
2022年05月30日 21:21
確かに夏だけ見るなら全廃はいいでしょうが、冬はどうするんでしょうか?
偽陸士
2022年05月30日 23:58
ミスターフリゲート様。

冬も高断熱の方がランニングコストは安くなりますよ。

夏も冬もエアコンを使わずに済むに越した事はありません。


それと一戸建てと鉄筋コンクリート建物の光熱費ですが、一戸建てが不利とは限りません。
コンクリートが熱を吸収するので熱が籠ります。
朝、出勤して皆が一斉にエアコン使い始めると契約ワット数をオーバーしないかヒヤヒヤものです。(笑)

どっちも外壁や窓の断熱は必要です。
キヨタニ
2022年05月31日 10:43
防衛医大の博士課程の最終審査は、学位授与機構で行われます。ここで審査を受けるために日本語の論文を提出します。

ここで博士が授与されると、日本語の博士論文を英語にして、英文の学術雑誌などに投稿して公開される必要があります。
規則では博士課程修了から1年以内に公開することが必要になります。これをせずに、食い逃げの医官がいる、といいうことです。



>やれやれさん
>
>■本日の市ヶ谷の噂■
>どうも意味がよく分からないのですが、
>博士課程を終了しても博士論文出さずに
>(博士では無い)そのまま現職復帰したら出世したって事でしょうか?
>防衛医科大学校は普通と違い優秀?な医官が本人の希望とは関係なく?研究科(博士課程)に派遣される様ですね。
>論文審査は独立行政法人大学改革支援・学位授与機構がする様で論文や面接で約束している日に提出も面接も来なくて怒り心頭って事でしょうか?
>
やれやれ
2022年05月31日 14:39
清谷さん、ご説明ありがとうございます。
えっと日本語の論文を英語にするのは自分達で
やらなくて機構側でやってくれると言う事ですか?
私は博士課程には行ってないのでその辺りの事情には全然詳しく無いなですが、てっきり自分の論文は自分で翻訳して(他の人にチェックしてもらうはあるにしても)学術誌に投稿(大学か学会経由かも知りませんが)するもんだと思っていました。
少なくとも防大や防衛医科大はそうではないと言う事でしょうか…
それは怒りますわな。なんて不誠実な。
KU
2022年05月31日 16:12
>NHKが兵庫県警記者クラブから“追放”された! 知床遊覧船遺族と加盟他社を激怒させた理由とは

https://www.dailyshincho.jp/article/2022/05301643/?all=1

新潮の記者は、税金で建てられた公共の建物内に1民間任意団体にすぎない記者クラブが、堂々と専用フロアを宛がわれていることに何ら疑問は抱かないのか?だいたい、追放も何も、建物の所有者でもなければ管理者ですらない記者クラブに、同業他社を出禁にする法的な権利ってあるんですか?
はじめまして
2022年05月31日 16:50
アゴラからきました。よろしくお願いします。
高断熱の窓にとりかえると、アルミサッシを止める事になるのでしょうか。高断熱のアルミサッシでも良いと思うのですが理解がまちがっていますでしょうか。

アルミって精製に電力を大量に消費するので、タイトルみたときそちらを問題視しているのかと思いました。
これっすね。
2022年05月31日 17:00
学位規則(昭和28年文部省令第9号)(抄)

(論文要旨等の公表)

第八条 大学及び独立行政法人大学評価・学位授与機構は、博士の学位を授与したときは、当該博士の学位を授与した日から三月以内に、当該博士の学位の授与に係る論文の内容の要旨及び論文審査の結果の要旨を公表するものとする。

第九条  博士の学位を授与された者は、当該学位を授与された日から一年以内に、その論文を印刷公表するものとする。ただし、当該学位を授与される前に既に印刷公表したときは、この限りでない。
やまと人
2022年05月31日 22:24
はじめまして さん
アルミは熱伝導度が高い金属なので、せっかく
窓を二重窓、三重窓にして壁を高断熱にしても、アルミサッシが暖房の熱や冷房の冷たさを家の
外に逃してしまうから、冷暖房の効率が上がら
ないのですよ。
熱が伝わってはいけない所に伝わってしまう、熱橋〔ヒートブリッジ〕と呼ぶようです。アルミではなく樹脂製のサッシにすれば防げます。
私の家も数年前に樹脂サッシ+二重窓にして、窓の結露が全く無くなり、年中快適です。
はじめまして
2022年06月01日 11:58
やまと人さん
ご説明ありがとうございます。なるほど理解いたしました。
枠のフレーム部分からそんなにも熱が逃げるものなのですね。
マンションの断熱等は1枚もののアルミサッシでも、外断熱がしっかりしていて密閉性があれば、かなり効くイメージですが、さらにちがうのでしょうね。
C
2022年06月03日 00:36
今回の記事も興味深く読みました。

自衛隊宿舎の省エネ住宅化は面白いですね。

元ハウスメーカー社員なのですが、その会社の新築ですら、樹脂サッシ+トリプルガラスが標準装備になってました。

長い間日本の住宅の省エネ性能はガチの後進国クラスでしたが、最近はだいぶ改善されたようです。

...と思いきや、最近住み始めた賃貸物件の窓がアルミサッシ+シングルガラスでした。
これじゃ断熱、防音性能がゴミです。

いや〜いまだにこんな建物建てれるんですね〜

清谷さんのように思い切った政策が必要です。
ロハスな人
2022年06月03日 10:22
岸田首相によると“ロシアへのエネルギー依存低減”及び、“脱炭素のエネルギー活用”のためには『原発の活用が必須』だそうです。

『脱炭素』≒『クリーンエネルギー』の中に『無理やり原発を入れている』という詐術をいまだに続けようとしている岸田政権は…。

※表題のメガソーラーや大型風力発電も『ちっともエコではない』ことももっと周知したいですね。
 ソーラーや風力発電は“へき地”に於いて『蓄電池と併用した電力自立』には使えますが、『大規模な商業用』には“発電が不安定”で使いものにならない…ことは知っておきたいですね。

https://jp.reuters.com/article/kishida-city-idJPKCN2MR0SZ
☆ロシア依存低減へ原子力活用、エネルギーに10年で150兆円投資=岸田首相
ロイター編集 2022年5月5日

[東京 5日 ロイター] - 岸田文雄首相は5日、訪問先の英ロンドンの金融街シティーで講演し、エネルギーのロシア依存度を低減するため原子力の活用を進める考えを示した。

合わせて、エネルギー分野に今後10年間で官民協調で150兆円の投資を実現するとした。

https://jp.reuters.com/article/kishida-clean-energy-idJPKCN2N50NC
☆脱炭素分野10年で150兆円投資、政府支援20兆円 環境債発行=岸田首相
ロイター編集 2022年5月19日

[東京 19日 ロイター] - 岸田文雄首相は19日、クリーンエネルギー戦略に関する有識者懇談会で、脱炭素分野で少なくとも10年で150兆円超の投資が官民で必要と指摘した。必要な政府支援額として20兆円規模との試算を示し、GX(グリーン・トランジション)経済移行債で先行して調達すると述べた。
ブロガー(志望)
2022年06月05日 20:29
お邪魔します。
 現実的には省エネ・省資源他の「今できる事」をやりながら将来の可能性を探るしかないでしょう。それと確か小中学生の頃に読んだ公害に関する本で「公害には浪費といったものが大きく関係している」といった事が書かれていました。しかし人は感覚的に理解し難いものを理解する事は以外に難しいです。感覚的に理解し易いのは「変化」であり、例えば省エネ・省資源といったものより「ソーラーパネルや風車を並べる」方が感覚的には理解し易いでしょうから。余談ですが兵站は「兵站無くして戦はできぬ」ですが、それよりも戦車や戦闘機を並べた方が感覚的には理解し易いのかも。それから自動車の場合現時点ではHVで、将来的にEVに持って行ける(その頃には道路の一部で走行しながら電気を受け取れるようになるか)かではないかと思いますが、HVだと日本に主導権を取られる事を嫌がっているのが欧州のEV一辺倒なのではないかと思ったりもします。さらにサッシですが紫外線に曝され続けた場合の耐久性やコスト、汚れや傷が付いた時にどうなるか、廃棄のリスクやコストといった事も考慮する必要があると思われます。最後に河野元大臣ですが、反原発や太陽光といった環境問題に熱心な政治家だと思っていたのですが、省エネ・省資源にはそれ程関心が無いのか、やろうとしても自分はそんなにはいないと思っていたからなのかと思ったりもします。尤もやろうとしても「前線にエアコンとかがあるはずがない。隊員がそんなのに慣れてしまったら前線で戦えなくなるに違いない」とか言い出す輩が出てくるのではないかと。