河野防衛大臣会見(2020.1.28)および(2020.2.28)における質問に対する防衛省の返答

河野防衛大臣会見(2020.1.28)および(2020.2.28)における質問に対する回答が何度も催促してやっと届きました。ほぼ4ヶ月です。女性職員に関しては1年4ヶ月ほどかかっております。

(1)2019年4月9日受領ご質問について
いつも記者会見控え室に2名の事務などを担当している女性がおられますが、彼女たちに関して質問します。
Q:彼女たちの名称、業務を具体的に教えてください。主に防衛記者クラブのケアと考えればよろしいですか。
A:御指摘の職員は大臣官房広報課報道室員です。当該職員は、防衛省組織令第14条に規定する広報に関する事務の一環として、報道向け公表資料の整理・配布、防衛記者会等との連絡調整等を行っています。今般のご指摘を踏まえて、当該職員の業務を改めて精査したところ、その業務の中には、防衛記者会側の用務の一部を補助していると受け止められかねないものがあったことから、誤解を与えることのないよう、一部業務の見直しを行いました。具体的には、見直し前まで当該職員が実施していた、ポットやコーヒーメーカーの準備、防衛記者会借上げコピー機の管理補助、防衛記者会会費の管理補助については、今後、当該職員ではなく防衛記者会が実施することとしました。

Q:事務官の待遇(雇用形態、給与等)を具体的に教えてください。
A:常勤職員です。
Q:彼女たちをどのように採用しているのでしょうか。また採用の際の、具体的な要項を教えてください。過去女性しか見たことがないのですが、採用は女性限定なのでしょうか。
A:国家公務員の採用試験を経て採用しています。また、性別を限定して採用・配置しているものではありません。

Q:防衛記者クラブは彼女たちの給与を全額あるいは部分的にでも負担しているのでしょうか。負担していない場合、それは特定の一民間任意団体に対する公的機関の利益供与となるのではないでしょうか。その法的な根拠はあるのでしょうか。
A:御指摘の職員は、報道向け公表資料の整理・配布、防衛記者会等との連絡調整に従事する者として配置していますが、これは防衛省組織令第14条に規定する広報に関する事務の一環として行っています。このため、当該職員の給与は国が支給しています。

(2)フリーランスの参加について
Q:記者会見に対するフリーランスの参加について、まだいつになるか分からないですが、普通、お仕事というのは、何かしら締切があるかと思いますが、その辺はいかがでしょうか。
A:現在、慎重に検討を行っているところであり、いつまでに検討が終わるかをお答えすることは困難です。

2.大臣会見(2020.2.28)における質問に対する回答
Q:大臣が外遊する際に記者クラブの皆さんが行かれる時に、報道室の職員が個人的
にそれの費用を立て替えているという話があるのですが、この辺は大臣は御存知ですか。
A:大臣が外国出張する際の、同行記者の現地車両借り上げ費等を職員が個人的に立て替えていたことについては、防衛記者会と協議し、今後は、同行記者の現地車両借り上げ費等について、職員による立て替えは行わないことにしました。


とりあえず連絡官の記者クラブへの役務提供の停止と、報道室のスタッフの記者クラブの外遊費の個人立替の廃止は評価します。

ですが、あいも変わらず防衛記者会が了承した、フリーランスの会見参加については未定です。これは2018年末からの懸案です。ところが未だに予定期日すら未定、というのは全くやる気がないからではないでしょうか。まさかそれほど防衛官僚が無能ではないでしょう。
ややっこしい防衛予算の概算要求だって毎年8月末にきっちりだしているわけですから。
しかもぼくはドイツの専門誌の記者という肩書ですが、基本フリーランスです。それが参加しているのですから全く前例がないわけではないでしょう。
これは防衛省が意図的にフリーランスの会見参加を妨害しているのではないかと疑われてもしかたないでしょう。それが誤解であればいいのですが。


■本日の市ヶ谷の噂■
ダイヤモンド・プリンセス派遣の自衛隊医官は医官の充足率が極端に低いために、ほとんど予備自衛官なるも
日当が5日でわずかに6万円でふざけるなと不満爆発との噂。


Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
 
陸自新小銃に多くの課題
https://japan-indepth.jp/?p=52127

防衛省、陸自の新小銃と新拳銃公開
https://japan-indepth.jp/?p=52014

19式自走榴弾砲を安価に調達する方法
https://japan-indepth.jp/?p=51931

日本に最先端戦闘機開発の能力無し
https://japan-indepth.jp/?p=51870


防衛大臣囲み取材は「三密」
https://japan-indepth.jp/?p=51726

European Security & Defence に以下の記事を寄稿しました。
https://euro-sd.com/2020/04/articles/exclusive/17070/bulldozer-contract-win-for-hitachi/



東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。

培養肉がこの先「有望」な食材になりうる事情
環境負荷や食料自給の観点からも期待集まる
https://toyokeizai.net/articles/-/342551

防衛記者クラブの「台所事情」何とも厳しい実態
不要不急の支出、財政破綻の危機を迎えていた
https://toyokeizai.net/articles/-/343696










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この記事へのコメント

やれやれ
2020年05月28日 12:01
「これは防衛省が意図的にフリーランスの会見参加を妨害しているのではないかと疑われてもしかたないでしょう。それが誤解であればいいのですが。」
第三者から見てもそれ以外の何物にも見えないのですが。
そんなに大本営発表機関が大事ですかね。
だから腐るんですよ。


「■本日の市ヶ谷の噂■」
予備自衛官と言うのも酷いですが1日1万2千円?
防護服着て危険な仕事してこれではちょっと...
余程責任感の強い人でもないと次は拒否られそうですね。
不発弾処理もそうですがもう少し危険手当とか
高くしてもいいと思いますよ。
危険度に応じて手当も増やしたほうが良いかと。
ブリンデン
2020年05月28日 12:18
清谷様

失礼ながら、非常に良い(記者クラブからすると嫌な)質問をされますね。

ところで、記者会見へのフリーランス参加ですが、記者クラブが本当に認めているのでしょうか。裏で防衛省側に圧力をかけているような気がするのですが‥
マリンロイヤル
2020年05月28日 20:08
賭けマージャンは検察だけじゃないって事でしょう(笑)
19190213
2020年05月29日 20:27
この国は正論が勝つわけじゃないので注意が必要です。

日常生活いわば平時であれば敵は殲滅できないので引きどころが必ずある訳で、それは相手のプライドを潰さない所で引き代わりに相手の主戦力は潰して置く事が肝要かと思います。

刑務所にぶち込めるとか会社から追うなんてことが出来れば徹底してやれますが、それは難しい。
従って更に追求するならば後半の質問はアリだと思いますが前半のモノは彼らから理解し難い動物的反感を買うおそれがあるとはおもいますね。

理解し難い・・・度し難い連帯感を持たれると時としてそれは利益を考えない報復に及ぶことがあります。
外交官の佐藤優氏が言うように横断歩道の信号を無視することすら人生を損なうリスクを押し付けられることに成り得るのです。(軽微な法律違反でも微罪逮捕或いは別件で・・・・)
勿論記者クラブの方々はそのような権力はありませんが官庁側の利害と結びつけば彼らが平家の禿にすら堕ちることだってあり得る。
記者の職業信条からして政治的妥協も出来ぬことはあるのでしょうが彼らの雄という動物的分野に攻撃をすると”勘違いした”彼らが理解できない事をし始めるかもしれません。
ご留意ください。
aaa
2020年05月31日 08:08
ガンガンいえば、ぶつくさしながら新しいやり方に取り組むのですかね。

ただのおじさんたちというか。

それならそう扱って行くというか。
やれやれ
2020年06月01日 13:42
米国製戦闘機は制限が多く航空ショー向き?Su-35こそインドネシアに最適か
https://grandfleet.info/indo-pacific-related/su-35-is-best-for-indonesia/
本当かどうかまでは分かりませんが、ブラックボックスだらけの米国戦闘機では米国の意に沿わない戦闘行為を行おうとしたら米国側からストップを掛けられるソフト(爆弾かも?)が組み込んであっても不思議では無いですね。相手をロックオンしてトリガを引いたらミサイルが発射されないとかコンピュータが自爆して操縦不能に陥るとか。

マレーシアの事も書いてありますがなぜマレーシアが不便にもSu-30とFA18を運用(Mig29は退役)したり軽攻撃機もホークとMB339と英、伊からわざわざ2種類揃えるのか。運用上も整備上も面倒くさいだけだと思いますが統一する気は無いようです。どこかの陣営の影響を一方的に受けにような政策を取っているらしいのですが、そう考えるとインドネシアも迂闊にF16Vにって訳にもいかないと思われても仕方ないかも知れません。

でも日本は米国と手を組んだ。ブラックボックスからは逃げられずどういう意図があって日本主導と言うのやら。どう米国を使うつもりか戦略も戦術も見えませんな。予算が尽きるのが先か頓挫するのが先か楽しみにしておくべきなのでしょうか。
やれやれ
2020年06月01日 14:43
ブルーインパルス飛行「プロセスはどうでもいい」 経緯明かさぬ河野防衛相に疑問の声
https://mainichi.jp/articles/20200601/k00/00m/010/100000c

河野さんも駄目だね。信じられない事を言っているな。
普通の会社ではありえない。それを突っ込まない記者もどうだか。
普通なら厳しく追求し議事録を公開させる位でないといけないのに。

「発案者について問われ「やるということが大事なのでプロセスはどうでもいいだろうと思う」」
何でもそうだと思いますが何か事業を行うと言うことは意思決定のプロセスこそが重要であり実行プロセスはその決定にしたがって作業をした結果。誰が決めたのかも分からないけど取り敢えず飛んでみましたなんて馬鹿なことが認められるわけがない。
ブルーインパルスが独自に決めて勝手に飛んだと?そんな訳が無い。事前に周知させていたんだから最低限防衛省、空幕の中では話が通っていたはず。公文書をきちんと残す、議事録をきちんと残すと言った舌の根も乾かないうちにコロナ専門家会議の議事録を残さない、ブルーにしても意思決定プロセスを残さないとなったら
今までの安倍政権と何ら変わらない。国の運営が出鱈目すぎる。
随意契約が多いのに謎企業に発注多い。どうやって企業選定したのかも分からないでは恣意的のそしりは逃れられないだろう。駄目だこいつら。