2017年11月パリ日記 その6 連発銃とミッシェル・ロスタン
昨日は久しぶりにアンバリッドの陸軍博物館に行ってきました。近くにはエールフランスの本社があります。
今回は初期の連発銃を中心に見学。陸軍博物館については後日紹介する予定です。
その後はマレ地区へ。写真は腕時計ベルト専門店。NATOタイプのベルトの品揃えが結構ありました。カラフルなNATOタイプのベルトが流行っているのは日本だけじゃないんですね。
ファラフェル屋さん。このあたりは元来ユダヤ人街で、ユダヤ人向けのレストランも多いです。
盛りのいいファラフェルサンドイッチは6.5ユーロで美味。ここは人気店のようで、イートインもできます。
二つ折りメガネの専門店。便利そうですが、日本人の顔にはフィットしなさそう。こういうものを見つけるのもビジネスや書く方の仕事の能力の維持に役立ちます。
Gショック専門店。
なんともなショーウィンドウのディスプレイ。
その後ピラミッド界隈で友人にあい、ユーゴー&ビクトルでお土産のお菓子を。スタッフがここも日本人の女性でした。前回までは違いましたが。
夕食はミッシェル・ロスタン。前日のタイユバンと同様に二つ星で、タイユバンのわりと近所です。三つ星のレストランはいつも何か挑戦を強いられて、キテレツなメニューをだすところもあり、対して二つ星は割合伝統を重視した手堅いメニューをだす店が多いようです。欧州防衛産業の接待ではなく、自腹です(笑
まずはソムリエお勧めのシャンパン。銘柄は失念。辛口で軽めで美味。
突き出しが3種も。まずは串に刺した小さな鰯のサンドイッチ。次いで3種盛り合わせ。
最後の突き出しはフォアグラが入った、アーティーチョークなどが入ったスープ。
バターのお皿、というよりも陶器製の台。バターにはMRと店のイニシャルが。
パンはこれを含めて3種類。どれも歯ごたえがしっかりして美味。余りを持って帰りたかった(笑
今日は連れと2人とも前菜、主菜とも同じモノ。店のおすすめを選びました。ホタテのクリームソース添え。ベースはマッシュポテトで、ソースに白トリフュが入っており、その上から更に白トリフュを削ってかけてくれます。白トリフュはこの時期の季節モノで、ごく短期間しかありません。
ワインはソムリエにお任せで、前菜、主菜に合わせたグラスワインを。これは前菜用のブルゴーニュの白ワイン。
主菜はジビエの野ウサギのロワイヤル風。中にフォアグラと黒トリフュが入ってます。気前よくソースを何度も足してくれした。付け合わせはチーズを練り込んだパスタ。タイユバンもそうでしたが、流行かも。もとは日本の鍋とかの〆の麺類がヒントだったりして。結構フランスのシェフたちは和食大好きですからあり得ない話でないかと。ぼくは普通のウサギは変にモチモチした食感が嫌いなのですが、野ウサギは全く違います。
ワインはブルゴーニュの赤。
よそ様のテーブルのドーバーソール。とっても巨大。60センチぐらいはありそうでした。いったんテーブルに焼き上がったものを見せて、このようにメートルが切り分けて、最後の仕上げを。これが2人前。
オマールもここ々の人気メニュー。同じようにまるごと調理したものを客に見せて、それから殻を割ってサーブします。やっているのは恐らくここの大将。
次回はドーバーソールに挑戦しようと野望を持ちました。
これもお勧めの洋梨のスフレ。洋梨のシャーベット添え。最後にどばどばっとこれでもかと洋梨のソースを注いでくれます。ちょっとスフレは重かった。アイスクリームにすれば良かったとちょっぴり後悔。
最後はダブルエスプレッソとサービスのプチフール。
最後はダメ押しの焼き菓子のプチフール。
■本日の市ヶ谷の噂■
30DDのマストを担当する天下り多数の某海自フロント企業は「ウチが作れないということは世界中で作れる会社がないということだ」と断言し、旧態依然のシステムを提案し、関係者の失笑を買ったとの噂。
この記事へのコメント
しかし見てるだけだとフレンチって結構重そうですね、食べてみれば案外サクッと食べられるのかも知れませんが最近弱り始めた我が胃腸にはウプッとなります。