アメリカの常識は大丈夫か?- ブッシュ批判のTシャツを着た女性、搭乗拒否を受ける。

 サウスウエスト航空の米国内線で、ブッシュ大統領をおちょくったTシャツを着た女性が搭乗拒否にあったという事件です。件の人物はワシントン州在住の材木商、ロリー・ヒーズリーさん。
 同乗した他の乗客から苦情があったとして航空会社から「Tシャツを脱ぐが、裏返して着るかしないと飛行機に乗せない」と通告されたそうです。

 これがエジプトとかクェートとか北朝鮮とか中国とかリビアとかキューバとかサウジアラビアとか「政治的自由が抑圧されてる、ないしは制限させれている国家」ならともかく「民主主義の総本山」を自認するアメリカのことですからね。開いた口が塞がりません。

 大体アルカイダとフセインを一緒くたにして無理矢理戦争はじめて、その後ケツを拭くことができず、我が国を含む他の国の手まで延々下痢便を垂れ流すケツを拭いている、というのがイラク戦争とその後のイラクでの軍事行動でしょう。ブッシュ政権に理なんぞありません。

 日常の場で為政者を批判できるのは民主国家として当然でしょう。航空会社にその権利を奪う法的根拠はないでしょう。これからは機体に「共和党員以外搭乗お断り」とでも大きくプリントすべきでしょう。
 また、同社は存在そのものがアンチ・ブッシュのマイケル・ムーア氏には搭乗拒否をするんでしょうか。聞いてみたいものです。当然ながらヒーズリーさんは民事訴訟を起こすそうです。

 まあ、アラバマだのノースダコタだのの田舎町でレッドネック(田舎白人)が酒場あたりでからんできたというなら話なら別ですが。まるで公民権運動時代に時間が遡ったようです。

 これでよく、お節介にもイラクを民主国家にしようなんぞといって未だに「支那事変」やってる国なんですからね(以前から私が書いているように現在のイラク戦争の性格はベトナム戦争というより、かつての「支那事変」相似しています)。
 その「支那事変」による不協和音が徐々に米国民の深層心理を蝕みつつ、あるこの一例のような気がします。

 無論何らかの国家の式典や公的行事など場であれば、彼女の行為は非難されるべきでしょう。
 ですが、国内線の航空機で移動という日常生活の中で、このような扱いを受けるのは異常でしょう。

 この事件はアルジャジーラや、反米感情の強い国にさぞや恰好のネタを与えたことになるでしょう。

2005年10月07日20時33分
http://www.asahi.com/international/update/1007/011.html

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この記事へのコメント

truely_false
2005年10月09日 01:54
たぶん、放送禁止用語でも使ってたんじゃないですかね。アメリカのサヨクは下品ですから。
キヨタニ
2005年10月09日 12:13
いやー、左翼に限らず下品ですよ(笑)
それだけ社会が余裕をなくてしてるんじゃないでしょうか。
maro
2005年10月09日 18:25
そういうところに寛大なのが、アメリカのいいところでもあったのに。。。
まぁ、日本でもタブーって色々ありますけどね。
キヨタニ
2005年10月09日 18:50
 ぼくのデザインしたTシャツも悪意の塊みたいのが多いですが。日夜タブーに挑戦しております。
 しかしこの件は大人気ないですよね。アメリカに精神的余裕が無くなってきた証拠ですね。

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