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zoom RSS 東芝潰すべし。当事者能力と意識の欠如した企業は生き残れない。

<<   作成日時 : 2017/03/31 13:21   >>

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東芝は聖域なき改革と行うといいつつ、防衛部門を「聖域」として残すようです。
恐らくは色々なしがらみからでしょう。かつてニッサンが経営危機に陥ったときは、ゴーン社長はロケット部門をIHIに売却しました。

ところが、東芝は虎の子のメモリー事業も事実上売却するのに、たいした利益もでず、今後も売り上げが拡大する訳でもない防衛部門を温存するということです。
東芝の経営陣には当事者能力も意識も欠如しているとしか言い様がありません。つまりは無能です。


東芝、防衛分野の半導体事業は継続 安保に配慮
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFS30H3E_Q7A330C1MM8000/


>東芝による事業売却を巡り、東芝が探知レーダーなど防衛分野の半導体事業は継続する
意向を防衛省に伝えていたことが30日、分かった。

>東芝の半導体を組み込んだレーダーは探知能力にすぐれ、海上自衛隊の最新鋭哨戒機
「P1」や弾道ミサイルを追尾する航空自衛隊の警戒管制レーダーに使われている。こう
した半導体は特注品で、東芝内のカンパニー「インフラシステムソリューション社」内の
事業部が製造している。

 同カンパニーは東芝傘下に残るため、防衛用の探知レーダーや情報収集機器向けを扱う
部門も存続する。東芝は防衛装備庁に同事業は売却しないと伝えたほか、分社化した半導
体メモリー事業の売却後も技術者流出は防ぐと説明している。


東芝社長「聖域なき事業売却検討」 米ウエスチングハウスWH破産法申請
http://www.nikkei.com/article/DGXLASDZ29HKC_Z20C17A3000000/?dg=1&nf=1

>綱川社長は「株主や投資家など全てのステークホルダーに迷惑と心配をかけたが、今後
の健全な経営に向け、海外原子力事業のリスク遮断を確実なものにしたい」と語った。
「一時的には追加損失が膨らむが、半導体メモリー事業への外部資本投入に加え、聖域な
き事業売却を検討していく。『新生東芝』として安定的な利益の確保と財務基盤の強化に
全力で取り組む」とし、エレベーターやビル管理などの社会インフラ事業を軸とした事業
の再構築を進める。



率直に申し上げて、東芝にできることは他のメーカーにもできます。
しかも空自の偵察ポッドでも明らかになりましたが、能力が不足している装備も多々あります。
ご案内のポッドは国産といいつつ、中身は殆ど外国製。しかもシステムインテグレータとしての能力が低いので
空自に採用されなかった。通常大概な屑でも黙って防衛省は引き取るのですがね。

例えば81式短距離地対空誘導弾なんて、発射まで時間がかかりすぎ、実戦では使い物にならない。
しかも、試射もろくにしたことがなく、値段は他国の数倍です。


同じ分野でそれぞれ縄張りをもって小さな商売しているから、R&Dの費用もまともに投入できない。
本体に比べて売り上げが小さいので、エース級の人材は入れない、他国に比べて一人の設計者が
一生に開発できる装備は極めてすくない。

つまり本業に対する、スピンオフ効果は殆ど期待できません。

東芝は今度の決算で国内メーカー最大の1兆円を超える赤字をだしました。
しかもこの先10年は、東芝はまともに利益を出すことは難しく、防衛部門に対する投資もまともにできないでしょう
防衛部門を温存している余裕なんぞないはずです。

東芝は中国とか外国企業の手に防衛部門の技術が流出することを防ぐことを理由にしていますが、別に国内企業に売ればいいじゃないですか。そうすれば小さい規模の商売が乱立している、日本の防衛産業の再編にも弾みがついたでしょう。

要はOBやら天下りやらのしがらみがあって、手をつけられなかったということです。

いっそのこと防衛省が5年くらい東芝からの調達を止めればいいんです。そうすれば撤退せざるをえないわけです。

今回の件では防衛装備庁、経産省の指導力も問題とされて然るべきだと思います。


こういう会社を税金使って生き延びさせようというのは犯罪的ですらあります。こういう企業は潰れて淘汰されるべきです。

安倍内閣が力こぶをいれて企業統治のガイドラインを作らせたのがいわゆる「伊藤レポート」です。
http://www.meti.go.jp/press/2014/08/20140806002/20140806002.html

東芝はその優等生でした。ところこの有様です。
率直に申し上げて、「伊藤レポート」はアメリカ背筋資本主義の猿まねをしようというものです。
るROE(自己資本利益率)を増やせ、社外取締役をいれろ、株主の権利だけを守れと。

その結果無理な短期の利益を出そうとして不都合な欠損を隠蔽、粉飾決算をしたけども、社外取締役が無能でそれを見抜けなかった。

現在の米国資本主義は19世紀の資本主義そっくりで、資本家だけが肥え太るのが正しいというシステムです。
四半期ごとの利益を獲得するために、長期投資を行わない、工場を売却する、利益が出ていてもリストラして、それで儲かったら株主とストックオプションで経営者が山分けです。

内部留保が少なくなるので、中長期的な企業の体力はなくなる。R&Dがまともにできなくなるので、ベンチャー企業を買収する。

ですから米国の防衛産業は基礎研究を減らし、既存の兵器の改良ばかりでしのいでおります。
年季の入った開発者や生産ラインの人間を安易にレイオフするのでさらに開発力は落ちています。

結果、中間層が下層に転落し、下層労働者が職を失う。
これが「正しい経済政策」であるとアメリカ政府やメディアは主張してきました。これの対する不満が爆発したのがトランプ大統領の誕生やサンダース候補の登場です。


「伊藤レポート」の提言を愚直に行うならば、日本企業はその強みを失い、東芝のような企業が続出するでしょう。

これに対して警鐘をならしているひとも少なくありません。原 丈人氏もその一人です。


「公益」資本主義 英米型資本主義の終焉 (文春新書)
文藝春秋
原 丈人

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この本を読めばアメリカ式株主資本主義がどれだけ経済を歪め、国民を不幸にしているか分かります。
そして、原 丈人は安倍内閣の内閣参与でもあります。
こういう人から話を聞いても、アホノミクスを止めようとしない。
アベノミクスで儲かったのは一部の輸出が多い大企業と株で儲けた投資家だけです。
その株式投資家の7割は外国人であり、もうけは外国に貫流されました。残る国内投資家も生保などの機関投資家が殆どで個人投資家は極めて少ない。

それでいて、円安でインフレ誘導して物価があがり、増税をし、社会保障費を大幅に引きあがたのですから、GDPの6割の消費が増えるわけがない。しかも税金をジャブジャブ使って国の借金を増やしている。将来は大増税、社会頬消費の負担増、年金の減少を警戒する庶民が金を使うはずがない。


2月の実質消費支出、前年比3.8%減 市場予想2.1%減
http://www.nikkei.com/article/DGXLASFL29H57_Z20C17A3000000/


雇用環境が改善したのはアベノミクスの手柄ではなく、就労人口の減少が原因です。

つまり儲けたのは外国人投資家と機関投資家だけ。これで景気がよくなるわけがないでしょう。

東芝問題を見るときに安倍政権のアメリカ資本主義のサルまね政策にも注意するべきです。
おサルが政権と経済を運営しているんですから、こんな危険なことはありません。












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内 容 ニックネーム/日時
清谷様

東芝の債務超過や経営危機を招いた背景として、1 社内にはこびる官僚主義で硬直化した社内文化 2 経営陣に決断力や行動力がない 3 社内のコミュニケーションや情報共有に乏しく 経営陣が裸の王さまになっている。4 人使いが荒く、優秀な人材はさり、残りはカスで、士気が上がらない。
以上私の妄想です。東芝も太平洋戦争末期の日本軍に似た状況かなぁ?と思い。経営再建には若手社員の重役登用や社外からの人材登用という破天荒な人事も必要ではないでしょうか?老害が存在したままだとリストラしても元の木阿弥でしょう。
元キャプテン
2017/04/01 13:56
東芝があれだけ企業としての存続の危機に至っても防衛部門の維持に拘るのは正直首を傾げますね。
島耕作がトップにいたらそういう選択をしたでしょうかね・・・
まぁ、御説の通りに防衛部門を切り捨てさせて経営資源を再建に集中してもらった方が東芝のためにも防衛産業全体のためにも良いかも知れませんね。
少なくとも実戦でモノの役にも立たないポンコツを納入される事が減るでしょうから・・・
八王子の白豚
2017/04/01 18:19
お邪魔します。

>東芝は虎の子のメモリー事業も事実上売却するのに、たいした利益もでず、今後も売り上げが拡大する訳でもない防衛部門を温存するということです。

 「もう競争はできない(勝てない)から、国に依存して生きよう」という事ではないかと思われます。

>現在の米国資本主義は19世紀の資本主義そっくりで、資本家だけが肥え太るのが正しいというシステムです。

 「プロテスタンティズムの勤勉・禁欲精神が資本主義を作ったが、資本主義ができてしまうとそれ自体が自己運動してそれに適応した人間を作るようになり、精神自体は消え去ってしまった」のではないかと思われます。日本でも山崎闇斎・浅見絅斎の尊王思想が明治維新を支えましたが、明治以降は顧みられる事はありませんでした。また征服で拡大したローマ帝国がその限界に達して退廃したように、「成長できるところは皆自分で成長し、残ったのは成長させようとしてもできないところだけ?」という「成長の限界」に達した事が資本主義の変質をもたらしたのかも知れません。

>東芝問題を見るときに安倍政権のアメリカ資本主義のサルまね政策にも注意するべきです。

政権当事者にとっては今の選択が「自分の目先の摩擦が最小になる選択」かも知れません。
ブロガー(志望)
2017/04/01 21:38
>81式短距離地対空誘導弾
後継の12式はいちいち弾体をコンテナから発射機に移す必要があり、だいぶマシになったようですが。
性能はともかく値段が諸外国の数倍の装備品は東芝製以外にも多数ありますし、他の企業に防衛部門を売却したところで大した改善は望めないと思います。
一読者
2017/04/01 22:57
あなたのことはよく存じ上げません。ただ東芝社員の家族の一人としては、あなたのブログタイトルに苦しめられています。
苦しめられてます。
2017/04/02 20:45
逆恨みですよ。経営陣、そして経営をチェックする労組も当事者意識も、危機意識もなかった。会社がダメと思えば転職すればよかった。
ぼくを含めて外部からの批判もあったが無視してきたわけです。自分たちの過ちを振り返らず、周囲を悪者にして被害者ズラするのは不愉快です。文句があるなら経営陣と労組のえらい人にいうべきです。
キヨタニ
2017/04/02 21:57
ホリエモンはすぐに捕まったのに、これほど悪質な粉飾やっていて、誰一人つかまっていない。羨ましいですなあ。
さすが歴史ある大企業は違いますなあ。
キヨタニ
2017/04/02 22:02
苦しめられています様へ

官僚機構であれ、民間企業であれ、組織というものは変わらなければ衰退・消滅する運命です。
やはりどの組織も時代やニーズに嫌でも対応しなければならないでしょう。
会社や組織にしがみつく又は依存する考えは私の考えとしてリスキーではないでしょうか?依存は楽ですよ。確かに。 宿主が滅びたらおしまい。会社も生き残りのため、分社化したり、多角経営してダメージを少なくしていますし、採算や将来性の乏しい事業は縮小・撤退するのは当たり前です。
経営陣や幹部は旧態依然で過去の栄光を捨てきれない。
その程度の組織だったということです。
元キャプテン
2017/04/04 00:09
東芝、ニュージェン社株式を仏ENGIE社から買い取りへ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170404-00000083-reut-bus_all

> ENGIEは東芝の米原発子会社ウエスチングハウスが米連邦破産法11条の適用を申請した場合、東芝からニュージェン株を買い取るか、東芝にニュージェン株を売却するか選択できる契約になっていた。

仏企業にクズ株を全部押し付けられた東芝。足元を見られたのかなあ…
通りすがりのサラリーマン
2017/04/05 06:45
清谷様に質問

清谷さんは会社を経営していると存じ上げています。
そこで同業他社又は取引先の会社で倒産した会社の特徴や共通点をご教示願いますでしょうか?
ついで倒産寸前の兆候とどういうものがあるのでしょうか?今後の向学といたします。
元キャプテン
2017/04/05 20:04
当事者意識と危機意識の無い会社ですね。
あとは旧態依然と、10年前と同じことを漫然とやっている会社。同じ商売しても、時代に合わせて変革が必要です。

前兆は難しいですね。隠しますからね。メディアや同業者からの噂などで分かる場合もあります。
キヨタニ
2017/04/05 20:59
清谷様

御教授に感謝申し上げます。当事者意識なし、危機感なし、旧態依然、前例踏襲主義、まさに古巣の職場の自閉隊と同じです。自閉隊は稼ぐ組織でなかった。存在するためにあるんだ。会社組織と比較するのはナンセンスでした。
元キャプテン
2017/04/05 21:41

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