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zoom RSS 陸自の改変は人民解放軍に劣るんじゃないかな

<<   作成日時 : 2016/03/14 11:43   >>

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 さて陸自では陸自総体が発足しますが、既存の方面隊は廃止というはなしもありますが、そのまま温存されます。対して中国の人民解放軍では7つの軍管区が5個戦区に変更となります。また兵力も30万人削減されます。無論中国では共産党と軍の間の微妙な関係があり、必ずしも我が国と同じとは言えません。とは言え、政府が主体性をもって軍を変革することが可能なわけですが、我が国ではそれができません。


 実際問題として方面隊、方面隊総監部って必要でしょうか。
 陸自の師団は諸外国では概ね旅団程度の人員、編成です。そして旅団は連隊戦闘団程度でしかありません。
例えば、唯一の機甲師団である第7師団は英陸軍の機甲歩兵旅団と同程度の人員で、しかも先方の方が装甲車両は遥かに充実しております。英軍ではこの機甲歩兵旅団3個で一個機甲師団を編成しております。英陸軍は現役兵力88300名(グルか含む)これに旅団規模の海兵隊が約7000名おり、これを加えても約95,000名です。そして歩兵連隊は1個で7個歩兵旅団と1個兵站旅団からなります、つまり二個師団しか陸軍には存在しません。

 対して陸自は9個師団、6個旅団体制です。しかも師団、旅団には多くのタイプがあり、バラバラで定量化できないので、大規模な動員をかける際に作戦の策定が極めて困難であるという弱みもあります。
 師団、旅団の基幹となる、普通科連隊は実質大隊規模に過ぎません。ですから旅団は3個普通科連隊が基幹あっても実際は一個連隊規模でしないわけです。
 陸自の普通科連隊を一佐が指揮し、実質連隊戦闘団にすぎない旅団、旅団に過ぎない師団を2個★の将官である将補(少将)が指揮するのは階級インフレもいいところです。

 
 例えば現在陸自の旅団3個で1個旅団とカウントするならば2個旅団、現在の陸自の師団を旅団とカウントするならば、併せて11個旅団に過ぎません。これら旅団3個で一個師団を編成すれば4個師団、4個旅団で1個師団であれば3個師団に過ぎません。

 そもそも諸外国では近年では、旅団をまとめて師団として運用している国が多くなっております。師団と旅団を混合しわざわざ使いづらくしている国はあまりないでしょう。


 ところが方面隊は諸外国では師団の上の軍団あるいは軍、です。実際英訳ではARMYと訳しております。例えば西部方面隊であればWestern Army です。

 例えば東北方面隊は2個「師団」ですが、これを「師団」と扱ってもわずか2個師団で軍団、あるいは軍を名乗るのはいかがなものでしょうか。東部方面隊に至っては1個師団、1個旅団に過ぎません。

 現在の師団・旅団を11ないし、12個の旅団に再編し、これを3個で一個師団を編成するにしても4個師団に市議ません。これで「方面隊」が必要なのでしょうか。

 個人的には陸自総隊ができた際には5個方面隊を3個に再編し、しかるのちに師団・旅団の再編成を行って、3〜4個師団にして方面隊を廃止すべきと考えます。それでなんの問題もないでしょう。
  あるいは旅団数を削減し、その分兵站や施設などの部隊を充実し、各師団に十分な支援部隊を配するべきでしょう。

 こうすれば、不要な水ぶくれの部隊を絞り、また不要な中間関節組織を廃せるので、将官や高級将校のポストも大幅に削減できます。

 あるいは現代的な戦闘部隊を2個師団程度にして、残りは後方警戒や災害派遣を主とした軽装備の旅団にするということもいいでしょう。
 更には、人員を削減し、その分を人員不足の海自に振り向けることも検討すべきです。

 水で10倍に薄めたような名前だけの師団、旅団が幾つあっても実戦には役に立ちません。
 こういう改革は当事者にはできません。政治が主導力を持って行うべきです。この点は中国共産党を是非見習ってもっと軍事に興味を持ち、指導力を発揮して欲しいものです。

  軍事に無知で、丸投げするのが文民統制ではないでしょう。
 







 

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コメント(43件)

内 容 ニックネーム/日時
でもまぁ、アレ総理をはじめ与野党の議員センセイ方は憲法や法律を変えるかどうかには熱心ですが、自衛隊の組織編成やら実態には何ら興味はないようで。
KU
2016/03/14 12:58
おっしゃるとおりだと思います。
各司令部や本部の数が多く、結果として幕僚が不足→激務→鬱病でリタイアする奴が出る→残された人間はさらに激務
のループ状態で、内部でできるはずの改革にも手をつける余裕がない現状。
「用意周到 動脈硬化」は今や動脈硬化だけですよ。

MAJ
2016/03/14 15:57
清谷様へ

将官や1佐職のおっさんがこの記事を読んだら、怒り心頭であの野郎、ぶっ殺してやる!と思っているのではないでしょうか?
清谷さん、私の前の会社=陸自のリストラ案ですが、余剰になった将官や1佐は職を失い、転職しますが、彼ら果たして再就職できるんですか?資格やスキルもない。頭を下げたことない、威張り散らすしか能がない、階級章という過去の栄光にしがみつく、プライドとメンツの塊のおっさんに雇う会社ないんじゃないですか? 会社経営や自営しても武士の商法で、経済の知識は中学生並み、潰れるのは火を見るよりは明らかです。元将官がある工場に働いていて、自分の息子と同じくらいの工員にどつかれて耐えれるんですかね?ショックで自殺する人もいると思います。でも清谷さんから言わせれば浪花節で、甘えるな!と怒られますが。
元キャプテン
2016/03/14 19:15
清谷様

リストラの私案として
1 地方協力本部の廃止
現行の法令として役場が募集事務を行う。
この原則に戻ることですね。情報化時代に若者は慎重に職を選びます。また公務員で勧誘しているのは自衛隊くらいなものでしょう。地本の要員を部隊に復帰させます。援護は昔に戻し、業務隊が行います。地方局から各県庁に連絡官を派遣すれば事足ります。
2 地区病院の売却と指定管理者制度
医療者を中央病院、衛生部隊、基地・駐屯地医務室へ集約して充足率を高めます。地区病院を医療法人に売却したり、指定管理者制度で運営する。公立の病院や介護施設でも指定管理者制度を導入しています。
3 防衛大学校の廃止
土地・施設を売却して国庫に金入れます。
幹部候補生学校を拡充・教育期間を延長します。幹部養成校は1つで十分。
土地・建物を売却すれば相当のお金を国庫に入り、浮いた人材を現場に補充できます。自衛隊は甘いですよ!人手が足りないとか言う前に削るもの削ってから主張すべきです。足りぬ、足りぬ、工夫が足りぬではありませんが。大企業の東芝で1万人リストラされます。また台湾の企業に占領されたシャープでも何千人単位でリストラされます。重役や部長クラスも引導渡されます。自衛隊のリストラは東芝やシャープと比べれば、幼稚園の砂遊びですよ。
元キャプテン
2016/03/14 20:29
ポストが一つ多いだけで直属隊が数十人必要になり、
それらの人員は各部隊から引き抜かれ、
結果として現場は人手不足になるという悪循環。
陸自の佐官、将官のポストは今の半分にするしかないでしょう。
部隊の数を減らして、兵隊を集約するしかない。
だってポストの下に、それに見合った兵隊の数が存在していないのだから。
大隊でしかない部隊を連隊と呼んでますけど、
実戦で敵の連隊に、陸自の連隊をまともにぶつけるつもりなんですかね?
三倍の数とまともに戦わされたら、米陸軍だって苦戦しますよ。
陸自なら、ボッコボコにされかねません。
各部隊の戦車の数は全盛期の三分の一。
そして更には、三分の一になった戦車を全て動かすだけの人間が在籍していないという現実。
施設部隊なんて、持ってる車両を全て動かすのに必要な人員の半分しかいない。
政権は、海兵隊だの離島部隊だの景気がいいこと言ってますが、
これで更に離島や海兵隊に人を割いたら、もっとスッカスカになりますよ。
今の陸自の人員数では部隊は増やせません。
部隊廃止して集約しないと、陸自は終わってしまいます。
張子の虎にウンザリ
2016/03/14 23:14
普通科連隊は50近く存在します。また、奈良県や岐阜県を除いて各都道府県に駐屯地や分屯地があります。
各地方の駐屯地が期待されるのは現地の若者の雇用=学校給食の食材と同じく地産地消、災害の時の万屋、補助金という名のタカリの名人、住民税のアップ、駐屯地域の商店街の消費ですね。地元の若者は愛国心で入隊したわけではありません。村役場や農協に就職するノリです。永田町の先生方はわかっていない。国会では9条に固執する神学論争という名の禅問答になる。ある防衛大臣は安全保障は素人です。素人が大臣やるのがシビリアン・コントロールと抜かす。石波先生、前原先生、長島先生は軍歴もないけど見識を持っています。清谷さんも軍歴がないのに将官や1佐級の高級幹部を論破できます。
元キャプテン
2016/03/15 11:33
私が現役時代、ある武官団が職場に研修・見学に来ました。あるイギリス軍の中佐は、私に小声でこんなことをささやきました。
あんたら=自衛隊を軍人だと思っていない。武装公務員だ! 石破先生の著書を引用すると試合のない運動部、お客様のいない商店、圧力団体なし、自閉隊と揶揄しました。
我が街の市役所においても行政サービス満足度調査とか市民団体という圧力団体が存在します。
病院でも病院ランキング本とか本屋で売られ、患者団体が圧力団体となっています。
学校でも有名大学合格とか評価され、PTAが圧力団体となっています。
市役所、病院、学校は公的サービスであり、市民生活に直結します。なにせ、防衛は外交と同じく、市民生活に関わり合いがなく、競合する相手もなく、圧力団体もありません。顧客という概念が乏しいのでしょう。
でも自衛隊もある意味サービス業なんですよ。セキュリティーサービス=弾道ミサイル防衛や行政サービス=災害派遣、外交サービス=PKOなど
まぁ現役隊員にこんな質問すると、おそらく7割はこう答えるのではないでしょうか?
Q あなた誰のために働いているの?
A 上司のためです。部隊のためです。
若い頃、こんなことを言う佐官の上司がいました。
俺のために働け!
だから、衛生学校の腐敗の問題が起きるわけだ。
元キャプテン
2016/03/15 13:05
清谷さんが以前から指摘されてるように師団司令官が陸将。陸軍中将なんて階級インフレというか大問題です。海外に出かけていって米軍やNATO軍とバランスがとれないでしょう。
ペンウッド卿
2016/03/15 19:40
お邪魔します。

 何が合理的かは目的によって異なります。陸自は「海上・航空優勢喪失下という言わば"袋のネズミ"状態での戦闘」を想定しているのではないかと思われます。そうであれば「正面装備偏重」「兵站や医療の軽視」「地続きでないわりには数が多い(所謂"員数"でも)」の説明が付くと思われます。尤も上記の状態において敵が被害覚悟で上陸し地上戦を行う可能性は高いと思われないので、「そういう状況でも想定しなければ陸自の存在価値が疑われる」というところでしょうが。

 ですから目的を「より可能性があり、かつ実現可能」なものに変える事が必要で(例えばパワーバランス・抑止力等、但し全く同等になるわけではない)、それは「政治」の領分と思われますが、「こちらが誠意をもって接しさえすれば必ずうまく行く」というのが「日本の政治・外交」なので、「パワーバランス・抑止力」といったものが入る余地は無いのではないかと思われます。
ブロガー(志望)
2016/03/15 23:15
読んでて複雑な気持ちになりますね。
リストラされる人のことも考えるとバッサリやるのもどうかと思いますが、組織がピラミッド状にならずに上に大きい組織がいくつも併存しているのは凡そ組織として健全ではありません。
やっぱり戦争を想定した組織作りに失敗しましたね、防衛省は。
八王子の白豚
2016/03/16 01:57
この問題の根源は、予備役がいないことですよね。
防衛省も一度減らした定数は必要となっても二度と増えない、という恐怖感が先立っているんではないですかね。

警察や海保、消防だけではなく、一般公務員も含めて幹部自衛官の人材をプールしておくようなシステムを作るべきです。
ま、それとても新たな利権になるんですけど、硬直した頭でっかちな組織のままよりはマシです。
てっく
2016/03/16 19:54
将官、将校様のクズっぷりと無能っぷりは旧陸軍の申し送りですからね。
伝統みたいなもんですよ。
元黒塗輸送担当
2016/03/17 00:17
元黒塗輸送担当様へ

元将校の私がこんなことを申すのは何なんですが、クズもいればリスペクトできる人材もいます。しかし、将官や1佐になるためにかなり勉強したり、政治家・官僚にパイプを構築したりして彼らなりに苦労・努力しています。
クズになるのは私益に走る、地位を得たので階級章にふんずりかえる。若い幹部時代、ゴロツキ陸曹にいじめられて腹いせで威張りちらす。様々です。
本来高い地位の方は気骨があり、謙虚さが大事なんですが。
元キャプテン
2016/03/17 17:59
米陸軍を手本にしていたら旧陸軍の劣化コピーが出来たでござるの巻。
きらきら星
2016/03/17 22:23
今現在ふんぞり返って現場に無理難題を吹っかけている偉いさんも、昔から偉かったわけではなくて、
若い時は現場担当者としてそれなりに苦労してきたはずなんですけどねえ・・・
なんで偉くなるとああなっちゃうんだろう。階級って魔物なのかしら。
とくに田舎の部隊長兼駐屯地司令とか、同じ駐屯地に総監や師団長が居なければ文字通り王様でしょう。
外の法律に触れない限り指導と称して何でもやらせることが出来る。
その地位に就いたら最後、普通の神経の人間は多かれ少なかれ舞い上がっておかしくなるんじゃないかな。
もちろん正気と良識を保ち続ける人もいますが、狂ってしまう人も多い。
蠅の王ってやつですか。怖いぜ。
きらきら星
2016/03/18 09:58
清谷様へ

御質問ですが、清谷先生のリストラ案で余剰となった将官や1佐職の再就職先やアフター・フォローはどのように考えているのでしょうか?ご教示ください。
私見ですが、年収1千万の組織の重鎮のポストの方々がプライドを捨てて、中小企業の年収200、300万円代に耐えれるのか?自分の子供の同世代の上司の命令に従うことができるのか? なにせ権威とメンツの塊のおじさんですから非常に再就職は厳しいと思います。また、起業するにも頭は硬い、世間知らず、商売の経験がない。成功は極めて難しいと思います。
その根拠として、現役時代調達の仕事をして、防衛産業の営業マンから上級幹部出身者の悪評をよく耳にしました。また総監部援護班長経験したある部隊長から 就職するにも選り好みしすぎで採用後勤務態度がよろしくなく、威張り散らしているとの悪い噂を聞きました。当然、全てではありませんが、2つの情報源から信頼性は高いと思います。
また、清谷先生の高級・上級幹部の再就職・人材の活用案もご教示ください。
元キャプテン
2016/03/18 14:59
>余剰となった将官や1佐職の再就職
幾つかオプションがあります。例えば学校長などであれば自衛官から通常の公務員にして予備役編入。

階級を落とす。

割増退職金を払うなどです。たとえ割り増し退職金を払っても、将官が1人へれば副官、秘書、運転手(と車)が必要なくなるので数千万割増金を払っても元はとれるでしょう。

一旦定員を減らしスリムにすることが大事です。

また欧米のように一定年齢で一定階級いに達しない人間は組織を去ってもらうシステムが必要です。

このためには予備役制度の抜本的な見直しが必要です。

欧米では学校に入り直して
ビジネスマンとして立派に成功している人も多々おります。
キヨタニ
2016/03/18 16:42
清谷様へ

御教示に感謝申し上げます。校長先生ですか? 教頭以下の教員に手玉取られたり、モンスター・ペアレントとかPTAに対応できるか疑問です。なにせ階級章の威力で仕事してきた方々なので自殺したり鬱病なったりするのではないでしょうか?私が20年間観察・お付き合いした経験としてそんな気がします。福山隆さんは退官後、ハーバードのMBAに留学し、エレベータ会社に就職し、重役をしているらしいです。元呉総監の仲摩さんも阪急ホテルに就職し、支配人になり、赤字のホテルを黒字に再生し、社長になったそうです。そういう気骨のある将軍や提督だったらいいんですが。思案として幹部自衛官を半年から1年出向・研修させます。織田裕二主演の県庁の星みたいなものですが。やはり自衛隊も民間から学び、民間感覚を取り入れなければなりません。意識改革や再就職にとって有益となります。清谷先生どうでしょうか?このアイディアは?
元キャプテン
2016/03/18 17:35
学校と言っても自衛隊の各種学校です。
防大の教官に幹部もいますが、別に彼らが幹部である必要もないでしょう。
キヨタニ
2016/03/18 19:19
清谷様へ

誤解して申し訳ございませんでした。
防大も含め、機関に自衛官がなぜこんなに?と思うことがあります。地本は自衛官でなくとも勤まります。募集の制度さえ説明できれば事務官でも勤まります。自衛隊病院でも一般自衛官も勤務しています。補給処でも同様です。
職種学校は除いて基本的に自衛官は司令部・部隊で勤務すべきだと思いますし、低充足の原因は上記にあると思います。また、若い士が少ないのはイビツで外食産業に例えると店舗のバイトを削って、本社の幹部を増やすようなものです。
元キャプテン
2016/03/18 20:23
きらきら星様

若い頃は現場担当者で苦労したのに偉くなってお山の大将・裸の王さまになるのか?
1 体育会系と同じく新人の頃、奴隷の如くいじめられ、先輩か去ると先輩と同じことをしないと気が済まない。虐待された親が子供に虐待されたのと同じく悪しき伝統です。またSMクラブみたいなものでマゾの奴隷君が鞭で叩かれるのは御免なので偉くなってサド=女王様になり権力を行使したいのでしょう。
2 階級社会の弊害、イエスマンというか茶坊主の部下の存在ですね。諫言すると睨まれ冷飯を食わされる。子幕僚はヒラメになり上のご機嫌取りになる。上司は暴君となり、俺が法律だ!となるでしょう。北朝鮮と同じです。
3 防大教育の弊害
1年ゴミ、2年奴隷、3年人間、4年 神という体育会系のノリが任官しても続きます。幕僚監部でも1尉ゴミ・カス、3佐 奴隷・エタ・ヒニン、2佐パシリ、茶坊主1佐 ヒト、平民、将補 貴族上流階級、将
殿様、大名
というヒエラルキーになります。ひとくくりで言えばブラック企業の先駆者です。警察や刑務所と同じく国営ブラック企業!
元キャプテン
2016/03/18 20:45
陸自の話ばかりでありますが、海自には地方総監、空自にも南混団を含め4方面隊と、将官の座布団用組織があります。昔の通信技術を礎とした、今では無用な組織です。高い買い物(F-35、DDH、P-1等)の決心をした責任を取って、自ら組織をスリム化し人件費を抑えることができれば、組織としてまともなのでしょうが、それもできない。まともではない原因は、自分達の存在意義を、装備品の買い物と規定しているからではないかと思っています。そして、実際に戦うことを全く考えていない。だから、無駄な座布団を許容し、見栄えの良い買い物を身の丈を考えず実施する。
色糸
2016/03/19 17:09
不用な組織を増殖し過ぎて、組織を維持できる人材が不足し、ガタガタになった陸上自衛隊。一度、解体してスリム化したほうがよい。
ポストを維持するために
2016/03/19 21:42
残念ながら防衛省に自己改革は無理でしょうね。自己改革しなきゃならないほどの国防上の危機が無い。
尖閣なんざしょせん離れ小島の小競り合いだしどっちに転ぼうが国民に死人が出るわけでなし。
本音では予算確保と組織維持の名目くらいにしか思っていないでしょう。
本気で自衛隊を改革するにはどっかの国と戦争してケチョンパに叩きのめされ、
日本が占領されて自衛隊が解体廃止され、
新国家体制のもと一から国防軍を再建するくらいしかないんじゃないですか?
まあ、70年前にそれやって結局駄目だったからうまくいく保証なんて全く無いわけですが。
きらきら星
2016/03/20 01:28
自衛隊内部の研究では尖閣防衛で自衛隊に1万人の被害がでる、という研究もあるようですけども。
キヨタニ
2016/03/20 09:37
清谷様へ

尖閣での戦闘で1万人の死傷者? 研究本部や幹部学校のシュミレーションですか?
内閣総辞職で政権倒れます。自衛隊でも離職・逃亡者が出るし、応募者が激減します。また死傷者1万人の一時金、遺族年金、障害年金、医療費に何兆円かかるのでしょうか?
医療の不備、装備の不備で死傷者が増大するということですか?
元キャプテン
2016/03/20 09:55
1万人の被害って・・・緒戦で中国軍が戦術核でも使うんですか。
それとも海自空自が文字通り全滅するまで戦い続けるんでしょうか。
誰が想定したシミュレーションな
のか存じませんが、いささか非現実的な話だと思います。

それ以前に、そもそもこの国では常日頃から自衛隊員を「国民」としてカウントしてくれているんでしょうか。
きらきら星
2016/03/20 11:10
エスカレーションした場合、まず西部方面隊の次に北部の部隊を投入、最後は第一師団まで、というシナリオだそうです。ぼくはそれだけの部隊を投入する手段が無いと思いますが。
キヨタニ
2016/03/20 12:26
清谷様へ

人民解放軍から話題が反れますが、東日本大震災で人事、装備、兵站、通信等問題点が露呈し、改善を訴えた幕僚?は地方に飛ばされたとのことを以前のブログで拝見しました。
問題は危機感があるかどうかですが。果たして防衛省・自衛隊の上層部で危機感を持っているのか?
また、改善を訴えた幕僚が嫌気を差して退職した方がいるのか知っている範囲で教えてください。
元キャプテン
2016/03/20 15:19
エスカレーションした場合、まず西部方面隊の次に北部の部隊を投入、最後は第一師団まで、というシナリオだそうです。ぼくはそれだけの部隊を投入する手段が無いと思いますが。
キヨタニ
2016/03/20 16:08
お邪魔します。

川崎有料老人ホーム殺人事件〜殺意の芽生える職場〜
<http://www.yomiuri.co.jp/fukayomi/ichiran/20160224-OYT8T50071.html?page_no=3&from;=yartcl_page
>

に「己の感情を押し殺す事で報酬を得る感情労働」という言葉を知りました。具体例としては「たとえ暴言・時には暴力を振るわれても、その相手に尽し続ける介護現場の職員」とかです。で思ったのですが「個人的には何の恨みも無い相手(敵兵)を殺す軍人」こそ、「究極の感情労働」ではないのかと。そうやって「押し殺された、行き場の無い感情」の矛先が時に「より弱い立場の者」に向かうのではないかと思われます。「感情労働の問題」が(自衛隊も含めた)軍隊が向き合うべき問題ではないかと(解決までには至れないかも知れませんが)。
ブロガー(志望)
2016/03/20 18:21
だ、第1師団まで投入するだなんて、師団長が知り合いから釣り船でも借りてくるんかい。
これってたぶんヤマザクラと同じで、
「蓋然性は置いといて、とりあえずそういう想定で始める」
というのと同じ類だと思います。
きらきら星
2016/03/20 19:54
東北震災で初期に、自分たちの方面を越えて派遣された陸自隊員たちは、
故障しても部品はおろか、オイルすら補給を受けるすべが無く、
飢えで自分たちが行動不能になる事すら覚悟して出発したそうです。
補給すら縦割りで、他の方面隊からは補給を受けられないというのが、
当時の陸自の仕組みだったらしいです。
今はどうなっているのか。
改善されずズルズルそのままになっているなら、
これほど恐ろしい話はないでしょう。
兵站が縦割りでしか機能しないのなら、方面隊を解体しないと、
南北に部隊を送って戦闘するなど不可能です。
張子の虎にウンザリ
2016/03/20 22:33
他方面隊から補給を受けられないわけではないですが、管理換やらなにやら、とにかく規則上の事務手続きが大変なのです。
いくら大規模とはいえ国内の災害派遣程度であれほど書類とハンコでバタバタ走り回るわけですから、
有事の際の補給整備なんか大混乱して麻痺すると思います。
数十万の兵士やそれらの為の物資を海外に送り、戦闘に対応しながら補給整備する米軍の兵站現場って、
いったいどうなっているのでしょう?
管理換やらなにやら書類処理で混乱しないんだろうか?
それとも細かい手続きは全部省略されているんだろうか?
きらきら星
2016/03/21 10:49
サイゴン陥落時の記録映像で脱出者をヘリで米空母に輸送する際、
超緊急時のため飛行甲板に着艦場所が無くなったら空荷のヘリを海に落として、
後から来るヘリのスペースをどんどこ作っていました。
あれは今の自衛隊では出来ないでしょうね。「無傷のヘリを海に捨てる法的根拠は無い、認められない」
とか言って結局ダラダラしたペースで輸送を続けるでしょう。
緊急時の現場判断を上層部が法律を含めてフォローするシステムが整っているかどうかですが、自衛隊には望むべくもない。
今までの国際貢献活動ではそこまで切迫しそうな場所には最初から行かなかったからボロも出ませんでした。
これからは威勢良く出かけるんでしょ。骨組みスカスカのまま。
誰がどういう形でババを引かされるんだろう。
きらきら星
2016/03/21 17:44
張り子の虎にウンザリ、きらきら星様へ

東日本大震災における兵站について、当時兵站機関・兵站幕僚として見聞したことと私見を述べたいと思います。
1 とある将官が東日本大震災で旅団長の時、食事を3食から2食に制限することも考えたそうです。やはり東北方や東北補給処ではキャパを超えているでしょう。したがって岩手駐屯地・演習場や郡山駐屯地に北方と東方から兵站部隊が進出し、兵站施設を開設・運営しました。需要と供給に果たしてマッチしていたのか?
多少なりとも混乱していていたのか?評価は人それぞれですが、その場の状況や能力において妥当な判断で、方向性は間違っていなかったと思います。
2 縦割り・お役所仕事の弊害?
確かにそのような混乱はあらました。陸幕、補統、総監部、CRF、現地部隊からあ〜でもない、こ〜でもない、船頭多くて船沈むと言う感じでした。
私も3佐の幕僚と胸ぐら掴んで喧嘩しました。お役人より頭硬いし、ミスター・ルールマンで平時の頭なんです。状況に即した判断ができないんですね。 調達要求や会計職種の幹部は過労により、入院した方結構いましたよ。私の先輩幹部は冗談か本音か わかりませんが、現地で捜索したり入浴・給水している方が楽だ。と仰いました。裏方も結構ドタバタな状況でした。
3 今後のあり方について私見 私は民活と予備自衛官の投入ですね。不足部分を物流会社に補完する。全て自前というのはマンパワーとして無理があります。また兵站要員として現地や後方の兵站基地で勤務する。
駐屯地警備や駐屯地維持管理は適切な運用とは思いません。
民間と予備兵を活用が望ましく、役割分担について詰める必要があると思います。過労による損耗を防げると思います。
元キャプテン
2016/03/21 17:57
 ここでは少数派かも知れませんが、私は陸上総隊編成後も、方面隊―師団・旅団制を維持するべきとする立場です。
 理由は簡単で、単一の指揮官に指揮できる隷下部隊の数は3〜5個が限度だからです。方面隊結節をなくすと、総隊司令官が直接15個もの師団・旅団を直接指揮しなければならなくなります。まず無理でしょう。
 忘れてはなりませんが、師団・旅団のほかに方面総監直轄部隊として、方面混成団、方面航空隊、方面通信群、特科団、高射特科団、施設団、方面警務隊、方面会計隊、方面後方支援隊、方面衛生隊、方面情報隊とかがありまして、更に駐屯地毎に駐屯地業務隊があります。方面総監はこれらを全て統率しなければなりません。方面総監の隷下部隊が2〜4個というのは、大きな間違いです。米英陸軍がどうかは知りませんが、まずもって国土内で活動することを本義とする陸自を、同じ尺度で扱うことはできません。
 更に大きな違いとして、日本は米英と大きく違って、春夏秋冬いつもどこかで間断なく災害が発生し、これへの対処が怠れない。まして、既に発生が秒読みに入ったとされる首都直下型地震、東海・東南海・南海地震への対処を迅速に行うには、一見非効率でも多くの地区に連隊単位で駐屯させなければなりません。
 個人的には旅団化の際には隷下普通科部隊を連隊から大隊に格下げする方がいいんじゃないか、と思ったことはありますが、そこに大人の事情が絡むのは万国共通のお役所のサガでしょう。(旧ソ連赤軍では通算すると兵員5000人に一人の割合で元帥がいたそうですから。駐屯地が置かれる地元自治体の感情も、「大隊」より「連隊」の方が良いに決まっています。)
 国土防衛ではなく、海外遠征が主任務の米英陸軍と、まず第1に国土防衛・災害対処を任務とする陸自では組織の在り方が根本から違ってもそれは無理はないと思います。
英知の人・エイチマン
2016/03/21 22:16
現在の師団旅団を旅団に統一し、旅団数を減らして、3〜4個旅団で師団を編成すればせいぜい、3〜4個師団です。これに相応の支援部隊をつければご指摘のような問題は生じません。そして潰した部隊で、兵站などを強化すべきです。
現実問題として現在の地方隊総監部にまともな兵站機能はありません。それは東日本大震災でも明らかになっています。

また師団旅団混成、しかもカスタム化されているで定量的な戦力見積もりができません。分隊ですら7〜11名とバラバラです。これでまともな動員作戦計画の立案は不可能です。

そして自衛隊の防衛予算に占める人件費が高いのは指摘するまでもありません。旅団を師団、連隊戦闘団を、旅団、大隊を、連隊呼称し、じっさいよりも
高い階級の地位の人間に指揮させるのは人件費を不要に高くしています。インフレポストを削減し、階級を下げればその分人件費も削れます。

また災害派遣云々するのであれば浮いたカネで4割しかいない兵隊を充足し、また兵站や指揮・通信を充実させるべきです。

先の大震災でも被災者に温かい食事を与え、隊員は冷や飯を喰っていたことを美談としておりますが、とんでもない話で、陸自の兵站がお粗末なだけです。陸自にはトルコですら持っているコンテナ式の食堂システムもありません。また炊飯時には普通科小隊から応援が送られます。無理してスカスカの師団、旅団を維持するよりも部隊を整理して再編成すべきです。





キヨタニ
2016/03/21 22:36
英知の人エイチマン様

浪花節やノスタルジーはやめましょうよ!
組織は偉い人の為にあるわけでない。何事も費用対効果というものがあり、カネは天から降ってくるわけではないんですよ。うちの町は職員の数は20年前の60%です。PFIや外注での業務委託、新規採用の抑制で人件費上昇を抑制しています。人手不足は嘱託、アルバイトで賄っています。当たり前でしょう。少子高齢化で財政規模が縮小されますから。
日本の国債1千兆円あり、少子化・非正規雇用で税収ダウン、高齢化による医療費・介護費が上昇するのは目に見えてます。部隊の統廃合、老害の引退するのは当たり前です。自衛隊は国立介護施設ではありません。私が現役の頃,陸自のリストラとかの言葉ありましたけど、民間企業から言わせればリストラでなく、言葉遊びだけです。
あなたは守旧派で、旧態依然の人です。あなたがよかれと思ったことが悪い結果を及ぼします。
元キャプテン
2016/03/23 09:17
全体の予算が少ないから非効率にならざるを得ないんですよ。
人件費なんて先進国ならどこも同じでどうしようもないものです、むしろ給料少ないから人材の数も質も劣ってるんです。考える頭も暇もなけりゃ調達計画も上手く行くはずがない。

文句があるなら国防予算そのものを増やす努力をするしかないでしょう。

2016/07/18 17:09
方面隊は軍管区として行政上の機能を持ちます。対して師団は純然たる野戦部隊で、そのような機能はありません。師団を旅団に改編するのは賛成ですが、方面隊の廃止は行き過ぎかと。その代わりに方面総監部の各ポストと階級の見直し、例えば方面幕僚長を方面副総監とし、二人いる方面幕僚副長を方面幕僚長として一人に減らし一佐職とする。行政担当の幕僚副長は部長職に格下げする。つまり、師団司令部と軍管区の両機能を統合する。方面隊の組織を簡素化する場合、教育、兵站といった他コマンドへの移転も視野に入れるべきです。話は逸れますが、仮に准将制度を導入する場合、将補を准将に改めるか、一佐(一)を准将にするかという事になりますが、前者は制服組の猛反対は必至、後者は将官インフレが酷くなるだけです。実はこの事でで制服組と内局が揉めていると聞きます。ブラジルやポルトガルといった国々のように旅団長を少将職としている例もあるので、現時点では無理に置く必要はないでしょう。将官ポストは削減にとどめ、実質大隊規模でしかない普通科連隊のような佐官以下のポストを列国並にする事をすべきかと。

2016/09/10 16:25
英陸軍は今や二個師団体制です。
そしてお説のように、陸自の普通科連隊は大隊規模です。
3個連隊基幹といっても、実態は1個連隊で連隊戦闘団レベルです、。これを旅団といって良いものか。

階級インフレは明らかです。

それから高度な機会化部隊と、小銃とトラックだけの後方&災害救助部隊にしても宜しいかと。

無論組織改変にはいろいろと議論があってしかるべきですし、海外まねをスル必要はありませんが、諸外国の実例をを調べて参考にすべきす。
現在それすらまともにやっていない夜郎自大状態です。
キヨタニ
2016/09/10 18:22
全くです。警察予備隊創設時の編制に立ち戻って欲しいです、アレンジは必要でしょうが。使い勝手が良いと好評だった管区隊を潰したのは愚行と言わざる得ませんね。実は説明が足りなかったのですが、あれは方面総監部を残すと言うより管区総監部への改編、軍管区司令部機能をもつ師団司令部とお考えください。必要とあらば5個から3-4個に減らしても良いと思っています。

2016/09/11 10:00

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陸自の改変は人民解放軍に劣るんじゃないかな 清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所 /BIGLOBEウェブリブログ
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