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zoom RSS 産経新聞杉本康士大本営発表 P-1はP3Cをはるかに凌ぐ探査能力

<<   作成日時 : 2015/06/13 14:54   >>

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P1哨戒機 中国潜水艦を追い詰める最新鋭国産機 P3Cをはるかに凌ぐ探査能力
http://www.sankei.com/premium/news/150612/prm1506120004-n1.html

まあ、例によって杉本記者の自衛隊礼賛記事です。ホント、提灯記事を書くなら防衛省からカネをもらっているMAMORで書けばいいのに。

>実用機としては初めてフライ・バイ・ライト・システムを採用した。パイロットから方向蛇などに操縦信号を伝える際、電線ではなく光ファイバーを通して行う。多種多様な電子機器を積み込む哨戒機でも電磁波の影響を受けることなく運用することができるようになった。

フライ・バイ・ライトがそれほど優れた技術であれば、何故他社が追随しないんでしょうかね。
もうかなりの時間が経過していると思うのですが、他国でこれを採用した話はきかないんですけど。これはなんとも不思議です。

>巡航高度はP3Cの約1・3倍で、気象状況に左右されずに現場に到達することが可能だ。また、巡航速度が1・3倍、航続距離は1・2倍。素早く活動現場にたどり着き、より長い時間をかけて警戒監視活動に当たる。


高高度を高い巡航速度で飛ぶのと、現場の海域で低空で低速で長時間滞空するのは相反する能力が要求されます。ぼくが長年P-1にもP-8にも否定的なところはここです。
例えば拳銃のようにコンパクトで、ライフルのように長射程で精緻な射撃ができる銃を開発するようなものです。それは極めて困難です。

P-1の場合、低空でのエンジンの塩害なども心配されるでしょう。これによってエンジンの寿命がとても短くなる可能性もあります。


ですからなにもCX/PX同時開発をやる必要はなく、CXの開発を先行させ、中型機の開発ノウハウを習得した上で、P-8がどのように「失敗」するのか見た上で新型機開発を行えばよかったわです。ぼくは現状を見る限りターボプロップ機にした方が良かったと思います。


>P1は海中に投下することで潜水艦が発する音を捉える音響探知機(ソノブイ)の性能が向上。P3Cでは捉えにくくなっている魚雷発射管を開く音や、かじを切る音も聞き分け、中国潜水艦を探し当てる。レーダーや磁気探知システムも多機能・高性能化し、僚機が収集したものも含む膨大なデータを高速で解析し、敵潜水艦の位置情報などを割り出す戦闘指揮システムも大容量化した。

基本的にはP-3Cよりも進化しているは確かでしょう。ですが、毎度ご案内のようにNECが開発したソノブイの情報の処理機はアレだったので、沖電気がカナダ製のものをライセンス生産しています。また同じく国産ソノブイは能力が低く、価格が高いために海事はリムパックでは輸入品の米国製を使用してきました。
本当に「大本営発表」のように国産のシステムの能力が高いか疑問が残ります。


>中谷元防衛相がロンドンで会談したファロン英国防相に対し、積極的にP1を売り込んだ。
(中略)防衛省は昨年4月に閣議決定した防衛装備移転三原則に基づき、P1を“目玉商品”と位置付けている。


売り込むのは勝手ですが、たぶん無理でしょう。カネのない英国防省がP-1のような贅沢品には手がでないでしょう。実際に新哨戒機を提案している企業の多くは安価なタイプを提案しています。

P-1は単に機体が高いだけではありません。専用エンジンですから、エンジンの整備費がこれまた高い。しかもエンジンの試運転は他国のエンジンよりも1桁も時間が少ないという怪しげなものです。

調達コストは勿論、維持費が高いのは防衛省にとっても大きな問題です。あれだけ潤沢な開発&調達予算を持つ米海軍ですら独自の機体の開発を諦めざるを得なかったわけです。
それを機体、エンジン、システム全部新規開発で一番金のかかる方法を選びました。

これも何度もご案内しておりますが、海自のP-3Cですら整備予算の不足で共食い整備をしているのが現状です。そしてP-1の維持費は恐らくP-3Cの何倍も高い。しかも今後潜水艦は増えるし、新しい汎用ヘリや無人機の調達も増える、揚陸艦の建造も控えています。ネットワーク化も待ったなし。そして海自ではないにしてもグローバル化などお高い玩具も防衛省は買います。

Pー1の稼働率はP-3Cよりも悪くなるでしょう。

おそらく財務省はP-1の総数を60機以下に減らすでしょう。だって70機調達しても維持費が出ずにハンガーの肥やしになるでしょう?だったら機数減らして稼働率あげたら?と、主査や主計官に言わたらどうやって反論するんでしょうかね?

これも何度も申し上げておりますが、P-3Cはもう寿命だという海自や一部の軍オタ諸氏の主張はデマに過ぎません。主翼を交換すればほぼ新造品同様の飛行時間が確保できます。
実際にカナダのメーカーがそのような近代化を行っておりますし、P−3Cのメーカーであるロッキード・マーチン、エアバスなども近代化を提案しています。そしてカナダ、ノルウェー、ドイツ、ブラジルなどはそのような近代化を施したP-3Cを採用しています。

エンジンやコックピットの換装を行えば速度は早くなり、また燃料費や維持費も下がるでしょう。ペイロードも増えます。哨戒機の一番のキモである搭載システムも同様に更新が可能です。
恐らく主翼、エンジン、コックピットの交換、搭載システムの更新を行っても50〜80億円程度に収まるでしょう。そして今後30年は使用が可能です。巡航速度などはP-1にかなわないでしょうが、かなり改善されるし、何より低空での運動性はP-3Cの方が上でしょう。
仮に60億円ならば年に3機のP-1を買う値段で年に10機の近代化が可能です。つまり10年で既存のP-3Cの近代化が終わります。

どの程度の近代化・延命化をするかによりますが、P−3Cの近代化ならばP-1の導入の数分の一、下手をすると1桁安いライフ・サイクル・コストで済んだでしょう。そしてそうであれば、多額の予算を別なものに振り向けることができたでしょう。例えばDDHや他の護衛艦のヘリを増やすとかにも振り向けらたでしょうに。


最大の問題はカネです。
勇ましい「憂国の志士」とか「愛国者」の方々は防衛問題でカネを話をすると不浄だというような反応を示されることが多いように思えますが、防衛費は今後対して増えない。そして装備調達予算は減る一方です。

そのような予算環境の下、優先順位をつけ調達を考えないといけません。換言すれば何を諦めるかです。それを無視した「諦めるのは嫌だ全部欲しい」という新兵器導入礼賛は幼稚です。
そしてそのようにして調達した新しい装備に、本来整備や兵站、訓練、需品などで使用すべき予算を奪って喰えば、海自の戦力は減退します。しかも予算の不足でその新兵器も調達が進まず、途中で旧式兵器となり、その近代化予算も捻出できなくなるでしょう。というかそれが恒常化してます。

 まあ、いくら説明してもわからん人にはわからないでしょうけども。



東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
川崎重工は「世界のヘリメーカー」になれるか
http://toyokeizai.net/articles/-/73114
「国際軍事見本市」が、日本の国防力を高める
日本での初開催イベントの意義は大きい
http://toyokeizai.net/articles/-/71866
防衛省の装備調達は、これから大きく変わる
キーマンの防衛省装備政策課長に聞く<上>
http://toyokeizai.net/articles/-/70516
日本の防衛産業は鎖国から開国へシフトする
キーマンの防衛省装備政策課長に聞く<下>
http://toyokeizai.net/articles/-/70529
防衛省装備調達に欠落している"大事なもの"
兵器調達の際に「時間」「総額」の概念がない
http://toyokeizai.net/articles/-/69177


WEBRONZAに以下の記事を寄稿しました。
オーサさんに聞く「マンガ」の魅力と不思議(上)
初めて読んだ高橋留美子先生の『らんま1/2』に自分で色を付けました
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015060400004.html
北欧女子オーサさんに聞く「マンガ」の魅力(下)
「日本語がお上手ですね」と毎回聞かれると……
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015060400005.html

Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました
【少女漫画男性主人公に異変アリ】〜ガチムチ、オタク、キモメンらがモッテモテ!〜
http://japan-indepth.jp/?p=18452
【お粗末な自衛隊の「衛生」装備】〜チュニジアでテロにあった女性医官は「特別」なのか?〜
http://japan-indepth.jp/?p=17323
【陸自ファーストエイド・キットが貧弱な件 1】〜陸幕広報は取材拒否〜
http://japan-indepth.jp/?p=17056
【陸自ファーストエイド・キットが貧弱な件 2】〜中谷防衛大臣の答弁に違和感〜
http://japan-indepth.jp/?p=17059

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>これも何度も申し上げておりますが、P-3Cはもう寿命だという海自や一部の軍オタ諸氏の主張はデマに過ぎません。主翼を交換すればほぼ新造品同様の飛行時間が確保できます。
実際にカナダのメーカーがそのような近代化を行っておりますし、P−3Cのメーカーであるロッキード・マーチン、エアバスなども近代化を提案しています。そしてカナダ、ノルウェー、ドイツ、ブラジルなどはそのような近代化を施したP-3Cを採用しています。

さて、その主翼は新造しているのでしょうか?はたまたモスポールから使える機体をニコイチしているのでしょうか?
どのみち生産ラインが維持されている状態でなければ共食い整備となり稼働率は落ちると愚考しますが?
て、言うか稼働率を向上させても絶対数が少なくなれば探査能力は落ちますがね、考えてみれば当然のことながら
ひーはー
2015/06/13 15:16
産経の自衛隊を褒め称えるシリーズは凄いですね(笑)そのうち、自衛隊のリヤカーは世界最高とか言いだしそうだ。
マリンロイヤル
2015/06/13 15:27
http://military38.com/archives/44412168.html

>P-3Cは飛行時間がハンパ無くて、機体主要構造部分の塩害による腐食がドウにもならなくてダメなんだわ。
腐食部分を削り取り、それを表面処理してドウにかスル他に手段無い。
主要構造材の交換は新造と変わらないほど費用がかかる。(例、F-2)
…すなわち時間が経てば経つほど金属腐食により構造部材の強度は弱くなる。
よってアビオニクスの更新で機器の交換による最新機材への延命は出来るかもシレンが、
次第にソレらを載せるだけの機体強度が設計時よりも劣るわけで、
各機の腐食具合等をコンピューターを使った計算を用いても正確な安全強度算出はほぼ不可能。
さらにアルミ合金は鉄と違って見た目の錆び以上に内部の腐食は進行しているからなぁ…
ゆえに飛行機がアルミ合金で出来ている以上ドウしようも無いコトであり、
陸地や高空を主に飛行する航空機ならまだマシも、海上哨戒機では致命的なコトと諦めるほか無い。
…もし機会があれば脚室に入ってみると良い。 塗装で誤魔化していてもその下の金属面はボコボコだから。

キヨタニ(笑)状態になってるな〜〜〜
ひーはー
2015/06/13 17:34
ホント、近頃の産経は何がどうなっているのでしょうね。口を開けば「じえたいは、こんなにすごい!」「じえたいがもつ、アレやコレはこんなにすばらしい!」etc・・・持ち上げるのは結構なのですが、今回の記事のようにビミョーに間違っていたりズレている所が何とも・・・・。当のご本人は「自分の得た情報が古いとか、間違っているとか、そうした事などあるハズもない(キリッ( ・`д・´)!」と思いながら自信満々で書いておられるのでしょうね、きっと。こちらとしては、見ていて何とも痛々しいとしか申し上げようが無いですが。恐らくは、裏取りもせず、ひたすら自分の願望やら妄想(と言ったら言い過ぎかもしれませんが)だけを頼りに書いているようにも思われ、そうした点では、まるでやり方というか書き方が日経ソックリだなぁ、と思ってしまいます。
KU
2015/06/13 18:06
私の友人のことをお話します。友人は昭和47年製のスカイラインを乗っています。43年間稼働しています。一般的に乗用車は20年で滅却償却します。親父の車を譲り受けました。親子2代43年間使っています。乗ってみたら現代の車と謙遜ないですよ!ないのはカーナビ、エアバック、CDチェンジャーです。運転だけなら十分です。軍用航空機・車両も同じでは?北朝鮮や旧ユーゴではTー34が稼働しています。まぁ60年〜70年前の兵器ですよ!40年〜50年前のBー52戦略爆撃機も現役でがんばっています。古いから動かないというのは固定観念というか先入観ではないでしょうか?メンテナンスが行き届き、近代化改修すれば寿命が延びます。家のリフォームと同じです。30年前、40年前の兵器はもうすぐご臨終だという単純な方に問いたいのですが・・
法隆寺は1000年以上どころか2000年に近いですが倒壊するという話は聞きません。日本人の悪い気質ですが新しい物になると食いつきます。ハコモノさえあるば何とかなるというのはいささか疑問に感じます。
防衛省は振り込み詐欺にあった老人と変わらない気がしますが・・
元キャプテン
2015/06/13 22:58
軍オタの与太サイトを引用されてもねえ。主翼再生に関してはぼく以外の方も書いております。たまにはお金をだして雑誌や書籍を買ってリテラシーを高めることをお勧めします。そうであればこのような知ったかなコメントはできないでしょう。
自分がリテラシーの低い馬鹿だと宣伝しているようなものです。
キヨタニ
2015/06/13 23:09
P-3Cの re-wingは有名な話しで、明確に事実ですよ。

台湾のP-3Cもそうですし、他にも例えば New Zealand 空軍が6機のP-3Bを re-wingして P-3K、アビオも改造して K2にしています。6機中4機は、飛行時間が2万時間を超えたそうですが、re-wingのおかげで、まだまだ飛行時間は余裕綽々とのことです。

see ttp://www.nzherald.co.nz/nz/news/article.cfm?c_id=1&objectid=10614595

なおNZのP-3は飾りではなく、NZ空軍の主力として、非常に多くの作戦に投入されています。インド洋の対海賊任務にも投入されています。色々なawardも得ており、練度も高く維持されていることからも、日本のP-3Cより甘やかされてるとは思えません。

という訳で、清谷さんに全面的に賛成です。特に、C-2だけを先行開発し、P-1の開発は15年後くらいにすべきでした。。。P-8の生産が終わった頃に、P-8の戦訓を取り込んだ最適設計の機体を用意すれば、それこそ輸出も可能だったでしょうに、今は、P-8と真っ向勝負なので、勝てません。コストで負ける上に、信頼度でも圧倒的に劣りますからね。

このようにしっかり開発すれば、国産でも良いものができたでしょうに。。。残念です。

PS なお、清谷さんを国産反対派と呼ぶ人がたまにいるのですが、私自身は「国産するならしっかりやれ!」派だと理解しています。「しっかりやる」にはコストがかかるので、当然、やることとやらないことの取捨選択も出てきます。これは当然のことです。
ドナルド
2015/06/14 01:02
昨日の大石さんのブログではありませんが、ここまで防衛省やら自衛隊の装備その他を持ち上げようとする意図が全く理解出来ないのですが(中には某航空雑誌みたいに、露骨なまでに防衛省やら自衛隊にすり寄った記事を載せるところもありますけどねw )。そこまでしてまで、産経や航空フ○ンやらは防衛省やら各幕の広報室に気に入られたいのでしょうかね。別に防衛省や各幕はスポンサーでも何でもない、数ある取材先の1つでしょうにね。どうにも解せません。

話は変わりますが(こちらも大石さんのブログにも書かせていただきましたが、始めから、こちらに書かせていただけば良かったと反省しております)、東洋経済に掲載されたUH-Xの件ですが、川重に商売をする気がないなら、いっそのことエアバスにヘリ関連の部門を売却すれば良いのに、と思ってしまいました。未だにBK117の販売にだけ頼り続けて、新型機を開発する気が微塵もないなら、さっさと手を引くべきです。もし自衛隊がどうしても海外の機体が欲しいと言うなら、余所の官公庁に倣い、完成機を輸入してジャムコ辺りで必要な改修を行えば良いだけの話。と、昨日の清谷さんの当該記事を拝見しながら思ってしまいました。本来なら「自衛官の安全性が〜」とかいった、神学論争なんぞより優先して議論されるべき事柄のようにも思えるのですが、政策より政局命!な国会議員やマスコミを見ていると、絶望的な気分になります。ところでUH-Xの軽武装型ですが、何せ、母体となるべき機体が影も形も無い状態なので不躾かとは思いますが、PAH-1やリンクス(英陸軍型)のように、コクピット上に照準用サイトを載せる形になるのでしょうか?でも良く考えてみると、最近は機首に搭載できる様々な(FLIRその他の機能も付いた)ターレットが実用化されていますものね。1日も早く、実機を見たいものですが。
KU
2015/06/14 12:22
お邪魔します。

 フィリピン軍がC-130を補修しようとしたら、請け負ったメーカーが整備不良のため追加料金を貰わないと儲けにならないと争いになった事例があると聞いています。自分としてはP3Cのリペアの見積もりをメーカーに出させてみて、「これなら新規調達の方がマシ」といった結果になるかどうかを知りたいです(日本に整備不良他で腐っている兵器はあるか?後自動車や家電では10年も経過すればかなり省エネは進んでいますが)。『ビフォーアフター』には「建て直した方が良いのでは?」という家も良く出てきますが。それから

・早期警戒機や哨戒機は戦闘機とかと違い、機体性能よりも電子システムのウェイトが高い(というよりもシステムキャリア?)。

・おっとり刀で駆けつけるのは戦闘機の任務

とも思います。
ブロガー(志望)
2015/06/14 22:14
KU様

愛好家向けの雑誌に関しては、いわゆるマスコミではありませんから、現役の機材について、批判的な記事を載せるのは難しいでしょう(航空機ではありませんが、以前、愛好家向けの雑誌編集に携わっていた経験から)。

それこそ、取材対象のご機嫌を損ねれば、取材の機会すら与えられなくなります。そのあたりは、一般のマスコミと分けてお考えいただけると幸いです。
ブリンデン
2015/06/15 10:14
ブリンデン様。

なるほど。やはりというか、専門誌ともなると、いろいろあるわけですね。
KU
2015/06/15 12:18
P-1はイロイロ聞きますね。

例えばエンジン4発は明らかに失敗だったとか?重すぎて翼悲鳴を上げている。

またP-3のジェット版程度の発送で基本設計をしたから。機体の出入り口ジェットエンジンの後方に位置して、エンジン止めないと乗り降りも出来ない。つまりターンアラウンドタイムが延びるなど間抜けコトが多いと・・・

別にP−3延命近代化で現場は困らなかったというのが今のところの評価です。
海軍亭主
2015/06/15 22:02
確かにまだまだP−3Cは使えますので、大変もったいないと思いますが、お古は準同盟国に輸出してもいいですし。
世界一潜作戦重視するお国柄であることとはもちろん
やはり国内航空産業育成と、高速化、航続距離の延伸、高性能レーダーによる360度監視しての対戦闘機対策、場合により中距離または長距離対空ミサイル搭載、爆撃機を中々持てないので、準爆撃機保有希望もある程度満たせるので、
そのあたりを念頭においたのでしょう。
但し今までできたことがP−1できないと現場は不満が出るでしょう〜
また、音響機器性能が低いのは大問題。
私もその手の話はメーカーの人間から聞いています。
なんとか解決してほしいですね。
軍事オタク
2015/06/16 10:29
対潜機みたいな、重要度の低いハードにカネを入れるなんてバカげてますね。対潜戦重視というなら水中聴音機網とか海洋ISR衛星とか、重要度の高いハードが他に有るだろう。
マリンロイヤル
2015/06/16 17:49
個人的には対潜哨戒機に必要な性能は
・航続時間の長さ
・搭載する機器の性能
この2点が優れていれば速度は重要ではないと思っています。
つまりジェット化は必須条件ではないでしょう。
ターボプロップ以上の低燃費が実現できていればアリなのでしょうが、ジェットエンジンですからねぇ・・・
対潜哨戒機としては名機と言って良いP3Cの寿命延長の方が安上がりと思うのは素人考えですかね?

まあ、P1をどうしても調達したいなら低速4発ジェットで出来る仕事を徹底的にマルチロールさせて使いでのある機体に仕上げるべきですね。(言ったは良いけどそんなに仕事あるのかな?)
八王子の白豚
2015/06/17 01:18
>八王子の白豚さん

より進出速度が大きければ、目的の海域まで短時間で行けるので、結果的に現場での哨戒時間を長くとれる
交代が効率的
上記の理由で導入数が多少減っても紹介能力を維持できる

みたいな説明をしているはずです
ちょっとエビデンス出せなくてすいませんけど

上記の真偽を判断するのはミッションと機体性能を熟知する中の人しか不可能でしょうが、話の筋は通ってると思う次第

そもそも現場海域に急行出来るのは戦術的に価値があるんじゃねぇかな、とも思うのです
わかば=認定エビデンス至上主義者
2015/06/17 18:50
わかば=認定エビデンス至上主義者さん

潜水艦や艦船と航空機では、相対速力がそもそも全く違うので、P1もP3も大して変わりません。公表されたカタログスペックでは航続力が長くなったように書いてますが、戦術飛行したらどうなるかジェット機の方が燃費は悪いでしょう。それに、アメリカから提供される、原潜・水中聴音機網・海洋ISR衛星等の「事前情報」無しに潜水艦を見つける事は不可能です。対潜機の搭載機材じゃなく機体なんぞにカネをかける意味は無いですよ。
マリンロイヤル
2015/06/18 12:40
P-3C=ターボプロップ機=ターボプロップはジェットエンジンの一種
元キャッチャー
2015/06/20 13:04
ターボプロップは、ジェット噴流の大部分をプロペラ駆動に使用するので、原理は同じだが用途が明らかに違うモノです。
マリンロイヤル
2015/06/21 01:33
わかば=認定エビデンス至上主義者さん
そのお話しどおりだと確かに筋は通ってますね。
ただ、米軍のP8が双発なのに対して4発で機体のサイズが少し小さいから燃料の塔裁量が少ないのではと思われます。
となるとカタログどおりの航続性能があるのかちょっと疑問に感じます。

元キャッチャーさん
確かにターボプロップはジェットエンジンの一種ですね。
八王子の白豚
2015/06/21 02:20
高バイパス比のターボファンエンジンはターボプロップの特性とあまり変わらないのでは?
Black無糖
2015/06/22 06:40
>マリンロイヤルさん

>潜水艦や艦船と航空機では、相対速力がそもそも全く違うので、P1もP3も大して変わりません

ノンノン、話の前提が違います
あなたは進出速度を理解していません
艦艇と追っかけっこするワケじゃなく、対象海域に短時間で到達する能力、進出速度です
進出速度が三割四割速ければ、某海峡まで三割四割早く行ける、そういうことです
加えて申せば、きよたに先生はSH-60Kを非難するさいに、SH-60Jより速度が遅い点を毎回指摘してらっしゃいます
JとKの速度は数ノットからせいぜい10ノット程度しか違いませんが、これを指摘するくらいですから進出速度に関してシビアな見方をされてるのではないかな、と

>それに、アメリカから提供される、原潜・水中聴音機網・海洋ISR衛星等の「事前情報」無しに潜水艦を見つける事は不可能です。対潜機の搭載機材じゃなく機体なんぞにカネをかける意味は無いですよ。

うーん、この…
まず前段と後段の論理的つながりが全く理解出来ません
言い切っておられますが、結論に向けて物事をチェリーピックしすぎ、あるいは認識を単純化しすぎではないでしょうか?
アインシュタインの言葉を捧げます「理論はできるだけ単純にせよ。しかし、限度というものはある」

あと、ターボプロップ機もジェット機ですね
わかば=認定エビデンス至上主義者
2015/07/07 06:46
>>進出速度が三割四割速ければ

P1とP3の進出速度は、運用でどうにでもなる程度の差しかないだろう。逆にヘリは相手との相対速度が小さいから速度は問題になる。


>>言い切っておられますが

私は自分の体験を書いてるだけです。情報本部と米軍からの情報を集約する部署に居ましたが、米軍からの事前情報無しに、P3が潜水艦や北朝鮮工作船を発見した事はただの一度もありません。P3が主役のように思うのは、自衛隊の広報と秘密保全が上手く行ってる証拠ですね。
マリンロイヤル
2015/07/08 06:47
>マリンロイヤルさん

>P1とP3の進出速度は、運用でどうにでもなる程度の差しかないだろう。

確かに。
巡航速度で約1.3倍、航続距離が 約1.2倍になるようですが、もち運用でどうにでもなる差ですね。
運用でどうにかならない事象など、この世に殆ど無いですから

>逆にヘリは相手との相対速度が小さいから速度は問題になる。

運用でどうにでもなるだろう。

>情報本部と米軍からの情報を集約する部署に居ましたが、

誰がそれを信じますかね?事実かどうか確認すら出来ないのに。
匿名の書き込みで進出速度という言葉すら理解していない方なのに。
ここはネットです。エビデンスと、周知された情報と、論理的に整合性のある推測、蓋然性のある推測しか意味をなしません。

>米軍からの事前情報無しに、P3が潜水艦や北朝鮮工作船を発見した事はただの一度もありません。P3が主役のように思うのは、自衛隊の広報と秘密保全が上手く行ってる証拠ですね。

Pー3C「も」主役の1人ですよ。「仮に」米軍の事前情報がクリティカルな要素だとしても(それを否定するわけではない)、現場に行って、詳細な目標の位置を確認し、攻撃を行うのは哨戒機その他です。
つか哨戒機が海で最も機動力のあるウエポンキャリアだと理解していれば、あなたの一連の感想みたいなのは出てこないと思う。
加えてこういう発言もあなたの元自という自称を疑わざるを得ない一因なわけで。
わかば=認定エビデンス至上主義者
2015/07/10 06:22
>>誰がそれを信じますかね?事実かどうか確認すら出来ないのに。匿名の書き込みで


じゃあ、私もあなたの匿名の書き込みなんか信じない事にするよ(笑)
マリンロイヤル
2015/07/16 20:29
このわかばという人は、ハンズオンの情報が信じられない人なんだと今分かった。
ただ信じられないだけじゃない、情報を他の情報と組み合わせてみるということもしない人だ。
それでなお「至上主義」という独善性が出せるということは、自分が信じたいこと以外信じられない人だ。

建設的な提案をしよう。その「至上主義」という邪魔なセントラルドグマを取り払ってみては?エビデンスは重要だが至上ではない。
2CU
2015/08/10 01:16
ちょっと考えればわかると思うけど、P-1ごときの探知距離で広大な日本海がどの程度探せるのかねと。

船舶は出ても40から頑張って50ktでしょ、潜水艦なら30kt飛行機はその何倍か、100kt巡航速度を上げても差はどのくらいか。

2CUさんの言うような説明は彼には通じない気がする。
エビデンスを持ちだして思考停止してるだけですし。
あ、自分が信じたいこと以外信じられないと大差ないや…
Trident
2015/08/12 15:39
再びお邪魔します。
 問題は「目的の空域にす速く進出する能力」と「その空域に長く留まる能力」が必ずしも一致しない事だと思います。「エンジン4発です速く進出し、エンジン2発で長く留まれば良い」とでも思ってP1を開発したのでしょうが、「かけたコストに見合うものが得られるのか」「限られた人、モノ、金及び時間の中での優先順位は適切なのか」という問題があるわけです。P1の場合はそれに加えて「航空機開発・生産経験の乏しさ等によるエンジン等の信頼性の低さ」という問題を抱えてしまったわけで。

 三菱がMRJの開発拠点をアメリカに移すという記事を見ました。「経験の乏しさを埋める」のは並大抵の事ではないようで。
ブロガー(志望)
2015/08/16 14:27

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