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zoom RSS 防衛省御用達月刊MAMOR連載「軍事ライター???」水野寛之氏の残念な反論 その5

<<   作成日時 : 2014/04/20 11:29   >>

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かつ て週刊東洋経済の2012年1/21号の「自衛隊のコスト」 という特集での「開発の総本山、技本その実力は本物か」という記事を書きました。これに対して月刊MAMORのライターの水野寛之氏はブログで以下の批判を行っております。

「東洋経済」1/21号の記事に関する考察
http://hiro2.txt-nifty.com/backyard/2012/01/121-e78d.html

 これは建設的な議論をしようという姿勢がまったく見られませんでした。しかも水野氏の批判は無知から来る勘違い、願望、希望的な観測などを元にした、アレな内容でした。とてもMAMORで技本のインタビュー記事を長年
ライターさんのものとは思えませんでした。
 そこでぼくは以下の反論を書きました。

防衛省御用達、MAMOR誌ライター、水野某氏の批判に対する反論その1 
http://kiyotani.at.webry.info/201403/article_10.html
防衛省御用達、MAMOR誌ライター、水野某氏の批判に対する反論その2
http://kiyotani.at.webry.info/201403/article_11.html
防衛省御用達、MAMOR誌ライター、水野某氏の批判に対する反論その3
http://kiyotani.at.webry.info/201403/article_12.html
防衛省御用達、MAMOR誌ライター、水野某氏の批判に対する反論その4
http://kiyotani.at.webry.info/201403/article_13.html
防衛省御用達、MAMOR誌ライター、水野某氏の批判に対する反論その5
http://kiyotani.at.webry.info/201403/article_14.html

 で、水野氏はこれについて反論を行っております。

清谷氏への反論とか、そんな感じ
http://hiro2.txt-nifty.com/backyard/2014/04/post-49d6.html#more
http://app.cocolog-nifty.com/t/trackback/38977/59358218

 
『少なくとも、対応する技術は持っておかないと。ただ他の国から買ってきて使うんじゃなくて、その中身もわかっていないと。以前のエントリーでN-I/N-IIを引き合いに出して説明したことですね。清谷氏はこの部分を引用されていますが、ロケットについては言及されていません』

ぼくは国内の技術開発や生産基盤を放棄しろなど書いたことはありません。
我が国は実戦もマーケットの経験もないわけですから、やるならば、他国よりもよりリサーチを行い、より多様な試験を行うべきだと主張してきました。そのためには開発するものを絞り込めといっているだけです。
技本のようにまともな調査も、試験も行わず、他国の10年遅れで開発することには意味がないといっているだけです。

別にすべてに反論しなければならないのでしょうか。そもそもぼくは国産開発を否定していません。やるならばまじめにやれといっているだけです。
それよりもむしろ、ぼくの実例を上げての指摘や批判に反論すべきじゃないですか。
水野氏の挙げているロケットも商業化され、世界のマーケットと戦いはじめてJAXSA俄然変わってきました。水野氏はロケットにお詳しく、造型が深いようですが、なぜこのようなところに目が行かないのでしょうか。


水野氏は、東日本大震災で、飛んだUAVはグローバルホークだけだったとか、UGVは使用されなかったとか色々とトンデモな主張しておりますが、これらに対してぼくはすべて実例を挙げて反論しました。

 上記の大震災でのUAVやUGVに関しては新聞、ネットで情報を拾っていれば分かることです。他人を避難する前にご自分の無知さを自己批判されるべきではないでしょうか。恐らく水野氏はまったく興味がなくてホローしていなかったのでしょう。
 で、ぼくの記事を見てカットときて脊髄反射的に口からでまかせで、感情的にブログで反論してしまったのではないでしょうか。

 それともあの時、飛んだUAVはグローバルホークだけだった、使用されたUGVは存在しなかったといまだに主張するのでしょうか。


『また、清谷氏は「紙媒体では字数制限があるからUAVを例に挙げた、ライターならわかるだろ?」(意訳)と書かれていますが、一方で「書いていないことを批判するな」とも書かれているのです。行間を読め、空気を読めと言われて読んだら、そんなことは書いていないと言われて、(´・ω・`)私にどうしろと』


 誌面に字数の制限があるのは当たり前の話です。ですから優先順位を付け書くのは当然で。水野氏はぼくの優先順位の低い方を指さして、実例が無いと無いものねだりをしていただけです。
 ですが、ぼくは東洋経済の読者であるビジネスパーソンを対象にしており、別に専門知識に欠けるが、自意識はだけは高い御用媒体のライターさん向けに原稿を書いたわけじゃありません。
 水野氏のメンタリティはテレビに向かってツッコミいれているおばさんの感覚であり、プロのライターさんの感覚じゃないでしょう。

 ブログは字数に制限がないんだからさあ、ぼくの指摘した誤りに対して反論されたら如何でしょうか。



 水野氏からご要望があったので、お望みの「ダメな国産兵器の例」をブログで紹介しました。
http://kiyotani.at.webry.info/201403/article_12.html

 ですが、せっかく水野氏がお望みの通りに挙げた具体例について、水野氏は反論もせずに華麗にスルーしております。彼にとっては都合の悪いことは存在しないのでしょう。
 また他にも事実を挙げて水野氏の主張がいかに的外れか、指摘していますがすべて無視しています。

 これまた水野氏がいう「重箱の隅をつつく」ことなのでしょう。何か日本語の誤用をしているように思えます。

 水野氏は事実関係では反論できないのか、人格攻撃を続けています。

『揶揄や人格批判がなければもっと読みやすいのに。いや、細かい揚げ足取りに反論すること自体、さらなる揚げ足取りの迷宮に陥るだけの不毛な行為であったかも。ということで、ここで止めることにします。これ以上書いたら、蛇足になっちゃいそうですから」


 揚げ足とりなどしていません。
 水野氏は自分の都合の悪い事実を指摘されることを「揚げ足とり」と言うらしいですが、これまた日本語を誤って使っておられます。
何度もご案内しておりますが、そもそも水野氏は、

『この清谷某という自称ジャーナリストは、そもそもが技術というものについて理解していないんじゃないかと思えてならない』

 と、ご自分から喧嘩を売ったわけです。
 
 作家の浅田次郎氏いうところの「度胸千両的業界」的表現ならば代紋にツバを吐いたわけです。当然相応の反撃があることは承知しておくべきでしょう。
 それが不条理だ、いじめられたと泣き言をいうならば、50歳のいい大人としてはあまりにナイーブで自己中心的です。
 そのような人物は物書きには向いていません。物書きなんてやめるべきです。

 ぼくは水野氏の担当したインタビュー記事の「内面取付型付加装甲」に対する反論、批判に関してはこれまたスルーです。メーカーの人間か関連のソースも紹介するといっているですから、実際にお会いしはどうでしょうか。
 もっともそれをすると自分の非を認めざるを得なる、そうなるとガラスのように脆い自尊心が傷ついてしまうのでしょうか。

 水野氏の主張は工学的なセンスがないだけではなく、思い込みや希望的観測、事実誤認に過ぎないものでした。繰り返しますが、ぼくはこれに実例を挙げて反論しておりますが、水野氏はそれに対する再反論が出来なかったのでしょう。

因みに以下の反論では技本の予算で「卒業旅行」を行った川合陸将の写真も掲載しました。
http://kiyotani.at.webry.info/201403/article_13.html

 ぼくはこれまで批判対象の個人の写真を掲載することはできるだけ避けてきました。それなりに配慮はしているのですよ。実は。
 ですが、このような理不尽な言いがかりと見当違いの技本擁護を御用メディアのライター氏から突きつけられたので、技本の実態を象徴するかのようなこの写真を掲載しました。

 水野氏は海外視察の費用を使わずとも、少ない視察費を偉い人達の「卒業旅行」に使おうとも技本は立派に情報収集をやっているのだと主張しているわけですが、技本の人達だってそんなことはいっていませんよ。
 ぼくのこの報道が出てから、視察費がかなり増えておりますが、それが何よりの証拠でしょう。


 水野氏はぼくが具体例を挙げて論拠した技本の研究がダメなところ、問題点に関しても全く再反論しておりません。

 広報誌の仕事は官の側の主張を1から10までそのまま無批判に載せることでしょう。批判的な記事は載せれないでしょう。
 ですが、そのような仕事をすることも、それで喰うこともぼくは否定するつもりはありません。人間食っていくためには仕事が必要です。
 ですが、その立場の人間が、調査報道を主にしている人間に対して「宣戦布告」をおこなったわけです。
 
 水野氏は御用雑誌であるMAMORのライターです。ですから技本を擁護すればポジショントークだろうと疑われるでしょう。
 ですから普通の感覚があればより、技本の擁護を行うのであれば慎重になるでしょう。

 当然ながら誰が見ても納得できるデータ、客観的な検証可能な論拠を挙げるべきでした。
 ところが水野氏は事案に関連する新聞も読まず、技本のHPすらチェックせずに、技本が馬鹿にされた、俺の原稿が馬鹿にされたと脊髄反射的に、脳内妄想を元に批判を行ったわけです。
 率直に申し上げてプロのライター失格です。

 そのような、官はすべて正しいという立場の人間が、批判のための検証も足でソースを開拓し、取材することもしない、専門知識すら怪しい人間がリスクを負って、コストをかけている取材している専門のジャーナリスを上から目線で小馬鹿にするならば徹底的に戦います。

 因みにこの東洋経済の特集で、ぼくは当初から企画に関して関わっておりました。取材先や執筆者、インタヴューする人物などもかなりぼくの意見が反映されています。


 前にも書きましたが、ぼくはいつでも水野氏との公開討論会に応じます。その場合ユーチューブあるいはニコニコ動画でそれを公開することを提案します。

 そもそもぼくはMAMORの存在自体に大きな疑問をもっていました。今回の一件でMAMORの記事の質、存在意義により疑問を持ちました。今後MAMORについても書いていくことになると思います。



防衛省の月刊MAMORのページ
http://www.mod.go.jp/j/publication/kohoshiryo/mamor/prof.html

月刊MAMOR HP
http://www.fusosha.co.jp/magazines/mamor/



NEXT MEDIA "Japan In-Depth"[ジャパン・インデプス]に以下の記事を寄稿しております。

<防衛産業も営利企業>政府は防衛産業の持続可能な利益確保の必要性を国民に説明すべき
http://japan-indepth.jp/?p=5052

<武器禁輸緩和>安倍政権は「防衛装備生産基盤の危機回避」という本意を国民に説明せよ
http://japan-indepth.jp/?p=5014

<200億円の海自P-1哨戒機>性能も怪しい高コスト機の開発ではなく現有機の近代化を
http://japan-indepth.jp/?p=4818

朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しました
ロシアとウクライナが簡単に刀を抜けない理由
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2014041500002.html

知られざる日本発のクールジャパン的ヒット商品「エア・ソフト・ガン」はなぜ市場を失いつつあるのか?
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2014032400011.html

月刊ZAITENに「防衛産業はやりたい放題」を寄稿しました。

ZAITEN (財界展望) 2014年 05月号 [雑誌]
財界展望新社
2014-04-01

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月刊WEGDE4月号に以下の記事を寄稿しています

先細る防衛産業 中小こそ輸出のチャンス 国はバックアップを

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