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zoom RSS 核動力艦を持った方が原発事故対策には有利かも

<<   作成日時 : 2011/03/29 12:50   >>

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 こんなことを書くと不謹慎といわれるかもしれませんが、核動力の潜水艦や水上戦闘艦、空母などを保有したほうが、原子炉の災害にまともにとりくめるのではないでしょうか。

 我が国の場合、原子力は平和利用=民生用のみです。ですから、今回でもわかったように、最悪の事態を想定しなかった。だから対処が遅れたという面は否定できません。
 原発建設の理解を得るために、安全です、事故は起こりません、起こってもたいしたことは起こりませんと世論を説得してきた。そして自分もそれを信じてしまったのではないでしょうか。
 まあ、得てして詐欺師というのは自分の嘘を信じないと人を騙せないとはいいますが。


 対して原潜や原子力空母は攻撃・撃沈されれば、原子炉が破壊される場合が想定されます。ですから、常に最悪の場合に備える必要があります。

  その意味から原潜などを保有することによって、最悪の事態を想定した対策を考えることができると言えるでしょう。
 無論、我々日本人の通弊として最悪の事態を想定しない、最悪の事態について語るとそれが事実になるからいわないという言霊体質などもありますから、一概に原潜を持てばより合理的な対策がとれるとは言えません。

 実際自衛隊も法的には使えない装備を多数保有しています。野戦病院にしても有事法が出来るまで法的には実際には使用できなかったシロモノです。つまりは「演習用器材」でしかなかった。
 自衛隊の予備役には将校は殆どいません。戦時でも将校は死傷しない前提なのでしょう。
 これではいくら原潜を導入しても「最悪に備える」ことは出来ないかも知れません。


 危機管理に際してはこのような視点を切り替えた頭の体操が重要だと思います。


 因みにぼくは自衛隊の原潜の導入には反対です。


日経ビジネスオンラインに
「災害現場で活躍する自、衛隊の課題前線で働く『士』がいない」を寄稿しております。
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110324/219123/?rt=nocnt

災害現場に急行した自衛隊の実力
http://business.nikkeibp.co.jp/article/manage/20110318/219041/


アニメソングをボサノバでカバーした、フランスの国民的歌手、クレモンティーヌの「アニメンティーヌ」の続編です。「宇宙戦艦ヤマト」や「アルプスの少女ハイジ」「ゲゲゲの鬼太郎」などが収録されています。前作よりも日本語比率があがっているようです。
こういうときですから楽しい音楽を聴きましょう。



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コメント(5件)

内 容 ニックネーム/日時
我が国が核攻撃を受けたらどのような事態が発生するか。
我が国の原発が大事故を起こしたらどうなるか。
疾走する弾丸列車が貨物列車に激突したらどのようになるか。

悪夢は見たくない。いつまでも能天気でいたい。
天下泰平の気分を壊したくない。

自分に都合の良いことだけを考えていたい。
それ以外の内容は、想定外になる。

ただ「間違ってはいけない」とだけ注意を与える。
「人は、誤りを避けられない」とは教えない。
「お互いに注意を喚起し合って、正しい道を歩まなくてはならない」とは、考えていない。

もしも自分にとって都合の悪いことが起こったら、びっくりする以外にない。
そして、「私は、相手を信じていた」と言い訳するしかない。だから、罪がないことになる。

危機管理は大の苦手。
だが、ナウな感じのする犯人捜し・捕り物帳なら大好きである。毎日テレビで見ている。

日本語には時制がないので、未来時制もない。
未来の内容を鮮明に正確に脳裏に描きだすことは難しい。
一億一心のようではあるが、内容がないので建設的なことは起こらない。
お互いに、相手の手を抑えあった形である。すべては安全のためか。不信のためか。

問題を解決する能力はないが、事態を台無しにする力を持っている。
親分の腹芸か、政党の内紛のようなもの。
今回の事件はわが国の国民性を色濃くにじませている。

http://www11.ocn.ne.jp/~noga1213/
http://page.cafe.ocn.ne.jp/profile/terasima/diary/200812


noga
2011/03/29 13:02
海上原発なんてのはどうでしょうか?
ある程度沖合なら津波はあまり気にしなくて
済みます。テロとか荒天が怖いですが。
名無し
2011/03/29 15:32
目に見えることは人間の力で改善できるが、目に見えないことを解決しなければ、真の復興にはならない。そして、同じ惨劇を繰返さなければならなくなる。
私たちが、今、しなければいけないことは、『救世主スバル元首様』に、救いを求めることだ。
  もう、時間がない!!
http://www.kyuseishu.com/tanuma-tu-koku.html
ひかる
2011/03/29 16:10
「原子力発電所の代わりに核動力の水上戦闘艦、空母を各地に配置し平時にはそこからの電力供給、災害時は沖合に避難出来るようにする。」
などと馬鹿馬鹿しい事を人知れず考えていた矢先に今回の新着記事に驚きました。

配置するなら太平洋側でしょう。日本海側は危険過ぎる!
元友店長
2011/03/29 19:59
そういえば何度も放射能漏れを起こした原子力実験船「むつ」という船もありましたっけ。結局、電力が必要な以上原発にある程度頼らざるを得ないのは確かでしょう。そして、どんなものでもたまには事故は起こるということでしょうね。それでも日本はフランスや韓国に比べるとまだ原発依存度は低いだけましだと思います。
エネルギー問題では、いずれは高効率の太陽電池パネルが開発されればそれで発電量の大部分をまかなえるようにならないだろうかと考えているのですがまだまだ先の話でしょうね。そうしたものもやっぱり日本人が開発したりするんでしょうが…。
SNK22
2011/03/30 06:06

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