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zoom RSS わずか数時間で日本は中国に占領されるぞ?

<<   作成日時 : 2011/02/10 14:12   >>

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わずか数時間で日本は中国に占領されるぞ
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/5378

JBPRESSSに掲載された元陸将・前中央即応集団司令官、柴田幹雄氏の寄稿です。
要は陸自の予算と人間を増やせ。

そういうことです。

>もし陸上自衛隊が限りなく縮小されれば、陸上戦闘を回避して、小規模の部隊が潜入し、必要とする島に旗を立 ててしまえばおしまいである。
>また日本全域を押さえようと思えば、同じく少数の部隊で、首相官邸、議事堂、放送局を押さえ、「日本人民の総 意を代表して、日本解放のため立ち上がった」などと放送されてしまえば万事休すであろう。


 まったく陸自を廃止すればこのような状況が起こりえるでしょうが、現実はそうではありません。ありえもしない前提で論を進めるのは如何なものでしょうか。
 また「じく少数の部隊で、首相官邸、議事堂、放送局を押さえ・・・」これはクーデターでよくあることですよね。一部の部隊を率いた将校らが決起して国をひっくり返す。これには全軍や大部隊は必要ないわけです。これらの事態に対処するから兵力を増やせというのは主張としていびつで無理があります。
 むしろ、クーデターを警戒するために警務隊を増やさなければならない、というやぶ蛇になるような気もしますが。


 上記のような状況を阻止するならば他を削ってでも普通科の人員や連隊を増やすべきだと思います。ぼくも普通科は増やすべきだと思います。

ですが、陸幕の中のエライ人達はお仲間の顔色を窺って抜本的な怠ってきました。例えば戦車が1輛減れば乗員、整備員、間接人員含めれば10名は人間が浮きます。
 仮に士の人件費を年500万円とするなれば、10式1輛を導入する金額で200名の隊員を採用することができます。戦車を100輛減らせば1000名が浮きます。更に10式の調達をやめれば1年に15輛調達するとして3000名、合わせれば年に実質4000名が増員できます。

 74式はまともな近代化もされずに放置されてきました。本来数を削減し、残した74式に近代化を加えて運用するならば、戦車全体の戦力は増したはずです。その上で、普通科の増員も可能でしょう。

 金さえあれば何でもできる。予算を増やせというのは思考停止ではないでしょうか。
 金さえあれば大抵のことはできます。無いからみんな苦労をしているんです。
 
 しかも人数を削減しろと命じられて、これまたはお仲間の顔色を窺って、一番切りやすい、しかも一番立場の弱くて、人件費のかからない士クラスの首を切りまくってことで、現場の兵隊の充足率を4割強まで減らして一線部隊の戦力を減退させたのはほかならぬ柴田幹雄氏ら将官の皆さんだったではありませんか。
 この現実も財務省が公開し、ぼくが取り上げなかったらだれも報道しなかったでしょう。

 このような民間ではあり得ないいびつなリストラを行っておいて、金が人がたりない。悪いのはすべて他人だと居直るのが将のすることでしょうか。 
  

WEBRONZAにて「店舗・事務所の出店時に必要な保証金が過大すぎる 」
を寄稿しております。
http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2011012800013.html

同様に『防衛省の装備調達改革と「商社悪玉論」の欺瞞』も本日掲載されました。http://astand.asahi.com/magazine/wrpolitics/2011020900025.html


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コメント(21件)

内 容 ニックネーム/日時
いびつなリストラは民間でもありますよ!組織が大きくなると、民間会社でも官僚化してしまうんですよね。みんな保身に走ります!
ポッポさん
2011/02/10 16:19
お説の通りです。
ですが、結果彼らは職や退職金を失ったりします。公対して務員はそれがありません。
キヨタニ
2011/02/10 16:29
ん〜ん
考えます。
元々規模が小さい自衛隊が
規模を削減されてきた中、
自衛隊の仮想敵国が巨大だから自衛隊は
装備の優位性で対処するしかなかったんでは?
軍需産業育成の為でもあるだろうが・・。

それに自衛隊自ら予算の柔軟性を展開したら
予算削減の結果を生む恐れがあったんでは?

>わずか数時間で日本は中国に占領されるぞ

こんな事どこの軍でも予算確保の為言ってるような?
日本の場合はそれでも予算減らされるてる
感じだなー

とあえて言ってみる すまぬ。

ゼンジロウ?
2011/02/10 18:37
 そのうち、中国経済のバブルが崩壊し、日本以上の高齢化社会がやってきて、日本以上にひどい停滞期がやってきて、最悪、かつての軍閥が割拠していた時代のごとく分裂してしまったら。「ああ、そういえばあの頃、今にも中国が日本を征服する、なんて本が盛んに出てたなぁ」なんてなつかしむ時代が来るんでしょうか?
 ところで、今や懐かしのネタになっているロシア(ソ連)脅威論ですが、今でも、日本の領空侵犯機のトップはロシア機。まだまだ気は抜けません。
 
レッド・バロン
2011/02/10 22:24
>これらの事態に対処するから兵力を増やせというのは主張としていびつで無理があります。

あの〜、該当部分はどう読んでも「ゲリコマ対処」への言及であって、クーデターはまた別の話になると思うんですけど…。
関係無い話をいきなり繋げている清谷氏の主張に相当な無茶というか、論理展開のいびつさがあると思うんですが、如何でしょうか?
kyu
2011/02/10 23:45
ちょっと御主張がよく理解できません。
>クーデターでよくあることですよね。〜
この部分は、何か文の抜けがあるのでしょうか?
唐突でまったく理解できません。

>10式1輛を導入する金額で200名の隊員を採用
この計算ですと1年分の人件費にしかなりません。戦車の寿命を30年と見積もると6名程度になりませんでしょうか?それに五百万では陸士の給料払ったらほとんどなくなってしまいます。陸士は営内居住者であるため、それなりの費用がかかります。
実際の所、戦車自体の維持費を考えても、15〜20名程度しか増やせないのではないでしょうか?
ゆう
2011/02/11 03:50
あと、陸士を増やすのは難しい理由をもう一つ
書きやすいため陸士と書いていますが海空についても同様です。

陸士は任期制隊員です。
現在のところ、最大で4任期程度の採用期間ですがこれを延ばすことは難しいと言わざるを得ません。
何故なら18歳で入隊したとしてもこの任期を終える頃には、26歳と再就職を考えると限界に近い年齢です。しかも、恐らく取得できるであろう大型免許を除けば、長期間の隊員生活でも実務的に得るものはほとんどありません。
そして、現実的には3任期前後で退職するのがほとんどです。
これでは、本格的な訓練を施そうにも、訓練を終えたときにはほとんど在任期間が残っていないと言う状況になり、費用対効果に劣ります。
また、予備役の活用を上げられるかもしれませんが、何年も実務から離れていては、ただ小銃を撃てるだけ、最新の機材は壊すのが怖くて触らせられない、駐屯地警備をさせるのがせいぜいといった所になります。
ゆう
2011/02/11 04:01
74式戦車はまともな近代化が施されてないとのことですが、具体的にどんな近代化でしょうか?少なくとも90式クラスの火力、防御力が必要です。何故ならばそれ以下だと近隣諸国の第ニ・三世代相当の戦車とは相手にならないからです。そしてその近代化予算は新戦車調達予算よりも安くなるのですか?これは74式戦車を近代化した後何年使えるのかを知らないと計算出来ないでしょうけど。『貴方の信じたいものを信じれば良いでしょう』など言われないようお願いします。
名無し
2011/02/11 08:06
>貴方の信じたいものを信じれば良いでしょう

既にご自分のなかで「正解」を持ってらっしゃる人には、そう申し上げるしかないでしょう。

貴方の信じたいものを信じれば良いでしょう

諸外国が旧式戦車にどのような近代化を施しているか簡単に調べることはできるでしょう。
新型戦車が近代化より安くつくならどこのくにもそうしています。

90式登場以後も、数の上では主力である近代化されない74式がまともな近代化されないことが
当然である、10式が揃うまで、74式で「抑止力」になると考える方に何を言っても無駄でしょう。

ですから信じたいものを信じてください。

ご高説を世に問うならば、専門誌に投稿するもよし、ブログを立ち上げるもいいでしょう。

キヨタニ
2011/02/11 10:35
> 10式1輛を導入する金額で200名の隊員を採用することができます。

戦車と歩兵は役割が異なると思います。
それを同列に語るのは、清谷先生が否定されていた以下の記事と同じことを言われていますよ。

「戦闘機1機で学校は何校つくれるか? あまりに幼稚な発想」
http://kiyotani.at.webry.info/201101/article_3.html
Mr.K
2011/02/11 11:55
引用の寄稿文も読みました、過大な主張もありましたが納得できるところも多かったです。
74式戦車の島嶼での再利用あたりはなるほどと思いました。
装備の整備維持に民間業者を入れれば解決できることでは。
在日米軍の艦船修理を日本人が行うのに、自衛隊装備は出来ない理由は無いと思います。
戦闘に特化した人員を多く維持するなら後方の維持作業は外注を増やすのは手段では。
カド
2011/02/11 12:44
日本の自衛隊は、質の面では、中国軍に勝っていますから、そうやすやすとはいかないでしょう。
長田ドーム
2011/02/11 15:32
「諸外国の近代化を自分で見ろ」 ですか。
当然ながらイロイロ見てます。ではお聞き下さい、実にピンキリです。砲塔換装から装甲内面への内張り装甲追加とかまで本当に様々です。清谷氏はどんな近代化が良いかと思われますか?日本の74式戦車の事ですよ?諸外国とは想定戦場から仮想敵まで結構違います。同じ所もありますがね。
名無し
2011/02/11 16:11
氏は一人年500万円と見積もっていますが二等陸士
は一任期2年ですので、2年で1000万円です。
10式戦車1両は約9.5億円ですので200人は無理。
せいぜい95人程度です。
二等陸海空士で、一任期での退職金を含む給与総額は約600万円です。
ここで人件費1000万円−給与600万円=400万円。
この400万円は装備調達費用と訓練費用と衣食住費用です。
枠外での新規採用なので新しく装備を調達しなくてはなりません。
でここで疑問です。
少なくとも第三世代に属する10式戦車1両の戦力と95人の軽武装素人歩兵は釣り合うのでしょうか?
戦闘員
2011/02/16 15:48
>戦闘員さん
その計算だと1任期で金が尽きてしまいますね
正確には95人の軽武装素人歩兵を2年間(教育期間含んで)増勢できるということになります。
そしてこの比較はその人が命の値段をどれくらいに見積もるかで答えは変わってきそうな気がします
ゆう
2011/02/16 21:47
>ゆう
95人全てが戦闘要員にはならないでしょうね。
普通化一個小隊に20人所属って所だと思います。
まともに使うつもりなら尉官や下士官が別個に必要ですしね。残り75人は後方支援にまわすと。柴田氏も書いてますが陸自15万人の全てが戦闘員ではありませんから。
・・・正直な話、二年程度の陸士には対戦車ミサイルなどのハイテク兵器は任せられません。
任期制隊員ってどの段階から戦力として見られるんでしょうね。
今回、丼勘定ですがざっと計算してみて人件費って高いな〜と思いました。
戦闘員
2011/02/17 05:12
>戦闘員さん
どの程度の行動をもって戦力となったとみなすかで、かなり変わってくるように思います。
いるだけでいい、指示・監督を受けて動くだけでいい、指示を受けてある程度独立して行動、命令により自分で考えて行動、等々・・・
職種にもよりますが、やはり3任期目はくらいじゃないと信頼性は求められないんじゃないでしょうか。
任期制隊員の難しい所はそれなりに仕事が出来るようになったら退職する時期が来てしまうということですね。
ゆう
2011/02/17 05:41
>枠外での新規採用なので新しく装備を調達しなくてはなりません。

士の充足率は4割強なんですけど・・・

>その計算ですと1年分の人件費にしかなりません。

10式戦車は毎年調達されるんじゃないんですか。そうですか。

>二年程度の陸士には対戦車ミサイルなどのハイテク兵器は任せられません。

40代、50代のベテラン下士官で小隊を構成せよと?

>まともに使うつもりなら尉官や下士官が別個に必要ですしね。

士クラス以上は充足が足りている。上記のように士クラスの充足率だけが4割程度という事実は無視ですか。

少し前の回も見てはどうですか?
>第三世代に属する10式戦車1両の戦力
整備員も乗員も足りなくても可動するんですか、大したもんですね10式って。
おやおや
2011/02/17 07:24
>おやおやさん
10式は30年は使うから、購入費を年割すると3000万程度、まあ、同じ土俵に乗せるなら
購入費で6人+乗員3名+戦車の維持費+戦車整備に必要な人員−増えた人員に対応するための費用
と言うところじゃないでしょうか。
ちなみにこれは増えた人員は1任期で辞めていく計算です。
戦闘員さんも書いておられますが、増員できて20数名じゃないかと
これをどう考えるかは先程も書きましたが、その人の命の値段付け方次第です
ゆう
2011/02/17 08:00
>おやおや
もう少し清谷氏の本文とコメント欄をしっかり読みましょう。それと過去記事にコメントの品格について清谷氏が苦言されていますのでぜひ御一読ください。
>ゆう
過去には人の命は地球より重いと語る政治家もいましたね。ほんと人によって様々です。
>清谷氏
戦車1両の金で200人という内容は論理の飛躍のような気もします。
戦闘員
2011/02/17 10:28
いや、幼稚じゃね?そしてコスト感覚にさりげなく嘘まぜるのもどうかと
10式1両では同様に20〜30年運用する歩兵の維持、訓練もろもろを考慮しても歩兵10人分くらいにしかならない。10両調達やめても100人分にしかならないよ。もっとも、他戦車用人員などのカットで10人以上は浮くが

しかもゲーム感覚で戦車1両のコストと歩兵1年分のコストをこんせいさせないでほしい。傭兵じゃないんだし

実質的にはそこまで幼児に、幼稚のゲーム感覚で削減効果などはあるわけではない

コスト感覚について議論するなら、せめて自衛隊のさんざんだしてる、コストに関するPDF情報などをみてほしい。

最近ではコストについてさんざいわれて、コストカットの努力や、コストの内容説明などもあるから、まともにPDFもみずにコストについて議論するのは幼児の議論だろ。

ホンキで100両の10式が1000人と思ってしまうのは幼児の妄想だ。訓練、維持、設備などもあるし
PDF、資料などを明示しないで、ざっくばらんにコストを語るのは幼児の妄想だろ。せめて今まで、具体的な数字、資料などを明示してコストのこと語ったことあるのか?

総コスト、量産効果、設備を具体的な数字まじえて語ったこと一度もないだろ。
コストに関しても外製兵器を漫然と語るだけでその外製兵器の具体的なコストみつもりの数字も全くだせてない、幼児の数字遊びがあるだけ

アフォだろう

はっきしいって、具体的な数字、内やくなどをかってに語らずに試算性もない幼稚な数字あそびをするのは、企業でも大規模な金を使う組織になるとまともに相手されないぞ。馬鹿だろう
NS
2011/06/22 00:53

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