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zoom RSS マダムとマドモワゼルの間の深い谷

<<   作成日時 : 2009/02/11 17:14   >>

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 旅行者がフランスに行って悩むの、妙齢の女性を「マダム」と呼ぶか、「マドモワゼル」と呼ぶかということでしょう。英語圏にはマダムでもミスでもなくて、ミズという敬称もありますからね。そういや、かつてアメコミ界にはミズ・マーベルなるスーパーヒロインがおりました。

 実は概ね、達前後を含むオトナの女性に対しては「マダム」でいいわけです。「マダム」に現在では「オバサン」「既婚女性」というよりも「オトナの女性」というニュアンスがあります。は例えば未婚の19歳ぐらいの女子大生がブティックに入ると大抵マダムと呼ばれます。16歳ぐらいで結婚している「マダム」もいますが、と例えばそういう人がウエートレスであっても「マドモワゼル」と呼びかけても問題はありません。


 ただ例外もあります。以前アブダビの見本市で車輛のデモを見ていたときです。隣の40歳前後と思われる、政府系メディアの女性記者(結構美人)と世間話をしておりました。そのとき彼女にアラブ人が「マダム」と声を掛けたら、「私はマドモアゼルよ!」と、憮然として応えていました。
 
 本人に自分は独身である、と言いたくなるような事情があったのでしょう。ぼくもオトナなので深くその理由を尋ねたりはしませんでしたが。

 まあ、そういう例外もありますが、大抵「お子様」以外はマダムでK0です。日本語では「奥さん」が「マダム」相当するのでしょうが、「お一人様」に「奥さん」もなにでしょうから、難しいですねえ。そういう意味ではマダムに相当する言葉があると便利なのかもしれません。
 
 困るのは手紙を書くときです。女性の場合はマダムでいいのですが、相手が男性か女性かわからないときに敬称をどうつければいいのか未だに悩みます。
 特に非英語圏だと、どちらの性かわからない名前が多いですし、「ドミニク」みたいに、男女兼用の名前もあります。
 
 こういうときは日本のように性別によって敬称が違わない方が便利だなあ、としみじみ思います。


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コメント(2件)

内 容 ニックネーム/日時
遠い昔の話ですが、大学の第2外国語でフランス語を取っておりまして、指導教官の教授(学習院の篠沢秀夫教授の先輩なんだそうですが・・・)が同じことを言っておりましたなぁ・・・。やはり、マダムで声をかけ、向こうで訂正が一般的とのこと。教授は60代と思しき女性に「マダム・・・」とやったら「Je suis madomoiselle!!(綴りいい加減でスマソ)」と凄い勢いで返ってきたそうで、日本では若く見られることが良しとされますが、向こうでは大人に見られることが良しとされると聞いていた出鼻をくじかれる出来事だったそうです。
クマのプータロー
2009/02/16 06:40
昔、地上波のドイツの紹介番組で、会場に集まったドイツ人女性たちに司会者がひとりひとり名前のまえに「フラウ・フロイライン」をつけて出席をとっていました。フランス人にもそうすればどうでしょうか。
おはぎ
2009/02/16 16:14

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