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zoom RSS 【国家の貧格】川島隆太教授の品格 藤原正彦教授の品格

<<   作成日時 : 2008/02/07 23:52   >>

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川島教授、「脳トレ」の報酬はゼロ
http://japan.gamespot.com/news/story/0,3800076565,20366455,00.htm

ニンテンドーDSの人気ソフト「脳トレ」は日本ではいうに及ばず、英国だけでも100万本の大ヒットとなったそうです。で川島東北大学教授は本来ならば約24億円の印税を受け取ることができたのですが、それを受け取らず、東北大学が代わりに受け取っておるそうです。
「私の家族はみな私に腹を立てているが、お金が欲しければ自分で稼ぐようにと言っている」「うんざりするかも知れないが、私の趣味は仕事だ」

川島教授は大学の教員の給料で満足しているそうです。家族にしてみれば「お父さん、それはないでしょう」というのが本音でしょうが、こういう人も世の中にはいるわけです。

 その対極にいるのが藤原正彦お茶の水女子大学教授です。

 藤原教授の「国家の品格」は200万部を越えたベストセラーとなりましたが、全部自分のポケットに仕舞い込みました。
 無論、著作物が売れてそれを収入として受け取るのこと自体は責められるものではありません。

 問題は藤原教授が金儲けを「汚い行為」「品格がない」と非難していることです。

 青色発光ダイオードを開発し、会社に対価を求めて裁判を起こした中村修二教授を口を極めて執拗にののしり、株式投資で儲けを出してはいけない、投資家は「額に汗水ながさないで」儲けるのは下劣である、投資家はその企業の発展にのみつくすべきで、リターンを求めるのは品格がないと藤原教授は仰っているいます。
 市場経済はけしからんと、今日日中国共産党でもいわないことを言っておられるわけです。

 ところがその御仁が通常初版ならば百万円のところ数百倍も利益を印税制という「市場経済」的手段によって「額に汗水流さず」手に入れているわけです。

 しかもこの本のネタは講演ですり切れるまで何度も使っており、とっくに講演料などでもとをっているでしょう。つまり本の方はその「リサイクル」なわけです。ですから通常の書き下ろしの単行本の執筆に比べれば労力もコストもかかっておりません。まさにボロ儲けです。

 藤原教授は親方日の丸の国立大学教授でそれ相応のサラリーがあります。民間企業のように会社がつぶれたりリストラされるリスクもないわけです。
 その上父親である故新田次郎氏の印税ががこれまた「額に汗水流さず」手に入はいっているわけです。
 つまり藤原教授はあの本の印税がなくとも平均的な日本人より遙かに高収入をえているのですが、それでは満足できないようです。人間の欲には際限がないなぁ。

 他人に品格を求め、金儲けは品性卑しい人間のやることだと罵っているご本人が、高級公務員のサラリーと親の莫大な遺産では満足できず、親の七光りで得た著作の仕事の大金を何気なくポケットに入れる。
 これは藤原教授のいう「武士道」なるものの精神に沿っているのでしょうか。少なくともあの本に書かれている「武士道」の精神からは乖離していると思われます。

 あれほど偉そうなことを書き散らすのであれば、初版以降の印税で大学に本を寄付するとか、講座を開設するとか、奨学金でも創設するとか思いますよね、普通。ご家族もさぞ品格ある亭主、父親を誇りにおもうでしょう。
 
 まさか他人厳しく、自分に甘く、それが武士道、あるいは品格ある態度ですか、藤原センセイ。

 
 藤原教授の写真を拝見するとこのような「貧格」が滲み出ておりますなあ。この人は川島教授の爪の垢でも煎じて飲んだ方が宜しいでしょう。
 まあ、もっとも人間自分にないものに憧れるというのもよくあることですが。
  
 武士は喰わねど高楊枝、という言葉もありますなぁ。
 この言葉は藤原センセイの品格からは100万光年ぐらい遙かなた位置しております。


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科学技術振興機構 川島教授
DSでおなじみ川島教授監修の大人の塗り絵「脳芸教室?大人の塗り絵」商品価格:3,123円レビュー平均:4.0 】川島隆太教授の品格 藤原正彦教授の川島教授、「脳トレ」の報酬はゼロ http://jap... ...続きを見る
そんなことあったん?
2008/02/08 07:08
変節漢、藤原正彦教授の品格なき二重基準
 大ベストセラー「国家の品格」(新潮新書 2005年初版)で有名な御茶ノ水女子大学教授、藤原正彦氏は週刊新潮でエッセイを連載しております。  今週の回(今書店に並んでいる号:2014年10月30日号 *明日10月29日(水)まで売られています。)は、時節柄ノーベル賞のお話でした。 ...続きを見る
清谷信一公式ブログ  清谷防衛経済研究所...
2014/10/28 17:59

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コメント(13件)

内 容 ニックネーム/日時
「長者番付」が廃止されたから、藤原教授の所得も公示されることがなくなった。対外的には何とでも強弁できるから、ご本人サマとしては所得が皆無のつもりなのかも。
とーりすがり
2008/02/08 07:53
藤原教授の「国家の品格」なるものの欺瞞は、国家なる粗雑な幕藩体制に品格なる言葉を使った部分である。 品格とは
個人に使う言葉であり、ここのところの
認識が根本的に教授は間違っているのです。地球規模の善き合理性への収斂を命題にするならば「国家の品格」をいくら高めてても精々のところ幕藩エゴの差異しか発生しない。
guest
2008/02/08 10:28
 おっしゃる通りですね。藤原氏の国家の品格の本によってやたらと品格という言葉が出回ってます。

 品格品格といっておきながら、その品格論者が一番品格がないことがバレできて、それでも品格という言葉でおさえつけようとする風潮ですね。メディアでいくら世論操作してもネットなどでばれますから。

 あの国家の品格というのは、彼がただ感じていることを、庶民生活のやりくりというのを耳学問や現場での現実と乖離しているところで、自分は税金で飯
を食えるポジションにいながら、品格を振りかざしているところでしょうね。
ななし
2008/02/08 10:54
 安い資源でアメリカの核の傘に守られながら、つくるべきものはわかっていた、冷蔵庫、洗濯機。テレビ。単純労働で冨を享受してきた。食料自給率を下げてね。バブルで冨をぶっつぶし、年金も税金も食い物にしたあげく、無駄なハコモノをつくり赤字を垂れ流したあげく、
そういう連中が品格だなんだと、日本の構造を腐らせた連中がそういうことをいっているわけです。何の責任もとらずにね。

 冷戦後あきらかに、世界経済が変わり、先進国を中心とした日本の一人勝ちは終わったという現実を受け入れず、品格といってごまかしているわけですよ。
若者をたたいてね。
ななし
2008/02/08 11:00
国家の品格なんて妄想より、「黒いスイス」という現実問題を扱った本がためになります
新書でいいものは
2008/02/08 13:12
↑ 日本人は平和国家スイスマンセー!なんて言う人が多くて困る。 スイスとは幕藩エゴを隠した軍事国家そのものである。但し、国際間で容認されるテレコミニケーションプロトコールを取る重要性認識は、日本の政治家、官僚、軍人の比でではない。立派なもんだ。 質問の質が良ければ、国家(幕藩)を飛ばして
個人にさえ、公文書で重要情報なり、見解を出してくれる。 時代の変化をつくづくと感ずる。
guest
2008/02/08 19:29
↑理解できないのは私だけ?
 
2008/02/08 20:43
 黒いスイスは読んだことがあるが、
現実問題を取り上げて生々しい出来事がかかれている。品格だなんだときれい事をいったところで、現実問題を無視した
言い回しは好きではない。
ななし
2008/02/08 21:40
>「黒いスイス」
それは興味深い!
さっそく書店にいってきます
オブジェクト
2008/02/08 23:48
川島教授の家族の不満とやらも本気で言ってる訳では無いと思いますよwまぁそれはさて置き、面白い話だとは思いますが美談?にはして欲しくないですね。研究者が相応の対価を得られる社会にならないと理系離れは解決しないでしょ。

2008/02/09 00:37
↑ 研究開発なるものを究極で考えれば「種の持続性」への寄与は皆無である。
さらにその応用段階を洞察すれば「越境越後屋経済学(ボーダレス経済)」の信奉者へ受け渡し、全世界の消費者へのコンシュマー商品なり、軍事分野(全ての民生品は軍事部品)への国際技術拡散となる。ゆえに、研究開発なるものに、市民の税を投入すべきでない。 研究者は共通の興味と関心をボーダレスで集わせ、多国間合弁研究コミニテーを構築し、自らの金と能力と時間と全リスクで研究を推進すべし!
これがアキバ地球村的ロボット技術多国間研究開発方向こそが、研究開発の真の姿なのだ。
guest
2008/02/09 07:02
↑いつ読んでも何回読んでも意味不明。
これって私だけ?
 
2008/02/09 19:08
>>中村教授。
件の人物に関しては、ちょっと違いようです。
日亜が争点となった「404号特許」を放棄し、控訴審で(200億から8億4千万への減額)和解を受け入れたところでも明らかなように、アメリカ流の特許ゴロ裁判ですよ。




ころころ
2008/02/10 17:40

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