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help RSS 防衛庁・自衛隊は用語の英語対訳を公開せよ。

<<   作成日時 : 2006/03/21 00:37   >>

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 政府の「法令外国語訳・実施推進検討会議」が経済活動の国際化などに対応するために、約3300にわたる主な法令用語の「日英対訳辞書」をまとめたそうです。

 今までなかったんですかぁ。

 正直驚きました。国際化国際化ってやはりかけ声ばかりだったんですねえ。で、最終報告は08年度までに、会社法や民法など約200の法律を訳すことも求めているそうです。

用語   統一訳/ これまでの他の例
法律   Act, Code     Law
時効   prescription limitation of time
法人   Juridical person legal entity
株式会社 business corporation joint stock company


 防衛庁・自衛隊も防衛庁・自衛隊用語の定訳の多くを公開しておりません。実は内部には、それぞれあんちょこがありまして、その一部ネットで公開されております。

 ぼくは内局も統幕にも対訳集の写しをくれと、頼んだんですが、見事に断られました。別に軍事機密でもないでしょうし。

 ご存じの様に軍事用語と防衛庁・自衛隊用語は同じだったり異なったりすることがあるわけです。
 ですから自衛隊用語に軍事用語の英訳を直接当てると間違い、ということも多々あります。また翻訳者が常に軍事に詳しいわけじゃありません。
 情報を公開せずに己達で囲い込むことが権力の維持を思っているのが官僚の通弊ですが、こういうところに危機感を感じないのは社会性が欠如している証拠です。
 もっとハッキリ申し上げれば国益を損なっているとすら言えるでしょう。 

 もっともオフィシャルな英訳がどうも英語圏では通じない怪しげなもの、という場合もあります。そのような場合、こちらで適当にいじくってしまいますが。まあ、あたし程度の英語力の持ち主があれこれ言うのも僭越ではございますが。

 先に陸自で採用された電動ガンの閉所戦闘訓練用機材は closed combatを近接戦闘ではなく閉所と誤訳したものと思われます。これは誤訳でないのでしょうか?

法令用語「日英対訳辞書」まとまる 政府検討委
2006年03月18日03時07分
http://www.asahi.com/national/update/0318/TKY200603170393.html

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コメント(10件)

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 その前に、三隊の用語統一という壁があるとも思いましたが、英語で統一して使用すればいくらか問題解決するかな。
らりぱ
2006/03/21 14:07
>閉所戦闘訓練用機材は
閑所戦闘訓練用機材の誤植でした謹んでお詫び申し上げます。
sionoiri
2006/03/21 14:38
「ビットミサイル」なんてどう和訳すんだろ?
隣の国では「電算特技兵」なんてのもあるし、なんと英訳するのか興味がある。さらに「パイロットレス神風特攻多目的RPV」なんて言う和英混在用語の統一は、非常に難しい。世界の大本営の英和*訳は混沌としとります。


guest
2006/03/21 15:07
システム防護隊設立に関して、部隊名の英訳はSystem Protectionだと言われました。

ですがこれでは部隊名ではないので、しょうがなくJDWの原稿ではSystem Protection Service として原稿書きました。 
キヨタニ
2006/03/21 15:17
キヨタニさんへ、

これはお勉強、アリガトウね。僕の興味と関心は
防衛業務の一部民営化。(特に無人化)だから、軍事用語にピッタンコが殆ど無い。
guest
2006/03/21 15:45
GUESTさんがよくおっしゃる「規格統一」という点では確かに英訳も3軍統一も早急にやるべき課題ですね。我々も統一して欲しいと思いますよ。
内局も統幕も断ったのは、機密だの秘だのじゃなくて「統一されてないし俺もよくわからん」だったらイヤですが。
D・Dダレル
2006/03/22 02:58
The All:
過去には、**工廠とか言うて、自己完結していた軍事組織で軍事関連部品や兵器を作っていた。しかし、兵器が電子化すると、特に日本の民生電子部品が全ての国の国防省へ採用さ始めて、兵器の無人化/遠隔化/ネットワーク化へ寄与する(良くも悪くも)この時代変化、技術革新を軍事機構側はよくよく認識し、民間側との用語の統一調整も行うべし!軍事に無くて、民間がすでに開発しちまってる、2トーン信号の遠隔表示/遠隔消去のデファクトスタンダードなんてもんが未来の軍事に重要となることを知ってる平成大本営の軍人さんは皆無なのだから。









guest
2006/03/22 06:11
日本の軍事情報は悲しいぐらい少ないです。また後かに満ちた情報も多々みかけます。
少なくとも防衛庁・自衛隊は用語の定訳を公開することは義務だと思います。
キヨタニ
2006/03/23 14:37
>防衛庁・自衛隊は用語の定訳を公開することは>義務だと思います。

大賛成!
今は海外の国防省(多分)代理人、諜報員らしいい人から民間に多数問い合わせる来る時代だから、同一技術に付いて、軍事/民間が用語の統一をしておいてくれないと、同盟国()ホワイト国)からの産業スパイにさえ、説明に手間が掛かってしかたない。
民需の電子部品(特にデバイス)が、軍事の革新に大きく寄与し、兵器のシステム化を大幅に促進させる一面を認識すれば、コミケーションが重要であり、用語、規格の統一はどこの幕藩でも絶対に必要なのだ。特に軍事に無くて、民間にのみ存在する技術も多いから、軍事官僚は食わず嫌いでは絶対にダメだ。民間技術の大幅な導入こそ、平成大本営の課題だ。民間のエンジニアとテレコミ二ケーションプロトコールを取れない防衛族、平成大本営の能力粗雑は、これも大問題と認識す。
guest
2006/03/25 08:23
防衛大学校ホームページの防衛リンク集をご覧下さい。
guest
2006/05/10 09:53

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