日刊工業新聞に防衛産業の記事を書く能力はない。 日刊工業新聞には防衛産業について記事を書くための基礎的な能力が記者にも、 記事を精査するデスクにもないようです。「工業」の専門紙ですから、これを信用する読者も 少なからずいることでしょう。罪作りな話です。 宙に浮く「F2」後継機゛…開発経費計上は見送りの公算 https://headlines.yahoo.co.jp/hl?… トラックバック:0 コメント:22 2019年06月26日 続きを読むread more
アメリカ様に言われましたと、南西諸島で使えないAAV7を入れた陸幕の見識 さて先日、軍事見本市、MASTジャパンに行ってきました。 前回も初回よりもしょぼかったのですが、今回は更にスペースが約半分に縮小されておりました。 余り見るべきものがなかったというのが正直な感想です。次もやるんでしょうかね? さて、防衛装備庁のブースでは三菱重工がオウンベンチャーで始めて、いまは装備庁の開発予算がつ… トラックバック:0 コメント:11 2019年06月21日 続きを読むread more
パリ航空ショー、C-2、P-1地上展示の愚。 >航空自衛隊は、6月17日に開幕する世界最大規模の航空ショー「第53回パリ航空ショー」にC-2輸送機を参加させる。C-2の同航空ショー参加は初めてで、前回自衛隊機として初参加した海上自衛隊のP-1哨戒機も参加する。 >空自によると、国外運航訓練の一環で、航空支援集団第3輸送航空隊の隊員約15人が参加するという。主催者によると、2機… トラックバック:0 コメント:17 2019年06月10日 続きを読むread more
IHIの防衛需要頼りのいびつなジェットエンジンビジネス。 IHI、トランプ発言に喜べぬ航空エンジン事業 >「日本は(米ステルス戦闘機の)F35を105機買う。日米両国の危機への対応力は増すだろう」。日本の防衛関係者は28日のトランプ大統領の発言を半ばあきらめ顔で聞いていた。この話はすでに昨年12月に出ており、米政府の提示額や納期を日本側が受け入れる「対外有償軍事援助(FMS)」に基… トラックバック:0 コメント:29 2019年06月02日 続きを読むread more
10式戦車に商機などない。 IHSジェーンズの記事です。 日本の最新式戦車「10式(ヒトマルシキ)」は何がスゴいのか、商機はどこにあるのか https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190515-00036389-biz_plus-bus_all&p=1 これはジェーンズの月刊誌、IDW2月号の陸自特集の戦車… トラックバック:0 コメント:26 2019年05月27日 続きを読むread more
日経は防衛ビジネスを分かっていないか、政府の批判をできない。 防衛装備品、輸出実績ゼロ 解禁5年、厳しい現実 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44689520R10C19A5SHA000/ >航空機や潜水艦など防衛装備品の国際共同開発や輸出が進んでいない。政府は2014年に「防衛装備移転三原則」を定め条件を緩和したが、新たな原則のもとで始まっ… トラックバック:0 コメント:33 2019年05月13日 続きを読むread more
トルコ取材で思ったこと。日本の防衛産業に先はない。 先週、トルコの軍事見本市IDFF2019に行っておりました。 この四半世紀ほどでトルコの軍事産業は中国同様に長足の進歩を遂げております。 主要コンポーネントはまだ海外製に頼っているケースが多々あるにしても、陸軍用装備はほぼ国産です。装甲車両にしても、ISR関連にしても遥かに我が国を凌駕しています。 また、レールガン… トラックバック:0 コメント:6 2019年05月10日 続きを読むread more
中国に勝てない防衛装備庁の開発 かつての防衛省技術研究本部は組織改編で防衛装備庁に吸収された形になりました。 ですが、装備の開発調達は旧態然で、全く進歩していません。これでは仮想敵国である中国にはまったく勝てないでしょう。 中国が後進国だったのはかつての話であり、今や急速に開発力と実力をつけています。 例えば装備庁は対UAVレーザー砲を開発しようとしてい… トラックバック:0 コメント:37 2019年03月28日 続きを読むread more
防衛装備庁の開発費の使い方はリーズナブルか? 先週の「朝雲」でジェイテクト社の作業用パーワードスーツ、「J-PAS」が紹介されていました。これは最大16キロの荷重を軽減できるものでその場合約半分に重さを感じるそうです。新型の「J-PAS LUMBUS]は重量を抑えて防水性を持たせて雨や雪でも使えるそうです。 既になんども主張していますが、装備庁が戦闘用パーワードスーツを開… トラックバック:0 コメント:27 2019年03月05日 続きを読むread more
陸自に新型8輪装甲車は必要なのかね? すでに周知のように陸自ではコマツが開発した装輪装甲車(改)を不採用として、仕切り直しをしています。現在ボクサーやストライカーの名前が上がっていますが、欧州の「あのメーカー」も名乗りを上げるようです。 それから、これもすでにご案内ですが高機動車と軽装甲機動車の後継を兼ねた車輌をこれまた開発、調達する予定です。三菱重工は困惑気味の… トラックバック:0 コメント:21 2019年03月04日 続きを読むread more
国内ヘリメーカーは潰したほうが良い 観測ヘリ、飛行再開へ=エンジンの不具合解消-陸自 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12145-205164/ で、これから34機すべてエンジンを改修するのに装備庁は、9年はかかるといっていたわけです それも順調に予算がついてです。 しかも、OH-1の偵察と通信シ… トラックバック:0 コメント:15 2019年03月02日 続きを読むread more
IDEXとコマツの装甲車両撤退 昨日IDEX2019の取材より帰国しました。 とりあえず速報は東京防衛航空宇宙時評をご参照ください。 http://www.tokyo-dar.com/ さて今回はNEC及び川崎重工が出展しておましたが、なんで君たち来ているの? レベルの出展でした。両者の株主は余程鷹揚なのでしょう。 NECは一応、湾岸諸国で売れそうなダイ… トラックバック:0 コメント:27 2019年02月23日 続きを読むread more
自衛隊がパワードスーツ導入するなら戦闘用より兵站用 空港の手荷物積み降ろし作業に「着るロボット」導入 負担軽減へ JAL https://trafficnews.jp/post/83418 > 国内主要空港で手荷物・貨物の搭降載作業などのグランドハンドリング業務を担うJALグランドサービスと、着用型ロボットを提供するATOUN(アトウン)は2019年2月12日(火)、空港グランド… トラックバック:0 コメント:25 2019年02月14日 続きを読むread more
防衛産業から撤退する企業の挟持。 先のブログでコマツが装甲車両製造から撤退することをご案内しました。 軽装甲機動車に関しては整備などもやらんそうです。これは複数の業界関係者や機甲化OBに確認した話です。 コマツの売上は連結決算で2.7兆円、防衛省売上は約280億円、全体の1.1%に過ぎません。 以前は装甲車両の売上は1/3で後は砲弾や信管でしたが、昨今は軽装甲… トラックバック:0 コメント:17 2019年02月09日 続きを読むread more
日本の無人機出遅れの戦犯は防衛省、自衛隊。そしてメディア。 もうパクリとは言えない 謎の「ステルスUAV」から見た中国の無人機開発事情 http://news.livedoor.com/article/detail/15900108/ 海外の軍事や航空の見本市にここ15年ほどいっていれば中国の無人機の怒涛のような出典には目を見張るはずです。確かに昔はしょぼかったし、パクリばかりでしたが、… トラックバック:0 コメント:40 2019年01月21日 続きを読むread more
空海自衛隊でそれぞれ別の電子戦機って必要なの? 中露に対抗、電子戦「無力化」狙う攻撃機開発へ https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190112-OYT1T50113.html >電子攻撃機の開発は、昨年12月に閣議決定した防衛計画の大綱の内容を具体化するものだ。大綱は「(日本への)侵攻を企図する相手方のレーダーや通信等の無力化」を… トラックバック:0 コメント:11 2019年01月13日 続きを読むread more
自衛隊はNATO規格の弾薬を導入すべき。 自衛隊の89式小銃(とMINIMI)の弾丸はNATO規格のSS109と微妙に違っていて、実は互換性に問題があると現場の声をよく聞きます。 殆ど同じであれば同盟国やその他の国と同じ規格を導入してインターオペラビリティを確保するべきです。 64式小銃や74式機銃の7.62ミリ弾は基本NATO規格なので、弱装弾なのでこれまた互… トラックバック:0 コメント:20 2019年01月08日 続きを読むread more
日本にまともな戦闘機は開発できない。そこを認識すべき。 FMS増加、中谷元防衛相が危惧「防衛力、自国開発が基本」 https://digital.asahi.com/articles/ASLD552XCLD5ULZU00L.html?iref=comtop_list_pol_n02 > ――FMSによる武器調達が急増しています。背景と問題点をどう見ますか。 > 「厳しい… トラックバック:0 コメント:19 2018年12月12日 続きを読むread more
東京新聞GJ! <税を追う>F35A国内企業参画中止 産業育成 絵に描いた餅 <税を追う>F35A国内企業参画中止 産業育成 絵に描いた餅 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201812/CK2018120902000133.html >ステルス戦闘機F35A=写真=の生産を巡り、国内の防衛産業の育成という防衛省の狙いは、軌道修正を迫られること… トラックバック:0 コメント:17 2018年12月09日 続きを読むread more
防衛産業終わりの始まり 当事者意識なき装備調達 <税を追う>支払い延期要請 防衛業界 戸惑い、反発 http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018112902000131.html > 「防衛省から話を聞いて社内でも『大変だ』となった」。防衛省が国内の防衛企業六十二社に求めた装備品代金の… トラックバック:0 コメント:24 2018年12月05日 続きを読むread more
戦闘機開発、記事は起きたときに書けよ産経新聞。 【外交安保取材】決断迫られるF2後継機の開発方針 「日本主導」が現実的選択肢か https://www.sankei.com/premium/news/181119/prm1811190006-n1.html 産経新聞の政治部、石鍋圭記者の記事です。 >防衛省はF2後継機の開発方針として、国産▽国際共同開発▽既存機の改修-… トラックバック:0 コメント:17 2018年11月28日 続きを読むread more
迷走する日本の防空 ポリシーなき戦闘機選定 F35戦闘機 最大100機追加取得へ 1兆円、政府検討 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO38215250X21C18A1MM0000/ >政府は最新鋭ステルス戦闘機「F35」を米国から最大100機追加取得する検討に入った。取得額は1機100億円超で計1兆円以上になる。現在導入予… トラックバック:0 コメント:5 2018年11月27日 続きを読むread more
米国防産業の問題の本質 米国防を支える産業に弱点、ホワイトハウスが報告 https://jp.wsj.com/articles/SB10174653378051494177104584513054130202012 >米国の国防関連の産業は「かつてないさまざまな課題」に直面している。そうした課題が、中国やロシアなどとの戦いで米軍が必要になるであろう… トラックバック:0 コメント:11 2018年11月21日 続きを読むread more
防衛産業終わりの始まり 失われた四半世紀と当事者意識なき惰性 国内防衛産業の再編促す 防衛大綱・中期防に明記 https://mainichi.jp/articles/20181118/k00/00m/010/143000c >政府は、年末までに決定する10年先を見すえた日本の安全保障政策の基本方針となる「防衛計画の大綱」(防衛大綱)と、今後5年間に自衛隊がそろえる装備品や費用を示す中期防… トラックバック:0 コメント:12 2018年11月19日 続きを読むread more
防衛産業に明日はない。 衰えるニッポンの工場 品質不正を招く https://www.nikkei.com/article/DGXMZO37628350Q8A111C1MM8000/ >日本企業の品質検査不正が止まらない。鉄鋼、自動車に続き、油圧機器メーカーのKYBが免震装置で検査不正を公表した。なぜ品質の根幹である検査データを偽るのか。SUBA… トラックバック:0 コメント:23 2018年11月15日 続きを読むread more
わざわざ高く戦闘機を買って、税金を浪費すべきなのか? <税を追う>F35A 米から20機追加購入へ 日本企業、参画断念も http://www.tokyo-np.co.jp/article/national/list/201811/CK2018110702000157.html >航空自衛隊に配備する米国製の最新鋭戦闘機「F35A」について、政府が約二十機を追加購入… トラックバック:0 コメント:32 2018年11月09日 続きを読むread more
戦闘機開発、テクノナショナリズムと夜郎自大。 次期戦闘機の選定基準 国内企業の参画重視 防衛相、技術維持へ配慮 https://www.nikkei.com/article/DGKKZO37422490W8A101C1PP8000/ >岩屋毅防衛相は6日の閣議後の記者会見で、2030年をメドに導入する次期戦闘機の選定を巡 り国内企業の参画を重視する意向を示した。30年… トラックバック:0 コメント:18 2018年11月07日 続きを読むread more
【防衛予算概算要求】防衛予算拡大で自衛隊の弱体化を図る安倍政権その2 さて、今回は陸自のUH-Xのお話です。 陸自のUH-X(次期多用途ヘリ)は当初は単価12億円を想定していました。 ところが本ブログなどですでにご案内のように、12億では収まらない。 まあ、単発のUH-1Jが12億ですから、そもそも12億円で済むはずがないのはバカでも分かる話ですが、市ヶ谷のA棟やらD棟やらにはバカ以下の人た… トラックバック:1 コメント:15 2018年09月04日 続きを読むread more
IHIのヨイショ記事書く、日経 次期戦闘機、離陸なるか国産エンジン IHIの先端技術 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34575310U8A820C1X11000/ 日経の企業報道部 朝田賢治記者の記事ですが、ほとんど捏造に近い提灯記事というか妄想記事です。 この人の名前は覚えておきましょう。 までも、よくこんな胡… トラックバック:0 コメント:22 2018年08月27日 続きを読むread more
日経 素人哨戒機記事の取らぬ狸の皮算用 哨戒機開発・生産 独仏と協力で協議 政府、国産機部品など提供目指す https://www.nikkei.com/article/DGXMZO34325990Z10C18A8MM8000/ >政府はドイツ、フランスが共同でつくる新型哨戒機の開発・生産に協力するため両国と協議に入った。川崎重工業の国産哨戒機「P1」の技術や部品の… トラックバック:0 コメント:15 2018年08月21日 続きを読むread more