アメリカ様に言われましたと、南西諸島で使えないAAV7を入れた陸幕の見識 さて先日、軍事見本市、MASTジャパンに行ってきました。 前回も初回よりもしょぼかったのですが、今回は更にスペースが約半分に縮小されておりました。 余り見るべきものがなかったというのが正直な感想です。次もやるんでしょうかね? さて、防衛装備庁のブースでは三菱重工がオウンベンチャーで始めて、いまは装備庁の開発予算がつ… トラックバック:0 コメント:11 2019年06月21日 続きを読むread more
空幕、装備庁は合意したC-2削減をひっくり返すつもりか。 パリエアショーに関する Flight Global の記事です。 The Kawasaki C-2 strategic transport has made its debut at Paris, appearing in the static park alongside its cousin, the P-1 maritime… トラックバック:0 コメント:10 2019年06月20日 続きを読むread more
陸自MLRS退役。 特科のポートフォリオは? ■本日の市ヶ谷の噂■ 陸幕は今中防衛大綱、中期防から203ミリ自走榴弾砲の退役を実施、合わせてMLRSも退役させる意向との噂。 さて、遅々として進まない戦車、火砲の削減ですが、どうせならFH-70よりも203ミリを優先させるべきでした。 口径が違う、年代もモノの上に、装軌式、操作要員も多い。203ミリの退役を優先させ、… トラックバック:0 コメント:12 2019年06月18日 続きを読むread more
パリ航空ショー、C-2、P-1地上展示の愚。 >航空自衛隊は、6月17日に開幕する世界最大規模の航空ショー「第53回パリ航空ショー」にC-2輸送機を参加させる。C-2の同航空ショー参加は初めてで、前回自衛隊機として初参加した海上自衛隊のP-1哨戒機も参加する。 >空自によると、国外運航訓練の一環で、航空支援集団第3輸送航空隊の隊員約15人が参加するという。主催者によると、2機… トラックバック:0 コメント:17 2019年06月10日 続きを読むread more
IHIの防衛需要頼りのいびつなジェットエンジンビジネス。 IHI、トランプ発言に喜べぬ航空エンジン事業 >「日本は(米ステルス戦闘機の)F35を105機買う。日米両国の危機への対応力は増すだろう」。日本の防衛関係者は28日のトランプ大統領の発言を半ばあきらめ顔で聞いていた。この話はすでに昨年12月に出ており、米政府の提示額や納期を日本側が受け入れる「対外有償軍事援助(FMS)」に基… トラックバック:0 コメント:29 2019年06月02日 続きを読むread more
10式戦車に商機などない。 IHSジェーンズの記事です。 日本の最新式戦車「10式(ヒトマルシキ)」は何がスゴいのか、商機はどこにあるのか https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20190515-00036389-biz_plus-bus_all&p=1 これはジェーンズの月刊誌、IDW2月号の陸自特集の戦車… トラックバック:0 コメント:26 2019年05月27日 続きを読むread more
日経は防衛ビジネスを分かっていないか、政府の批判をできない。 防衛装備品、輸出実績ゼロ 解禁5年、厳しい現実 https://www.nikkei.com/article/DGXMZO44689520R10C19A5SHA000/ >航空機や潜水艦など防衛装備品の国際共同開発や輸出が進んでいない。政府は2014年に「防衛装備移転三原則」を定め条件を緩和したが、新たな原則のもとで始まっ… トラックバック:0 コメント:33 2019年05月13日 続きを読むread more
トルコ取材で思ったこと。日本の防衛産業に先はない。 先週、トルコの軍事見本市IDFF2019に行っておりました。 この四半世紀ほどでトルコの軍事産業は中国同様に長足の進歩を遂げております。 主要コンポーネントはまだ海外製に頼っているケースが多々あるにしても、陸軍用装備はほぼ国産です。装甲車両にしても、ISR関連にしても遥かに我が国を凌駕しています。 また、レールガン… トラックバック:0 コメント:6 2019年05月10日 続きを読むread more
航空自衛隊に戦闘機調達の能力はない。 昨今、空自のF-35Aの墜落を受けて、「欠陥機」だ、調達を中止しろという人たちがメディアにも少なからずおいでですが、原因も特定されていないのに決めつけはまずいでしょう。 それにFX選定時にどれだけの人が興味をもっていたのでしょうか。墜落したから大騒ぎ、では文明人じゃないでしょう。オスプレイ反対もそうですが、反対派の主張は人を動… トラックバック:0 コメント:35 2019年04月19日 続きを読むread more
防衛記者クラブを補助する防衛省女性職員の人件費 さて、相も変わらず防衛省は防衛省での記者会見の主催者である防衛記者クラブが了承した我々フリーランスの会見の参加を認めていません。会見室のキャパだの、入館の手続きだのを理由にそれがいつ解消するかの見通しも述べておりません。 日本の官僚の能力ってこんなに低いんでしょうかね? それはともかく、別な方面から攻撃することにしました。 … トラックバック:0 コメント:5 2019年04月11日 続きを読むread more
陸自は内局志賀佐保子広報課長のせいで多大なとばっちりを受けるかも。 陸自は毎年オーストラリア軍が主催する、射撃競技会「AASAM」に参加しています。実はこれで各国の参加者に自衛隊の銃を触らせたり、撃たせたりしたことが多々あります。 これは銃刀法違反にあたります。よほど特別な許可を取っていれば別ですが、他国の軍人に銃を触らせたり、撃たせるのは派遣目的に入っていません どの年度でそれが… トラックバック:0 コメント:10 2019年04月09日 続きを読むread more
防衛省内局、志賀佐保子広報課長は懲戒解雇されるべき。 さて、昨年末、ジャーナリストの寺澤有氏が防衛省の記者会見を主催する防衛省記者クラブに会見の参加を申し込み、了承されました。防衛省記者クラブは会見にフリーランスの記者の参加を認めました。 ところがです、防衛省は会見室のキャパなどを理由にちょっとまって欲しい、と入館許可書の発行の猶予を与えて欲しいといいました。しかし、それがいつになる… トラックバック:0 コメント:16 2019年04月03日 続きを読むread more
中国に勝てない防衛装備庁の開発 かつての防衛省技術研究本部は組織改編で防衛装備庁に吸収された形になりました。 ですが、装備の開発調達は旧態然で、全く進歩していません。これでは仮想敵国である中国にはまったく勝てないでしょう。 中国が後進国だったのはかつての話であり、今や急速に開発力と実力をつけています。 例えば装備庁は対UAVレーザー砲を開発しようとしてい… トラックバック:0 コメント:37 2019年03月28日 続きを読むread more
記者クラブはヤクザと同じごろつき、犯罪者の類 【「会見は知る権利実践の場」 質問制限で官邸前抗議】東京新聞の望月衣塑子記者に対する首相官邸による質問制限は国民の知る権利を奪っているとして、新聞労連や民放労連などでつくる日本マスコミ文化情報労組会議は官邸前で抗議集会を開きました。関連記事はこちら⇒https://t.co/o7ui7OdVD9 pic.twitter.com/eZv4… トラックバック:0 コメント:43 2019年03月16日 続きを読むread more
防衛装備庁の開発費の使い方はリーズナブルか? 先週の「朝雲」でジェイテクト社の作業用パーワードスーツ、「J-PAS」が紹介されていました。これは最大16キロの荷重を軽減できるものでその場合約半分に重さを感じるそうです。新型の「J-PAS LUMBUS]は重量を抑えて防水性を持たせて雨や雪でも使えるそうです。 既になんども主張していますが、装備庁が戦闘用パーワードスーツを開… トラックバック:0 コメント:27 2019年03月05日 続きを読むread more
陸自に新型8輪装甲車は必要なのかね? すでに周知のように陸自ではコマツが開発した装輪装甲車(改)を不採用として、仕切り直しをしています。現在ボクサーやストライカーの名前が上がっていますが、欧州の「あのメーカー」も名乗りを上げるようです。 それから、これもすでにご案内ですが高機動車と軽装甲機動車の後継を兼ねた車輌をこれまた開発、調達する予定です。三菱重工は困惑気味の… トラックバック:0 コメント:21 2019年03月04日 続きを読むread more
国内ヘリメーカーは潰したほうが良い 観測ヘリ、飛行再開へ=エンジンの不具合解消-陸自 https://news.nifty.com/article/domestic/society/12145-205164/ で、これから34機すべてエンジンを改修するのに装備庁は、9年はかかるといっていたわけです それも順調に予算がついてです。 しかも、OH-1の偵察と通信シ… トラックバック:0 コメント:15 2019年03月02日 続きを読むread more
IDEXとコマツの装甲車両撤退 昨日IDEX2019の取材より帰国しました。 とりあえず速報は東京防衛航空宇宙時評をご参照ください。 http://www.tokyo-dar.com/ さて今回はNEC及び川崎重工が出展しておましたが、なんで君たち来ているの? レベルの出展でした。両者の株主は余程鷹揚なのでしょう。 NECは一応、湾岸諸国で売れそうなダイ… トラックバック:0 コメント:27 2019年02月23日 続きを読むread more
自衛隊がパワードスーツ導入するなら戦闘用より兵站用 空港の手荷物積み降ろし作業に「着るロボット」導入 負担軽減へ JAL https://trafficnews.jp/post/83418 > 国内主要空港で手荷物・貨物の搭降載作業などのグランドハンドリング業務を担うJALグランドサービスと、着用型ロボットを提供するATOUN(アトウン)は2019年2月12日(火)、空港グランド… トラックバック:0 コメント:25 2019年02月14日 続きを読むread more
悪質化する防衛補正予算の第二の防衛予算化。 昨年末に防衛省の本年度の二次補正予算案が出ております。 なんと3,998億円です。 http://www.mod.go.jp/j/yosan/2018/hoseiyosan2.pdf 因みに一次補正予算は547億円でした。 http://www.mod.go.jp/j/yosan/2018/hoseiyosan.pdf … トラックバック:0 コメント:22 2019年01月14日 続きを読むread more
空海自衛隊でそれぞれ別の電子戦機って必要なの? 中露に対抗、電子戦「無力化」狙う攻撃機開発へ https://www.yomiuri.co.jp/politics/20190112-OYT1T50113.html >電子攻撃機の開発は、昨年12月に閣議決定した防衛計画の大綱の内容を具体化するものだ。大綱は「(日本への)侵攻を企図する相手方のレーダーや通信等の無力化」を… トラックバック:0 コメント:11 2019年01月13日 続きを読むread more
陸自戦車、火砲削減の欺瞞。 前回陸自の戦車、火砲の削減が遅々として進んでないことをご案内しました。 https://kiyotani.at.webry.info/201901/article_4.html 25大綱別表の注釈では以下のようにあります。 >戦車及び火砲の現状(平成 25 年度末定数)の規模はそれぞれ約 700 両、約 600 両/門… トラックバック:0 コメント:10 2019年01月12日 続きを読むread more
中期防のお買い物。 中期防衛力整備計画の主要装備の調達単価に関する資料が公表されました。 http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/2019/pdf/soubi_tanka.pdf 恐らく防衛省が殊勝にもみずから公開を決定したのではなく、財務省あたりから 圧力があったのかと思われます。 … トラックバック:1 コメント:6 2019年01月11日 続きを読むread more
自衛隊はNATO規格の弾薬を導入すべき。 自衛隊の89式小銃(とMINIMI)の弾丸はNATO規格のSS109と微妙に違っていて、実は互換性に問題があると現場の声をよく聞きます。 殆ど同じであれば同盟国やその他の国と同じ規格を導入してインターオペラビリティを確保するべきです。 64式小銃や74式機銃の7.62ミリ弾は基本NATO規格なので、弱装弾なのでこれまた互… トラックバック:0 コメント:20 2019年01月08日 続きを読むread more
首相官邸、NSCは陸幕を信用していない。 次期中期防衛力整備計画(中期防)に以下のような記述があります。 >患者搬送を安全に実施するため、装甲化した救急車の導入に向け、必要な措置を講ずる。 http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/2019/pdf/chuki_seibi31-35.pdf 常識的に考えれ… トラックバック:0 コメント:23 2018年12月31日 続きを読むread more
海上自衛隊は人手不足を本気で考えているのか。 自衛隊の人手不足が深刻化しています。 ですが、当の防衛省、自衛隊には危機感が薄かったし今も薄いと思います。 我が国の老齢化、少子化は20年以上前から分かっていたわけで、それに対してなんら手を打ってこなかった。 それはそのための改革が面倒くさいから見ないことにしきたからでしょう。 まず、拙著「国防の死角」でも述べていますが、長… トラックバック:0 コメント:29 2018年12月27日 続きを読むread more
だめな軍オタさんたちは事実が見えないお花畑な軍事音痴 さて、新しい防衛大綱、中期防が発表されました。 これに関してはおいおいのべていきますが、色々と自衛隊大好きな軍オタさんたちには残念な内容になっています。 彼らは自衛隊が大好きで、当局のいうことは全て正しい、現状は全て完璧だ、てな考えです。当然ながら、現状は常に問題があると指摘したぼくの主張は彼らには受け入れられません。 では近年ど… トラックバック:0 コメント:29 2018年12月20日 続きを読むread more
空母という言葉に脊髄反射する軍事音痴な毎日新聞 いずも型護衛艦の空母化 なし崩しの議論を憂える https://mainichi.jp/articles/20181213/ddm/005/070/061000c いやあ、社説書いているヒトタチがまるで軍事音痴の運動家レベルと告白して何が楽しいのかと。 >政府・与党の調整で焦点となったのは、海上自衛隊の保有する最大… トラックバック:0 コメント:15 2018年12月13日 続きを読むread more
将兵を大事にしない陸自は弱い。 「残存兵30%まで戦闘」 石垣での「島嶼奪回」作戦 赤嶺議員、防衛省内部文書を暴露 https://www.jcp.or.jp/akahata/aik18/2018-11-30/2018113001_03_1.html >日本共産党の赤嶺政賢議員は29日の衆院安全保障委員会で、防衛省の内部文書「機動展開構想概案」(2… トラックバック:0 コメント:48 2018年12月02日 続きを読むread more
政府が事実上の空母導入を検討 護衛艦「いずも」を改修 政府が事実上の空母導入を検討 護衛艦「いずも」を改修 https://digital.asahi.com/articles/ASLCW33S5LCWUTFK006.html?_requesturl=articles%2FASLCW33S5LCWUTFK006.html&rm=293 >政府が年末に改定する防衛計画の大綱(防衛大綱… トラックバック:0 コメント:11 2018年11月30日 続きを読むread more