インド軍に劣る自衛隊の旧式装備転用



どこの国でも旧式兵器を別な用途への転用をしています。例えばトルコ軍は旧式化したM113を装甲野戦救急車にしていますし、韓国軍は105ミリ榴弾砲をトラックに搭載して自走化させています。金がなければ知恵を使えというわけです。
ところが金がなくてぴいぴい言っているはずの自衛隊はまだ使える装備を平気で廃棄します。廃棄すればそのコストもかかります。


インドは古いボフォース40mm対空機関砲をドローンキラーとして使用します
https://milirepo.sabatech.jp/india-uses-old-bofors-40mm-anti-aircraft-gun-as-drone-killer/

>インドでは今年6月、パキスタンとの係争地であるカシミール近くの空軍基地が爆発物を搭載したドローンによって攻撃を受け、2名の兵士が負傷したことにより、対ドローン兵器の配備が急務になっており、様々な兵器の開発、購入を検討しています。そこで、インド軍が目つけたのが既存兵器の「ボフォース40mm機関砲/L70」です。インド防空軍団は、9月17日に射撃テストを行い500m先のドローンの撃墜に成功します。

>国内企業のZenTechnologies Ltdが開発したカウンタードローンシステム(Zen Anti-UAV Air Defense System:ZADS)をL70に搭載。ZADSは妨害電波を照射してドローンを無効化(ソフトキル)するシステムですが、L70と統合することでハードキルシステムと使用されます。 ZADSの無線周波数検出器は10m~10kmの間でドローンを検出、おおよその位置をL70に送ります。L70はそれを受け取るとリモートでドローンを照準に捉え、オペレーターがロックオン、発砲を行います。テストでは幅60cmのドローンに対し4発の近接信管弾を発射。炸裂した弾薬は破片をばら撒き、ドローンを撃墜しました。この弾薬は1000個のタングステンの破片をばら撒き、ドローンの群れ「スウォーム攻撃」にも対応可能です。



自衛隊の装備開発は得てして森を見ず、です。例えば現在開発中の陸空で共通化の次世の新近距離地対空誘導弾システムは、機銃や機関砲、ドローンの妨害システムとの統合もありません。少なくともこの件に関して装備庁を取材したときは総回答されました。何のために導入するのかよくわかりません。
その一方でVADS1改は退役です。例えばとりあえずこれと、新地対空ミサイルのシステム、を統合し。これと短距離弾道弾をネットワークでつないで運用すると言う手もあります。VADS1とドローンキラーを車載化する手もあるでしょう。無論それが有効かどうか、また費用対効果はどうか検証する必要があります。

このような検討すらされないのは自衛隊が前例踏襲で自分の正面しかみず、またドローンの導入では途上国以下という無様な状態ですから、ドローンの脅威を実感できないということでしょう。それでも外国の情報に敏感なら手も打つでしょうが、何しろウリナラマンセーの組織です。

ですからまだ使える、あるいは転売できるヘリや戦車を安易に多額の費用をかけて廃棄するわけです。戦時中の標語ではないですが「足らぬ足らぬは工夫が足らぬ」、あるいは「足らぬ足らぬは頭が足らぬ」ではないでしょうか。

■本日の市ヶ谷の噂■
装備ややる気が貧弱な陸自の衛生だが、諸外国ではもはや標準装備の戦闘部隊のAEDが全く未装備との噂。


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机を整理していたらでてきたカラシニコフ先生とのツーショット。
サインも持っとるで。しかしこの頃は細かったなあ。

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