河野防衛大臣定例会見令和2年5月29日(金)における質問。

河野防衛大臣定例会見令和2年5月29日(金)におけるぼくの質問です。

Q:辺野古の件に関して伺いたいのですが、米海兵隊が出している「Force Design2030」というリポートがあるのですが、こちらによるとオスプレイの部隊は14から3個飛行隊に減らすと、あと5個ある大型ヘリコプターの飛行隊も3個に減らすと、あと5個の攻撃ヘリコプターの飛行隊も2個に減らすというような検討が今、されていますが、そうなった場合、辺野古の重要性というのはそれほどなくなってくるのではないかと。あと、以前、GAOが、辺野古の滑走路は特定の飛行機、短すぎると指摘しているのですが、こういうことも含めて、場所の検討とか、例えば嘉手納に統合するとかハンセンに移すという案を検討されるということはないのでしょうか。
※これに関してはぼくの勘違いでオスプレイ14個飛行隊から3個減らし11個、大型5個飛行隊から3個減らして2個飛行隊、同様に攻撃ヘリが5個から2個減らして3個飛行隊の誤りです。

A:ございません。

Q:アショアについてですが、アショアの防御として、例えば対ドローンであるとか、ロケット弾とか迫撃砲であるとか、そういうものに対する防御のシステムっていうのは導入する予定はあるのでしょうか。

A:適切に対応します。

Q:それが、例えばどういったものを入れるかによって、周囲の住宅の安全性も大きく変わってくると思うのですが、例えば、中距離の、中口径の機関砲とかをですね、流れ弾が撃たれたとか、あとはドローンが住宅地に落ちるとか、例えば、アショアの場所が何キロくらいまでをそういうエリアに想定しているのか、そういうことは地元に御説明しているのでしょうか。

A:適切に対応していきたいと思います。


Q:黒川検事長の件でまたお話を伺いたいのですが、人事院の指針によると、より処罰を重たくする時はですね、非違行為を行った職員が管理又は監督の地位にあるなど、その職責が特に高い時、これからまた、非違行為の公務内外に及ぼす影響が特に大きい時ということが書いてあるのですが、これに鑑みると、黒川さんの処分は重たくすべきだと思うのですけれども、実際、内閣としては軽いものになっていると。これは人事院のガイドラインは内閣の都合で変えてよろしい、運用を変えてよろしいということなのでしょうか。

A:人事院にお聞きください。

Q:変えたのは内閣だと思うのですが、閣僚としていかがお考えでしょうか。

A:人事院にお聞きください。

Q:黒川さんの話なんですが、これは単に賭博ということだけではなくてですね、ギャンブル依存症の可能性もあるんじゃないですか。だとすれば、医療的な治療が必要なわけで、これはそういった面ではちゃんと調査をするべきではないでしょうか。あと、賭博行為と言いつつ、かなりまけてもらっているという話が報道ではありますので、そうすると金品もしくはハイヤーも出してもらっているわけですから、金品を受け取って、職務上知り得た情報を漏らしているのではないかという疑いもあるのですが、これは調査をしなくてもいいとお考えでしょうか。

A:所管部署に聞いてください。

Q:例えばですね、防衛省の場合ですと、例えば局長クラスの方が中国の武官と麻雀して、勝っちゃいましたよ、これを何回も繰り返していたら当然情報を漏らしていたんじゃないかと疑われると思うのですが、そういったところまで黒川さんがオッケーだったら、防衛省もオッケーだよねという話になるのではないでしょうか。

A:なりません。

Q:先日も伺いました陸自が調査用で購入したATVの車両に関して伺いたいんですけれども、これ陸幕から聞いたところによりますと、仕様書上、ガソリン又は軽油とし、一般入札にかけた結果、応札したものがガソリンエンジンだったから、それを採用したというふうにあるんですけれども、これオスプレイに搭載するもので、非常に爆発物であるガソリンエンジンを敢えて選定したというのは、よくわからないのですけれどもね、よその国では、例えば米軍などではポラリスという会社も使っておりますが、全てこれディーゼルなんですが、わざわざこの爆発物であるガソリンエンジンを投入するというのは、ちょっと当事者意識が欠けているのではないかと思います。例えばそれが、確かにそれがガソリンエンジンが小さいんで、半々入れてみると言うならば分かるんですが、それが初めからどっちでもいいやという仕様というのはかなりいい加減ではないかというのがあって、あと、一両当たり約1,000万円で調達しているんですけども、多少改良したと言っても、元々200万円くらいのものが、なんでこれこんなに値段が上がるのでしょうかということなんですけれども、大臣、いかがでしょうか。

A:良い問題提起だと思いますので、しっかり調査します。


辺野古問題ですが米海兵隊がヘリ部隊を削減する可能性は大きい、しかもGAOが滑走路は短すぎるという指摘もしています。しかも建設費は最低でも3倍には膨れ上がりそうです。小川和久氏がハンセン案を主張されていましたが今一度再検討されるべきです。


黒川問題であまりメディアは問題にしていませんが、質問したように彼がギャンブル依存症である可能性があります。これを長年、何で検察庁は放置してきたのか。病気であれば治癒をすべきです。それをせずに厄介払いするのは人権上どうなのか。
また「病気」をしりながら重用してきた検察当局および内閣の責任に追求されて然るべきです。

そして収賄の疑いです。記者がわざと負けているハイヤーをゴチになるというのは収賄が疑われます。金をもらって職務上の秘密を漏らした可能性が高いでしょう。法の番人たる検察庁の高官が、汚職、収賄を行って、階級が一番低い任期制自衛官より寛大な処置で退職では法治国家でないでしょう。

黒川検事長に関する問題はまず定年延長が閣議で決定され、余分も内閣で決めたわけです。
だから閣僚たる河野大臣にも説明責任があるはずです。それを果たしているとは思えません。


ATVに関してはガソリンエンジンでもディーゼルでもいい、というのは装備庁、陸幕の当事者能力の欠如ではないでしょうか。きちんとした調査をのぞみます、
またガソリンエンジンが危険なだけではなく、兵站上も問題があります。


以下は僕の質問ではありませんが、注目すべき質問だったので紹介します。

Q:(ブルーインパルス飛行の)発案の経緯についてはいかがでしょうか。
A:それはやるということが大事なので、プロセスはどうでも良いだろうと思います。

これは問題です。税金を使ってしかも大都市上空でやることですか、経緯は説明しておくべきです。これでは戦前の地方人(民間人)は黙っていろというのと同じです。
以前パリ航空ショーのP-1派遣が3ヶ月前に、「官邸の最高レベル」の発案で急に決められました。この手の派遣はきちんと予算が付けられているのですが、当然それがなかった。
現場はバタバタだったでしょう。総統府の思いつきで国防軍が振り回されたナチス同様です。

今回のフライトにしても安倍政権の黒川、巨額の仕事を電通のトンネル会社に丸投げ、
あべのマスクの失態などによって落ち込んだ首相の支持率向上ために急遽行ったのではないでしょうか。そうであればそれは自衛隊の私兵化にほかなりません。
そういう疑いが違うというのであればきちんと説明責任を果たすべきです。それが文民統制というものでしょう。


こういう質問も。そんな話は会見後の3密の囲み取材でやればいい話でしょう。
会見は大臣にヨイショする場なんですかねえ。
Q:大臣、今日のマスクはどういったものでしょうか。
A:これはブルーインパルスがデザインされたマスクでございます。

因みに会見が終わると、記者クラブの皆さんは部屋を出て囲み取材に移るわけですが、ぼくには報道室のお目つきがついて、即座にエレベーターまで誘導されて、1Fのでるまで「監視」されます。






Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。
 
陸自新小銃に多くの課題
https://japan-indepth.jp/?p=52127

防衛省、陸自の新小銃と新拳銃公開
https://japan-indepth.jp/?p=52014

19式自走榴弾砲を安価に調達する方法
https://japan-indepth.jp/?p=51931

日本に最先端戦闘機開発の能力無し
https://japan-indepth.jp/?p=51870


防衛大臣囲み取材は「三密」
https://japan-indepth.jp/?p=51726

European Security & Defence に以下の記事を寄稿しました。
https://euro-sd.com/2020/04/articles/exclusive/17070/bulldozer-contract-win-for-hitachi/



東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。

培養肉がこの先「有望」な食材になりうる事情
環境負荷や食料自給の観点からも期待集まる
https://toyokeizai.net/articles/-/342551

防衛記者クラブの「台所事情」何とも厳しい実態
不要不急の支出、財政破綻の危機を迎えていた
https://toyokeizai.net/articles/-/343696


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