護衛艦に30ノット以上の速度は必要なし。

護衛艦「まや」の速力切下げは正しい
https://japan-indepth.jp/?p=50848

>その特徴の一つは速力性能の切り下げである。「まや」は従来艦と較べて最高速力は1割ほど引き下げられた。おそらくは公式発表の額面通り30ノット丁度(54km/h)しか出せなくなっている。

>今日では30ノット超を出す必要はない。戦後、軍艦の役割は潜水艦との戦いとなった。そして潜水艦相手なら20ノットも出さない。余分を見越しても最高速力は27ノット程度で充分である。奢っても30ノット丁度でればよい。

>潜水艦を避ける、または逃げ切るにも20ノットから24ノットもあれば充分である。

>30ノット以上の速力は不要なのだ。実際には額面最高速力の30ノットもほぼ出さない。性能試験として年に一度、1時間だすかどうかだ。

>従来、イージス艦はLM2500エンジンを1隻に4台用意していた。合計10万馬力以上である。それで何があっても30ノットを維持できるようにしていた。

>単に30ノットを出すならエンジンは半分の2台でもよい。最新のLM2500の出力なら重量、海面とも好条件では30ノットは出せる。

>エンジンを減らすメリットの方が大きい。建造費が安くなる。交換用エンジンの準備数を減らせる。護衛艦乗員の作業量も減らせる。メーカー保守の費用も減らせる。さらには護衛艦の船体内も広く使えるようになる。

>最高速力を切り下げれば護衛艦を増やせる。エンジン廻りの合理化により護衛艦の建造価格、維持費用、乗員数が削減できる。それにより同一予算・隊員数でもより多くの護衛艦を建造し維持できる。


まさに仰るとおりです。海自の護衛艦はガスタービンで30ノット以上一本槍できました。
ところが実際は、30ノット以上は必要ない。このため海自は3自衛隊の中で一番油代を使っています。まや同様に新造艦は30ノット以下にして、統合電気推進にすれば燃料代を何割も節約できるでしょう。

統合電気推進だとエンジンの場所を選べますから、比較的船体の上層部におけるので整備も楽になります。また船内のスペースに余裕もできる。その分船体を小さくする、あるいはより多くの燃料を積む、特殊部隊の運用能力をもたせるなどできることは色々あるでしょう。


欧州各国なんて27~28ノットが主流です。この程度でも実用上は問題ありません。
寧ろ30ノット以上の高速よりも、特殊部隊を収容して運用する能力や、無人艇などを付加した方がよほど実戦で役に立つでしょう。

実際問題として海自の予算が右肩上がりで上がる時代ではないわけです。限られたリソースにどう優先順位をつけていくかが考える必要があります。

ですがヤフコメの先軍主義の軍オタさんたちは、自衛隊は絶対正しい、性能は高いほど高いほうがいいで、予算やリソースの制約がある事が理解できず、世界の海軍の動向も知らない。護衛艦が一ノット速度を上げるためにどれだかの費用がかかるか、それが実戦に必要なのかということをロジカルに分析でない。

https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20200329-00010000-jindepth-pol


陸自が諸外国では当たり前に使われている40ミリの携行型グレネードランチャーを装備せずに、時代遅れのライフルグレネードを21世紀になって採用したことも必死になって擁護します。

こういう人たちこそが国防と自衛隊の敵ですね。無能な味方敵より始末が悪い。有害ならば尚更です。好き嫌いの情緒でしか議論ができない視野の狭い軍オタは、国防には意見をしない方が世のためです。
仲間同士でSNSやファミレスで口泡飛ばして議論しているぶんには無害です。趣味の世界ですから。あるいはメイドカフェでメイドさん相手にうんちく自慢していればいい。メイドさんも「困ったやつだなあ」と思っても、仕事だからにっこりしてくれるでしょう。この手合は現実の世界に干渉しないほうが良い。

ひろゆき氏が近著「1%の努力」(ダイヤモンド社)で以下のように書いています。
>「ロジックが通じる世界」と、それ以外の「趣味の世界」がある。
>アイドルの好き嫌いなんかはそうだ。かわいいか、かわいくないかは主観による。
>好きか嫌いかを議論するのは、プロレスゴッコをしているようなものだ。

趣味の軍事で、自衛隊絶対正しい、キヨタニ嫌いという情緒でしか話ができない人たちと、現実の防衛の話しをすることは時間のムダでしかありません。



そういえば統合電気推進といえばこんなことを書いていた人がいましたっけ。
http://obiekt.seesaa.net/article/161839098.html

>海上自衛隊は水上戦闘艦への電気推進システム搭載テストを行いながら採用していないわけで、それほど有意な差が出なかったのだと思います。
http://obiekt.seesaa.net/article/133918164.html

>空母についても、スキージャンプや電磁カタパルトを用いて蒸気カタパルトを使わないのであれば、蒸気タービン機関である必要が特に無く、事実イギリスの新型空母は6万トン級の大型艦ですがガスタービン機関を採用しています。


海自は既に統合電気推進に舵をきっておりますが、JSF君がこれを批判しているということは寡聞にして聞いたことがありません。要は、自衛隊は常に100パーセント正しい、それを批判するやつは的外れだと思い込んでいるのでしょう。一種のカルトです。こういう人が金を貰って原稿書くのは犯罪的ですし、載せる方も載せる方です。


■本日の市ヶ谷の噂■
E-2Dは事実上E-2Cの後継で、13機で調達終了との噂。

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