疫病対策で病院船を求める政治の無能。

病院船導入、新型コロナで再機運 既存艦や民間船など
https://www.nikkei.com/article/DGXMZO56333470T00C20A3PP8000/

>新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、有事の際に海上で治療する機能を持つ病院船の導入を求める機運が強まってきた。政府や与野党には新たに建造するだけでなく、自衛隊が持つ既存の自衛の活用や民間船の改装など幅広い案がある。

>与野党の有志議員でつくる「病院船建造推進議員連盟」は3日、7年ぶりに会合を開き国会議員約40人が出席した。政府に早期の建造を働きかけていく方針を確認した。名称を「災害時多目的船(病院船)建造推進議連」に変えると決めた。


>災害発生時に病院船を24時間以内に現地へ派遣するには2隻の病院船がいるとされる。内閣府の報告書は建造に1隻あたり最大350億円、年間の維持・運用費は同25億円と試算した。平時の活用方法が限られ、導入には費用削減が課題だ。


「病院船建造推進議員連盟」の先生方っていったいどこの異次元に住んでおいでなんでしょうか。病院船が有効なのは地震などの災害であって疫病では役に立ちません。

狭くて換気が悪い船内では寧ろ、感染が拡大するだけです。それはダイヤモンド・プリンセス号の一件でも明白です。かつて香田提督が現役の頃かと思いますが護衛艦で、インフルエンザが発生したときは全乗員に伝染させてから完治させ、その後に帰港したということもありました。
「病院船建造推進議員連盟」の先生方は、自分たちは見識のない馬鹿者だと宣伝しているようなものです。なんで専門家の話を聞かないのか。

それに装備化するのも問題山積です。仮に海自が運用するならば、ただでさえも海自の水兵が少なくて、カツカツで運用しているのに病院船まで人手が回らないでしょう。更に医官や看護師を含めて衛生要員がまったく足りません。駐屯地には2割しか医官がおらず、自衛隊病院も慢性的な人で不足です。いったいどのようにして人材をプールするのでしょうか。

病院船よりもDDHやおおすみ級輸送艦、将来建造されるであろう多目的空母を兼ねた強襲揚陸艦などに、医療用のコンテナを積むほうがよほど現実的だと思います。
また自衛隊の医官やメデック要員に関しては人事制度を変える必要があります。例えば数年間民間に出向あるいは転職させて、その後復帰すれば階級を上げたり、一時金を払うなどすれば定着率も技能もやる気も上がるでしょう。外国の軍隊にだしてもいいでしょう。そうすれば衛生の定員と能力の不足をかなり改善できるのではないでしょうか。

■本日の市ヶ谷の噂■
海自の練習ヘリTH135は民間型のEC135の実質同じためか、操縦手は民間で引く手あまたで、訓練が終了した訓練生全員退職して民間へ行ってしまったとの噂。

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