沖縄から米軍基地を無くす方法

 沖縄から米軍基地を無くす方法があります。

 それは沖縄を中国に割譲することです。台湾でもいいのですが。

 まあ、これは頭の体操みたいなものです。

 中国に割譲すれば、米軍基地は間違いなく無くなります。自衛隊の基地も同様です。
 ただ、その代わり人民解放軍の基地が出来ます。割譲に際して基地をつくらないことを条件にしても、あの国は反故にするでしょう。

 沖縄県民は、中国の少数民族として扱われることになります。恐らく本土からは怒濤のような移民がなだれ込み、同化政策が図られるでしょう。
 ただ、観光客もものすごく増えるでしょう。国内ですから。しかしながら二級市民として扱いは免れないでしょう。中国語も覚えないといけなくなります。でないとまともな職にはつけなくなります。

 これも「基地のない沖縄」のあり方です。

 別に割譲しなくても、沖縄から日米の軍事的なプレゼンスがなくなればこのような方向になる可能性もあるでしょう。



 ぼくは基本的には国内に米軍基地をおくべきではないと思います。置くにしても、日本国の管理下に置くべきです。横田空域のような首都の空域を米軍が管制するのは論外です。

 ですが、沖縄のおかれている地理的、地政学的な位置は変わりません。それを無視して単に米軍基地を無くせばいいというのは無責任です。

 不思議に思うのは沖縄から現実的な米軍基地縮小の提案がないことです。例えば自衛隊に水陸両用部隊をつくり、また沖縄に海自や空自の戦力を増強し、まずは米軍から自衛隊に肩代わりすることによって、米軍基地を減らしていくというような話が聞こえてこないわけです。

 現状単に基地が無くなれば平和になるとか、基地の利権にたかろうかいうような、安全保障の観点から百万光年ぐらい離れたところの議論しか見えてこないわけです。

 沖縄には基地の見返りでそれこそ必要性がないと思われるハコモノが山のように尽くされています。また使いもしない工業団地をつくるとかで埋め立て工事などもおこなわています。
 こういうのをやめて雇用対策や沖縄の経済的な自立に金を使おうという気位が見えません。
 たとえばの話、そんなハコモノにつぎ込む金を空港の発着料の軽減に使って、観光客を呼び込むとか色々アイディアはありそうなものですが。

 
 理性的かつ、現実的な議論が出来ないのは沖縄のメディアに問題が大きいと思います。
 沖縄が一人第二次大戦の被害者かのような物言いはそろそろやめては如何でしょうか。確かに地上戦は悲惨だったでしょう。ですが本土も空襲されました。ぼくの両親も空襲の体験者です。父は軍需工場の勤労奉仕も体験しました。地上戦で殺されたのは悲劇で、空襲で死んだ人間は悲劇ではないのでしょうか。

 沖縄のおかれた地理的、安全保障的観点から見て、どのようにしたら、米軍基地を減らしていけるかを、自衛隊の増強も含めて様々な角度から考えるべきではないでしょうか。



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