【初体験】職務質問を受ける

 日本に帰ってきました。
 
 でもって、西新宿のキヤノンのサービスセンターへデジカメの素子の清掃にいってきました。
 50分ほどでできるというので、その間ヨドバシカメラで替えレンズでも見に行こうと思って歩いておりましたら、若い警察官に職務質問を受けました。
 職質を受けたのは生まれて初めてです。帰ってから無精髭を生やしていたままだったのが悪かったのでしょうか。

 でもって、催涙ガス、刃物を持っていないかと聞かれました。
 そこで、銃刀法では刃渡りが6センチ以上のものが対象でしょう、と切り返すと軽犯罪法でそれ以下の刃渡りのモノのも取り締まれます、というわけです。
 軽犯罪法第1条の2によると「正当な理由がなくて刃物、鉄棒その他、人の生命を害し、または人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具を隠して携帯していた者は拘留または科料に処す」とあります。

 つまり警察当局が「危険」と判断すれば安全ピンを保持したいても逮捕できるわけです。バッグにスイスアーミー・ナイフなどを入れて入れば「隠し持っていた」とされるでしょう。また針、ギターの弦、胡椒、なんでも「人の生命を害し、または人の身体に重大な害を加えるのに使用されるような器具」というこじつけで逮捕が可能となります。

 このブログの読者の方でも秋葉原でマルチツール(しかも亡くなった奥様からのギフト)を警察に召し上げれらた方もいますが、このようなツールまで「危険物」と認識するのは行き過ぎで日常生活の阻害となります。この手のツールは持っていると何かと便利だから携行する人も多いはずです。それが「正当な理由」にならないというですから話しになりません。

 また催涙ガスにしても暗い夜道を歩く女性には必要でしょう。最近も川崎市で若い女性が夜間帰宅時に何者かに刺殺される事件がありました。ぼくような商売でも脅迫されることは少なくありませんから(何しろ自宅前に「模造爆弾」を仕掛けられたこともありますから)、持ち歩くこともありますが、これも違法となるのでしょう。警察はそんなモノ必要ないというのでしょう。

 その理屈ならば毎年8千人ぐらいが交通事故で死亡、更に数万人が負傷しているのですから「走る凶器」自動車、バイクなどは「正当な理由がない」走ること自体が目的のドライブやら公共交通機関などが利用できる場合の使用を禁じて欲しいものです。
 自家用自動車は僻地と業務用だけに限るべきです。田中康夫なんぞのドライブなんぞ真っ先に禁止すべきです。

 またボクシングや空手など凶器同様の武道、スポーツは禁止すべきということになります。
 こういう事例を挙げれば、いかにこの「刃物狩り」がばからしいかわかります。

 くだらない刃物等に関する職質は警察上層部の点数稼ぎがミエミエです。こんなことでは現場の警官に負担をかけ、一般市民の警察に対する不満を増大させるだけです。
 この種の理不尽な職質で不愉快な思いをした人間は、果たして今後警察に協力するでしょうか。警察は自ら治安悪化、捜査の困難さを増やしているだけです。

 催涙ガスに関していえば、英国みたいに法的に規制すべきでしょう。何でもかんでも法律を拡大解釈して取り締まるのは国家権力に対する国民の不信感を増大させるだけです。

 因みにぼくは、そのとき刃物も催涙ガスも持っておりませんでしたが、前記のようなことを警察官に説明、職質が任意であるとを確認し、拒否しました。無論おとがめはありませんでした。
 もっとも「おとがめ」する悪徳警官もおりますから、ICレコーダーなどを常時携帯、また相手の警察官の胸のIDバッジの番号をメモしたり携帯のカメラなどで撮影しておくべきです。




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