財政制度分科会(令和3年11月15日開催)「防衛関連資料」読む。関連資料編その1 .安全保障を取り巻く現状及び防衛関係費その1



財政制度分科会(令和3年11月15日開催)の防衛に関する資料、参考資料を解説評論していきます。
https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/20211105zaiseia.html

「資料」と「参考資料」2つがあります。既に「資料」編が終わったので「参考資料」を解説していきます。

https://www.mof.go.jp/about_mof/councils/fiscal_system_council/sub-of_fiscal_system/proceedings/material/zaiseia20211115/02.pdf

まずは.安全保障を取り巻く現状及び防衛関係費からです。

はじめの4ページは概況の解説です。
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本題は5ページ目からです。

中期防衛力整備計画の構造(5P)
○ 「01中期防」においては、防衛関係費を適切にマネージする観点から、新規後年度負担額を含む今後5年間で新たに契約する事業の総額(17兆1,700億円)を新たに規定し、後年度負担を適切に管理することとしている。

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以前から後年度負担による支払いが増えております。無論護衛艦などは建造が1年で終わらないので国債による後年度払は問題ないのですが、本来その年に支払うべき調達などに関しても当年の支払いはゼロで、全部後年度負担となっている場合があります。
いわばサリーマンがリボ払いでキャバクラ行ったり、OLが何十万もするバッグを買ったりするようなものです。

それから固定費である人件・糧食費ですが、抑制をあらゆる手段で考えるべきです。
例えば糧食で使う野菜は、出荷されない規格外の野菜を安価に調達するもの手でしょう。
これは食堂などを出店している業者にも義務つけたり、戦闘糧食にも採用すれば相応のコストダウンが可能だし、農家の所得向上と食品廃棄ロスにも貢献できます。

新規後年度負担額等の推移(P6)
○ 「26中期防」以降、新規後年度負担額が歳出化経費(既契約に基づく支払)を上回り、後年度の要支払額が累増している。
○ 後年度の要支払額が増えれば、毎年の最新の状況を予算に反映する余地が狭まることになる。
○ 不確実性を増す安全保障環境の中で、計画的に必要となる防衛力整備を行うためには、調達の効率化・合理化を徹底すること等により、新規後年度負担を抑制する必要。


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先述のように後年度負担が増えることを財務省は警戒しています。後年度負担が増えれば増えるほど、義務的支出が増えることになります。それは身の丈を超えた大盤振る舞いとうことでもあるのですが、限られた予算の中での予算の使い方の自由度を奪うものでもあります。

そうなると例えばまとめ買いができなくなります。まとめて買えば半分の価格になるものを防衛省は、何年もかけ、しかも毎年入札で買うので、経費を込にすれば5倍から10倍で調達しているものも少なくありません。
装甲車輌など30年も掛けています。当然単価は高くなります。他国が5年で調達するのであれば、ラインの維持費と人件費は6倍違います。それは輸入品でも同じです。めーかーだけではなく商社の人件費も6倍かかります。そして毎年入札ですからゼロ、調達梨というか可能性もあります。これではサプライヤーは経営計画や資金繰りに困ります。これで回していることが異常ですが、防衛省も政治もこれを当然と思っている。

これは異常です。他国のように5年で100個とか契約を結んでから調達すべきです。

それが航空機や船舶など高価なものではなく、数千円単位の需品などでもかなり多い。このようなムダをやめれば防衛費の使い方はかなり良くなるはずです。このような当事者意識の欠如した無駄使いによって多くの税金が無駄に浪費されています。

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この記事へのコメント

Goodman80
2022年01月12日 16:30
大昔の大企業が株主総会でプレゼンする感じですか。今これやったら壮大に株が売られて株価が致命的な感じになるでしょう。
自己分析も具体的な数値も無いネトウヨの妄想レベルの酷さ。頑張れたぶち君に出てきた役所レベル。こんな連中に6兆円も使わせる政府もレベルが同じなのでしょう。外務省や防衛省だけを解体して住むことではなさそう。米軍の愚民教育計画がここまで進んでいるとは恐れ入りました。総督府ももう少し考えて欲しいもの、明らかにやり過ぎです。防衛予算が2倍になる事を当て込んで無い知恵を絞った結果の産物でしょう。有り余る予算を如何に食いつぶすかに重点が置かれている感じです。
十年後にスクランブル出来る機体が残っていればいいんですが。
ミスターフリゲート
2022年01月12日 22:03
>それから固定費である人件・糧食費ですが、抑制をあらゆる手段で考えるべきです。
例えば糧食で使う野菜は、出荷されない規格外の野菜を安価に調達するもの手でしょう。
これは食堂などを出店している業者にも義務つけたり、戦闘糧食にも採用すれば相応のコストダウンが可能だし、農家の所得向上と食品廃棄ロスにも貢献できます。

これは面白いですね。まあ形が変でも腐っている、傷んでなければ大丈夫だと思います。
偽陸士
2022年01月12日 22:07
この国の国民は見たくない物、関わりたく無い事象を無視します。
見なければ見えなければ存在せず、我が身に降りかかる事などないと考えます。

普段あれほど税金を取られたり、浪費されるのを嫌がるのに。

官は官で外国製品をまとめ買いせず、わざと値段を吊り上げ国産安いのデマゴーグを撒き散らす。
国産装備も仕事と予算の枠を維持する為に割高になるのも部品が枯渇し稼働率が下がろうともダラダラと調達を続ける。

自らを守る武力を弄んだツケは、自身と家族の血と尊厳で支払う事になるだろう。

平和を愛好し武器を穢れと遠ざけようとも、武器はそんな事お構いなしに自らとその共同体に襲いかかる。

こうして官は金を浪費し、民は時間を浪費し破滅へと行進していく。
KU
2022年01月13日 06:50
>10式戦車の調達は陸自を弱体化させるだけ

https://japan-indepth.jp/?p=63876

90式戦車の近代化の話、PANZER誌上で何回か特集が組まれていましたよね。結局、ただの1度も陸幕で検討されないまま、用廃の時期を迎えるだけなのか...?