既にゾンビなUS-2

防衛産業はつらいよ 海自向け航空機の予算ひっ迫、ほころぶ供給網
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00376/101100001/


>2021年、装備品契約で前代未聞の珍事が起きた。防衛省(防衛装備庁)が水陸両用の救難飛行艇「US-2」について、胴体と主翼(外翼)を年度に分けて別々に発注したのだ。

> 波消しとは海に着水したとき、しぶきの跳ね上がりを抑える部材。エンジンなどへの浸水を防ぐ役割がある。航空機部品を手掛ける日本飛行機から調達しているが、材料のチタン合金の部材が今後手に入りそうにないからだ。理由はメーカーの撤退という。


>ランディングギア(降着装置)は住友精密工業から供給を受けているが、ギアの金属部材の鍛造を手掛ける住重フォージング(神奈川県横須賀市)が、「もうできない」と音を上げたのだ。住友精密と新明和の調達担当は何度も話し合い打開策を探るが住重フォージング側が翻意しそうにないという。


>「利益が出ない。もうやめさせていただく」。主翼(外翼)や水平尾翼、ラダー(舵=かじ)を供給する三菱重工業も撤退を告げてきた。


> 三菱重工の設備を買い取ろうにも古いうえ、何十億円とかかる。その余裕はない。末端まで含め、10年ほど前まで1500社ほどあったサプライヤーの数は1400社まで減った。


>US-2の新規発注は5年に1機。機械など生産設備の出番は限られる。一部の減価償却費負担は重い。専用治工具は防衛省から手当てされるが、その後の維持管理費はほぼ新明和の負担になる。

>US-2だけではない。川崎重工業の対潜哨戒機「P-1」も契約時点に確定していた利益率を下回っているという。収益が圧迫される構造はUS-2と同じだ。

肩身が狭い防衛部門 救難飛行艇、民間転用で生き残り
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00376/101200002/

>「防衛は赤字だが、利益を出せたとしても5%には及ばない」と田中常務執行役員は吐露する。

>オフセットとはいわゆるバーター取引。相手国が装備品を買う代わりに、日本は別の製品を買うなどいくつかパターンがあるが、US-2の場合、インド現地で地場メーカーが製造の一部を担うオフセット取引をインドから求められた。

>だが、現地の工場建設の費用負担などは新明和任せ。量産機数も20機と少なく現地メーカーの投資回収もままならないことから10年近い交渉の末、プロジェクトはとん挫した。


>大型の装備品輸出の経験がない防衛省の腰は重いまま。貿易管理やインフラ輸出などを手掛ける経済産業省も「あくまで民間の事業」と距離を置いた。

>新明和側も「事業採算性の見極めなど甘かった。各省庁ともっとタイアップしてセールスを工夫する自助努力も足りなかった」と認める。

>完成機の輸出が難しいなか、新明和はもう防衛にこだわっていない。同社が飛行艇を持続可能なビジネスにするため汗をかくのは、消防への民間転用だ。目を付けたのは世界各地で相次ぐ森林火災(山火事)。ニッチ市場だが、気候変動へのソリューションを好機ととらえる。

>世界では190機強の飛行艇が運用されているが、95%以上が消防用。消防用ではカナダの世界最大手が競争力を持っていたが、すでに製造を中止している。現行の機体も老朽化が進んでおり、代替需要は眠っている。

>消防用以外にも台湾海峡の緊張を見据え、南西諸島の島民が避難する際の輸送や、医療機関が乏しい離島での救急など用途を探る。あの手この手の民間転用で、「5年に1機から少しでも多く量産できるようになれば総原価を引き下げられる」と新明和の田中常務執行役員はそろばんをはじく。


率直に申し上げると防衛関連の取材経験が少ない記者が、日本の関係者だけ取材するとこうなる、という見本みたいな記事です。

確かに防衛予算の装備予算がFMSに喰われているという事実はありますが、US-2に関していえば、調達を引き伸ばしたのは防衛省とメーカーの利害が一致していたからでしょう。
だって毎年1~3機のペースで生産したら生産はあっという間に終わります。その後は210年20年と延々と仕事がない。そうなれば事実上飛行艇生産は終わることになる。

飛行艇製造基盤を維持したいという思惑が両者にあるわけです。それがこの間延びした調達です。

率直に申し上げて、US-2のような120億円もする大型飛行艇は必要ないわけです。
それが必要ならば世界中で同じようなものを作っているし、US-2が優秀で新明和しかそのような機体を作れないならば、新明和本社の前に門前列をなしているはずです。

そして何より新明和に商売が理解できていない。インドに売り込めばオフセット求められるのは当たり前です。インドが非常に交渉相手として難しいのもこれまた業界では当たり前の話です。そんな国に売り込めるかもと思った新明和と安倍政権が愚かなだけです。

そもそも大型案件は政治、外構マターであるわけで、その能力が日本政府に無いのはあきらかでした。以前からぼくはハゼを釣ったことすら無いやつがインド洋でカジキマグロの一本釣りに挑戦するようなものだと説明してきました。

元タレスジャパンの社長だった故ミッシェル・テオヴァル氏がタレス退社後、US-2をフランスに売り込んでいました。何度もその話を聞いたのですが、新明和は商売をわかっていないし、当事者意識もないということでした。武士の商法で海外に売れるわけがありません。

本気で飛行艇をビジネスとして続けるならばもっと小型のボンバルディアと競合するような機体を開発して世界に売り込むべきですが、そのような気位も、ビジネス構想も、資本もない。例えばボンバルディアの飛行艇部門を買収するという手段もあったでしょう。

以前も指摘しましたが、世界の市場はあると防衛省の懇談会の資料にありましたが、嘘でした。世界にはボンバルディア機体のリプレイス市場があるとありましたが、値段は数倍高く、大きさも大きいので、運用設備も一新する必要がある。つまり軽トラのユーザーに大型トラックを売り込むようなものです。こんなインチキを外部に委託させて作らせた防衛省の担当者は首にすべきです。
単に政権に対してやっている感をみせて、希望を与えればいいということだったのでしょう。民間ではこういうのを「嘘つき」といいますし、懲戒解雇の対象になります。市ヶ谷の常識は違うようですが。

C-2輸送機の輸出構想は、「画に描いた餅」
事実を踏まえない空虚な政策は止めるべき
https://toyokeizai.net/articles/-/56949?page=5
>防衛省の開催した「防衛省開発航空機の民間転用に関する検討会」議事要旨には、国が輸出を目論むUS-2飛行艇の消火型に関し、以下のように分析している。「消防飛行艇の市場は、世界で180機程度であり、全てをUS-2の民間転用機に置き換えられれば、現在の消防飛行艇の市場価格であるCL415・1機あたりの価格約30億円と対抗できる価格帯になる可能性あり」。

>だが、競合機と想定されているCL415(現在はボンバルディア415と呼称されている)は76機以上が量産されている。双発で最大離陸重量は陸上では19.95トン、水上では17.24トン。価格は25億円である。対してUS-2は最大離着陸重量 47.7トン、最大離着水重量は43.0トン、機体重量は2倍で調達単価は1機120億円であり、事実上、別なカテゴリーの機体である。CL415は双発、対してUS-2は4発で運用コストも桁違いに異なる。更にCL415ユーザーがUS-2に乗り換えるならば、ハンガーや機体の洗浄設備などに対する投資も必要となる。




>>世界では190機強の飛行艇が運用されているが、95%以上が消防用。消防用ではカナダの世界最大手が競争力を持っていたが、すでに製造を中止している。現行の機体も老朽化が進んでおり、代替需要は眠っている。

こういう受け売りを信じるのは危険です。先程もご案内のように、機体の規模、サイズが違い、またお値段も何倍も違います。
そしてそもそも飛行艇には大きな制限があります。波が荒い状態、夜間では着水できません。これは救難機として大きな問題です。そして通常の陸上機よりも維持費用がかかり、また寿命も短いのでライフサイルコストは相当高い。
それほど飛行艇が必要ならば世界中でもっと開発、生産されているはずです。

消防飛行艇にしても陸上機、特に中古の旅客機や輸送機を改造して使った方が、圧倒的にコストが安いわけです。何倍ものコストをかけて飛行艇を採用するインセンティブは相当低い。

あえて申せば、電車既に普及しているのに、ウチの高性能の蒸気機関車はすごいです、と売り込むようなものです。


新明和の飛行艇部門は防衛省に寄生している寄生虫のようなものです。思考停止で必要性も極めて怪しい飛行艇を延々と作っている。基本的に官営企業と同じですから、ビジネスでやっている意識がまったくない。これは長年取材していて強く感じるところです。

ですから民需を開拓するつもりがまったくない。多少あっても明後日の方に向いている。それでも本気で残す気ならば、三菱重工や川重と事業の統合を検討すべきでした。
飛行艇部門は税金を食いつぶすだけですから早々に事業を畳むのが世のため人のためです。

なんで20年前と同じような指摘を何度しなければならないのでしょうか。暗澹たる気持ちになります。

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この記事へのコメント

やれやれ
2021年10月13日 11:52
そうは言っても大型飛行艇だけが最後の頼みみたいな防衛省と軍ヲタ、ネトウヨは多いですからね(ため息)。

それに既にCL415が無くてもUS2と同格なら型式証明取得済みでUS2より安いBe200もあるし、中国が開発中のより大型な飛行艇AG600もあります。こちらは軍用以外に型式証明取って民間型も開発するとしています。どれも波高はせいぜい2m位行けば良い方で基本近海や湖、大河での運用です。短距離離着陸(水)でもありません。一般用途ではそれで十分なんですよ。

US2は今から型式証明は取れないので型式証明対応型の飛行艇を別に開発する必要があります。大きさをCL415相当までかなり小型にして波高3mとか短距離離着陸とか高価になる仕様を捨てて普通の飛行艇として開発し価格もそれ相応に安くしないと売り物にはなりません。以前も書きましたが保守サービスも一緒に海外拠点に作って整備点検を現地か近い国でできるようにしないといちいち日本まで運んでいたらお客は付きません。その整備費用数百~千億円を自腹で出せるのか?そもそも三菱でさえMRJで型式証明まだ取れていないのに何の経験も知見も無い新明和に取れるはずがない。相当外部から専門家や技術者を呼ばないといけない。そんな体力があるでしょうか?以前パリエアショーで新明和の営業に型式証明取って売る気有るかどうか聞きましたがウチでは無理と即答されました。

本気で航空機産業でも生きていたいなら小型の水上飛行機(結構需要ある)から始めるかドローンを作って腕を磨くかした方が良いと思いますね。
US2クラスの飛行艇では余程安くないと需要が無いでしょう。
防衛省向け特化では高すぎて売り物にはなりません。
結局飛行艇に拘る限り新明和の航空機部門はゾンビ企業になるしかないのでしょうね。
キヨタニ
2021年10月13日 12:27
型式証明も大きなハードルですよね。
テオバル氏がフランスに売り込む際には、対象は災害庁でしたが、運用は軍が行うことで型式証明の問題をクリアするというスキームでした。

型式証明とる費用が捻出できないのであれば、それは開発費が捻出できないのとイコールですから事業を精算するしかないでしょう。


>やれやれさん
>
>そうは言っても大型飛行艇だけが最後の頼みみたいな防衛省と軍ヲタ、ネトウヨは多いですからね(ため息)。
>
>それに既にCL415が無くてもUS2と同格なら型式証明取得済みでUS2より安いBe200もあるし、中国が開発中のより大型な飛行艇AG600もあります。こちらは軍用以外に型式証明取って民間型も開発するとしています。どれも波高はせいぜい2m位行けば良い方で基本近海や湖、大河での運用です。短距離離着陸(水)でもありません。一般用途ではそれで十分なんですよ。
>
>US2は今から型式証明は取れないので型式証明対応型の飛行艇を別に開発する必要があります。大きさをCL415相当までかなり小型にして波高3mとか短距離離着陸とか高価になる仕様を捨てて普通の飛行艇として開発し価格もそれ相応に安くしないと売り物にはなりません。以前も書きましたが保守サービスも一緒に海外拠点に作って整備点検を現地か近い国でできるようにしないといちいち日本まで運んでいたらお客は付きません。その整備費用数百~千億円を自腹で出せるのか?そもそも三菱でさえMRJで型式証明まだ取れていないのに何の経験も知見も無い新明和に取れるはずがない。相当外部から専門家や技術者を呼ばないといけない。そんな体力があるでしょうか?以前パリエアショーで新明和の営業に型式証明取って売る気有るかどうか聞きましたがウチでは無理と即答されました。
>
>本気で航空機産業でも生きていたいなら小型の水上飛行機(結構需要ある)から始めるかドローンを作って腕を磨くかした方が良いと思いますね。
>US2クラスの飛行艇では余程安くないと需要が無いでしょう。
>防衛省向け特化では高すぎて売り物にはなりません。
>結局飛行艇に拘る限り新明和の航空機部門はゾンビ企業になるしかないのでしょうね。
Goodman80
2021年10月13日 15:02
SF映画の中に登場する未来の戦闘マシーン、イスラエルの次期装甲戦闘車が実用化に向けて前進
https://grandfleet.info/middle-east-afria-related/israels-next-armored-fighting-vehicle-moves-forward-for-practical-use/
イスラエル国防軍の次期装甲戦闘車「カルメル」にXaver検出システムが搭載され、無人で運用される様になると完全にターミネーターの世界と成り、かなり恐ろしいことになる。フランスで開発中のUUV等長期にわたって自立運用出来る無人兵器ばかりになると、人間は後方で画面のデータをチェックするだけの存在となる。金と技術力のある国だけが世界を支配するようになってしまう。将来この国はどちらにいるのだろう。
やれやれ
2021年10月13日 18:26
自民党2.0%超えの防衛費増額を示唆、実現すればインドを抜いて世界第3位の国防支出額
https://grandfleet.info/japan-related/japan-liberal-democratic-party-suggests-an-increase-in-defense-spending-exceeding-2-0/
つまり何が必要で何に投資するべきなのかをきちんと議論しないまま政治主導で「NATOが加盟国に要請しているGDP比2.0%以上の国防支出を念頭に防衛関係費の増額」をおこなっても、目に見える形で日本の防衛力向上には役立たないと言っているのだ。

また根拠のない無駄遣いをしようとしています。
酷使様、ネトウヨ頼みの選挙にしたいのでしょうか?
外国メディアにこんな事を指摘されるようでは
ただの利敵行為をしていると言うことを自民党は理解して無いようで。
やれやれ
2021年10月13日 19:37
「そもそも大型案件は政治、外構マターであるわけで」
外交、ですね。

「元タレスジャパンの社長だった故ミッシェル・テオヴァル氏がタレス退社後、US-2をフランスに売り込んでいました。」
本当に凄い方ですね。日本や新明和は足元にも及ばないですね。

「本気で飛行艇をビジネスとして続けるならばもっと小型のボンバルディアと競合するような機体を開発して世界に売り込むべきですが、そのような気位も、ビジネス構想も、資本もない。例えばボンバルディアの飛行艇部門を買収するという手段もあったでしょう。」
製造していない今ならバイキングエアが売ってくれるかも知れませんが、プライド的にありえないでしょうか。再生産も難しいでしょうし。
何にしても飛行艇に拘るなら2周り小さな双発ターボプロップ機を40億円以下で売らないと顧客は食いついてくれないでしょうね。しかも型式証明ありで。どれだけハードルが高いことか。見込みでもわずか200機以下しか無いのですから利益を出すのも難しいですね。1000機位売れれば或いは。離着水も全自動で基本操縦しなくていいレベルにでもなっていれば滑走路のない島など離島航路への旅客需要も掘り起こせるかも知れませんが。まあそんな島なら既に小型機にフロート付けた水上機が飛んでいますからね。どれだけ売れることか。
日本でも観光で飛ばしていて、と思って調べたらもうやっていませんでした...コロナの影響で運行停止しそのままの様で当分復活しない様です...残念。1回は乗って瀬戸内の風景を空から楽しんでみたいなと思ったものですが。

「テオバル氏がフランスに売り込む際には、対象は災害庁でしたが、運用は軍が行うことで型式証明の問題をクリアするというスキームでした。」
おお素晴らしいアイディア。日本も同じ様に海保と消防庁に1機づつ買わせて...陸自のオスプレイのように購入費用と保守整備費で予算食いつぶしそうですね...

「型式証明とる費用が捻出できないのであれば、それは開発費が捻出できないのとイコールですから事業を精算するしかないでしょう。」
実質再設計になる上にエンジンとプロペラも型式証明の取れたものを使う必要があったりMRJの状況を見るに少なくともUS2に使用しているアビオやアクチュエータ等も使えないでしょう。設計段階の審査もあるので設計図や仕様書など設計関係の書類も全部審査官に中身や設計を精査されて審査されるし設計の根拠を正しく説明しないと設計不備でNGになったり製造方法や工程とか非常に多岐に審査が及びます、と今は非常に面倒です。再三問題点を指摘していたオブザーバーの外国人技術者が対策しない事に業を煮やして上層部に報告し、ようやく三菱が危機を感じて外国人技術者を大量に雇って見直しかけたのもそれが原因ですからね。その事を知っていて最初から量産機は米国に会社作って米国の技術者に設計させ、エンジンも型式証明取るためにGEにお願いして再設計と生産もしてもらったホンダは正しい。正に真面目に飛行機ビジネスに取り組んだ結果と言えるでしょう。今は軍用機しかやってないメーカにはどれだけ民間機開発が大変な事か理解できないのでしょうね。
ぬこちん
2021年10月13日 20:57
工業製品と言うより伝統工芸品に近いですね。かつては世界有数の工業国だったのに防衛省の国産装備品ってこんなんばっかりなんでしょうね?
偽陸士
2021年10月13日 23:13
ぬこちん様。

>工業製品と言うより伝統工芸品に近いですね。かつては世界有数の工業国だったのに防衛省の国産装備品ってこんなんばっかりなんでしょうね?


どんな素晴らしい技術があっても法規制の貯めに製品化出来ないか、あるいは実戦経験の無い公務員の要求性能ではロクな物が出来ません。

そしてそれが何年も続けばそれに応じてきた企業もそれが当たり前になるのです。

官需は企業を腐らせ、市場機能を殺し、国の経済を駄目にします。

政府は必要最低限にしましょう。
税金も集めない、借金もしない、支出もしない、規制もしない、補助金も出さない、税の優遇もしない、金利も操作しない、通貨も発行しない、市場に干渉しない。

外交、裁判、登記、治安だけやってりゃいいんです。

さすれば国の経済も蘇り、国産兵器の品質も劇的に向上します。
Goodman80
2021年10月14日 11:37
【知られざる自衛隊の欠陥兵器 後編】
https://www.youtube.com/watch?v=h2RYUPH18ls

生まれるべくして生まれる欠陥兵器、完全に人間系の欠陥構造。アホとバカの集団に5兆円もの税金は任せられません。此れを倍の10兆円にしたらどうなってしまうのか?国情にあった戦車を作る前に世界標準の戦車が普通に日本中を移動できる道路を構築するべきでしょう。黒か白、ゼロか∞しか無い日本人の性格からすると、もし失敗すれば10兆円の次はゼロ査定に成ります。

偽陸士様
>外交、裁判、登記、治安だけやってりゃいいんです。

その最低限の事ですら出来ない日本政府だから困るのです。
最初に外務省ありきの外務省(戦前の日本陸軍か?)、やる気も能力もない警察と海保、政府ベッタリの裁判所、権利だけ欲しがり義務は放棄する地方自治体、日本の特許や著作権も守れない日本政府。やらずぼったくり国家です。
偽陸士
2021年10月14日 14:30
goodman80様。

国情にあった戦車を作る前に世界標準の戦車が普通に日本中を移動できる道路を構築するべきでしょう。

道路を整備維持出来る国力がないのに、モータリゼーションや戦車を調達した事自体が間違いでしたね。


>黒か白、ゼロか∞しか無い日本人の性格からすると、もし失敗すれば10兆円の次はゼロ査定に成ります。

ゼロ査定で良いと思いますよ。
何も国が全てやるのでなく鉄道会社みたく道路も民間企業に任せるか、自治体が地域の実情や財力に応じて整備すべきかと。
偽陸士
2021年10月14日 14:39
連稿失礼します。

Goodman80様。

>その最低限の事ですら出来ない日本政府だから困るのです。
最初に外務省ありきの外務省(戦前の日本陸軍か?)、やる気も能力もない警察と海保、政府ベッタリの裁判所、権利だけ欲しがり義務は放棄する地方自治体、日本の特許や著作権も守れない日本政府。やらずぼったくり国家です。

どうせやらずボッタクリなら、支払う金は最小限、権限も縮小するのです。

なるべく市場に任せ、司法制度も行政の質も州同士で競わせるのです。
2021年10月14日 15:28
‘Amphibious Seaplanes’ – Long Wait for Indian Navy
https://dras.in/amphibious-seaplanes-long-wait-for-indian-navy/

インドのUS-2の話題もとんと聞かなくなりましたね。
上記はインド海軍が水上機を欲する理由を纏めた記事ですが、HALも水上機の開発に乗り出していたとは知りませんでした。(ベースはライセンス生産しているDo228だとか)
US-2にしてもHAL案にしても、コストも時間も掛かる為インド海軍における水上機の優先順位は低いままなのでしょうね。
現在米軍が進めている水上機型C-130の性能如何によってはそちらを選択するかもと思ったりします。
Goodman80
2021年10月14日 15:32
偽陸士様
日本には米国の様な行政管理予算局(OMB)や議会予算局(CBO)と会計検査院(GAO)の様な物が無いので、これらを設立した上での行政の簡略化が必要になります。
州の単位としては今の北海道、東北、関東、中部、関西、中国・四国、九州で宜しいでしょうか?
政府および州政府ともJRの様な民営化レベルの改革が必要になると思います。彼らは直ぐになれ合いを行い、結託して楽をしようとするので平等な判断で管理・監督する機関が重要です。
2021年10月14日 16:32
新明和と防衛装備庁は3年程前にギリシャにお偉いさんを派遣していましたが、結果はCL-515への更新になりました。
https://greekcitytimes.com/2021/06/16/greece-to-recruit-3000-firefighters-invests-1-76-billion-euros-in-fire-protection/amp/
近年の森林火災の状況を見ると、実機もなく実績もない消防機を採用したいところは無いでしょうね。

アルジェリアは今年の森林火災を受けてBe-200の導入を検討しているようです。
https://jp.reuters.com/article/climate-wildfires-algeria-russia-idUSL1N2PO1MR
同機は各地で森林火災が発生する度にロシア非常事態省の機体が派遣され、実績を積み徐々に採用を増やしてきました。(現在はウクライナ製エンジンの後継問題があるようですが)
日本が本気で消防機を売り込みたいのであれば、こういった活動も必要かと思います。
ただ、水上消防機は現在中型機とSEATと呼ばれる小型機の混用が主流なので、US-2のような大型機は需要があるのか疑問です。(そもそも採水可能な場所がどの程度あるのか)
19190213
2021年10月14日 17:55
US-2なるべく高く見せて売っぱらうのがいいんじゃないですかね。
中国とか案外買ってくれるかもしれないですよね。
原野商法じゃないですけども。

そこで得た資金をもとにまた別な方面に事業展開していった方がいいかもしれません。
潜水できる飛行機とか空飛ぶ車とか・・いやダメそうですね。

お盆のUターンラッシュに捕まるぐらいならば飛行艇で移動したい気持ちもあるぐらいですけどもそれ以外だと需要が薄目ですよね・・。フロッグマンの投下に使うとか・・?
飛行艇って進化しそこなった恐竜みたいですよね・・。
もうこうなったら、タイムマシンでも作ってまだ飛行場が未発達の時代に輸出するしかないですね。

やれやれ
2021年10月15日 11:02
マさん、
「日本が本気で消防機を売り込みたいのであれば、こういった活動も必要かと思います。」
その通りだと思います。実績を示さない限り絵に描いた餅を高額で買いたい国は無いでしょう。どうしても実績ある飛行機を使いたがるのは仕方ないことで、余程必要不可欠な機能や仕様が入ってないと検討すらされないでしょう。
少なくともそれは波高3mとか短距離理着水では無いでしょう。
それに消防飛行艇型のUS2改を新明和の自腹で製造し世界に飛ばして売り歩く懐と根性があるでしょうか?今もないので清水の舞台から飛び降りないとUS2消滅、US3も消滅の危機かもしれませんね。
使いどころのないオスプレイを救難専用機にでもしたほうが良いかも知れませんがあっちはあっちで100億円と整備費も非常に高価と来ているので...US3の開発費が不要の分だけマシって位でしょうか。

19190213さん、
中国は同形状でUS2より2周り位大きなAG600と言う飛行艇を開発していますので不要でしょう。問題が無ければ遠からず量産されるでしょう。唯一欲しいと思うかも知れないのはBLCの技術くらいでしょうけどとっくに特許も切れている技術をあえて使わなかったのは短距離離着陸(水)は必要ない仕様だと見きったのかも知れません。
経験を持つ技術者は知見とかもあり欲しいかも知れませんが今更US2本体はいらないでしょう。

偽陸士
2021年10月15日 11:10
Goodman80様。

>日本には米国の様な行政管理予算局(OMB)や議会予算局(CBO)と会計検査院(GAO)の様な物が無いので、これらを設立した上での行政の簡略化が必要になります。
州の単位としては今の北海道、東北、関東、中部、関西、中国・四国、九州で宜しいでしょうか?

同意です。
行政に対する会計監査はあるものの、またまだ不充分です。
業務監査も未整備なので情報公開法やオンブズマンも必要かと。
議会の機能強化が鍵になりそうですね。

>政府および州政府ともJRの様な民営化レベルの改革が必要になると思います。彼らは直ぐになれ合いを行い、結託して楽をしようとするので平等な判断で管理・監督する機関が重要です。


行政も分割して地方ごとに競争させられればと考えています。
アメリカやドイツの州制度が手本になるかと。
マリンロイヤル
2021年10月15日 11:45
US2を原型に戦術輸送機を造ったらどうだろう。
Suica割
2021年10月15日 15:17
今は、兵器自体が工芸品みたいなもんか。
その心はロットがはけない。
戦闘機だったら、今なら、F16がぎりぎり工業製品でしょうか。
Goodman80
2021年10月15日 21:18
マリンロイヤルさん
こんなのはどうでしょう。
歴史は繰り返す!? 70年前に計画の“空飛ぶ上陸用舟艇” コンベア「トレードウインド」飛行艇
https://trafficnews.jp/post/111659
今の物より数段使えるようになるのでは?
マリンロイヤル
2021年10月16日 09:17
Goodman80さん

中々興味深い機体ですね。
ブロガー(志望)
2021年10月17日 20:37
お邪魔します。
 この問題は「飛行艇自体が抱える問題」と「どうやって国を守るか戦うか、そのために兵器に何をどこまでやらせるかといった事などまともに考えない戦後日本の兵器開発及び調達の問題」に分けて考える必要があると思います。前者で言えば飛行艇には「飛行機」の要素と「船」の要素があり、高性能を狙えば狙う程互いが互いに足を引っ張るようになります(陸上機なら着陸の衝撃は主に脚で受け止めるが、飛行艇は着水の衝撃を胴体で受け止めるので、それだけ重くなるとか)。あの二式大艇も「船」の要素を相当切り捨てたと聞いています。それは水陸両用車が「車としては本物の車に、船としては本物の船に及ばない」のと同じ事です。ですから水陸両用車が優位に立てるのは「車では浸水しかねず、船では座礁しかねない」沿岸付近や湿地帯及び津波や洪水で浸水した場所ぐらいであるように、飛行艇も他に対する優位性を得られる領域はかなり狭いのではないかと思ったりもします。かつては大型機や長距離飛行に対する信頼性が今より低かったのでしょうが。
 自分は海難救助に於いては「船は遭難者を収容できるが低速。飛行機は高速だが遭難者を収容できない。」なので、飛行艇は有用なのではないかと思っています。尤もそういう用途ならUS-2よりも小型で十分なのかも知れませんが。後オズプレイのようなティルトローター機ならホバリングして収容できるかも知れませんし、飛行艇と違い「激甚災害等で孤立したポツンと一軒家」といった内陸にも投入できるので、飛行艇はUS-2で"打ち止め"で、後継はティルトローター機か「今よりも高速かつ長距離飛行が可能なヘリコプター」になるのかも知れないと思っています。