ノーベル賞、アメリカ人の受賞を「日本人が受賞」と騒ぐ日本メディアの奇異。

「分野の壁、破った偉業」 地球科学の異例受賞 研究者、驚きと称賛・ノーベル賞
https://news.yahoo.co.jp/articles/2e39e1cd081a13ef79aa812d3188227ae75cf10d

>米プリンストン大の真鍋淑郎氏(90)にノーベル物理学賞が授与されることが決まった5日夜、同じ気候科学分野の専門家からは口々に驚きと偉業をたたえる声が上がった。

この方は若くして渡米し、70年代に米国籍をとった日系1世のアメリカ人です。おそらくは日本にとどまって研究していたら受賞はなかったでしょう。
それを日本のメディアは「日本人が受賞」と大騒ぎしております。極めて奇異であると思います。

何をもって日本人というのでしょうか。外国籍を持つ人間に出自がそうだから、日本人だというのは幼稚なナショナリズムにしか思えません。
これが犯罪者でも「日本人の犯罪」というのでしょうか?


ぶっちゃけた話、祖国日本を捨ててアメリカに帰化したのは日本にいてはまともに研究できなかったからでしょう。
日本の学会の後進性は昔から問題ですが未だに直っていません。若いうちは教授の鞄持ちやらされて、評価も派閥に左右されたりする。
外国の論文ばかりをありがたがる。故西沢潤一教授のように国内で頑張るには研究者としての能力以上に政治力も胆力も必要でしょう。

こういってはなんですが、さんざんDVやって逃げた女が、他所で羽振りがよくなったら、あれは俺の女だ、俺が育てたんだと自慢するようなものです。はっきり言って気持ちが悪いし、不愉快です。


また例えば若くして日本に帰化したアメリカ人が受賞したら「アメリカ人の受賞」と報道するのでしょうか。それとも「青い目の日本人、受賞」とか報じるのでしょうか。
都合のいいときだけ日本人という扱いをするのは極めて幼稚です。

また今回の受賞は腹黒い思惑も有るように思えます。

>北海道大理学研究院の見延庄士郎教授(気候科学)は「ノーベル賞に地球科学賞はない。分野の壁を越えた受賞は、いかに重要な研究だったかを示している」と驚きを隠さない。

>東京大先端科学技術研究センターの中村尚教授(気候変動科学)は「この分野はノーベル賞を取れないのではないかと思っていた」と明かす。


物理で受賞はそうとう苦しいかと思います。この分野がそれほど重要と認識しているのであれば、新しい部門を作って受賞させるべきでした。

おそらくは欧州が次世代の産業の主導権を取るための、地球温暖化やカーボンフリーを宣伝するための政治的な意図があったのではないでしょうか。

地球温暖化の原因は人類の活動による二酸化炭素の増加が原因であるとは科学的には特定されていません。無論化石燃料を減らすのはいいことでしょうが、だから内燃機関を辞めて全部EVにするのだ、というは我田引水の類です。
EVの電池生産や電気補給のインフラを作るのには相当なエネルギーが必要であり、それが二酸化炭素削減唯一の方法だとは思えせん。
例えばガソリンエンジンは全廃するにしてもより、燃費のいいディーゼルは温存して、これで当初は天然ガス由来の燃料を認めつつ、バイオ燃料に移行するという方が既存のガスステーションなどのインフラを利用できて現実的であり、よりストレスや摩擦も少ないでしょう。また自動車の部品点数激減による自動車産業の失業も防げるでしょう。
またEVは砂漠のような暑さや、冷感地での電池の確実な作動に問題があります。


そのような可能性の真摯な検討をすっ飛ばしてEVが最適解である、これを非難するのは非国民、人類の敵だと批判するのはヒステリーです。

ぼくはこのEVありきを毛沢東のやった大躍進計画と同じで、EV大躍進計画と呼んでいます。おそらく社会に多大な損害を与えて失敗する可能性が高いと思います。

要は欧州を中心として自動車次世代の産業のヘゲモニーを握るための策謀でしょう。かつてのとうもろこしなどを原料にしたグリーンエネルギーブームもアメリカの穀物メジャーの思惑が強く働いたものでした。

エコというと反対しにくい、大衆を騙しやすいということを利用した世論操作でしょう。
その世論操作のためにノーベル賞が利用されたのではないでしょうか。
そうであれば地下に眠るノーベル氏は深く嘆いているのではないでしょうか。




ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 24

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

ssao
2021年10月06日 11:57
ヨーロッパはEVに大躍進してますがEVのバッテリーに重要なレアアースの世界シェア50〜99%って中国なんですよね。しかも利益優先で環境負荷度外視で重金属汚染、放射能汚染無視ですよ(笑) Co2よりも悪質です。
最近、EUも中国の人権問題やら経済安全保障に着目してますがEVを強化するってことは自ら中国の首輪をはめると同意義なのに邁進するってバカなんですかね?と思ってます。2030年代以降EUと中国が揉めたら中国はレアアースを止めるだけで屈服させることが可能です。ダメージは少し前の日本の比ではないでしょう。ヨーロッパ自動車産業の壊滅を意味し内燃機関もロストテクノロジーでしょうから。水素エンジンでTOYOTAには頑張ってほしいものです。

中国共産党のトップはずっと理系だったのが一番恐ろしい事ですが。
やしもん
2021年10月06日 11:58
>おそらくは欧州が次世代の産業の主導権を取るための、地球温暖化やカーボンフリーを宣伝するための政治的な意図があったのではないでしょうか。

それもあるし、日本人から更に金を巻き上げる為ってのもあるかもね。だから日本人に受賞させた。
Goodman80
2021年10月06日 13:10
米国、欧州が日本潰しで様々な手を使ったおかげで、日本は30年間進歩が止まった。日本潰しに利用した中国の躍進で中国の影響が大きく成り、今は中国潰しに躍起に成っているが、日本の状況を見て上手に立ち回っている為、大した戦果は上がっていない。その上インド等の発展途上国にも対応しなければならない。
日本企業を目の敵にした規格・制度の改ざんに日本政府は何の対応をしなかった為、電器産業は潰れ、自動車産業は世界に出なければならなくなった。他国はGDPが最低でも2,3倍になっているのに日本は15%しか上がっていない。
エコロジーと言う支持の得やすい妄想をでっち上げ金を集めるのは簡単。人間の発生させるCO2の量が自然界に与える影響は最大でも2,3%と言われており、具体的な数値など全く出ていない。まあ、捕鯨問題と同じ様な物。仲間外れを異常なまでに怖がる無能な日本政府が、民間企業へ丸投げして足を引っ張るのは毎度のことだが、これ以上の負担を今の状態では受けきれず、国際競争力が全く無くなり、国内でチマチマ営業をする事に成る。円も下がり、給料も上がらず、輸入品は高くなり、年金も下げられ、ホームレスと餓死者が溢れる生き地獄となって行く。天国(地獄?)への扉はドンドン近づいているようだ。
やれやれ
2021年10月06日 13:18
ノーベル賞についてはどこの国の人が取ったとかどうでも良い話です。五輪のメダルもそうですが個人やチームの業績をさも国の業績と勘違いさせようとしているとしか思えません。
だから元日本人の方の受賞も日本が取ったような錯覚をさせているのでしょう。国威発揚というかなんというか。日本人すげーと言いたいだけと言うか。本当に浅ましい。
真鍋さんは東大の博士課程を卒業するときに就職先をどうするか考えていたときに米国国立気象局にヘッドハンティングされています。
この分野の研究者が多くなかったから実績が少なくとも必要な人材だと思ったのでしょうね。
早速1967年には今回のノーベル賞の元になった成果を発表しています。私がまだよちよち歩きの頃、実家に白黒TVが入った頃です。

なぜ海外を選んだのかはこの辺は参考になる記事だと思います。
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_615ce9f7e4b0896dd1a9fa7d
ミスターフリゲート
2021年10月06日 13:25
早い話、研究者や開発者を良い待遇で保護すべきってことですね。思いやり予算やら無駄な防衛費やら天下りやらの分を研究者に回すってように。

二酸化炭素の件
アメリカや中国ですら全てEVは無理で、半分EV、残りはプラグインハイブリッドその他という方向性にしています。にもかかわらず、プラグインハイブリッドすら許さないヨーロッパには、もはや何かに取り憑かれたとしか思えないですね。ディーゼルは産業にも多様されるというのに。結局は自分が不利になるとルールを変えるという卑怯なやり方ですよ本当。とは言え文句言って、欧州向けを出す日本メーカーは嫌々ながらも従わざるを得ないでしょうね。
日本の発電状況を見ると、なかなか厳しいものです。EVを普及させるなら地熱発電や洋上風力、波力などの再生可能エネルギーの普及をすべきでしょう。
ミスターフリゲート
2021年10月06日 17:26
Goodman80 さん
>円も下がり、給料も上がらず、輸入品は高くなり、年金も下げられ、ホームレスと餓死者が溢れる生き地獄となって行く。天国(地獄?)への扉はドンドン近づいているようだ。

このままでは良くないのは事実ですが、言っていることがあまりにも縁起がない
Goodman80
2021年10月06日 22:04
ミスターフリゲートさん

そう言った状態にならない様に、大学在学中に即戦力と成れるように、若い人たちの頑張りが必要です。大学は人より多くの勉学を吸収する場所なのですから。外国の大学生に負けないレベルになることが、この国の再生に一番の力と成るでしょう。
マリンロイヤル
2021年10月06日 23:25
まあ、日本人でいいと思いますが(笑)欧米の環境左翼による、政治的受賞じゃないですか?純粋に「科学」だけで受賞したのか疑問を持たれる方が、日本人云々より問題だと思います。
偽陸士
2021年10月07日 10:32
一連のノーベル賞受賞報道は日本人であること以外に、何も拠って立つものが無いマス掻き民族主義そのもの。

優秀な人材を迎え入れ、それを活かしたアメリカ社会の姿こそメディアは報じるべきだったろうに。

まぁスポンサーも視聴者も眼を背けたいのだろう。

こうなってくるとメディアや役人の持て囃す事を逆手に取るくらいでないと、自分の身をを守れない。

天の邪鬼なくらいがちょうど良いのかも知れない。
2021年10月07日 10:34
120%同意できるご意見です。私もメディアの扱いにうんざりしています。
願わくは、サイトの読みづらい色合いを変更して頂きたいです。背景と同系統色のフォントなので、パソコンならなんとかオッケーですが、スマホでは全く読めない気がします。
ご検討のほど宜しくお願いいたします。
キヨタニ
2021年10月07日 11:38
ご意見ありがとうございます。
検討します。

>植木京子さん
>
>120%同意できるご意見です。私もメディアの扱いにうんざりしています。
>願わくは、サイトの読みづらい色合いを変更して頂きたいです。背景と同系統色のフォントなので、パソコンならなんとかオッケーですが、スマホでは全く読めない気がします。
>ご検討のほど宜しくお願いいたします。
ひゃっはー
2021年10月07日 18:08
相撲で日本人力士の優勝は何年ぶり、とか言ってるのと考えは同じですよ。下らんことにこだわる前に大リーグを見習ったらどうなのか。
大リーグがワールドシリーズと称する大会を主催しても傲慢とは思いませんね。だって、そういう下らんことを言う奴がいないから。
19190213
2021年10月07日 19:05
いや正直欧州の貉に付き合っていたら、埒が明かない気もしますよね。
一方で、いつもどおり途上国側は必ず先進国のみの責務だと言い張るのでしょうから、米、欧州では使えない効率の良い内燃機関を利用した製品はアフリカ、中近東、南米あたりでバリバリ活動するんじゃないですかね。
日本はそこに技術を流し込むのが良いかもしれませんね(当然中国のほうが手が早いでしょうが)。

電池に関しては面白い製品も日本のメーカーからも上がってきているようなので必ずしも商業的に逆風でもないのでしょうね。
恐らく欧州の主張は出鱈目でしょうけども、流れには乗らないといけないのかなとは思います。

どなたかがおっしゃっていたように、レアアースを掘るというのはとんでもない環境汚染になるので、本当は全く地球や人にやさしくないんですけどもね。
彼らは見えなければ、誰かが苦しんでもそれでいいのでしょう。
皆だいたいはそうでしょうけども。
敬一
2021年10月07日 19:15
ペダーセン(ペーダーセン?)がノーベル賞を摑んだとき、日本のマスメディアはあまり広めなかったようです。彼の血筋を。これは出身地のせいでしょう。
Suica割
2021年10月07日 23:00
クリーンエネルギー推進は、実は、日本にとって損なだけの話ではない。
石油からの離脱により、湾岸諸国の面倒臭いあれやこれやから足抜けするチャンスになりますからね。
ヨーロッパのそれも、きれいに見せかけた中東からの足抜けやロシアの天然ガスの依存率低減という方向性かもしれません。
https://www.newsweekjapan.jp/pakkun/2021/10/post-66.php
やれやれ
2021年10月10日 20:31
「物理で受賞はそうとう苦しいかと思います。この分野がそれほど重要と認識しているのであれば、新しい部門を作って受賞させるべきでした。」
そうですね。物理や科学だけでなく文学とか平和とかもあるのにバイオとか生物とか気象とか環境とかあってもいい。
ただあまり多いと原資が減って賞金も減るでしょうけど。
そに何も権威ある賞がノーベル賞だけでもないですしノーベル賞ばかり有難がっても仕方ないと思いますが。

「地球温暖化の原因は人類の活動による二酸化炭素の増加が原因であるとは科学的には特定されていません。無論化石燃料を減らすのはいいことでしょうが、だから内燃機関を辞めて全部EVにするのだ、というは我田引水の類です。」
かも知れませんが最早手遅れです。証明されてないということは原因でもある可能性があるわけでそれを否定しないといけません。悪魔の証明にもなりそうですがそれは置いておいて既にそのような議論を真面目にしている余裕はありません。日本以外の先進国(日本はもう違うか)はCO2削減で新しい産業を起こして金儲けしようとしています。静観していると言っていい日本だけがそれで金儲けできていません。

「EVの電池生産や電気補給のインフラを作るのには相当なエネルギーが必要であり、それが二酸化炭素削減唯一の方法だとは思えせん。」
それはトヨタ理論でまやかしです。いや遅れた日本の状況と言っていいかも知れません。それに日本だって電力が足りないとか言っていますが夜間電力は余っているしそれでEVを普通充電すれば朝までに十分満充電にまります。急速充電が必要と言っても全体から見ればそんなに大きな数にはならないでしょう。皆が皆毎日GWに出かけるように遠乗りするわけでは無いですし休みの日は電力が余っています。それに再エネを有効に使えば原発も不要。特に西日本は電気が余っているので東日本に融通すれば問題ないのですがその線が細い。
50/60Hzの壁があるのでそこを変換する電路の容量が3.11からたった2倍しか増えていません。増やすと言ってこれです。送配電網を見直すだけで十分なのに各電力会社の縄張り意識か協力関係は密では無いですね。政権もそれで懐を潤しているでしょうから電力会社のいいなりでしょう。

「燃費のいいディーゼルは温存して、これで当初は天然ガス由来の燃料を認めつつ、バイオ燃料に移行するという方が既存のガスステーションなどのインフラを利用できて現実的であり、よりストレスや摩擦も少ないでしょう。」
大型船は既にLNG燃料に舵を切っています。CO2排出量が少なくなりますからね。日本もようやくそっちに進みつつありますが出遅れています。だから中韓にも造船で負けるのでしょう。

「また自動車の部品点数激減による自動車産業の失業も防げるでしょう。」
トヨタのまやかしを信用してはいけません。仮に日本だけエンジン乗せた自動車を作ったとして最早数が出ません。将来日本だけエンジン車にしたところで日本の自動車エンジン関連産業は儲からないので潰れるでしょう。日本だけ頑張っても持ちこたえられないんですよ。
だからボッシュにしても将来を見越して業態転換を進めているしVWもベンツも同じ様に部品メーカから反発されながらもなだめて業態転換を支援する動きをしています。
どこかのトヨタとは違うんですよ。トヨタの言うことを、いや自工会会長の言うことを真に受けてトヨタと心中する気なら良いのですが生き残りたいならエンジン部品以外の生きる道を探すか赤字になる前に会社を畳んだほうがいい。
本当は自工会会長が音頭を取るべきだと思うのですが、部品メーカをゾンビ企業化しろとは...

「またEVは砂漠のような暑さや、冷感地での電池の確実な作動に問題があります。」
当然その様な対策も研究し既に一部実装しています。来年あたり出てくる新型EVでは大方対応できているでしょう。
EVとEVの進化はここ数年で大きく延びています。いつまでも昔のままではありません。

長くなったので一旦切ります。
ブロガー(志望)
2021年10月10日 20:57
お邪魔します。
 確か河野太郎氏が言っていた事ですが、1%にも満たないウラン235だけでは石油よりも早く枯渇する、ウラン238をプルトニウムに転換する事ができて初めて原子力は安定的なエネルギーになり得るのだそうです。原爆製造のためのプルトニウム転換は既に行われていたので、商業ベースでのそれも容易だろうと踏んだのでしょうが、今に至るも実用化どころかその目途すら立っていません。最も進んでいたのは仏で、実用化までの三段階(原型炉、実験炉、実証炉)中の三番目であるスーパーフェニックスまで至りましたが、原因不明の出力低下等が解決できずに廃炉になったと聞いています(もんじゅは実験炉)。その結果我々には大量の原子炉、核物質及び核廃棄物を抱える破目になってしまいました。EV偏重も似たような結果をもたらすかも知れません。後「原子炉内でプルトニウム転換を行い、運転を始めたら開けない」進行波炉というのが研究されているそうです。無論これが成功するかは分かりませんが、もしこれが成功すればこれが原子力利用の「正解」なのかも知れません。EVというか温暖化対策の正解は「今よりもう少し先」にあるのかも知れません。「戦闘機に必要なのはパワー」の正解が「2000馬力のエンジンを積んだ単発戦闘機」であったように。
やれやれ
2021年10月10日 21:13
「そのような可能性の真摯な検討をすっ飛ばしてEVが最適解である、これを非難するのは非国民、人類の敵だと批判するのはヒステリーです。」
残念ですがEVの進化は清谷さんのずっと先を行っています。
特に来年、再来年出てくる欧州や中国から出てくるEVを見て下さい。最早航続距離はカタログベースでも1000km行きます。
急速充電なら40分位で80%位まで充電できます。
全固体電池を待つまでもなく電池は進化しています。
それに今はレアメタルを少ししか使わないリチウムイオン電池や全く使用しない安価に作れるリン酸鉄リチウムイオン電池が実用化されています。中国CATLによって。テスラタイプ3の中国製造版で使われて日本でも走っています。同じくCATLはナトリウムイオン電池も開発中。電池といえば日本のお家芸だったのにすっかり中国に持っていかれています。今から追いかければまだ勝てるかも知れませんが、今のようにのんびりしていたら完全にやられるでしょうね。
電池は安くなり(トヨタですら7割安くすると言っている)数年後には補助金なしでも今のガソリン車と同等の価格まで
下がるでしょう。そうなった場合、圧倒的に燃費と言うか電費と言うか安くつくEVの方が内燃機関より有利になります。
ランニングコストが下がることになりますからね。
人の運転の仕方と車によるでしょうが大雑把に言ってHVのガソリン車の半分位で済みます。電気とモータの方が効率が良いですからね。佐川急便が中国製EV軽自動車を導入するのも同じ理由です。充電ステーションがーと言う向きには増えないのは日本固有の問題で世界中で増えています。日本だけそっぽ向いても日本車は生き残れません。だから日産、ホンダ、スズキ(インドにお願いされて)はEVに舵を切りました。

「ぼくはこのEVありきを毛沢東のやった大躍進計画と同じで、EV大躍進計画と呼んでいます。おそらく社会に多大な損害を与えて失敗する可能性が高いと思います。」
欧米各社がそれぞれ数兆円単位でEVとEV用電池工場を建設しており2,3年後にはフル稼働するでしょう。
それ故2030年でも大丈夫との目算があるのでしょう。
バッテリの性能は上がり安くなり火も出ない、車体もエンジンが無い分頑丈になり価格も今のガソリン車と同等ならどっちを買うか。日本以外ではEVを買うでしょうね。

トヨタは全方位展開と言っていますが先日の1.5兆円投資の内訳はHV,PHVに8割、BEV,FCVにはたったの2割です。これはエンジンは外さないぞと言う表明に等しい。
仮にトヨタの言う通りHVが生き残ったらトヨタの勝ちですが、そうでなかったらトヨタと関係会社の一人負けになります。ならば先進国以外へ売ればと言う向きもありますがそうは問屋がおろしません。大きな市場のインドはインド政府自体がBEVに傾倒しスズキと一緒にBEVを作ろうと言っていますしアフリカも中国が抑えるでしょう。今のように。中国は世界有数のEV大国ですから売らないわけがない。他も中国や欧州、米国の息のかかった所は蹂躙されるでしょう。再エネ+充電ステーションと言う方法で。アフリカ原住民がなぜスマホを使っているか調べたら面白いですよ。

アフリカを侮る日本人が知らない超激変のリアル
https://toyokeizai.net/articles/-/435738
ケータイも広がるのが早かったですからね。
各家庭に電話線なんて引かないんですよ。もともと無いんだから。いきなりケータイから始まります。

かように日本人がBEVをバカにしている間に世界に置いてけぼりになる訳です。今の利便性しか見ていない証左ですね。数年先にどうなっているかを想像すれば欧州や中国の方が賢いと分かるでしょう。

まあトヨタの、自工会の言うことが正しいか欧州、中国、米国の方が正しいかは現時点では確実なことは言えませんが、早ければ3年、遅くても10数年後にはハッキリした答として出ますのでそれまで待ちましょう。その時に日本と日本車がその結果によってどうなっているのか気になりますが。

例えとして良いかどうか分かりませんが、未だに日本はドローンの開発が遅いし自衛隊の配備も遅い、ドローン対策も遅い。作ろうと思えば作れたけどろくな物を作らなかった。
用途や利用価値を理解していなかった。
似ていると思いませんか。家電もパソコンもそうですが日本が無駄な機能で価格を維持している間にあっという間に追い越されました。自動車も同じ運命を辿らないことを祈りたいですが...
やれやれ
2021年10月10日 21:42
長くなりすぎたのでまた分けます。
EVに傾倒しているもう一つの理由は自動運転です。
それだったらHVでもいいじゃないかと言う話もありますが
あまりスマートとは言えないですね。まあその論争は3~10数年後まで保留するとしてEVと自動運転は親和性が良い。
自動運転などもってのほか、MTでブイブイ言わすぜ!と言う車好きも多いでしょうが大部分の普通の人や免許を持ってない人には非常にありがたい存在になるでしょう。
何しろ運転しなくても良くなるのだから移動時間は自由時間に変わります。寝ても良いし仕事をしても良い。TVやビデオを見ても良いしネットやゲームで遊んでも良い。だからIT業界が自動車業界に殴り込みを掛けるわけです。
通信料やコンテンツを売るために。早い話がタイヤの付いたスマホですよ。そこまで見据えて今から取り組んでいるわけです。
自家用車として使う人もいるでしょうが、自動運転全盛になると自家用車を持つコストが見合わない人が増えてカーシェアやタクシーに鞍替えするでしょう。配送も自動配送。
ドライバーの生活がーと言うのは気にしなくてもいいです。
今でもバス会社やタクシー会社、運送会社は慢性的な人手不足で困っていますからね。20年もするとドライバーを志す人は誰もいなくなるでしょう。人件費も削減できるし会社とすれば一石二鳥以上でしょう。
方法は色々ありますが待機時間で自動充電すれば会社は車の働きを管理するだけでよくなり効率は飛躍的に上がります。
人件費も大幅に下がるのでタクシー代も下がるでしょう。
それでも儲けが出るしコンテンツも売れればもっと利益も上がると言うわけです。相対的に自家用車も減るだろうし車両は高級車以外はタクシー向きのばかりになるかも知れません。自動車会社はIT業者や新規参入組とも戦わないといけなくなります。より厳しい戦いになるのでは?だからEVで地盤を築いておかないとブランドで負けるかも知れないですからね。その頃にはどうなっているか、私が生きているかどうかも分かりませんが、20年後位にはそういう流れになっているかも。
やれやれ
2021年10月11日 22:47
あまり横道にそれるのもアレですし数年から10数年後には答の出ている話なのでこれで最後にしておきます。

EV化で自動車産業に“下剋上”の波 覇権を狙う部品メーカー
https://business.nikkei.com/atcl/gen/19/00297/092800037/
部品メーカと言っても自動車とは毛色が違いますが自動車本体への参入は増えるでしょう。どういう形で入っても儲けになる可能性が高いですからね。参入障壁は一気に下がりました。

脱原発で一部から絶賛されたドイツが「国中大停電の危機」を迎えている笑えない理由
https://president.jp/articles/-/50717
他方このような問題も出ています。しかし困難があったとしても最終的に金になるからCO2削減の推進は止まらないでしょう。仮にドイツがコケたとしても中国はCO2削減とEV化推進はけして止めないだろうし他の欧州と米国もそうでしょう。多少遅れが生じたとしても止めることはしないでしょう。
トヨタがどこまで贖えるのか、日本の自動車の将来がどうなっているのか気になる所です。
19190213
2021年10月12日 17:58
やれやれさん
きっと反対なさるでしょうけれども原発の再稼働は、経済的にもそしてCO2削減にも良いとは思うんですよ。
もちろん反対される理由も分かるんですけどもね。
やれやれ
2021年10月12日 19:20
19190213さん、
仮に安全だったとしても寿命が来ています。
無理矢理延長しているものは論外として40年未満の原発も多くない。だからといって新設もできないしできたとしても建設に10年は掛かります(用地取得済みでも)。
つまり今のままだと早晩寿命がつきて危険な状況で運転することになるのと寿命が来る前に使用済み燃料の保管プールなどが満杯になり原子炉の燃料交換すらできなくなります。
保管プールや中間保管施設だって作るのは大変ですからね。
未だに予定地もないし。再処理でもすれば少しは場所が得られますが動かせる気配がまるでないではどうしようもありません。ほっといても稼働できない状況に自ら追い込まれるわけです。総電力の20%も30%も賄うなど夢以上にありえません。311前の全てが稼働状態の時でさえそのレベルで運転したのは一瞬です。半分は燃料交換と点検で止まっているので交代で運転しますから。電源として期待しても仕方ありません。