自衛隊病院の統廃合は当たり前

自衛隊病院の統廃合は当たり前

自衛隊に対する贔屓の引き倒しと、予算増やせば何でも解決するという主張ばかりしている小笠原理恵が自衛隊病院の統廃合に反対しています。
ですがそれは情緒でしかありません。
これまたいつもどおりですが自衛隊は常に清く正しく、健気であるが、無理な政府が予算を減らしていると。

彼女はコロナ対策のために自衛隊病院を拡充せよと主張しているわけですが、総合病院は自衛隊病院だけではありません。コロナ対策のために自衛隊病院を強化しろというのは防衛予算を増やせという、彼女の我田引水の常套手段です。


コロナ禍で病床数が足りない今、自衛隊病院の廃止・縮小は本当に必要か?
https://nikkan-spa.jp/1780725

>自衛隊には医療の教育機関である防衛医科大学校もあります。この教育機関の定員を引き上げて、新型コロナ感染症に対処できる医者や看護官、薬剤官を国費で大量に育てるという考え方もあります。いっそのこと、自衛隊病院に必要な設備投資をして、新たな感染症にも対抗できる病床を擁した巨大病院にしてはどうでしょうか。

>防衛予算を拡大できないのなら、別会計で予算を補填すればいいだけです。病床の確保に必要な費用などに充てる「緊急包括支援交付金」1.5兆円の予算はほぼ未消化で終わりました。これを自衛隊病院に投入すれば優秀な医療スタッフがいる病院ができます。


現実として、ECMOを使うなどの高度なコロナ医療ができるのは中央病院と防衛医大ぐらいです。その他の自衛隊病院では設備もなく、スタッフの質も低いのでできません。仮に予算を増やしても容易に質の向上はできません。

そもそも自衛隊では部隊での医官の充足率は2割強にしかすぎません。これは自衛隊病院に医官を集約しないと自衛隊病院が運営できないからです。当然部隊での健康管理すらできません。薬剤官が胃腸薬と鎮痛剤など売薬を渡すだけです。

しかも医官がいないのは予算の問題ではありません。やる気がある医官が次々にやめるからです。それを引き止めるだけの魅力が自衛隊にはありません。それは隊員が若くて疾患が少ないからという組織というだけでなく、改善の提案をしても顧みられない、下手をすると嫌がらせやいじめの対象になるからです。そこまでされて居残るという医官は奇特な存在です。当然ながら出ていくところがないだめな医官の吹き溜まりになります。
無論例外はいますが、少数派です。

これで戦時の医療なんかできるわけがないでしょう。師団旅団レベルで医官は殆どいません。因みに部隊のメデックは150人に一人程度、つまり中隊に一人程度にすぎません。

そして看護官(多くは女性)も定数の三分の一程度であり、自衛隊病院の夜勤シフトを組むのは綱渡り状態です。衛生科の人員の充足率は相当低いわけです。そして予備自衛官も十分にいるわけではない。

戦時の医療なんてそもそも考えていません。仮に戦時に師団旅団に衛生スタッフを派遣するならば、病院は開店休業になります。


>衛隊病院の数は陸海空で合計15。有事の戦時治療を目的に防衛省内に設置されましたが、このほかにも、隊員の健康管理、身体的な能力の把握、CBRNEテロ対処など、自衛隊の要となる機能を有しています。病院の廃止が決められたのは、リーマンショックのあった翌年の2009年。中国の南西諸島沖への進出もまだ認識されていない頃のことです。

>当時の自衛隊病院は利用率が少なく、政府から見れば無駄な施設に映ったのでしょう。ですが今は、新型コロナワクチン接種や患者搬送を行うだけでなく、一部の自衛隊病院は新型コロナ感染症の最前線の病院としてフル回転しています。

「一部の自衛隊病院は新型コロナ感染症の最前線の病院としてフル回転しています」おそらく中央病院と防衛医大の病院のことでしょうがフル回転するほど人材はいません。
事実として自衛隊病院の能力は相当低いいわけです。
中央病院にしても救急搬送指定になったのはつい近年のことです。また戦傷医療の教育も遅れています。更に申せば、そのような研究をすべきという医官は疎まれます。現状維持こそが衛生科がもっとも重視することです。

ですから、ぼくが指摘するまで陸自の個人衛生キットは止血帯、包帯各一個というお寒い状態でした。それでも指摘した当時陸幕は「日本には病院がいっぱいあるから大丈夫」との公式見解を示していました。
この件で小笠原さんはなにか記事を書いたのでしょうか?

装甲夜戦救急車も同様です。ぼくは長年必要性を説いてきましたが、次期装輪装甲車でやっとそれが実現しそうです。
おそらく衛生科、普通科内部でもそういう声はあったでしょうが、黙殺されてきたのだと思います。
日本からODAを受けている国の軍隊ですらそれを持っているというのに、「我が国固有の環境と運用」では必要なかったのでしょうか。
自衛隊の医官やメデック、負傷者は被弾しても死傷しないのでしょうか?
こういうことも小笠原さんはだんまりです。

>自衛隊病院は全国にわずか15しかありませんが、そのうちの5病院が削減されます。海上自衛隊では5つの病院のうち削減対象となるのは3病院。現在、南西諸島沖や台湾周辺で実弾の飛び交う本物の軍事侵攻が起きてもおかしくない雲行きですが、そんな折も折に、国境線の防衛の要と言っていい海上自衛隊の病院でもっとも病床数が削られるのです。自衛隊病院を一度なくせば、有事に爆創や銃創のような治療する病院がなくなります。出撃で負傷した自衛隊員を治療する病院削減は自衛隊員を見殺しするようなもの……。それでも自衛隊員は戦ってくれるのでしょうか? 日本国は自衛隊員の命を軽視しているとしか思えません。この国の良心を疑います。

>自衛隊病院の廃止・縮小は2009年に決まっています。南西諸島沖に出撃して負傷した海上自衛隊員はこれまでは佐世保病院に搬送できましたが、横須賀病院まで搬送先が伸びました。戦傷は時間との勝負です。国に、有事に負傷した自衛隊員の命を救うつもりがあればこのような選択はできません。自衛隊員への処遇はその職務に見合っていると思えないことばかりですが、自衛隊員の命までも軽視するのでは悲しすぎます。自衛隊員をただの便利な道具のように扱えば、勇敢な自衛隊員は一人もいなくなるでしょう。


これまた何度もご案内しており、歴代大臣にも申し上げておりますが、海上自衛隊では戦闘艦である護衛艦に定員で定められていますが、乗っておりません。例外は海外派遣任務だけです。米海軍なんて強襲揚陸艦には26人も軍医がのっています。
小笠原さんはこういう事実は無視しています。それはご自分の「正しい自衛隊」のイメージと異なるからではないでしょうか。医官も乗っていないのに、適切な救急措置をして、後方に送るなんて白日夢です。

彼女は最後に「健気に働く自衛官」というお涙頂戴で結んでいます。

ですが、そもそもの問題は自衛隊が「どうせ戦争はないよね」とたかをくくって、衛生を軽視しており、また衛生科内部でも戦時を想定した訓練や装備の研究は邪魔者扱いする文化が蔓延しています。こういう組織にいくら予算を組んでも無駄です。

まずは内局の衛生監を厚労省からの出向をやめるべきです。軍事医療について全く無知です。それから衛生科の意識改革です。これが一番難しい。主要ポストを米軍とかイスラエル軍から派遣してもらって、クズのような医官を排除しないと無理でしょう。
それができないのであれば自衛隊病院は全部民営化でもして、医官の数を激減させるべきです。戦傷医療に興味がないならば自衛隊病院など不要です。

それからイスラエルや南アのように衛生を独立した軍種とすべきです。そこで実戦を想定した組織に組み替えるべきです。

また以前も提案しましたが獣医を採用すべきです。コロナにしてももとは動物の病気です。エボラもそうです。であれば防衛医大などに獣医を一定する採用すべきです。獣医はまた衛生環境のスペシャリストでもあります。家畜の伝染病に関する出動だけではなく、パンデミックの際の衛生環境の維持に有用でしょう。
更に申せば動物の伝染病をベースにした生物兵器に対する研究や対処でも獣医は必要です。こういうことは本来自衛隊の衛生科が提案すべきことだと思います。

小笠原さんのいうように予算だけ増やしても医官が増えたり、現在の低い能力が向上するわけではなりません。現状で言えば、自衛隊病院を減らして、残った病院の陣容を強化して、あわせて部隊での衛生職種の比率をあげるべきです。その原資として師団旅団の数を減らす、哨戒艦など不要な艦艇を減らすなどしてヒト・モノ・カネを捻出すべきです。極論いえば呉の総監部なんか廃止してもいいじゃないでしょうか。


衛生のあり方を全面的に見直すべきです。予算増は防衛の問題を解決する「魔法の杖」ではありません。


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この記事へのコメント

ミスターフリゲート
2021年09月24日 17:09
マジで医官の確保はどうにかしないといけない問題です。こういうのは有事以外でも、大災害やNBCテロにおいても医官の存在が必要不可欠です。
イスラエルやアメリカから派遣してもらう以外にも、教育において必ず留学生を派遣して、そのノウハウを持ち帰ってもらうことも必要でしょう。

獣医は必要ないと思っていましたが、まさかその役割があろうとは。

尚統廃合については、音楽隊も同様かと。陸海空で複数いる必要はなく、陸海空で統合して1〜2つでいいかと。

また清谷氏は医療関係で、装甲野戦救急車が必要とおっしゃっていましたが、その理由は「流れ弾やIED、地雷などから今の救急車では防護できない恐れ」ということで正しいのですか?
キヨタニ
2021年09月24日 17:19
そうです。

>ミスターフリゲートさん
>
>マジで医官の確保はどうにかしないといけない問題です。こういうのは有事以外でも、大災害やNBCテロにおいても医官の存在が必要不可欠です。
>イスラエルやアメリカから派遣してもらう以外にも、教育において必ず留学生を派遣して、そのノウハウを持ち帰ってもらうことも必要でしょう。
>
>獣医は必要ないと思っていましたが、まさかその役割があろうとは。
>
>尚統廃合については、音楽隊も同様かと。陸海空で複数いる必要はなく、陸海空で統合して1〜2つでいいかと。
>
>また清谷氏は医療関係で、装甲野戦救急車が必要とおっしゃっていましたが、その理由は「流れ弾やIED、地雷などから今の救急車では防護できない恐れ」ということで正しいのですか?
やれやれ
2021年09月24日 17:20
小笠原氏にしても桜林氏にしても自衛隊擁護発言をする人は表面的な事象しか見ないでなぜそうなってしまったのか本質を見ないからトンチンカンな事を言っているのでしょうね。
自衛隊は絶対正義でもなんでも無い問題の多い組織です。その問題点の表面だけ見ていれば金だせば解決すると言う短絡思考になるのでしょう。根本的な問題を解決しない限り金はどんどん飛んでいくのに殆ど改善しないと言う最悪の結果しか出ないと思いますよ。

「米海軍なんて強襲揚陸艦には26人も軍医がのっています。」
...凄すぎる。いくら戦争しないからと言って1人もいない護衛艦とは大違い。少なくても常時1人は(当然交代)乗艦させないといけないとすると3交代でも3人は欲しい所ですけどね。
あと看護官も。
なんて事を考えると定数の2割しかいないのは酷すぎますね。

「衛生のあり方を全面的に見直すべきです。予算像は防衛の問題を解決する「魔法の杖」ではありません。」
本当にその通りですね。でも魔法の杖が本当にあるならお金では無く組織を綺麗にする魔法でも使ったほうが余程良い結果をもたらすのではないかと。
Goodman80
2021年09月24日 18:21
自衛隊では師団衛生隊が装備する野外手術システムで救命のための初期外科手術を行い、軍団規模で用いる野戦病院設備に千床単位の患者を収容するらしい。自衛隊の1t半救急車は担架だけで普通の救急箱が装備されているらしい。救急車が有るのだから、前大戦よりは少しはましになっている。
実戦を全く想定せず、演習だけならこれで十分でしょう。でも、それだと陸上自衛隊って要らなくね。テロ対策用の部隊を編成して各都道府県にバラまけばいいでしょう。この国に大規模な機甲部隊など上陸できないんですから。
偽陸士
2021年09月24日 20:37
医官の留学先に米軍やイスラエル軍だけでなく、国境無き医師団やペシャワールの会等のNPOも含める事をお勧めします。

彼らは地元に溶け込めているか疑わしい部分もありますが、長年現場で活動し経験の蓄積があります。
学ぶべき所は多いかと。
19190213
2021年09月25日 09:45
統廃合はするべきでしょうけども、ただ准看課程を受け持つ教育施設の側面もあるのでそれらを補強することなく単純に廃止するのは現場の衛生隊員の質が下がります。
助教の数や施設の規模などもあって教育を受けられる学生の数にも上限があるので代替施設かもしくは単純に純粋な教育施設への転換が必要です。
後は救急救命士課程をもっと増やすかITLSプログラム(気管挿管・切開から気胸の脱気やら)を自前で行うか民間委託してやるとかね。

そもそも大本のコメディカルの業務拡大を自衛隊の枠の中(いろいろな医療の偉い人に邪魔されない)で先行的始めれば多少なりとも自衛隊に医官が残る理由にもなるでしょうにもっと衛生科には好き勝手にやらせればいい。そのほうがメリットは大きい。
民間が全部良いかといえばそうでもないですし権威のある方々がいろいろな考えがあって話が進まないところもあるので組織の枠も違えば理由がつけれそうな自衛隊から先に進めればいいと思うのよね。
そのためにはやはり三自衛隊の医療の統合と意見を通すためにも独立軍種化して言い方悪いけども、医の分野で尖り過ぎて偏屈扱いされている医者やらコメディカルをオブザーバー(外国人可)や顧問として雇い入れていくのが良いんではないかとも思いますね。

後は海外派遣は普通科主体というよりも、衛生や兵站主体で支援すればええんじゃないかと思う。
むしろそういう三セクPMCでも作って血の輸出でもやれば知見も増え外交上の選択肢も増えるんではないかとも思います。
アレルギー反応も少なかろうですし。

なんで医が大切なのよって話なんですが、戦力の減殺を防ぐ士気の低減を抑制とかそれ以前に死傷者が増えれば国民の戦意が落ちると同時に反戦活動が拡大し国家が戦闘を継続できないという民主主義国家の欠点(美徳?)があるからなんじゃないかとも思います。
そういう意味を考えればそもそも戦争はしない予定のこの国では衛生が軽視されるのは正に既定路線です。
成長が初めから抑制されている環境なのですから発想の転換が必要かもしれません。民でできない規制分野を先行的に試してモノにするというような言い方は悪いが実験場にしてしまえば偏屈だけれども技術者は残るかもしれませんね。

話はそれますが、航空測量会社(ドローン含む)でも買収して平時は測量、有事は偵察・戦闘支援もできるような会社をつくるのは面白いかもしれませんな。
偽陸士
2021年09月25日 10:08
Goodman80様。

>自衛隊の1t半救急車は担架だけで普通の救急箱が装備されているらしい。救急車が有るのだから、前大戦よりは少しはましになっている。

無いよりマシなんですが。
けどあんな揺れるアンビで運ばれたら、容態が悪化しますよ。
素直に3トン半で運ぶ方が良いかと。
ベストは90ベースで救急車を造る事ですが。
それが贅沢なら10を廃止して野戦救急車に改造しても良いし。
兎に角、1トン半は止めましょう。
偽陸士
2021年09月25日 13:41
19190213様。

自衛隊病院は全廃して、予算と人員は艦艇、駐屯地、基地に配置する。

教育も外部に丸投げしましょう。
医官も衛生隊員も教育修了後、学費免除を条件に部隊で一定期間勤務と外国軍、NPO、軍事企業で教育を受けてもらう。

予備役登録してくれるか僻地で開業してくれるなら、開業資金も無利子で貸し出す。

火の出る大人の玩具を半分にして、個人装備と人材獲得、待遇改善、技能の向上に金を廻せば戦場での実戦ならぬ退職後の実践に向けてやる気も起きるのでは?

医師会が嫌がりそうですが。
やれやれ
2021年09月25日 16:00
偽陸士さん、

>無いよりマシなんですが。
私も駐屯地祭ではじめてみた時はあれで戦場から怪我人運べるのかね?と思ったものです。
触ってみても薄っぺらい鉄板で装甲ではない。
で隊員の人に聞いたら防弾でもない無いので戦場では使えません。戦場から運ばれてきた怪我人を病院に運ぶ文字通りの救急車との事でした。中は担架でそのまま輸送できるように
なっており最大で6人の怪我人を運べると言ってました。
で、戦場から救急車まではどうするのか聞いたら装甲車などで運んでくるんだとか...素人が考えてもなんとものんびりしたもので呆れました。装甲車を救急車にしないと駄目なんじゃね?って思いますよね。後で世界には装甲救急車があることを知りましたけど。
確かに無いよりはマシなんですが、逆に言うと本当にその程度ですよね。

やれやれ
2021年09月25日 16:07
偽陸士さん、
「自衛隊病院は全廃して、予算と人員は艦艇、駐屯地、基地に配置する。」
「教育も外部に丸投げしましょう。」
私もその方が良いと思います。
基地や駐屯地内に自衛隊診療所とか自衛隊医院を作っても良い。入院するような怪我や病気は民間病院でいい。
経験が不足するなら民間病院に出向させて修行させても良い。
もっと柔軟に医官を活かす方法を考えないとせっかく自前で医官を養成してもお金を払って逃げていく一方ではどうしようもありません。
Goodman80
2021年09月25日 16:36
偽陸士様

90式や10式の改修型は逆に使いにくいと思います。米軍はMRAP辺りを戦場救急車で使っている様なので、取り合えず自衛隊の車輛で一番真面で一番使わないブッシュマスター防護機動車を改造し、試験運用するのが一番と思います。使用実績等から改良点等を適用した次期装輪装甲車で作るのが一番と思います。

医官は産業医と救急医とに分けて救急医は全国の救急病院で修行させて育てて行くべきと思います。防大も戦争ごっこを教えるだけでなく、色々な分野のスペシャリストを育てないと脳筋ゴリラの巣窟のままです。
Masaya Hariu
2021年09月25日 21:03
防衛予算の増額を主張したKAZUYA Channelと
上念 司 氏が清谷氏のブログを読んだら発狂するでしょうな。
偽陸士
2021年09月26日 00:18
Goodman80様。

>一番真面で一番使わないブッシュマスター防護機動車を改造し、試験運用するのが一番と思います。使用実績等から改良点等を適用した次期装輪装甲車で作るのが一番と思います。

確かにあれなら装甲も信頼性も申し分ありません。
運用方法の確率、練度の向上は急務ですね。
KU
2021年09月26日 12:30
相変わらずSPA!も彼女を使い続けているんですねえ。久しぶりにスマートニュースで、この記事を見つけた際は失笑するしかありませんでしたが(^_^;)。前も、自衛隊はトラックの荷台に隊員を乗せている!カワイソー、なんてやらかしていましたもんね。自衛隊だいちゅき!とかほざいている割には、あまりに根本的な間違いやら思い込み・決めつけが目立ちますよねorz。

>原潜保有、河野・高市氏前向き 岸田・野田氏は否定的ー自民党総裁選

https://www.jiji.com/sp/article?k=2021092600177&g=pol

海自はリチウム潜で充分だと思いますけどね。だいたい、これだけ原発に対する反発が強い状況下で、こんな話をするのってどうなの?そりゃ、オスプレイとかと同様で、あればあったで便利でしょうけど海自の現状を考えれば、必ずしも必要不可欠じゃないですよね。また誰か、この二人にあれこれ吹き込んだ人間がいるのか?
Goodman80
2021年09月26日 16:39
偽陸士様
陸自の1トン半救急車は
>重傷者に応急処置が可能な救急救命士を持つ衛生隊員が同乗して運用される。
らしいのですが、
>防振機能付ベッドなどの振動軽減装置は搭載しない。
そうなので、もし重傷者が乗せられたら地獄の苦しみを味わうことに成りそうです。ちなみに見たことは有りませんが
>2003年度以降製造分は、1トン半救急車も高機動車シャーシをベースにした新型に変更されている。
乗り心地は大幅に改善され、なんと後部荷室にもクーラーが搭載されるようになったそうです。と言うことは前の車輛にはクーラーは?…
駐屯地や基地にはにはちゃんとした2B型トヨタ救急車が有るので前線に出ない方々には全く問題無いようです。
ちなみに救急車に関しては
>自衛隊では数少ない緊急自動車の指定を受けており、
普通に警察に無許可で通行できる様です。その他の車輛は警察にとって緊急自動車とは認められていないようです。有事は緊急では無いようです、不思議なことに、警察にとっては。
19190213
2021年09月26日 17:10
>自衛隊病院は全廃して、予算と人員は艦艇、駐屯地、基地に配置する。

偽陸士さん
これが無理なんですよ。
なんでかってそもそも各駐屯地や艦艇、基地、その他ユニットに割り振る人数も装備もないからです。
だからわざわざ地方の自衛隊病院に後送して治療させるんです。
集約化しないと人もモノも足りないから。(その間結節点で後送に耐えるように応急処置)
確かに自衛隊病院というのはポンコツに見えますしそういう面は否めないです。
ただ統廃合は兎も角、全廃なんてすれば傷病兵は行き場をなくしボコボコ死にますよ。
有事なんてないから要らんよというのならば、そうですねという話にはなりますけどね。
アンビには確かですけども、生体情報モニタやら気道確保資材(人工呼吸器、ボンベ、エアチューブ、ポータル)、輸液セット、一寸上等なAEDが積んであった気がしますね。
まぁ常備ではないんでしょうが、場合によっては載せるはずです。
実際にレンジャーで学生が心肺停止になったときはフル装備で載せていて救命に成功してましたからね。

実際の今の自衛隊に必要な医療部隊は、機動的に動ける専門集団なんだと思います(空中機動可能なDMAT)。
15病院は確かに要りません。
ただ地域において最終的な治療と療養を行える施設は絶対に必要です。
又後送先が近ければそちらのほうが良いですしベットの空きやスタッフの状態などを加味して後送先を選択するには自衛隊の病院は三自衛隊それぞれ持つべきではないです。
三自衛隊の医療部隊を統合し上部構造のスリム化を図りコストを下げるべきですし頭はいくつあっても仕方がないです。

お金の問題ですが、強いて言うならば民間や自衛官その他向けに人間ドック課を作ってみるのはいいかもしれません。巧くやれば結構いけます。
人間ドックの良いところは、収益だけではなく緊急性の低さから最悪の場合は患者さんにこちらからキャンセルをお願いすることも可能な点です。
平時に稼働率を上げる一つの手だとは思います。
もう一点で言えば、部分的な民営化は大有りだと思います。
事務員やバイト医、医療補助要員、その他を民間から派遣してもらうのはアリですし、(緊急時協力確約の元)施設を貸すので中で開業してもらうとかどうでしょうか(高いイニシャルコストを払わずに開業できる)?
私は統廃合して予算を作りDMATに近い組織を作るほうが良いとは思いますね。
もちろん教育については一部民間に投げるのも大事ですけどもね。
後は自衛隊の医療規制は言い方は悪いがゆるゆるにして先行的にトライできる環境を作るのは良いかもしれません。
19190213
2021年09月26日 17:26
昔、LAVに担架積めるようにした臨時救急車を見たことがありますね。
一トン半自体があるのは別にいいとは思うんですよ(特に後支の救急車隊)。
だって正直普通科というユニットに付随する衛生ってのは微々たるものなんで結局は、中隊の手空きが患者集合点まで後送しないと現場衛生がパンクするんですよ(補助担架要員)。
確かに海外派遣などを考えれば装甲持ちの救急車は必要です。
ただ、根本的な後送においての生存性の話であれば現場の装甲化を進めれば良い話だと思います。
少なくとも一線地域ではできることは限られているので止血なりできることをやって後送という流れは変わらないので、現場にしっかりまともな装甲車を入れればそれに載せて集合点までしっかり下がらせられる。
(手が足らないのは絶対に変わらんので)後は各固の手技などの技量を上げないと本当に救命率は上がらないと思います。
基本自分で大体は処置できないと時間的な猶予もつくれません。
通常、よほどじゃなければ戦闘中に救護なんてできないですからね(だから自分でやる)。
最低限でも救急包帯の増量と三篇テーピング用の器材ぐらいは常備してほしいものですけどね・・。
ブロガー(志望)
2021年09月26日 21:37
お邪魔します。
 不安は和を乱し、摩擦と軋轢を生じさせます。ですからそういった不安を解消させるために発せられるのが今回取り上げられたような言説です。つまり「現実に対処するための言説」ではありませんし、そういった言説を発している連中からすれば清谷様のような言説は「事実か否か」など関係なく「不安を煽って摩擦と軋轢を生じさせようとしている言説」としか受け取れないのです。事実と論理が無く、心情と空気と目先の人間関係しかない日本人に特有の現象ではないかと思われます。今自民党総裁選が行われていますが、自民党を動かしているとは思えない人達が総裁の椅子を争っているのを平然と見ていられる事にもそれは伺えます。
偽陸士
2021年09月26日 23:44
19190213様。

>確かに自衛隊病院というのはポンコツに見えますしそういう面は否めないです。
ただ統廃合は兎も角、全廃なんてすれば傷病兵は行き場をなくしボコボコ死にますよ。
有事なんてないから要らんよというのならば、そうですねという話にはなりますけどね。

有事の際に前線に軍医が居なくて、傷病兵を後送していたら死亡率が上がるのではないだろうか。

医師や設備が艦艇や基地、駐屯地に行き渡って居ないのは承知していますが、現状を追認するのは望ましくありません。

やはり病院は全廃して前線の設備強化に予算を廻し、医療従事者も数が揃うまでは巡回してもらうしかありません。
Goodman80
2021年09月27日 15:33
いっそのこと人力は止めてドローン様に託す方が、効率的では?

イスラエル発「ドローン救急車」が実用間近
https://viva-drone.com/airmule-urban-aeronautics/

此れだったら自動で飛んできて、傷病者を乗せたら後はお任せなので、前線の兵士も楽なのでは?
19190213
2021年09月28日 00:53
偽陸士さん
決して前線に医師やコメディカルが不必要とは言いませんよ。
現にDMATはわが国で発展し続けているわけですしね。私も必要だと思います。

そら処置の難しい臓器の損傷(タンポナーデとか)やらは現場衛生の対応じゃ無理ですよ。
ただし、戦場での”助かる見込みのある”死因というのは出血性ショックの防止なんですよ。
これって全部を拾おうとして沢山を殺すか、沢山を拾い一部を殺すかの違いかと思います。
はっきり言って救えない命があるのはもう割り切るしかないと思います。
ただ出血のコントロールさえできれば、多くは救える命に変わります。
哲学じゃないですけども、何故人は死ぬのか?
という問いを衛生がやっていましたね。
ショック死の機序は大まかに、血圧の低下により全身に血液がいきわたらなくなり細胞にATPや酸素が届かなくなり細胞の機能障害が起こり死に至るといったところです。
じゃあどう防ぐのかといえば、まず止血です。救命のABCも大事ですけども、それよか失血性のショックを防ぐにはとにかく止血です。
でもこれって医師やコメディカルが必ずしもやらんでも”自分たちでできる”ことなんですよ。
そのうえで出血量が多いならば輸液をすれば良いです(コメディカル)。
本当に必要なのは各戦闘員の衛生技能の向上なんですよ。
だからTCCCにしても止血が救命の骨幹としているわけですし、実際に米軍はCATを用いて全体9%を占めていた失血死の割合を3%にまで下げたといわれています。

ジャガイモの皮むきを三ツ星シェフにやらせるよりは、下ごしらえはできる人にやって貰ってできない仕事を技能のある人に頼んだほうが良いです。その方が調理できる数は増えます。

それと昔、マスタードガスの治療の資料?をみたことがあるんですけどね。
死傷者が増えるタイミングって確か二回あるんですよ。
一つは暴露し防護が間に合わなかった最初期、そして二つ目は後送し治療も終わり安心かと思いきやそのあと少し増えるらしいです。
確か感染症やら肺炎、壊死組織・剥離など後からやってくる死の影もあって増えるのだとか。
衛生というのは一次救命がすべてではなく兵員が回復するまで療養を送れる清潔な療養施設は必要なんですよ。
そういう意味では地方に病床を確保できる軍病院は少ないながらも必要です。
まず守るべき民間人に病床を譲れなんて言えないですよ。
まずは自分ところで多少なりともやった上でないと。
病院の立て直しにしても本当にやり方次第なところはあると思います。

goodman80さん
ドローンで後送は最高のアイディアだと思います。
実際に後送に人員を割けるほど衛生も戦闘員も多いわけではないので名案だと思います。
偽陸士
2021年09月28日 10:30
19190213様。

高卒程度の四肢の止血、医療専門学校程度の鎮痛剤の注射などは前線で、以後は軍病院での処置になるのは分かります。

ですが、腹部刺傷や銃創は医科大学を出た医師による処置が必要です。
その場では応急措置に留まるとしても、早期に処置をするには軍医が近くにいるほうが望ましいのです。

後送後の高度医療や長期入院は民間病院に任せるべきです。
今の自衛隊病院は国立病院機構に引き渡すのが良いでしょう。
緊急時の増床及び動員計画を直ぐに策定すべきです。
戦争前になるとどこの国も病床を明け始めます。


馬鹿保守はそれが理解できず医師の数を絞り病床を減らし、給食センターを減らしています。
速やかに政権をリベラルに渡して舞台から退場すべきです。
台湾有事に対応する社会インフラにとって保守の存在は極めて有害です。
2021年09月30日 15:33
オランダ王立陸軍公式Twitterより
https://twitter.com/hashtag/wijkteamweerijs?src=hashtag_click
自衛隊もこれ位の戦場救急車があれば、堂堂と公開できるんでしょうが、実情は貧相すぎて世界中から物笑いになるだけでしょう。
19190213
2021年10月01日 20:49
偽陸士さん
腹部の受傷ですがアーマーの発達により腹部の受傷頻度が低いことと不衛生かつ設備が整っていない第一線でやることではないですよ。
仮に高度医療チームがいたとしてもその間にその受傷者に工数をかけては他の救える命を見捨てることになります。
正直、普通の医療とは違うのですから”黒タグ”を渡されるのは時として致し方のない話です。

呼吸器系ならばまだ分かりますよ。
特に気胸はよく起こるものですし、それならば医療チームをあてるのも分かります。開放性気胸なら三辺テーピング(チェストシール)をやればいいので一般戦闘員でも可能ですが緊張性気胸ならばドレナージ、強心薬投与なんかが必要ですから高度医療チームを現場にという観点は大いに賛成です。それは救える命だと思います。
次に銃創ですが、出血コントロールが第一です。別に医療チームの手を借りないとどうしてもできないわけじゃないです。
これは根本的に重傷者を除きなるべく受傷者本人が行うべき処置です。
部位によりますが私の部隊では片手が動ければ自分で止血する手技を身に着けるように検定で指導されていました。
広域で戦闘し広域で複数発生する出血を伴う受傷者にいちいち医者なんか当てられないのが現実です(距離と手数の問題)。影分身できる木の葉の忍者ならば話は違いますけどもね。
確か米軍でも基本自分でやっていたと思います。
自衛隊の個人医療セットが貫通銃創向きではないないのは確かだとは思います。でもまぁそれは本当に”道具の問題”なんでちょっと違うかなと。

各駐屯地に散らすのが反対な理由なんですけども、別段施設として整った場所で修練しつつ有事や必要時ににDMAT編成してユニットに付随させれば現場に医療チームをという目的は根本的に達成されますよね?
駐屯地の施設を思い出していただきたいのですが、あそこって基本採血検尿、レントゲンぐらししかできないじゃないですか。
医療の医の字もないっすよ。
高度医療チーム作るならば、例えばですけども平時に民間に研修派遣とか自衛隊病院そのものを半官半民にして救急外来をおこなうとかそのほうが経験値は高いですよ。
なんだかんだ器材勝負なところも多分にあるのですから全廃は反対です。それやるぐらいならばアパッチや7師団を潰してからにしていただきたいです。
又コロナではっきり分かったことですけども政府は病院に対して病床を空けるように指導し医療をコントロールできているでしょうか?
出来てないと思いますよ。
大体戦時にもなっていない段階のきな臭い時期の平時に病床を空ける行政指導の法的根拠はないと思うのですよ。
やるにしてもどんくさい日本は人が死んでからです。
ですので、少ないにしても戦場医療の初期の後拠として自衛隊病院は必要です(今みたいに大規模に構えろとは言いません)。

代替案としては、救急救命士、看護師に対する医師の遠隔指示システムを提案します。
例えば救命士の特定医療行為にしても医師の指示は必要なので遠隔で指示を出すことのできる装備があれば現場に医師が直接いなくても広域に発生する重傷者に対応できます。これで距離の問題は解決できます。
また、システムさえあれば別に医官でなくても民間の医師から協力を得られます。よって単純に手数を増やせます。
これって技術のスピンオフ、スピンオンできる部類なんで民間と共同で開発、運用にあたりブラッシュアップしていくことができる自衛隊においては珍しくやりやすい分野だと思います。
これと現場に入る医療チームと併せれば大分改善されるるんではないですかね。
偽陸士
2021年10月02日 19:23
19190213様。

ボディアーマーですが、私が心配しているのは下腹部特に股関節に近い部位の治療が難しく、テロリストもそこを狙ってきます。
現行の装備で損傷を軽減出来るのかどうか。
装備や訓練内容を整備して臀部の手当てが出来るなら考えなくもないですが。


次に平時には医師を自衛隊病院に集約し、有事にはDMATに再編する案ですが、何も平時に自衛隊病院でなくとも外部の病院や海外のNPOでも良いと思います。
理想としては駐屯地と外部との勤務をローテーションするのが良いかと。
外国から戦場医療の専門家を招聘し訓練を自衛隊病院で行うのなら話は違ってきますが。

駐屯地の診療所は私もお世話になりました。
御世辞にも充分な設備ではなく、拡充するには7師団を戦車大隊に戻すくらいしないと資金は捻出出来ないと思います。
それでもやるべきだと思います。
いっそ海外からコンテナ式の医療施設を調達し、有事には部隊と共に移動するのが良いのではないかと思います。

遠隔医療ですがこれは是非とも実現して欲しいですね。
沿岸監視隊や離島の隊員の安全性が向上します。