海自はOB利権のために潜水艦を危険に晒すのか?
海自はOB利権のために潜水艦を危険に晒すのか?
【独自】海自潜水艦に音波発信探知機、防衛省が搭載検討…浮上時の衝突事故防止
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5876d7e60fb7a3165be3fc5848929605a59b6fc
>防衛省が海上自衛隊の潜水艦に、自ら音波を発して他の船舶の位置を探知する「アクティブソナー」の搭載を検討していることがわかった。自らの位置を敵に知られる恐れがあり、これまで搭載を控えてきた。
これは「そうりゅう」の浮上時の事故対策としてアクティブソーナーを装備することが検討されているということです。ですがアクティブソナーを使用すれば、浮上前に「ここに潜水艦がいます。」ということを鐘や太鼓を叩いて宣言することであり、位置を秘匿する潜水艦の運用には全く会いません。
昔の海自潜水艦には距離測定用にアクティブソーナーが装備されていたそうです。どうも、いずれはアクティブソーナーを再装備したいと思っていた潜水艦隊と有力OBを有する企業の圧力によって、この方向に決定されているようです。
ですが、他の海軍では別な手段を使っています。フランス海軍は潜航中の潜水艦から使い捨ての小型の広帯域受信ブイを上げ、そのブイでAIS(Automatic Identification System:船舶自動識別装置)の信号を受信して表示させ、自らのパッシブソーナーの受信目標とAISを比較して、浮上前の海面の安全を確認しています。
https://www.alseamar-alcen.com/products/radiocommunication/x-sub
この通信ブイの装備には潜水艦の改造や工事は全く不要です。つまり予算をつければ今直ぐにでもこの能力を持つことが可能です。
アクティブソーナーを装備するには潜水艦の改造工事が必要ですし、アクティブソーナーの開発と実証実験も必要です。いつになったらこの能力が付くのか不明であり、時間と大きなお金がかかります。当然新造艦はまだしも、既存の潜水艦にも工事が必要であり、かなりのコストと時間を要します。
既に対策が他国で実用化してより使用に際してのハードルも低いのに、わざわざ高くて不便で、潜水艦の価値を既存する方法を導入する理由がわかりません。
また、同じ音を頼りにすることとは全ての目標を捉えているかは確実ではありません。ですから確実性を期すためには何においても別の情報源と比較することが必要のはずです。
繰り返しますが、既に有効で便利なシステムがるのに、わざわざ潜水艦を危険に晒す方法を多額の費用と時間を掛けて開発する必要があるのでしょうか。
【独自】海自潜水艦に音波発信探知機、防衛省が搭載検討…浮上時の衝突事故防止
https://news.yahoo.co.jp/articles/e5876d7e60fb7a3165be3fc5848929605a59b6fc
>防衛省が海上自衛隊の潜水艦に、自ら音波を発して他の船舶の位置を探知する「アクティブソナー」の搭載を検討していることがわかった。自らの位置を敵に知られる恐れがあり、これまで搭載を控えてきた。
これは「そうりゅう」の浮上時の事故対策としてアクティブソーナーを装備することが検討されているということです。ですがアクティブソナーを使用すれば、浮上前に「ここに潜水艦がいます。」ということを鐘や太鼓を叩いて宣言することであり、位置を秘匿する潜水艦の運用には全く会いません。
昔の海自潜水艦には距離測定用にアクティブソーナーが装備されていたそうです。どうも、いずれはアクティブソーナーを再装備したいと思っていた潜水艦隊と有力OBを有する企業の圧力によって、この方向に決定されているようです。
ですが、他の海軍では別な手段を使っています。フランス海軍は潜航中の潜水艦から使い捨ての小型の広帯域受信ブイを上げ、そのブイでAIS(Automatic Identification System:船舶自動識別装置)の信号を受信して表示させ、自らのパッシブソーナーの受信目標とAISを比較して、浮上前の海面の安全を確認しています。
https://www.alseamar-alcen.com/products/radiocommunication/x-sub
この通信ブイの装備には潜水艦の改造や工事は全く不要です。つまり予算をつければ今直ぐにでもこの能力を持つことが可能です。
アクティブソーナーを装備するには潜水艦の改造工事が必要ですし、アクティブソーナーの開発と実証実験も必要です。いつになったらこの能力が付くのか不明であり、時間と大きなお金がかかります。当然新造艦はまだしも、既存の潜水艦にも工事が必要であり、かなりのコストと時間を要します。
既に対策が他国で実用化してより使用に際してのハードルも低いのに、わざわざ高くて不便で、潜水艦の価値を既存する方法を導入する理由がわかりません。
また、同じ音を頼りにすることとは全ての目標を捉えているかは確実ではありません。ですから確実性を期すためには何においても別の情報源と比較することが必要のはずです。
繰り返しますが、既に有効で便利なシステムがるのに、わざわざ潜水艦を危険に晒す方法を多額の費用と時間を掛けて開発する必要があるのでしょうか。
この記事へのコメント
>>既に対策が他国で実用化してより使用に際してのハードルも低いのに、わざわざ高くて不便で、潜水艦の価値を既存する方法を導入する理由がわかりません。
既存じゃなくて棄損ですよね
他の国はどうしているんだろうと言うことです。
アクティブソナーを使うということは潜水艦設備を
増設しないといけないし、船体の改造も必要になりますよね。
文字で書くほど簡単な事にはならないのでどうなるのかな、と。
ここにも癒着の匂いがあるのですね...
結局戦力の増強では無く弱体化してでも利権に与りたいとかもう。
OBが口を出すのは自分達の利権がらみだろうが余計な物を後付けすれば潜水艦としての性能はガタ落ちになる。下手な改造をするとインドネシアの潜水艦みたいな事故が発生する。
唯深く潜れるだけの外洋SSは根本的に見直すべき。近海用のSSと外洋用SSNにするとかやり方は幾らでも有る。
https://trafficnews.jp/post/108472
公開されたのは、VTTAEUでマウンテンバイク型の電動アシスト自転車(E-Bike)です。空挺用にテスト中らしいので自衛隊も空挺団や対馬辺りで使えそう。
OB利権のためではなく、「素人目には強そうに見えるが、専門家が見れば戦えない事が分かる自衛隊」であり続けるために装備するのではないかと思います。「中国の海洋進出が心配だ。」という声に応じて増強したので、その分を相殺するために。今の日本には「使えない物のために大金を投じ続ける」余裕はもうありませんから、いっその事「兵器は張りぼてまたは3DCG、隊員はコスプレ」にでもして、その一方で平安中期以降の武士団に倣って「事実上の軽歩兵部隊」を自衛隊以外で作っては。「国対国の全面戦争」が少なくとも先進国やそれ相応の国同士では考え辛い現代では、まともに軍事的合理性を追求すれば今の自衛隊よりも「使える」存在になるかも知れません。