トヨタ・いすゞ・日野の提携の先にあるもの

トヨタ・いすゞ・日野の提携の先にあるもの

トヨタ・いすゞ・日野が提携、なぜ?
https://www.nikkei.com/article/DGXZQODL24A710U1A320C2000000/

>いすゞと日野は国内商用車市場の8割のシェアを握っています。トヨタと力を合わせることで、物流業界が直面する課題を解決し、商用車の標準となる技術やサービスを生み出すことを目指します。

トヨタ・いすゞ・日野 脱炭素で商用車オールジャパン
https://www.nikkei.com/article/DGXZQOFK265HI0W1A320C2000000/

>3月24日、トヨタ自動車といすゞ自動車、日野自動車が商用車の脱炭素やCASE(つながる車、自動運転、シェアリング、電動化)対応で新たな協業を開始すると発表した。トヨタが80%、いすゞと日野が10%ずつ出資して新会社「コマーシャル・ジャパン・パートナーシップ・テクノロジーズ」を4月に設立。いすゞと日野が保有するトラックの走行データを共有して物流効率化につなげるほか、トヨタの燃料電池車(FCV)の技術を生かし、中・小型トラックの分野でいすゞとの共同開発を進める。

>豊田氏は会見で、日本の貨物輸送の9割はトラックが担い、自動車全体に占める商用車の割合は台数では2割だが、走行距離では4割、二酸化炭素(CO2)排出量では半分を占めるとの統計を示し、脱炭素における商用車の電動化の重要性を強調。一方で、「グリーンエネルギーの活用を考えていく上で、我々がモビリティとして、どんどん提言もしていきたい」と語った。


脱内燃機関対策のためにトヨタを中心にいすゞ自動車、日野自動車が提携します。
ですがこれはそれのみにとどまらず、トラック業界の再編につながるのではないでしょうか。

いっそのこと3社で自衛隊向けのトラック専門の会社でも作って欲しいものです。そうすれば発注を按分するために、毎年の調達数を減らして高値で買う必要もなくなるでしょう。例えば南アのSAMILトラックみたいに、中型型~大型トラックをファミリー化するのもいいでしょう。

すでに何度もご案内のように、世界的に軍用トラックのEV化、燃料電池車(FCV)化は難しいでしょう。民間よりかなり時間がかかると思います。

今後自衛隊向けのトラックを開発するのであれば、それは輸出を前提にすべきです。輸出して売れないようなものは採用しない。輸出に成功すればその分コストは下がるし、研究開発費も増える。また雇用も納税も増えます。そうなれば軍用トラックのEV、FCV化に対する投資の原資にもなります。
実際にウニモグなど世界の軍民両市場で売られています。そして、これら日本のメーカーは世界の市場にすでに販売とアフターサービス網をもっています。「火の出る玩具」や「そらとぶ玩具」や「水中に潜れる玩具」などを輸出するよりも遥かに容易に市場に参入できます。
事実トヨタのランクルやハイラックスは多くの国で軍用車両、また防弾車、装甲車に転用されています。


またそのトラックはキャブの装甲化や装甲車への転用を前提に設計されるべきです。ウニモグがいい例ですが、トラックと装甲車で同じ駆動系を使えれば、兵站、訓練などで大きなメリットがあります。




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この記事へのコメント

ミスターフリゲート
2021年04月06日 14:23
>>事実トヨタのランクルやハイラックは多くの国で軍用車両、また防弾車、装甲車に転用されています。

ハイラックスの間違いですねこれ
キヨタニ
2021年04月06日 14:42
ありがとうございます。
訂正します。

>ミスターフリゲートさん
>
>>>事実トヨタのランクルやハイラックは多くの国で軍用車両、また防弾車、装甲車に転用されています。
>
>ハイラックスの間違いですねこれ
やれやれ
2021年04月06日 15:54
「ですがこれはそれのみにとどまらず、トラック業界の再編につながるのではないでしょうか。」
そう思います。内燃機関ならともかく、本格的なHVは元よりEVもFCVも日野やいすゞ(UDも)では体力的にも技術的にも難しいでしょう。日野とトヨタはバス部門は中国のBYDと提携してEVバスを作るようです。
三菱ふそうはHVは諦めてEVで頑張るみたいですがどうなることか。頓挫したら合流でしょうね。
短距離、中距離はともかく長距離はHVかFCVになり直ぐにはEVにはならないでしょう。バッテリパック交換式にすれば可能ですが、乗用車はともかくトラックの方は見通せません。むしろ業界内でトラック用交換バッテリの規格を早急に詰めて欲しい位です。
むしろ世界に広めて欲しい位ですが日本は本当苦手ですね。
あまりうかうかしていると欧州や中国のトラックに市場を荒らされてEVバスのような運命をたどるかも知れません。
日本の小さな市場ばかり見ていると本当に置いてけぼりにされて気づいたら外国製のトラック(乗用車も)ばかりと言う未来もありえます。

「例えば南アのSAMILトラックみたいに、中型型~大型トラックをファミリー化するのもいいでしょう。」
こういうのが上手くできない所が日本の弱みでもありますね。
自衛隊専用トラックで良いのかどうかと言うのもありますが、
どうせなら海外向けにも同じトラックを輸出できればコストダウンになるんですがね。

「世界的に軍用トラックのEV化、燃料電池車(FCV)化は難しいでしょう。民間よりかなり時間がかかると思います。」
全て共通仕様になれば問題ないかも知れませんが、自衛隊独自のいるのかいらないのか分からない機能や仕様を突っ込むと難しいかも知れません。それに台数から言えば地球全体のほんの1部ですから余程エコに傾いた国や戦略を持ってEV化する国以外はすぐには切り替わらないでしょうね。燃料も高くて入手難なら航空燃料(JETA1)と共通化でも良いですし。

ウニモグの日本版みたいなのがあれば色々使えそうなんですが、
どこも開発しないですね。

KU
2021年04月06日 19:03
>>>輸出を前提にすべき

またぞろ、武器なんたらネットワークの代表な方々の血圧ががが(^_^;)。けれども、あの人たちってランクルだのジムニーだのが軍用として使われているのって、ご存知なんでしょうかね。フリゲートはダメで、あんなタフなノーパソだのランクルだのはOKなのでしょうか?


>【速報】「日本で予定の五輪予選を中止」国際水泳連盟が発表
 
https://news.tbs.co.jp/newseye/tbs_newseye4239866.html

この調子で、他の競技団体も予選を取り止めれば面白い事になりますね。
やれやれ
2021年04月07日 09:19
F15改修、米の言い値にNO 画期的だが…代替策は
https://www.asahi.com/articles/ASP467H95P45ULZU00B.html?iref=comtop_7_06
ご参考までに。さてどうなることやら。
余りに改修費用が高騰すると新品買った方がライフサイクルコストで安くついたりするかも知れませんね。もしかすると米国の狙いはそこかも知れませんが。少しでもボーイングの助けになればと。
マリンロイヤル
2021年04月07日 11:18
やれやれ さん

ユーロファイターの祟りですね。冷戦中じゃないのに、アメリカだけに供給を頼ればそうなる。
333
2021年04月07日 11:27
中長距離を高速道路を使って移動するバスやトラックは
昔あったトローリーバスみたいな方式はどうなんでしょうね?
そういえば黒部ダムではまだ走ってるようですのでノウハウは
残ってますね。

電気式バス
https://www.youtube.com/watch?v=ODxQW89tScU
やれやれ
2021年04月07日 22:22
マリンロイヤルさん、
祟りかどうか分かりませんが、今となっては手遅れですが清谷さんの書かれた事は一理ありますね。
いくらF15がまだ使えるとはいえ巡航ミサイルにどういう意味があるのでしょう。F35用にも買ったのに旧式のF15で運用する意味が分かりません。旧式なら旧式のまま制空戦闘専用のままで行ったほうがまだコスパが良いと思います。
変な方向へのアップグレードが良くないのではないかと。
攻撃目的もあるならF15EXをPreMSIP機の代替で買ったほうが
まだマシかと思います。古い上に機体フレームも貧弱で機体寿命もあと20年あるかないか分からいのに変なアップグレードすると加齢による整備費用の増大も含めると無駄なことにしか思えません。そこに付け込まれる日本も日本ですが。
やれやれ
2021年04月07日 22:54
333さん、
「昔あったトローリーバスみたいな方式はどうなんでしょうね?」
良いかもしれませんが、それこそロシアや中国の得意分野です。長年製造し運用している上に今でも現役ですからね。
しかし架線を張ると鉄道並みに大変になるのでPAとか特定区間で充電しながら走る感じかも。

「そういえば黒部ダムではまだ走ってるようですのでノウハウは
残ってますね。」
黒部のはトロリーバスが古くなったので昨年からEVバスに変わっています。
しかしこれが曲者でバスメーカーのEVバスではありません。
普通のディーゼルバスを買ってきてエンジンやトランスミッション、燃料タンク等を捨てて変わりにモーター、バッテリ、インバータを入れる魔改造をフラットフィールドと言う電動バス、CNGバス等の改造会社が行っています。
https://www.flatfield.co.jp/
お値段は分かりませんが1台1億円超えとも言われているようで。因みに水素燃料電池のバスも一声1億円とか言われています。専用車体ではなく既存のバスをそのまま流用するので非常に高価な物(普通のバス+EV化の部品代+改造費用)になります。それに量産効果も望めませんし。国内のバスメーカは元々製造台数も少ないし技術力もあまり無いのでEVにしろFCVにしろ及び腰。対して中国のBYDは同じようなサイズのEVバスで補助金込で4千万円程ですからね(元値は6500万円位らしい)。しかもEVバスの草分けで本業はバッテリの製造開発会社。EV車はある意味副業。それでも10年以上の販売実績と世界のEVバスのシェアぶっちぎりトップ。世界中で使われており品質も性能も抜群ではまるで勝ち目がありません。日野とトヨタもBYDと技術提携してEVバスを開発するようです。
明るい兆しはあまりありません。
ミスターフリゲート
2021年04月08日 01:02
やれやれさん
もう自動車すらも中国に奪われて最貧国になることは絶対的なんですかね?
やれやれ
2021年04月08日 08:53
ミスターフリゲートさん、
未来のことは分かりません。
しかし可能性ならありますよ。
19190213
2021年04月10日 22:43
米軍みたくコンテナをそのままどかっと載せられれば兵站においての積み替え所要時間を短縮できますし、鋼板無し或いは鋼板ありで幌なしの状態でも荷物を積んでいけるようになればパレット+フォークで迅速に荷役を終えることができる(幌があると大変。)。

コンテナ対応化された車両であれば嬉しいのですが無理でしょうね・・。
例えばですが、コンテナ化された食堂器材とか医療コンテナとかそう言った物も荷台を変えて現地に送って車両は別の輸送に使える訳ですし単に食料や弾薬を運搬する以上に汎用性は高いのかなと。


路外機動性が凄い車両は海外には確かにあるのですが、専ら陸自は別にそこまで酷い地形を克服する必要性に駆られているわけでもないので路外機動性は欲しいと言えば欲しい能力ではあるんですが、極めて重要とは言えないんだろうなと(個人的には欲しいが)。

世界に売るとなるとやはり頑丈で安くて汎用性が高い車両になるんですかね。
先進国市場は恐らくCO2基準でややこしい事になりそうですから第三世界向けに設計だけやって製造は外国の安い企業に丸投げするファブレス企業方式でいくのが良いかもしれませんが。
東南アジアやアフリカはまだ伸びる市場ですし仕様をその地域に合わせて現地なんかで安く作ればシェアは取れるかもしれません。