機銃撤退 住友重機、立つ鳥後を濁す

住友重機、立つ鳥後を濁す

住友重機械工業は機銃ビジネスから撤退します。
これは複数の関係者から確認しました。現在同社にも確認を出しているところです。

現在行われている陸自の5.56ミリ機銃選定ですが、既に同社、H&K、FNがサンプルを提出してトライアルを行なっておりますが、同社はこのトライアルを途中で辞退しました。理由は仮に採用されても量産しないからというものです。

ちなみにこの選定は現用のMINIMIが調達途中で陳腐化したので、その残りの調達を消化するためのものです。その後、全てが新型で置き換えられる可能性もあるとの話です。そしてこれは輸入となるでしょう。

近年は74式機銃の調達もなく、また12,7ミリ機銃も非常に少ない。更に未だに性能や品質の面でも問題があると聞いております。住友重機械工業が機銃から撤退するのは時間の問題だと思っていました。

国産が必要だということでオリジナルの5~7倍程度の単価で調達を続けて、大カネをかけて調達し続けた結果がこれです。品質もさることがなら、独自の設計した機銃の採用は74式以来ありません。74式にしても62式の派生型です。その間設計能力が向上したとは考えらません。
将来性のない国内メーカーを統合も再編もせず、漫然と何倍も高い価格で調達を続けてきた防衛省の責任は極めて大きい。
当然ながら能力も先の計画も持たずに、漫然と税金を食い散らかしてきた住友重機械工業の責任も大きいといえます。
これはコマツなども同じです。

そして今後より多くのメーカーが撤退していくことでしょうが、防衛省は傍観するのでしょう。まるで税金を無駄使いするのが仕事と思っているようです。

この件に関しては近く記事にする予定です。

■本日の市ヶ谷の噂■
F-15近代化の米国側の後出しジャンケンのボッタクリにNoを突きつけた防衛省だが。実は空幕側の計画も大概ずさんで、当事者意識&能力欠如が甚だしく、お子様レベルとの噂。

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この記事へのコメント

ミスターフリゲート
2021年04月11日 18:35
>>将来性のない国内メーカーを統合も再編もせず、漫然と何倍も高い価格で調達を続けてきた防衛省の責任は極めて大きい。
当然ながら能力も先の計画も持たずに、漫然と税金を食い散らかしてきた住友重機械工業の責任も大きいといえます。

なんかもうコメントこれだけでいいのではと思ってしまいました。統合や再編しても企業が本気出さないと意味ない訳で。統合するなら豊和工業でもよかったんじゃないですかね?とはいえ銃火器は日本の得意分野でないし、今更やっても売れるかどうかもわからないものですし、そこまで統合や再編することなのかとの思っちゃったり。

f15の件ですが、アメリカのぼったくりを拒否したことは英断かと思います。ですが空幕の当事者能力?噂程度しかないので信憑性にかけますが、不安は不安。噂程度しかないのを書いても意味ないのではと思いますが
Goodman80
2021年04月11日 19:34
昔、清谷氏が予想した通りの結果になりましたね。
自滅する国産機関銃 輸入へ切り替え
https://japan-indepth.jp/?p=41406
このまま住重に食い逃げさせるのではなく、納入したゴミ武器を輸入品に代替えさせるだけの金くらい取り返して欲しいものです。
偽陸士
2021年04月11日 20:01
もう国産の小銃、重軽機関銃なんて要りませんね、

故障、暴発、部品の脱落、もうたくさんです。

全部輸入すべきです。
台湾有事も近いとされているのに、ウラナリズムしてる時間と予算の蕩尽はこの国にとって致命傷になりかねません。
そろそろ自衛隊隊員、海保にマトモな小銃を持たせるべきです。
国産小銃をとり独裁者の奴隷となるか、輸入して自由を守るかのどちらかです。


ミスターフリゲート様。

空自の当事者能力の無さは、このF-15改修やF-35Aの大量購入、F-3開発など見れば噂では無いと誰しもが思いますが。
ミスターフリゲート
2021年04月11日 23:44
偽陸士さん
そもそも日本は銃火器が得意ではないことを考えると、無理に国産化すべきなのかともありますし。中国の軍拡が異常である以上、時間はないでしょうし輸入しかないでしょうな、残念ながら。部品やパーツは大量にストックすべきかと。

空幕の件、言われて見れば。ただ、清谷氏が「空幕がお子様レベル」というのであれば、f35やf3のゴタゴタを根拠に最初からつけて欲しいとも思ってしまいました
KU
2021年04月12日 12:45
>>>機銃トライアル

住重が辞退するならHKとFNの一騎討ちですか。だけど陸自の事だから、トライアル自体を取り止めそうですよね(>_<)。輸入する話は、オスプレイ用のミニガンもFMSで調達するし、やはり完成品を輸入するとなると国内メーカーに仕事が落ちず、何かとお困りになる方々がいらっしゃるのでしょうけど。そうでもなければ、どうにもこうにもならない有り様なのに、こうも長年に渡ってラ国や国産に拘りませんよね。


>安倍前首相のお墨付きを得て下村政調会長が総裁選に名乗り 菅首相はどうなる?

https://dot.asahi.com/dot/2021041200005.html?page=3

よりにもよって下村さんですよ?(^_^;)。まだ、他の名前が上がっている人たちがマシに思えるんですけど。
Suica割
2021年04月12日 20:00
最終的にこの体たらくならば、まだ、イギリスのブレン機関銃を使っていた方が良かった。
言うこと機関銃よりもナンボもマシですよ。
結局、バカ高い国産兵器のメリットってなんですかね?
マリンロイヤル
2021年04月12日 22:24
ミニミも大概らしいけどね。FNは射程400mと言ってたが、英軍調査で、実際は250mだったって記事を見たな~(笑)
19190213
2021年04月13日 00:16
無難にいけばFN MAGあたりですかね。
HKよりはこちらの方が良い気もしますね。
既に一部では車載として運用してますしね。

住重から百丁買う値段で一体どれだけ軽機を揃えられたのか・・・。
拳銃に関しても同じで別に幹部のお守りならば中古でも良かった(どうせ使わんし)。
一部の部隊(即応集団隷下とかその他の部隊)は個別に整備性が良く頑丈なそこそこな拳銃が必要かもしれないが、別に保安隊とかその辺から使っていた米軍おさがり拳銃を使っていても良かったのかもとは思いますね。

軍用と警察用では確かに色々差異もあるし細かい目で見れば別個に調達した方が良いのですが、安価に調達するならば、どうせあまり使わない自衛隊側が妥協して警察と合同で仕入れて置けば今よりマシだったんじゃないかとも思いますが、警察と自衛隊って仲が悪いんですよね。

清谷さまに質問ですが
百歩譲って三自衛隊合同で契約を纏めれば多少注文数も増えて金額も少しはマシになりますかね?(今ではもう遅い事ですが)
やはり調達を纏める仰っていた機関があれば三自衛隊のみならず他の公安職もまとめて同一機種を調達すれば多少の使い勝手は兎も角、配備自体はまともに終わるとおもうのですよ。
ガネット
2021年04月17日 20:55
自衛隊の倉庫に高性能なM1919A4があるので
日本製のガラクタ機関銃はいらないでしょう。
ブロガー(志望)
2021年04月17日 21:51
お邪魔します。
 企業の側にすれば「血と死と人の恨みに穢れた軍事関係の仕事を引き受けてもらえるだけ有り難いと思え。価格がどうの、性能がどうのだの言うな。撤退する際には今までやってもらえた事に感謝しろ。」ではないかと思ったりもします。尤も「穢れ仕事をさせるのは申し訳ないから、軍事を穢れとは捉えない外国の企業にお願いします。」とか言ったら恩知らずだの人でなしだの罵るのでしょうが。開発パートナー国でないので入手できただけでも御の字のはずのF35で、ライセンス生産までしないと気が済まないのですから。
 「日本を軍事的に無能にし、戦おうと思っても戦えない国にする」といった目的は見事に果たされつつあるように思えます。「吉宗が紀伊徳川家から三卿を作ったばっかりに、家康が天皇側につかせようと考えていた水戸徳川家から(三卿経由で)将軍が出てしまい、その将軍が官軍にあっさり白旗を挙げてしまった。」事と好対照にも思えます。幕末日本はそれで「内戦⇒外国の介入⇒植民地化」というお定まりコースを歩まずに済みましたが、近い将来日本はそれとは反対というか「目的達成して日本が滅ぶ」結果になるのではないかと。
ドナルド
2021年04月17日 23:40
日本の軍事の「実質的な力」は、個人的には、20-30年前と比べて格段に向上していると思いますよ。

中国の台頭と比べると全く不十分なのですが、20-30年前の国産兵器は世界と全く戦えない性能でしたし、自衛隊の各隊に実践を戦う心構えもありませんでした。まだまだ不十分であるのは当然としても、以前より悪くなったということは全然ないと思います。

自衛隊の社会的地位も以前より格段に良くなっています。災害派遣などでの実力、海外派遣事業での地道な作業、有事立法など、地道な、というか地味な努力によってここまできたのだと思います。

・戦闘機は世界一流のものをしかし数はちょっと足りない感じで保有。今も昔も防空一辺倒。なのに空自の基地のバンカーはあいからず整備不足で、とらのことの戦闘機を初撃でかなり失う状況は変わらず。
・陸自は相変わらず世界1流とは程遠い装備体系に巨額な経費を払っていて、少数の精鋭部隊をのぞいて、まともな戦う軍隊にはなっていないことは今も昔も変わらないけど、災害派遣での自治体との連携は格段に向上
・海自については20年前より格段に装備、訓練ともに向上している気がします、世界との相対的に。もちろん、いろいろ問題はあるのですが。。。

問題は中国の台頭です。しかしそれも1980年ごろのソ連の凄さと比べたら、まだまだです。隣国の台頭は、軍事というよりも政治で対応すべきもので、アメリカと同盟しつつなんとか国際社会を泳ぎ切るのは、国家として普通の「なすべきこと」だと思います。