河野防衛大臣記者会見令和2年9月1日(火)での質問。
河野防衛大臣記者会見令和2年9月1日(火)におけるぼくの質問です。
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2020/0901a.html
Q:記者クラブについてお尋ねします。なぜ防衛省は記者クラブを報道の代表として認めているのだろうかと。それに対して何か法的な裏付けはあるのでしょうか。
A:法的な裏付けは特にないと思います。
Q:いってみれば、一民間任意団体ですよね。それこそ、町内会とかマンションの管理組合と同じような組織なんですけれども、その人たちが自分たちは報道の代表といっているだけで、ほかの人たちを排除していると。これは民主主義の報道として適切だと大臣はお考えですか。
A:報道に関して、クラブの中の話はクラブにお聞きください。
Q:クラブの中じゃなくて、報道をクラブの人たちだけが独占しているわけですよ。はっきり言うと、白人は自分達がえらいけど、黒人や黄色人種はお前らは下だといっているようなもので、僕らフリーとか、外国メディアからみると思うんですけれども。ですから、海外のメディアも、今、日本をどんどん離れているということもあるんじゃないでしょうか。いかがでしょうか。
A:記者クラブというのは、これまでもいろいろ存在をしてきたわけですから、この時代のSNSがこれだけ盛んな時に、どういう形にするのかというのは、記者クラブでも当然お考えになっていることだと思いますし、防衛省・自衛隊も広報のあり方として、SNS等、メディアを通じない情報発信もやってきているわけでございますから、今後、こうした流れに沿っていろんなことがあり得るだろうと思います。
Q:以前もお尋ねして、回答させますといった話があるんですけれども、記者クラブとか各幕僚監部との懇談会でビール券を使ってらっしゃると。これがどういう使われ方をされているのか、単にビール券を記者会が幕僚監部に配っているのか。それに関して、これが大体、2017年度の34万円の支出があるんですけれども、これに対して、事務方から回答をまだ伺っておりません。それから、フリーランスが会見参加が認められてから1年8ヵ月経つんですけれども、その間、3人広報課長が変わってですね、未だに実現しておりません。大臣の任期中にこれは実現するんでしょうか。
A:広報課からお答えさせます。
まあ、広報課から回答がくるといいのですが。
Q:グローバルホークについてお尋ねします。グローバルホークは、実際にどういう空域で使うというのがあるのでしょうか。例えば、北朝鮮であるとか中国の上空を飛ぶ、それとも国内の領土の上空だけを飛ぶのでしょうか。
A:運用に関わることでございますので、お答えするのは差し控えます。
Q:例えば、北朝鮮上空を飛んでいて、撃墜されてということになると、かなり法的にも色んな問題にもなると思うんですが、そういうことは省内では検討されたのでしょうか。
A:運用に関わることですので、お答えは差し控えます。
これは運用上の問題だからはねのけていいものではないと思います。グローバルホークは洋上ではほぼ役に立たないわけです。常識的に考えれば領土を監視する必要はないわけです。であれば北朝鮮、中国、ロシアなどの近隣諸国の領空を飛行して情報収集をするのではないでしょうか。それはすなわち領空侵犯ということになります。そして撃墜されたときはどうなるのでしょうか。
本来様々な議論をして導入を決めるべきでした。また導入するならばオーストラリアのように派生型であるトライトンを導入すべきでした。
防衛省、大臣には国民に対して運用構想の説明責任があります。
Q:先月8月号の「防衛技術ジャーナル」という専門誌があるんですが、その中で陸自開発実験団の田川信好評価科長がですね、防衛品で海外から輸入するものがぼったくりであると。国内企業が損をしてでも尽くしてくれるという発言をされていたんですけれども、当然ながら輸入品、ライセンス品、国産品、色々それぞれ一長一短あるかと思うんですが、こういう立場の人が始めから差別をしますみたいな発言は、雑誌で書くことにどう思われますでしょうか。
A:すみません。読んでおりません。
該当ポストの人間が、露骨に業務差別を宣言しております。これをその地位につけたままでいいとは到底思えません。
Q:以前にも聞いたかと思うんですけれども、防衛省ではオフィシャルな防衛用語の辞書みたいなものは無いんですね。例えば、日本語と英語であるとか。それで日本の場合、特に、自衛隊用語と軍事用語も違ったりするんですけれども、こういったものを、例えば我々書くときに、どれを使ったらいいのだろうかとか、後は定訳があるのだろうかと。これは自衛隊とか防衛省に聞いても中の内部の資料は公開できませんって言うんですよ。これは世の中のメディアであるとか、研究者にとって非常に不便だと思うんですけれども、これを、例えばwebサイトとかでも良いんですけども、公開するというようなことができないのでしょうか。例えば、新しい部署ができたときに、そこの部署の日本名はあるんだけど英語名が無かったりとかということも多々あるので、非常に情報発信という面でも非常に不便だと思うんですけれども、いかがでしょう。
A:外国特派員協会で講演したときに、結構いい加減に巷の日本語を英語に訳している例がありましたので、ちょっと私も問題だなと思っておりました。自衛隊の組織を英語でどう言うのかというのは、同じ言葉に英訳が2つ3つあっても困るわけですから、そういうことについては、こういう英訳にしようというのが、少なくとも英語に関しては決まっていた方がいいのだろうと思いますので、それは御指摘のとおりだと思いますので、何らからの形で。今もネットに出ているものもあります。この間見たのは組織名か何かが、一覧表になってネットに出ていましたので、そういうものをもう少し色んな分野で充実をするということだろうと思います。今、何が公開されているのか見た上で、必要ならばもう少しそれを手厚くしていきたいと思っておりますし、例えば、記者クラブの方でこういう用語の英訳は何が定訳なんだという御質問があれば、それにきちんとお答えができるようにすべきだろうと思いますので。クラブの方の御協力も頂いて、そこはきちんとしたものを出していきたいと思っております。
これはぜひとも実現して欲しいものです。書籍で毎年更新し、また同時にウエッブ版も出すべきだと思います。ウエッブ版ならば適宜アップデートも可能です。
https://www.mod.go.jp/j/press/kisha/2020/0901a.html
Q:記者クラブについてお尋ねします。なぜ防衛省は記者クラブを報道の代表として認めているのだろうかと。それに対して何か法的な裏付けはあるのでしょうか。
A:法的な裏付けは特にないと思います。
Q:いってみれば、一民間任意団体ですよね。それこそ、町内会とかマンションの管理組合と同じような組織なんですけれども、その人たちが自分たちは報道の代表といっているだけで、ほかの人たちを排除していると。これは民主主義の報道として適切だと大臣はお考えですか。
A:報道に関して、クラブの中の話はクラブにお聞きください。
Q:クラブの中じゃなくて、報道をクラブの人たちだけが独占しているわけですよ。はっきり言うと、白人は自分達がえらいけど、黒人や黄色人種はお前らは下だといっているようなもので、僕らフリーとか、外国メディアからみると思うんですけれども。ですから、海外のメディアも、今、日本をどんどん離れているということもあるんじゃないでしょうか。いかがでしょうか。
A:記者クラブというのは、これまでもいろいろ存在をしてきたわけですから、この時代のSNSがこれだけ盛んな時に、どういう形にするのかというのは、記者クラブでも当然お考えになっていることだと思いますし、防衛省・自衛隊も広報のあり方として、SNS等、メディアを通じない情報発信もやってきているわけでございますから、今後、こうした流れに沿っていろんなことがあり得るだろうと思います。
Q:以前もお尋ねして、回答させますといった話があるんですけれども、記者クラブとか各幕僚監部との懇談会でビール券を使ってらっしゃると。これがどういう使われ方をされているのか、単にビール券を記者会が幕僚監部に配っているのか。それに関して、これが大体、2017年度の34万円の支出があるんですけれども、これに対して、事務方から回答をまだ伺っておりません。それから、フリーランスが会見参加が認められてから1年8ヵ月経つんですけれども、その間、3人広報課長が変わってですね、未だに実現しておりません。大臣の任期中にこれは実現するんでしょうか。
A:広報課からお答えさせます。
まあ、広報課から回答がくるといいのですが。
Q:グローバルホークについてお尋ねします。グローバルホークは、実際にどういう空域で使うというのがあるのでしょうか。例えば、北朝鮮であるとか中国の上空を飛ぶ、それとも国内の領土の上空だけを飛ぶのでしょうか。
A:運用に関わることでございますので、お答えするのは差し控えます。
Q:例えば、北朝鮮上空を飛んでいて、撃墜されてということになると、かなり法的にも色んな問題にもなると思うんですが、そういうことは省内では検討されたのでしょうか。
A:運用に関わることですので、お答えは差し控えます。
これは運用上の問題だからはねのけていいものではないと思います。グローバルホークは洋上ではほぼ役に立たないわけです。常識的に考えれば領土を監視する必要はないわけです。であれば北朝鮮、中国、ロシアなどの近隣諸国の領空を飛行して情報収集をするのではないでしょうか。それはすなわち領空侵犯ということになります。そして撃墜されたときはどうなるのでしょうか。
本来様々な議論をして導入を決めるべきでした。また導入するならばオーストラリアのように派生型であるトライトンを導入すべきでした。
防衛省、大臣には国民に対して運用構想の説明責任があります。
Q:先月8月号の「防衛技術ジャーナル」という専門誌があるんですが、その中で陸自開発実験団の田川信好評価科長がですね、防衛品で海外から輸入するものがぼったくりであると。国内企業が損をしてでも尽くしてくれるという発言をされていたんですけれども、当然ながら輸入品、ライセンス品、国産品、色々それぞれ一長一短あるかと思うんですが、こういう立場の人が始めから差別をしますみたいな発言は、雑誌で書くことにどう思われますでしょうか。
A:すみません。読んでおりません。
該当ポストの人間が、露骨に業務差別を宣言しております。これをその地位につけたままでいいとは到底思えません。
Q:以前にも聞いたかと思うんですけれども、防衛省ではオフィシャルな防衛用語の辞書みたいなものは無いんですね。例えば、日本語と英語であるとか。それで日本の場合、特に、自衛隊用語と軍事用語も違ったりするんですけれども、こういったものを、例えば我々書くときに、どれを使ったらいいのだろうかとか、後は定訳があるのだろうかと。これは自衛隊とか防衛省に聞いても中の内部の資料は公開できませんって言うんですよ。これは世の中のメディアであるとか、研究者にとって非常に不便だと思うんですけれども、これを、例えばwebサイトとかでも良いんですけども、公開するというようなことができないのでしょうか。例えば、新しい部署ができたときに、そこの部署の日本名はあるんだけど英語名が無かったりとかということも多々あるので、非常に情報発信という面でも非常に不便だと思うんですけれども、いかがでしょう。
A:外国特派員協会で講演したときに、結構いい加減に巷の日本語を英語に訳している例がありましたので、ちょっと私も問題だなと思っておりました。自衛隊の組織を英語でどう言うのかというのは、同じ言葉に英訳が2つ3つあっても困るわけですから、そういうことについては、こういう英訳にしようというのが、少なくとも英語に関しては決まっていた方がいいのだろうと思いますので、それは御指摘のとおりだと思いますので、何らからの形で。今もネットに出ているものもあります。この間見たのは組織名か何かが、一覧表になってネットに出ていましたので、そういうものをもう少し色んな分野で充実をするということだろうと思います。今、何が公開されているのか見た上で、必要ならばもう少しそれを手厚くしていきたいと思っておりますし、例えば、記者クラブの方でこういう用語の英訳は何が定訳なんだという御質問があれば、それにきちんとお答えができるようにすべきだろうと思いますので。クラブの方の御協力も頂いて、そこはきちんとしたものを出していきたいと思っております。
これはぜひとも実現して欲しいものです。書籍で毎年更新し、また同時にウエッブ版も出すべきだと思います。ウエッブ版ならば適宜アップデートも可能です。
この記事へのコメント
農道空港はダメだったけど、一応、農家の高価値な農産物を新鮮な状態を保てるよう迅速に送ることで、価値を保全し、生産者の利益増大を図るという目的が堂々と公開されてましたけど、グローバルホークは用途すらハッキリと明かしてはいない。
目的を明かせないものに国民の利益増大を図る根拠が何かを示すことが出来ない。
故に、農道空港以下の存在のように思えて仕方ないです。
なんて奇跡でもない限り無理なのかな。
そんでもってF2に続いてF3も葬り去って欲しいのですが。
今の所財務官僚の良心が最期の砦の様に思えます。
令和になってからもアルキメデスの大戦をやってるのですから、戦前回帰に見えます。
https://grandfleet.info/china-related/china-succeeds-in-the-first-flight-of-the-early-warning-aircraft-kj-600/
うーんここまでE2に似せなくてもと思ったのですが、どうせ同じ様な形になるなら徹底的に似せたほうが実績も有るし空力設計とか楽なんでしょうかね...
RATOが付けられればスキージャンプでも飛べそうとの事。
この分野の無人機はまだまだ難しいのか意外と保守的なのか。
それにしても上の円盤レーダーは回転式では無く固定式かな?
珠海でKJ2000を見た時は円盤部分をよく見ると固定式で正三角形の辺の部分にレーダーがあるようでした。これもそうかな?
これは良識派弁護士と組んで訴訟したら。
記者クラブ解体と。
バカ記者サラリーマン達はどう反応するか見物だけどね。
記者も新聞社もテレビ局もドンドン訴えていかないと。
>記事のなかに「そもそもなぜ防衛省はこんなコンクールを企画したのか」という一文があり、「軍事ジャーナリストの清谷信一氏は『河野太郎防衛相が自分のプレゼンスを上げるためにPRしているのでは。次の自民党総裁選をもにらんだ布石だろう』といぶかる。」と続く。
爆笑した。
防衛白書を多くの人に手に取ってもらおうと、この読書感想文コンクールを発案したのは、山本副大臣だ
BLOGOS より
「では」という表現をされていますが、この文章が事実なら確認すら取っていないことに具体的な人物名まで挙げてコメントされるというのはいかがなものでしょうか?
今までは清谷氏が自衛隊や安全保障について批判するところはきちんと批判されていたから記事などを見かけたら読んでいましたが、今回のコメントが事実なら今までの批評の中に「事実と異なる清谷氏の個人的な感想が入っているのでは?」という疑惑が拭えませんし、これを見た方が多ければ多いほど信用問題に発展するのでは?
記者には大臣の言ったような話見したし、その上でそういう思惑もあるのでは、とお話ししました。逆にこのような推測に対して何故河野さんが反応したかを考えてみると面白いかとおもいます。
推論も書くなというな、公式発言だけ書けというのは社会主義の発想です。
>ぺいぺいさん
>
>河野防衛大臣が書かれた記事の「防衛白書の読書感想文」について少しお伺いしたいことがあるのですが
>
>>記事のなかに「そもそもなぜ防衛省はこんなコンクールを企画したのか」という一文があり、「軍事ジャーナリストの清谷信一氏は『河野太郎防衛相が自分のプレゼンスを上げるためにPRしているのでは。次の自民党総裁選をもにらんだ布石だろう』といぶかる。」と続く。
>
>爆笑した。
>
>防衛白書を多くの人に手に取ってもらおうと、この読書感想文コンクールを発案したのは、山本副大臣だ
>
>
>BLOGOS より
>
>「では」という表現をされていますが、この文章が事実なら確認すら取っていないことに具体的な人物名まで挙げてコメントされるというのはいかがなものでしょうか?
>
>今までは清谷氏が自衛隊や安全保障について批判するところはきちんと批判されていたから記事などを見かけたら読んでいましたが、今回のコメントが事実なら今までの批評の中に「事実と異なる清谷氏の個人的な感想が入っているのでは?」という疑惑が拭えませんし、これを見た方が多ければ多いほど信用問題に発展するのでは?
https://jbpress.ismedia.jp/articles/-/61943
ちょっと考察が浅いと言うか日本にはコロナが関係ないと思っているのでしょうかね?日本にワンチャンあるかもと思える思考がなんともお花畑。
日本もコロナで予算食われて防衛費削減、F2後継開発消滅とか思い至らないのでしょうね。
崩れてくのは日本の目論見と経済だと言うのに。
防衛省もWithコロナの防衛政策を早急に真面目に取り組んだほうが良いかと愚考します。
潜水艦で思うのですが・・・
中国には恐らく価格で勝てないだろうと思ったりもするんですが、魅力的な位には根強い需要はあるのだろうなとは思います。(日本で設計し各国で安い部材を持ち寄るとかしても・・・)
その中でマーケティングをするとしたら何処に重きを置いたり付加価値を付ければ良いんでしょうかね??
(魚雷等の武装や訓練のセット販売とか?)
トンでも論争と言われそうですが、海自が協力して訓練もセットで売り込む中で一時的に当該国の軍人の複数年レンタル移籍(潜水艦に限らず)をやればある種のシーマンシップ交流にもなるのかなと・・・。
どうやったら売れるんでしょうかね?
http://news.tv-asahi.co.jp/news_politics/articles/000192245.html
もう笑うしかないんですが。そうだもの、何かと財務省に突っ込まれる訳ですよ。
>オーストラリア陸軍、韓国製K9自走砲を輸入...世界で1700台運用中
http://s.japanese.joins.com/Jarticle/269845
気がついたら、世界的な売れ筋商品じゃないですか。
私は兵器販売で儲ける方法については全く分かりませんが、
「トンでも論争と言われそうですが、海自が協力して訓練もセットで売り込む中で一時的に当該国の軍人の複数年レンタル移籍(潜水艦に限らず)をやればある種のシーマンシップ交流にもなるのかなと・・・。」
むしろこれはデフォだと思いますよ。
特に潜水艦という特殊な兵器は売ったら売りっぱなしという訳にはいかないでしょう。戦闘機もそうですがF35も空自は実機の受領前から米国でシミュレータや飛行訓練を積んでいます。まず先に教官になれるパイロットを養成しないと自国でパイロット養成できませんから。兵器が手に入っただけでは戦力化にならないのは他の兵器もそうでしょうが、扱う人間が最大限の性能を発揮できるべく訓練をして戦略、戦術を考えて実戦訓練し実戦可能状態に持っていかないと意味がないでしょうから。潜水艦の基本運用から海流、海底、海域の違いや海賊などの他の条件も日本と違うしそれぞれに合わせて艦の性能をみつつアドバイスなども加えて修理や保守の仕方など以外にも手厚いサポートをすると喜ばれるでしょうね。システムの複雑なものほど売りっぱなしはできないと考えます。
それと政治力ですね。日本はどうも売れればそれでよい位にしか考えて無さそうなのはトップがそう思っているからと言う気がします。小火器ならそれでもいいでしょうけどね。
とにかく顧客の要求する性能と価格でコスパが最高になることと
手厚いサポート体制(有料でも)、国の信用力位は最低でも対抗国と張り合えないと難しいでしょうね。更に国情を理解した上で値引きや現物交換に応じるとか技術を与えるとかアドバイスができるなど+αの要素があれば魅力は増すでしょう。
値引き合戦や袖の下合戦に持ち込まれると...
売って何らかの利益、国益が相当分生じるなら受けて立つ手も
あるでしょうが、そうまでして売りたいものかどうかよく考えないと売ることが最終目的ではどうしようもありません。
安いエビで鯛を釣れれば良いですが、伊勢海老を使って小イワシを数匹釣ってもねえ...うちの会社もあるんですよね...こういうの。
結局鯛は釣れませんでした、釣りあげたと思った鯛はサメに食われて頭しか残っていませんでしたみたいな話が...
プライドだけで良ければ残った鯛の頭の魚拓に撮ってハアハアしていればいいんでしょうけど...
http://this.kiji.is/674548030713185377
どうしてこうも内局も幕も、こうした事をするんですかね?大臣に聞かれなきゃ、何も答えないと?
何故売りたいかと言えばひとえにこの国に戦力の弾力性がないからです。
精々一会戦やってしまえば相当に摩耗してしまうであろう戦える部隊(空挺やWair等)や敵に比して数少ない作戦機や艦艇等。
とは言え巷で言う程には中国海軍の艦艇は増えないそうですが。(マハンからコーベット戦略に移行することによって補助艦艇や作戦機、揚陸艦等の新しい分野への投資そして艦艇老朽化によるそれなりの数の退役。最後に経済悪化による軍への投資の再考等)
https://news.yahoo.co.jp/articles/de9c0766c09b9c5ace53799813c250015299d153?page=2
それらを考慮してもやはり日本は戦うに適していないし、かと言って手をこまねけば彼らは比較的弱い地域を勢力下に入れる可能性もはらんでいるのだと思います。
従って私達だけの単位で防衛問題を考えるのは如何なものかと思うのです。
昨今南シナ海で米中がにらみ合いをしていましたが、それだけではなく彼らはインドとも事を構え、台湾、ブータンそして尖閣でも活動の強度を変えてきました。
これを見るに中国側は(軍事面だけでみれば)内線作戦の形態を取っているように見えます。
我々は外線作戦になる訳ですが、連携は取れておらず戦力の集結もままならないようにも見えます。(最悪の場合、銀英伝でいう所のアスターテ星域会戦になってしまう。)
未だ戦うと決まった訳ではありませんが、このような状態で戦えば必ず各個撃破の憂き目を見る気がします。
ましてや可能な限りは敵方のテリトリー(A2AD)で戦うべきではないですし彼らを我々のテリトリーに誘い出して不利を悟らせるべきだと思うのです。
それは彼らのシーレーンであるインド洋であったりこちらが攻勢を掛ける振りをして圧力を掛けるならば彼らの(戦略原潜の)聖域である南シナ海であるべきかなと。
https://japan-indepth.jp/?p=42290
相互に連携が取れていないから各国身内同士で出し抜こうとしますし各個に当たろうとする。
各国の相互の信頼構築と友軍足り得る機能を持つまでには相当の時間と金が掛ります。
彼らが水陸両用部隊を完結するまでは数年はありますし今だったらギリギリ間に合うのかもしれないと思ったりするのです。
我々だけじゃどうにもならないのであれば周りを巻き込んで諦めて貰うほかないのかと思ったりもします。
それこそ陸は一部機材を売っぱらうのもやぶさかではないとも考えます。(軍事セクション同士の対立の恐ろしさを知る我が国だからこそ、他国陸軍も同時に支援し彼らの陸軍回帰を促すのはどうでしょうか?身内で戦って貰いましょう。)
縦横家のような言説ですが分散強要戦略こそが彼らに自由度を与えず引いては均衡を生み出し戦間期を長引かせる方法かと思います。
結果的に法改正は必要ですが、一部の日系企業はこれまで日本国内の微々たる市場にしか利益を出せずにいて死に銭になっていたものがそうではなくなり、それと同時に国際市場競争を知り我が国にもその知見が還流されるかもしれません。
ある意味で清谷様の仰るところの国内市場の閉塞の打破と環境に適応する為に企業の合併などが進むかもしれません。
私としては中古火器(FH、戦車のがわ、AH)もそうですが中多(これ結構使えます。寧ろ対戦車で言えば戦車よりも強くて効率的かも・・・)、装甲等の素材系、潜水艦だったり良いものはあるのかなと。
なんか胡散臭い感じしませんか?
寧ろブースター以上のヤバい案件があったからこそ急転換した節を感じます。
ブースターはカバーストーリーなんじゃないですかね?
あれだけ粘っていた防衛省や防衛族議員が引いたのにはそれなりの事があったんではないかと思います。
戦闘糧食改善に良いかも。
本題とは逸れてしまって恐縮ですが、韓国軍の糧食は外装のままヒートパック機能を備えているようです。
ついでに水もセットされてるとか・・・。
因みに我が社のヒートパックは製品にムラがあって温まらない物もありますw
韓国式の欠点は炊事車や駐屯地で纏めて加熱する時はどうするのかと言ったところですが・・一長一短かもしれません。
今更のような苦しい言い訳と言うか言い訳にもなってないと言うか元々無茶な導入計画の末と言うのが感じられますね。
K9に関しては当初色々あって日本ではK1,K2戦車と合わせて不良品の代表みたいな扱いでしたが、地道な改良で使い物になるようにしたことと元々安いので受けたのでしょうね。無駄に高価な日本の155mm自走榴弾砲では売り物にもならないし。商売は韓国のほうが上手いという事でしょう。と言うか日本は売りたいなら売り物になるものを作らないと売りようがないと言う当たり前の所から見直したほうがいいかと。
世間知らずな日本には無理な相談かも知れませんが。
「>防衛相に懸念を数カ月報告せず」
お子様なんでしょうね。問い詰められたらごめんなさいすると言うか都合の悪い事は隠す安倍政権を見習ったと言うか。
19190213さん、
文谷さんの記事は私も読みました。
ただ私には艦艇配備に関する戦略も戦術も分からないのでそれが正しい道なのか判断できません。中国も艦艇の数は最早世界一で新しいのも多いですが古いのも同時に増えて数が多いということが戦力的に優位であるもののそれが古くなるとアキレス腱になると言うのは分かります。金は無尽蔵ではないし建造にも時間かかりますからね。
「従って私達だけの単位で防衛問題を考えるのは如何なものかと思うのです。」
米国も同じことを考えているからなのでしょうけど中国の海洋進出を抑えるには1国では最早無理で周りの国で包囲網を構築というのは戦略的に正しいと思います。
その中で日本にできる役割(日本を防衛+α)は何かを考えないとと言うのは分かります。
私にはどうすれば良いのかは分かりませんが、アスターテ会戦の様に戦線が伸びすぎて各個撃破の好機を与えるのは悪手ですからね。この辺は旧海軍で補給線を分断されて散々痛い目にあって分かっていると思いますが、喉元すぎればと言う悪い癖もありますからね。
それと緩い?多国籍軍っぽい戦線がうまく機能するのかどうか。共通部分は良いとして各国それぞれ事情があるでしょうから連携できる部分とできない部分があると思います。
そういうのもあるので誰か忘れましたが極東に中国包囲網になるNATOみたいな軍事条約(西太平洋条約機構?(仮))を作ったら?とかあったと思います。一つのアイディアとしては面白いかも?
そういう関係性の中で兵器を売る戦略は良いと思うのですが、問題は価格と性能が、コスパが悪い問題が大きいかと。
日本はまず兵器販売のイロハから勉強してからの方が良いかと。家電で例えると性能も悪く高い高いのに日本製だからさあ買えとばかりにふんぞり返る販売員の製品を買うとは思えません。
「ブースターはカバーストーリーなんじゃないですかね?」
普通にそうだと思いますよ。配備に2基で1兆円、工期10年のものをこれからのんびり大金かけて配備する間抜けはいないでしょう。SM3を大人買いしたほうがマシですよ。
アホはイージス・アショアをアニメに出てくるバリアか万能兵器か何かと勘違いしているとしか思えません。そんなものでは全然ないのに。
「因みに我が社のヒートパックは製品にムラがあって温まらない物もありますw」
米軍のMRE付属のレーションヒーターよりマシなら良いです(笑)。あれ全然温まらないし使えない...
紐引っ張って温める駅弁って良いですよね...かさばるけど。
しかし韓国の新しいレーションは美味しそうですね。キムチ付きって所が韓国。自衛隊だとたくあんの缶詰が思った以上に美味しくてくせになりそうでした。金平糖もいいですがチョコボールもあって良いかも知れません。オヤツはエネルギー補給に気分転換に重要ですよ。
推論も書くなというな、公式発言だけ書けというのは社会主義の発想です。
当日に御返事を頂いたのに気付くのが遅くなって申し訳ありません。
御返事ありがとうございます。私は「推測で物事を書くな」と言っている訳ではありません。世の中に社説や持論は溢れていますし、何も問題はないと思います。ただ、取材をして拒否された、あるいは発表に矛盾が生じているが為に推測で書くのはまだしも、東京新聞の記事と大臣の反応の乖離のひどさから清谷氏が「聞かれたから答えた」つまり「コンクールの事前の取材などをしていない状態だった」ように受け取りました。
事実誤認や私の疑問自体がおかしいのならお手数をおかけして申し訳ないと思います。
やれやれさん
ポーランドでも、次期主力戦車の候補に挙がっているのでしたか。候補に挙がるということは、それ相応の性能があるという証左でしょうね。
>迎撃専用艦の建造案を米に伝達
http://this.kiji.is/674946905742279777
ここは大人しく、フツーのイージス艦を造るほうが、トータルコストは安く済みそうですけどねえ。
>海自、新たな艦艇に関する調査研究を契約
http://jm2040.blogspot.com/2020/09/amphibious.html?m=1
おおすみ型の後継艦みたいですね。三井が受注してもおかしくない内容ですが、玉野の艦艇部門は直に三菱に吸収されるようだし、FFMの建造も進めているし、そうなるとJMUに振らざるを得ませんか。
>>ここは大人しく、フツーのイージス艦を造るほうが、トータルコストは安く済みそうですけどねえ。
VLSのセル数を増やしたタイプと言ったところでしょうか?
K2はドイツ製のパワーパック(エンジンと変速機を組み合わせたユニット)をパクって使おうとして開発に失敗(品質が悪い)で遅延を繰り返していましたが、どうもエンジンは韓国、変速機はドイツで合体して使い問題をクリアにするようです。それで漸く量産の目処が立ったようで。
調べたらポーランドにK9を収める時に当初は砲塔部分だけ輸入(お金がなかった?)して下半身は別の戦車の物だった様です。後に下半身も韓国から輸入して最後は完成品を韓国から買ったようです。
一見無茶振りするポーランドの意向を聞いて(とにかく売りたい?)それに付き合ってくれる、自国で魔改造でも何でも許してくれる(ポーランドは結構工業が優秀)所が気に入ったのではないかと。これも売り方ですよね。
日本はそんなサービスをするでしょうか?
アメリカ政府の衛星の場合、落下の損害は無過失責任でアメリカ政府が支払う。
同じようにブースター落下の損害は、日本政府が無過失で支払う法律があれば、そうそう問題にはならない。
過去のナイキは2段式ミサイルであったが、その当時の対策を引っ張り出せば参考になっただろう。
地上イージスには、重大な存在そのものに関わる問題があったが、ブースター落下というわかりやすいが性能自体には影響のない問題で誤魔化したような印象がある。
どうもお粗末なミスもとってつけた感がある。
そこをつかないと日本はスカ装備を持つことになる。
本当の撤回理由を示すことが日本の防衛に一番役立つことだろう。
SEATOという物がかつてあったのですが、これが我々の危惧するところの先例でもあります。
各国の国際政治の目標に合致していなかったことやNATOのように共通の死ぬほどヤバい大敵という物を確立しえなかった事とEC、EU圏のような強く結ばれた政治経済の共同体がバックボーンになかった結果・・・瓦解しました。
私は西側との経済の窓口である香港を潰した辺りから米国選挙も相まって脱中国化が加速しているように見えます。多くの酷使夢想家たちは国内回帰に息巻いているようですが私にはそう思えないのです。
確かにトランプの掲げる米国に生産拠点を移す企業は優遇するというのは一定の成果を納めそうな気がしますが、それだけではないのではないかと。
例えばEUの企業であったり日本企業・・・はたまた多国籍企業(米中国を含む)は利ザヤが大きいならば米国の制約を逃れるために東南アジアやインド、アフリカ方面に散るのではないかと思うのです。
結局は脱グローバル経済ではなく脱中国化が進むだけなのかもしれません。
グローバル化が止まらないならば兵器調達の国際的なサプライチェーンは活用するべきですし、国産に限らずより良い物であるならば調達するには既存の二国間同盟体制(影響を受けすぎる)を変えていくべきなのかなと。
相互に輸出入し合えば自ずと変えざる得ない所は出てきますし共同の体制を築くならばEUのような関係になっていくのではないかと思います。(国内の兵器産業は国際市場にでるにあたって統廃合は絶対にくりかえしますしもしかする国際的な統合もあるかもしれません・・・。劇薬ですが変革はあるはずです。)
SEATOと違うのは①共通した敵がいる。②に脱中国化+グローバル経済の継続の場合は経済的なバックボーンが付与される。③抑え込みという観点では恐らくは共通の目的に向かって整合性の取れた政治を出来るのではないか?
というところではないかと思うのです。
むやみにメンバーを増やさず、まずは物品役務相互提供協定や弾薬規格の共通化からやっていけば割かし長生きになるのではないかと思います。
当初は買われなくても良いんですよ。
マーケティングをしっかりやり昔のような企業を指向してくれる一助になれば良いんです。
(大昔のプロジェクトXでは靴をすり減らしながらマーケテイングを行い洗濯機に簡単な処置を施す事で主婦の期待にこたえていました・・・・どうして今それが出来ないのでしょうか。。。)
その結果恐らくは多くの駄目企業は撤退するでしょうし仮にも多国間で軍事装備をやり取りをするようになればもっと透明性の高い採用をしなくては同盟国から非難を避けられないでしょうしそうなれば国内にすら住重のようなメーカーは淘汰されるのではないかと思うのです。
飽く迄、自由競争下にぶち込んでやろうという考えです。
簡単にはいかないであろうと思いますがこのまま変わらない防衛省を考えると劇薬は必要かなと思ったりです。
SEATOと言うものがあったのですね。全然知りませんでした(汗)。
確かに団結するには団結するだけの強敵が必要ですね。
「結局は脱グローバル経済ではなく脱中国化が進むだけなのかもしれません。」
既に国内企業の脱中国化は進んできています。国内回帰は僅かですが、お客さんの工場もマレーシアやフィリピン、ベトナム等に移っています。ただ規模の大きな工場でないので見切りが早かったと言う側面はあるでしょう。中国も人件費が上がっていますからね。
ただ大規模な工場は投資回収や契約年数の関係ですぐ移動とはならないですが。今から何の戦略も無く中国に工場を作る会社は遅れていますよ。
台湾は中国と政治的敵対関係ですが中国語圏での繋がり、距離が近い、人件費の安さ、中国で物が売れるで沢山工場があり米国の圧力があっても繋がりを断つのは容易では無いでしょうね。鴻海などはインドでiPhoneを作るようになりましたので徐々に中国離れが起こるのでしょう。
東南アジア諸国にも中国はお金をばらまいているし華僑も多いし中国との関係が濃いところもあるでしょう。確かに緩いところから軍事的関係性の強化をするのが良いのかも知れません。
「マーケティングをしっかりやり昔のような企業を指向してくれる一助になれば良いんです。」
兵器や軍用品の場合、まず民生品の様な売り方をしてこなかった、輸出の必要性もなく防衛省の御用聞きだけで良かった事が大きいのではないかと。まずは独自にあちこちのショーの見学位から始めた方が良いかと思いますよ。やる気のない装備庁に無理やり請われて仕方なくお付き合い出展では売れるものも売れないでしょう。
長射程ミサイル、22年取得 離島防衛、「敵基地攻撃」転用も―F35搭載・防衛省
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090600201&g=pol
と言うものが有りました。空自のF-35にJSM,F-15JDIにJARASMやJASSMを搭載する為の準備を行うというもののようです。海自のイージス艦にトマホークを搭載するとか、トマホークVLS装備のSSNを購入するとかの必要となるでしょう。
記事の中に「憲法9条に基づく専守防衛との整合性」とか書かれていますが、憲法9条には元々そんな記載など有る訳もなく、ただの詭弁に過ぎません。書かれているのは「侵略の為の軍備を有さない」だけであって、世界中のどの国も侵略の為では無く、「国防の為に最低限の軍備を保有している」に過ぎないのです。
要するに軍備に関してはオールフリーです。相手の国土を侵略しなければ、どんな兵器を所有するのも問題有りません。日本も正しく憲法の解釈を行い、国防に必要な最低限の兵器は所有すべきでしょう。
国連という組織は全大戦の勝者となった武器商人達が造った組織で、自分達が有利になる様に運用させています。敗者は唯従わされる様に出来ています。まあ、ドイツとイタリアは見事にその網を食い破りましたが。彼らも武器商人、なかなか強かです。
中国は早くから彼らに中で苦労しながら生き延びたので、それなりに対応していますが、日本はまだまだです。成長しないと今のまま彼らに食いつぶされて益々落ちこぼれて行くでしょう。強かさを世界企業となったトヨタ等の民間から学び、民間大臣の登用等変化しなければなりません。
今のままの防衛省では全く見込みは無く、天下りの為の調達を繰返す、シロアリ集団は早急に駆除しないと、使えない装備の兵器ショー状態になります。先ずは防衛省内の害虫駆除が最初です。此れなくして何の改革も無駄に終わるでしょう。
https://grandfleet.info/japan-related/japan-to-introduce-cruise-missile-jsm-by-march-2022/
JMSを購入しても実際に使用できるのはいつになる事か。結局ソフトがBlock4までバージョンアップしないと使用できないんですよね。
2019年の予定が遅れに遅れて2024年が更に遅れて2027年説まであります。遅れているのであまりいい噂は聞きませんね。
元々Block3Fへのバージョンアップも相当遅れましたから4も当然遅れたんでしょうけどコンピュータ制御の進化のお陰で優れた性能を出せてもプログラムはより複雑怪奇になって進化を阻害しているようで。
「中国空母2隻、初同時訓練 一体運用の見方」
https://www.jiji.com/jc/article?k=2020090700529&g=int
と言うものがありました。
中国の空母運用も本格的になってきたと考えるべきでしょう。
海自も高価なヘリが購入出来ず閉店ガラガラなヘリ空母など売却して、クイーンエリザベス級2隻を購入、イージス艦4隻とあきづき型DDG2隻で機動部隊を編制し、余りのDDで護衛艦隊を編成すればいい。空自のF-35Bの42機を海自に編入すれば問題なし。
数だけ増やしても、真面に乗員が確保できないSSも売却してSSNを購入すべきです。ディーゼル臭ぷんぷんの4KなSSなどは止めて、快適な環境のSSNにすれば新規募集も可能でしょう。
米国海軍におんぶにだっこは、そろそろ卒業してほしい物です。
本題と逸れますが。
この国は独力で守れる訳じゃないことは大いに事実で特に価格面から弾薬の使用をともなう訓練が少ないというのは致命的だと思います。
これは小銃弾というよりも誘導弾(特に携行SAM)や砲弾が主として致命的であるのではないかと思っています。
小銃弾との違いは、少ない機会であっても何だかんだ訓練できているかどうかの違いであると思います。
いや、頻度は同じぐらいに少ないだろと思われるかもしれませんが、小銃弾というのは新教以来継続的に扱うものですし普通科は毎年触ります。
この結果、取り扱いは出来るのですよ。取扱いというのは射撃前の諸動作で弾薬支処から取りに行くことから書類のやり取り、安全管理、自隊での弾薬交付や安全教育などです。
一方で誘導弾と一部砲弾というのは、実物を取り扱うチャンスが少なければ多くの隊員が感覚的に弾薬を取り扱うセンスを培うことが出来なくなります。(慣れていなければ時間も掛かります。その上で事故も起こりやすくなります。某部隊がいい例です。)
それは弾薬展張(弾薬点検と信管を付けて組み立てる動作から実行部隊にそれらを交付する動作)であったりそもそもの弾薬を使った訓練で言えることは、FOから見て実際に経験出来る貴重な機会です(見え方は現地の地形で全然違います。例えば弾着の背景が谷であったり山であったりするだけでも違います。)。
比較的珍しい砲弾(IR砲弾は見え方や普通科との連携、RAPは弾薬取り扱い)なんかでは特に顕著であると思います。(普通の榴弾は大丈夫です。)
IRなんて一番活用すべき普通科軽火器の隊員や指揮官は暗視眼鏡を通してはあんまり見ないのではないかと思いますしその状況下で訓練しているとは思えないです。(照明弾下の経験は乏しいのかもしれません。それ故に活用が解らない。そもそも総合射撃訓練の機会がすくな過ぎる・・。)
そして、中多や携行SAMなんかは使えるし使うべき武器なのにも関わらず、実弾訓練はそこまでしないと訊きます。
これでは弾薬の取り扱いのセンスを学べませんしFOは実践して技能を磨く機会は少なくなってしまいます・・・。
確かにこの手の火器でのデータ上の訓練は大事ですし空動作や疑せい弾でも装填動作なんかは出来ます。
しかし本物と違う点はやはり少なからずあるので実弾射撃は大事です。
この点で言えば普通科は小銃弾に対しては感覚を持っている言えますが誘導弾や砲弾についてはこの限りではないと思っています。
時にWW2と違い日本が兵站的な航路上を阻害される確率はそこまで高くなく(太平洋航路がある為)、日・米物品役務相互提供協定(日米ACSA)を結んでいる以上は弾薬は米国や諸外国にある程度委託しても良いはずなのです。
前回は確か小銃弾がメインでしたが次回質問されるときには是非とも中多、PSAM、その他誘導弾の弾薬価格や訓練回数を見た上で防衛省は訓練効率についてどう考えているかを聞いてください。
これは(訓練回数)がどうとかじゃなくて全部を明らかにしなくても良いので効率が良いか否かの話なんでもしかしたら答えられるのではないかと思っています。改善するとか検討すると言った解答でも嬉しい位です。
結果が見直された場合、恐らく大半の誘導弾は外国製になっていくと思います。
例えば01であったりSAMだったりと変わるんじゃないかなと思います。(中多のパーツなんかはもっと外国製を使って価格を下げれたりしない物でしょうか??)
きっと長い年月がかかるかもしれませんが訓練コストを下げるには有用だと思う次第です。
私個人としては海自には海峡封鎖やシーレーン保護任務(太平洋の航路の防護)もあるので対潜ヘリ等の運用は大切だと思っています。
正面切って当たる事も大事だとは思うのですが今後の対潜任務に関して何か代替案はあるのでしょうか?
P3Cと哨戒艇で当たるというのもあるのでしょうが・・・他にありますか?
Goodman80様。
艦隊配備の対潜ヘリは全て輸入に切り替え。
海峡防衛は無人哨戒艇と水中ドローンに任されては如何かと。
SSは弾道ミサイル原潜も攻撃型原潜も在ればどんなに良いか。
ただ原子力船むつが失敗しているので、日本人にとってトマホーク以上に敷居が高いのも真実です。
原潜もフランスから輸入するのが手堅いかと。
アメリカは売ってくれないかも知れないし。
>>閉店ガラガラなヘリ空母
ひゅうが型のことを指しているならまだわかりますが、そこは清谷氏が主張した、「ヘリ甲板を剥がしVLSにし、火力を増やす」って活用案もあるかと。
いずも型を指しているのであれば、もったいない気がします。
それにSSNも、法的にはハードルは高いと思うので、無人潜水艦にするのもアリかと。ただこれは実用化できたらの話ですが。
偽陸士さん
無人哨戒艇はアリですが、まだ実用化に至っていないのが残念ですが
ヘリ空母と言う船は正規空母等の制空権化での運用しか出来ない為、シーレーン防衛には使用できません。
クイーンエリザベス級であればヘリを10機程度搭載可能であり、護衛の駆逐艦やフリゲート艦に対潜ヘリが搭載されている為、対潜能力に問題は有りません。F-35Bを24~36機搭載出来るので、自艦で防空体制が取れます。
今の護衛艦隊は米軍の空母部隊の露払い、弾除けでしか無いのです。
その問題のヘリ空母がひゅうが型と?
正規空母では無く、同じ予算で特設空母を大量建造しましょう。
その内にインド海軍の空母がFA-18をスキージャンプ台から発艦させるでしょうから、我々もそれを真似れば宜しいかと。
通りすがりの名無し様。
先頃、尖閣諸島にて中国の潜水艦が海自に発見追尾された出来事が有りました。
これは粛静の限りを尽くした最新の潜水艦でも対潜網からは逃れられない事を示しています。
中国もこれに懲りて少数の有人大型艦から多数の無人小型艇にシフトしていく筈です。
そうなると我が方もそれに対処する必要が有ります。
この時。こちらが少数の大型艦艇では警戒中範囲も稼げませんし、何より自艦から出る磁気、騒音、電流が捜索の妨げに成ります。
また向こうが無人で我々が有人では割に合いません。
水中ドローンも未だ完成の域には達しているものは在りませんが、導入は目指すべきです。