防衛記者クラブは報道機関ではなく、良く言えばPR機関、悪く言えば飼い犬らしい。

河野太郎防衛大臣のブログの投稿です。
「防衛白書で読書感想文?」
https://www.taro.org/2020/08/%e3%80%8c%e9%98%b2%e8%a1%9b%e7%99%bd%e6%9b%b8%e3%81%a7%e8%aa%ad%e6%9b%b8%e6%84%9f%e6%83%b3%e6%96%87%ef%bc%9f%e3%80%8d.php

私ごときに言及していただいて恐縮です。
>8月21日付けの東京新聞20面に「防衛白書で読書感想文?」という記事が載った。

>記事のなかに「そもそもなぜ防衛省はこんなコンクールを企画したのか」という一文があり、「軍事ジャーナリストの清谷信一氏は『河野太郎防衛相が自分のプレゼンスを上げるためにPRしているのでは。次の自民党総裁選をもにらんだ布石だろう』といぶかる。」と続く。
>爆笑した。
>防衛白書を多くの人に手に取ってもらおうと、この読書感想文コンクールを発案したのは、山本副大臣だ。
>だから副大臣がコンクールの審査委員長を務めている。
>このことは防衛省内では広く知られているし、防衛省の記者クラブの記者たちもみんな知っているはずだ。
>市ヶ谷で防衛省の誰かに聞けば、「ああ、それは防衛白書をなるべく多くの人に読んでもらおうという副大臣の発案ですよ」という答が返ってくるはずだ。

>記者クラブで聞いてもそういう答が返ってくるだろう。
>それをわざわざ「軍事ジャーナリスト」に聞いて、とんちんかんな記事を書いている。
>東京新聞の記者教育はどうなっているのだろう。


まあ大臣が仰っているような話は当然ぼくも東京新聞の記者にしましたよ。なんせ20分以上話していましたから引用されたのはその前提で、こういう可能性もあるよね、というところを話したわけです。政治家ですから手練手管を使うのは当たり前でしょう。まあ何を切り取るかは記者側の仕事ですから。
大臣も同様のご経験があるかとは思います。それでいちいち目くじら立てるのは大人気ないのでないでしょうか。

問題なのはこのブログから大臣の本音らしいものが透けてみていることです。
防衛省は防衛記者クラブを特別扱いして、他の媒体やフリーランスを排除して当局と極めて親密な関係にあります。世間ではこれを一般に「癒着」とか「馴れ合い」といいます。

東京新聞の記者は金太郎飴みたいな記者クラブ以外の意見を聞きたいということではなったのではないでしょうか。
何しろ防衛省で調達スキャンダルが起こると、「緻密に防衛省を取材」しているはずの記者クラブのみなさんが、ぼくのところに
取材にきますからねえ。


防衛省や大臣から下賜された情報をもとに書いた記事、いわゆる「発表ジャーナリズム」といわれる、当局の主張を検証もせずに垂れ流すのが、記者クラブメディアの仕事である。大臣はそう思われているのではないでしょうか。

大臣会見の後、記者クラブを対象に未だにオフレコの囲み取材をやっています。ぼくら
非記者クラブの記者は、会見後は、エレベーターで1階のホールにでるまで監視が付きます。まるで共産国みたいですね。

例えは悪いですが、大臣は記者クラブなんて俺が餌やっている飼い犬だろ?よその餌をくっているじゃない、飼い犬は飼い犬らしくご主人さまのご機嫌損なうよな、というように考えているのではないでしょうか。少なくともぼくにはそう取れます。
ぼくらの基準では記者クラブは報道ではなくPR機関、あるいは権力の飼い犬で、ジャーナリズムではありません。
大臣は記者クラブをジャーナリズムと勘違いしていませんか?

記者クラブは単なる民間の一任意団体です。PTAや町内会と同じようなものです。
報道の代表というのも自称しているだけです。白人の差別主義者が自分たちは黒人や黄色いのよりも上等だといっていると等しい。つまりアパルトヘイトやナチス、プロレタリアート独裁と同じです。

その一任意団体が官庁に無料で部屋や労務を提供されているのは民主国家としては犯罪レベルです

こういう組織が当局と癒着して、他の媒体やフリーランスを排除して会見のみならず、多くの取材機会を独占しているのは民主国家ではありません。


このような記者クラブ制度のおかげで、我が国は民主国家とは言えない報道の不自由があります。政府、行政と記者クラブが癒着して他者を排除して馴れ合っている。
世界的に日本の報道の自由は低いと認識されております。だから世界のメディアではジャパンパッシングが流行っています。東京を素通りされて、シンガポールやソウルに力を入れるメディアが増え、東京の特派員を廃止するメディアも増えています。

果たしてこれが健全な民主国家でしょうか?

しかも防衛省の会見では1年8ヶ月も前にフリーランスの会見参加を記者クラブは了承したにも関わらず、防衛省はセキュリティを理由に未だに許可していません。その間、広報課長は3代も変わりました。防衛官僚が小学生以下の能力しかないのではなければ、記者クラブと密約でもあって延々とフリーランスの会見参加を妨害しているのではないでしょうか。そう取られても仕方がないでしょう。


しかも「囲み」はいわゆる三密状態です。記者がおしくらまんじゅう状態で、大臣との距離も近い。この件は報道室担当者を通じてご注意申し上げたのですが、大臣まで届いているんでしょうかね?

現在、記者会見はA棟10階の会見室ではなく、11階の大会議室で行われています。これはソーシャルディスタンスをとるため、となっていますが、これはやっている感を出すための演出ではないかと言われも反論できんでしょう。

CIMG3167.jpgCIMG3167.jpgCIMG3166.jpgCIMG3163.jpgCIMG3158.jpgCIMG3164.jpgCIMG3165.jpg

これでコロナの感染者がでたら大問題ですよ。一体誰が責任とるんでしょうかね?

参考までに以下に大石英司氏の見解をご紹介しておきましょう。
http://eiji.txt-nifty.com/
1.そもそも大臣がいちいちブログを書いて外に広報するような案件ではない。
2.誰の発案であるかは、問題の本質とは全く関係のない話である。河野大臣ご本人の発案だろうが、背広組のアイディアであろうが、防衛白書には大臣の声明も載り、大臣の名前で国民に告知される。その内容に全責任を負うのは大臣。
3.その記者クラブとやらに入れない人がいるわけだが。はたしてそれは記者クラブ側の問題なのか、防衛省は関知しない問題なのか。
4.お堅いお役所の白書を国民に広く知って貰いたいという気持ちは理解するにせよ、意欲が空回りしている。読書感想文を募ってそれが達成されるとは思えない。その作業に割かれる人的リソースの無駄遣いである。貴方がこのブログでまず説明すべきはその点では無いのか?
5.外相在任時から、私は一貫してこの人物は大臣職不適であると批判して来た。その判断は今でも変わらない。日々強くなる。



河野大臣も閣僚を何度も経験され、首相も狙おうとされていると聞きますが、そうであれば記者クラブ問題を是正して、報道の自由を取り戻すことに努力されてはいかがでしょうか。そうすれば歴史に名を残す宰相になるのではないでしょうか。
当局の一部の報道関係者の馴れ合いはメディアによる権力の監視を無力化し、政治家、官僚、メディアの質を落とします。それは民主主義と国民の不利益です。

現状我が国は中共や北鮮を笑えません。目くそ鼻くそです。


本日の防衛大臣会見動画です。
https://www.youtube.com/watch?v=7NSDdNCO16g&feature=youtu.be


■本日の市ヶ谷の噂■
陸自の中SAMの車体はサビだらけ、との噂。

以下の記事をJapan in Depthに寄稿しました。
陸自 開発実験団評価科長の尊皇攘夷
https://japan-indepth.jp/?tag=%E6%B8%85%E8%B0%B7%E4%BF%A1%E4%B8%80

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この記事へのコメント

aaa
2020年08月25日 14:48
いつも通り。

クラブ記者はサラリーマンでしょう。

まともに取材してないと。

素人が仕事してる振りに役立ってる。
マスゴミね。
もうダメじゃない?

朝日も大リストラしたし。
今度役所もYouTuberやるといってるし。

もう要らない。
やれやれ
2020年08月25日 15:24
「防衛省は防衛記者クラブを特別扱いして、他の媒体やフリーランスを排除して当局と極めて親密な関係にあります。」
そんな所だろうと思います。色々イジメ?られているので仲間はずれにしてやろうと言うかイジメ返そうと言うのが透けて見えますね。実際どんな状況か分からないので「笑われていますね」と論評を避けて内容しか書かなかったんですが。そんなことなのかなと思わなくもなかったのですがあまりに幼稚なので流石にそこまでセコくないと思いたかったんですがね。駄目だこりゃ。

自らSNSで発信することは悪いとは思いませんが、大臣が書く内容では無いですね。ブルーインパルスの実況SNSでも思いましたが、こんな事はSNSでは無く空自か防衛省のHPに事前に予定を載せて広く知らしめる物で大臣がリアルタイムにこそここそ実況するのは違うと思います。SNSを広報と言うより姑息な道具として使うのはトランプ並みに頭の悪いことをしていると思いますよ。
普通に防衛白書を公開しているので読んで感想文を寄せてくれれば嬉しいです、位にしておけば良いものを。

一応防衛白書をダウンロードだけはしたんですがボリュームがあるので暇な時にでも斜め読みしようと思います。

「ぼくのところに取材にきますからねえ。」
情報を高く売りつけてあげてくださいな。署名付き資料とともに。

「大臣はそう思われているのではないでしょうか。」
だから大本営発表は嫌いなんですよね。それ以外の情報も仕入れて多角的に検証した記事を読みたいものです。発表する方は楽ちんだし際どい質問もされないからこんな楽な事はありませんよね。
最早悪習としか言えません。

「果たしてこれが健全な民主国家でしょうか?」
違うと思いますが安倍とお友達には民主的なのでしょう。

「この件は報道室担当者を通じてご注意申し上げたのですが、大臣まで届いているんでしょうかね?」
何方か気の利いた方が東京ころ奈を届ければ意見も通ると思いますよ。お近づきにならないほうが健康のためかと思います。

大石さんの意見は至極真っ当で防衛省は何でもかんでも秘密組織にしたいのでしょう。都合の悪いことには事欠かないでしょうから。
そういえば読書感想文は誰が審査するんでしょうね?某APAホテルの社長の様に賄賂代わりに使うとか有るか無いか分かりませんが、恣意的な審査だと流石に。
人件費削減の為に名前は伏せて内容だけ一般公開してWeb投票で良いのでは?防衛副大臣がいちいち目を通すとも思えませんが。

「現状我が国は中共や北鮮を笑えません。目くそ鼻くそです。」
どこかの総理とお友達が一番好きな体勢ですから今後も続くと思います。
やはり政治の腐敗とジャーナリズムの不在が亡国にしてしまうのでしょうかね。
本当は自ら律すべきと思いますが、自分に厳しい政治家というのは...いなんでしょうね。

「■本日の市ヶ谷の噂■」
駐屯地祭などで見るものは見た目は綺麗なんですけどね。
外から見えない部分は何とも。
以前観閲式を見学した時に聞いたのですが、新品同様に綺麗だったので聞いた所、ピカピカに磨き上げて塗装も綺麗にしてタイヤまで黒く塗装すると言っていました。恐ろしく手間かけて見た目バッチリにするんだと。駐屯地祭でも粗はあまり見せないでしょうね。
なので普段はどんな感じか分かりませんが。
Goodman80
2020年08月25日 19:37
河野太郎防衛相は25日の記者会見で、将来的な無人戦闘機の開発について「現実的にしっかり考えたい」と検討に意欲を示したそうです。
近年の装備品調達についても、「高価な大きな物、強い物を数少なく調達する時代から、安くてたくさん装備品を調達しなければいけない」と言っているそうですが、全くその通りだと思います。あのバカみたいなF-3の開発計画も見直してほしいものです。
ただ装備品について「できるなら無人化、人工知能を搭載する流れはある」と言っていますが、この分野は大学や民間の研究室等との協力が不可欠ですが、軍事協力について異常なアレルギー体質なので、余程の好条件が示せ無ければ徒労に終わるでしょう。この分野は中露が異常に進んでいるので、周回遅れを取り戻すのは並大抵のことではありません。個人的な考えからすると、中露の最新機を購入し、先ずは世界のレベルを知ることから始めるべきだと思います。バカなくせにプライドだけは高い防衛省(自衛隊)には無理だと思いますが、それだけ遅れていることは認識すべきでしょう。
KU
2020年08月25日 20:52
>>>防衛相

アショアの計画停止を決断して評価も上がったばかりなのに、この体たらくorz。しかも正面切って、清谷さんにケンカを売るとか何を血迷ったのやら。てか、未だにフリーランスの定例会見への参加って認められていないんですね。たしか、防衛記者会は参加を認めているのでしたか。



>河野防衛相、無人戦闘機開発に意欲「人工知能を搭載する流れはある」

http://mainichi.jp/articles/20200825/k00/00m/040/174000c

意欲は買いますけど、まずはオスプレイだのグローバルホークだのOH-1だのロングボウだのを、どうにかして欲しいですが。

通りすがりの名無し
2020年08月25日 22:12
Goodman80さん
>>中露の最新機を購入し、先ずは世界のレベルを知ることから始めるべき
研究用ならともかく、実戦用に購入するなら敵に塩を送るだけだと思うのですが
やれやれ
2020年08月25日 22:35
Goodman80さん、
「それだけ遅れていることは認識すべきでしょう。」
全くです。その昔は少しはリードしていた分野ですが、バブルが弾けたこの20数年の間に日本は縮小或いはやめてしまい、日本以外、特に中国などは無人機とAIに邁進していると言って良いでしょう。不景気だか、儲からないからと先進開発を怠るとこうなると言う悪い見本です。産学共同に頼るのではなく技術系人材をメーカも防衛省も中途でも何でも雇わないと遅れるだけですよ。それと優秀な人材は奪い合いになります。軍事以外でも無人機、AIの分野は人材を欲しているでしょうから。自動運転も空飛ぶ車も応用品ですからね。防衛省も少しは海外の展示会を真面目に視察していればトレンドくらいは分かるはずですがね。軍事素人の自分でも分かるのだから本職が分からないはずがない、と信じたい。誰も派遣しないなら駐在武官位派遣して視察させれば良いものを。同業の動向が気にならないようなら失格ですよ。

KUさん、
「意欲は買いますけど、まずはオスプレイだのグローバルホークだのOH-1だのロングボウだのを、どうにかして欲しいですが。」
同感です。一応事の重要性に気づくだけ他の大臣よりはマシですが、なんだかなと思わなくもない。
やはり日本にはロクな政治家がいないんですかね...
もう大臣をAIにやらせたほうがマシかも知れませんね。
それぞれの団体に忖度すること無く何が重要かを判断させて
官僚に指示出す方が効率的な気がします。
KU
2020年08月26日 08:44
>スクランブル時に戦闘機守る「自走式格納庫」、東光鉄工が空自に提案

http://newswitch.jp/p/23539

まさにタイムリー(^_^)。あとは、空自次第でしょうね。
Goodman80
2020年08月26日 08:45
通りすがりの名無しさん
日本の自衛隊の無人化、AI化が絶望的に遅れているのです。世界の兵器ショーなどを見ると自衛隊の兵器など全盛期の遺物です。衛星を使えば大量のデータが送れるのに、HF帯でデータを送ろうとしている始末です。中国は海底にまでロボットを導入しようとしていますが、自己位置の確認のする為には高度なセンサー技術が必要とされますが、この分野では日本の企業は一流です。自衛隊は海外だけを見て国内の企業、研究をないがしろにしますが、旧世代品を高価な価格で買わされています。
三菱等の旧来の軍事企業だけでなく、世界に通用している企業(トヨタ等)とも連携を取らないと周りの国から置いてけぼりを食らい、北朝鮮と変わらない旧式兵器のオンパレードに成ってしまいます。
まあ、例のハカイダーが出世する様な、自衛隊の体質から改善してからの話になりますが。この体たらくでは新規の隊員募集は絶望的な物になるでしょう。
頭でっかちな御坊ちゃま幹部とロートル隊員では、先進的な無人兵器やAI装備を使いこなすのは難しいと思います。海空自も新型の装備が目白押しなんですが、戦闘も無いのに事故で損耗していく未来しか見えません。
偽陸士
2020年08月26日 09:29
AIもドローンも仮想敵国の製品をまとまった数を調達し、先ずは使ってみるべきです。

仮想敵部隊を編成し、既存の部隊やインフラを襲わせ、その脅威を評価するところから始めるのが善いと思われます。

やれやれ
2020年08月26日 10:11
AIの戦闘機パイロットが人間のベテラン海軍パイロットに模擬戦闘で完勝、AIが人間より優れている点とは?
https://gigazine.net/news/20200825-ai-pilot-win-human/

無人戦闘機云々言うなら、まず自前のF2でこの位の事ができるようになってからでしょうね。デジタル制御のF2なら旧式化しても無人機戦闘機として利用する方法もあるかと。
気の利いている人ならF2のシミュレータでまず検証してみて行けそうだったら実機に実装して見る位は考えていても良さそうなものですがね。そういう研究とかしてないのでしょうか。これくらい(ハードル高すぎるか?)から地道に行うのが良いかと思いますが。

それにしてもAI相手にだらしないと思うかも知れませんが海軍は格闘戦弱いんですよね。F16は最大9G、FA18Eは最大7.5Gと言われていますがその分小回りが効かない訳です。艦載機だから大きく重くなってしまう不利もあるしG制限も低い。最適化された飛行をするF16には太刀打ちできないでしょう。そして空母に着艦するための離発着訓練にかなりの飛行時間を割いているので米空軍でも空自でも模擬戦行うとボロ負けするそうです。トップガン卒業しても空自の並パイロット位の腕前だそうです。まあ格闘戦だけが仕事じゃないし、並以下の空軍なら米海軍の方が強いでしょうから十分でしょう。何より空母への着艦自体が並じゃないですから。
通りすがりの名無し
2020年08月26日 12:42
Goodman80さん
偽陸士さん
日本が無人化などで遅れているのはわかっています。ですがわざわざ敵国の兵器を使うことなど、利益を送っているようなものです。せめて敵国じゃない国のものにすべきだと思うのですが
Goodman80
2020年08月26日 12:50
林先生の家づくり講座の中で

「中国製の高性能ロボの中身が日本製だと発覚して韓国人がブチ切れる珍事が発生してしまう」と言う記事が有り、
ロボットの核心部品とモジュール関連特許のシェア
「ファナックが20.2%、安川電機が15.9%、ホンダが13.6%と日本企業3社が特許全体の半分以上を占めている。50%を寡占している。このほかにセイコーエプソンが6.9%、パナソニックが5.0%、ソニーが4.9%、三菱が3.7%などだ。上位10社のうち韓国のサムスン電子(9.0%)を除くとすべて日本企業だ。」と有りました。
ところが不思議なことに日本の企業は高性能ロボが造れていません。要するに核心部品やモジュールは造れても高性能ロボットと言う製品には結びつかないのです。
今は日本から買っていても同レベルの製品の国産が可能になれば、高価な日本製品など全く売れなくなります。日本の企業の危機管理能力の低さには呆れます。これからも中国や他国に追い抜かれ、乗っ取られていく未来しか見えません。
林先生も危惧していますが、国家を上げて今の技術を守り、発展させて行かなければ、中国等にあっという間に抜かれるでしょう。
偽陸士
2020年08月26日 15:36
通りすがりの名無し様。

>日本が無人化などで遅れているのはわかっています。ですがわざわざ敵国の兵器を使うことなど、利益を送っているようなものです。せめて敵国じゃない国のものにすべきだと思うのですが

最初は自分も此処はトルコ製かイスラエル製かなとも思いましたが、中国やロシアの設計思想、運用思想を我々は研究する必要が有ります。
ただ向こうの技術者が西側の装備品に接触しないように留意する必要が有りますが。

それにこの買い物で相手を利するのは間違いありませんが、こちらが得るものの方が大きいのです。
やれやれ
2020年08月26日 16:27
Goodman80さん、

「これからも中国や他国に追い抜かれ、乗っ取られていく未来しか見えません。」
これはその通りだと思います。

「国家を上げて今の技術を守り、発展させて行かなければ、中国等にあっという間に抜かれるでしょう。」
これは間違っていますね。日本が持っているのは軍事技術ではなく民生用の技術です。つまり広く普及させて使ってもらわなければ衰退するわけです。以前なら国内の需要を満たせば輸出が不調でもなんとかなりましたが、今はそれも叶いません。それぞれの部品やユニットが作れても最終製品で良いものが作れなければ結局売れないのです。一般市民が部品だけ買って悦に浸るでしょうか?マニアは別としてありえないですよね。そういう製品を企画したりインテグレートする能力が欠如しているのです。これが最大の問題。ホンダもアシモなどを作っていましたが広く普及させたわけでも無くロボットの見本みたいなもので終わりました。例の四本脚のロボット会社は人型でもアシモをとっくに凌駕しています。
ユーザーが欲している、もしくは未来の人が欲する様な製品を作って売っていかなければ部品屋さんで終わると言うことです。この辺で家電メーカは間違った方向に進んで墓穴を掘りました。
中国メーカはユーザーは何を欲しているのかと言う事を考えて余計なものを外して機能を絞りコストを抑えて受け入れられました。
多少品質がアレであっても手厚いサポートがあればユーザーは付いてきます。大昔の日本製品のように。その間に品質を必要なだけ向上させれば勝ちです。日本人は常に日本しか見ていなかった事が失敗の原因で世界で勝負するなら世界を見て製品開発するべきだったのです。成功したのは自動車で失敗したのは家電でした。
必要なのは過剰な性能や過剰な品質で高価格では無く必要な性能と必要最低限な品質とそれに見合うコストなんです。なのでそこそこの性能と品質で安く作れれば日本の部品メーカからいずれ買わなくなるでしょう。これがコモディティ化です。
コモディティ化から逃げるには簡単にコモディティ化できない物を
作るしかありません。追いつかれたらその先に、それの繰り返しです。つまり今の技術をいくら守ってもコモディティ化するものなら何れ変わりの物に取って代わります。
コモディティ化する前にその先にいかないといけない、この事が重要です。そのための研究への投資こそ重要なのですが...それが企業も国も少ない。
安倍の3本の矢の最後の1本は成長戦略は最後まで放たれませんでしたが、それこそが次世代技術で有効な研究の原資の一部になったのに。むしろ逆に大学から研究予算を削減して専門学校化しようとする人ですから人材はどんどん劣化するし新しい発見も発明も望み薄です(それでやれと言うと旧日本軍と同じです)。
今の政策のままなら日本の劣化は加速するだけでしょうね。
Goodman80
2020年08月27日 08:11
やれやれさん
この記事は中央日報日本語版の物なんですが、
新型コロナウイルスの感染拡大で患者が急増したスペインの病院で、中国製看護ロボットが活躍しているのです。
「モデルは2種類だ。簡易型は患者に薬や食事を伝達する。高級型は病室内消毒、患者の状況観察、医師と患者の対話連結業務を担う。購入費用は簡易型が1万3000ユーロ、高級型は4万ユーロだ。」
重要パーツは日本製だそうですが、実用的な製品として販売されています。日本の病院では全く聞いたことも有りません。
いま中国は海外の企業を買収し、国内の企業、大学にも成果を出させ、この分野でも最先端を目指して、どんな手段を用いてでもやり遂げようとしています。ちょっと隙を見せれば、「今は最先端のロボット技術」の技術者や企業は中国に乗っ取られて技術だけ取られたら、捨てられます。今の家電みたいに。
実用的な看護ロボットが生産できるのですから、センサー類と武器を付ければ戦闘用ロボットも生産可能です。陸上型はロシアが進んでいますが、空中ドローンでは中国は圧倒的です。海中ドローンも自己位置の確認の困難も有りますが、日本製のセンサー等で実用的な物も生産可能になるでしょう。今の日本には個々の技術は高くても、それをまとめた製品(実用ロボット)を完成させる人材、企業がいません。
これらの企業は個々に中国に切り崩され、取り込まれていくことになるでしょう。大学の研究室にも中国の留学生が多数参加していると思いますよ。知識を得た彼らは国の財産として重用されていくでしょう。日本国民をモノ、家畜程度にしか思わない日本政府には出来ないことです。
やれやれ
2020年08月27日 13:54
Goodman80さん、
「重要パーツは日本製だそうですが、実用的な製品として販売されています。日本の病院では全く聞いたことも有りません。」
そうです。自動車を組み立てたり部品を組み立てたりするロボットはあっても人間をサポートするロボットは殆どありません。
何故かは分かりませんが人間は人間で、なのか小泉内閣のお陰でロボットを導入するより派遣で安い人間をこき使うほうが安価だからか発展はしていないです。今頃ボチボチ取り掛かっているような段階です。ロボットだって一番目にするのはソフトバンクのペッパー君位。ペッパー君以降はなかなか出ませんね。
ホテルのフロントに恐竜や人間風ロボットの受付程度でしょうか?
正直見世物程度ではどうしようもありません。あとは自動掃除機位でしょうか?

「実用的な看護ロボットが生産できるのですから、センサー類と武器を付ければ戦闘用ロボットも生産可能です。」
ご心配なさらなくても既に研究してありますよ。無人機は陸海空全方向で開発が進んでいます。民間用も軍事用もです。人口が多いのに人海戦術から省力化に拘るのは転換の1つでしょう。中共が人民を全員管理しようとするからそうなるのかも知れませんが。

「これらの企業は個々に中国に切り崩され、取り込まれていくことになるでしょう。」
その心配は多分不要です。既に中国のほうが研究は進んでいます。
金も人も掛けています。近々かなりの分野で日本を追い越すでしょう。20年もすると毎年ノーベル賞受賞者が出るのでは?日本は研究に人も金もつぎ込んでいないので過去の業績で当分はノーベル賞学者を排出できても20年後以降は難しいでしょう。
今実用化されて商品化されている製品や部品も遠からず中国企業が同じ様な物、それ以上の物を出してくるでしょう。

日本も戦後はパクリやライセンス生産ばかりでしたが、教えてもらい技術を積み上げ独自に研究開発したからその後があった訳です。
中国だって同じですよ。昔の米国が日本製品に危機を抱いたように
これからは中国製品が席巻するでしょうね。

やる気のある企業は多いし(競争力が高くなる)、研究にも開発にも投資を惜しまない会社も多い。日本は逆ですからね。これで勝てるわけがない。日本も米国も中国に工場を建てて色々教えていた奢りから中国を下に見て舐めていたからですよ。いつか来た道です。

中国は戦略的に工場を誘致し誘致の条件に技術の移転を盛り込み物を作りながら技術を習得しつつ経済を勃興させて大金を稼ぎ潤沢な資金で研究開発に投資した。戦略的勝利といっていいい。
この流れは経済破綻か中国を舞台とした戦争でも起こらない限り続くでしょう。

その間日本は何をしていたのか?って事です。中国で小金を稼いだだけで技術的に先に行くどころか停滞し追い越されてしまった。
国家戦略の誤りと言っていいでしょう。
米国はGAFAが勝手に大きくなったし、新しいことにチャレンジする気風は元からありますからね。それに個々の産業では衰退していても新しい産業ができて経済が大きくなるのは日本との違いでしょうね。それに研究開発への投資は旺盛ですから簡単にはコケないです。

安倍の政策には何も期待していなかったのですが、唯一の可能性は3本目の矢である将来技術への投資でした。放ちませんでしたけど。残念ながら国も企業も将来に向けての先行投資をしないと衰退するだけということが実証されただけでした。
今からでも盛り返しできれば良いのですが、厳しいでしょうね。
とりあえず30年以上先の未来を常に想像して研究開発するところから初めて丁度いいくらいかも知れません。
5年10年先では中国に追いつくどころか引き離されるでしょう。
偽陸士
2020年08月27日 15:41
我が国の製造業の衰退は為替の問題も大きいのですが、日本人の狭量さにも原因が在るようにも見受けられます。

日本人の技術者が一旦アジアの企業に転職すると、そこを退職し再び日本企業に面接しようとすると裏切り者扱いされまともに話しも出来ないそうです。

本来なら敵方の内情を知り経験を積んだ貴重な人材の筈なのですが、邪険に扱い又外国に放り出すのですから日本企業の衰退は云わば自業自得かと。

この国は昔の遺産で細々と食い繋ぎ、衰退するのが運命なのでしょう。

それならばせめて胸を張って坂道を下る位の気概は持つべきです。

それが出来ないならプライドなど放り投げ、見栄も外聞もかなぐり捨てて、海外の知識の吸収と習得に専心すべきです。

今からでも遅くはありません。
通りすがりの名無し
2020年08月27日 20:24
偽陸士さん
>>この国は昔の遺産で細々と食い繋ぎ、衰退するのが運命なのでしょう。

それならばせめて胸を張って坂道を下る位の気概は持つべきです。

もう手遅れだから諦めて没落すべきと?
偽陸士
2020年08月28日 00:49
通りすがりの名無し様。

>もう手遅れだから諦めて没落すべきと?

その通りです。

研究開発の代わりに労働者を使い捨て、家計を破壊する。
選挙には誰も行かない。
危機的状況なのに変革を嫌う。

処方箋がありません。

落ちる所まで堕ちて、従来の常識や権威が全否定され追放されれば、立て直しが可能になります。
通りすがりの名無し
2020年08月28日 11:04
偽陸士さん
がっかりです。そのような状況も、すぐに諦めて没落すべきと安易に言うあなたも
通りすがりの名無し
2020年08月28日 12:02
偽陸士さん
Goodman80さんややれやれさんもこのままじゃ不味いからなんとかすべきだと言っているのに、それをやっても無駄だから諦めろと言うんですか?
19190213
2020年08月28日 16:52
通りすがりの名無し様
上が駄目な時はどうやっても駄目なんですよ。
まだ、解らないとは思いますけれどね。
ここで提言されている事が全て正しいとは限りませんが大筋は間違っていないはずです。
真に戦えるようにするにはどうするべきか。
日本の閉鎖的かつ談合状態の武器市場を改めて必要な数のトータルコストの低い兵器を揃えるとか、そもそもの現場で本当に必要な火器を改めて検証するとか、それらを予算内に収める為に輸入を含めて柔軟に検討してはどうなのかとか。
そういった事を話したところで上が駄目なら効果はないんですよ。

単に防衛省だけの問題ではなくて日本のいたるところにこういう問題は山積していますし日本が経済において後退している事実もある。
船が沈みかけた時に人はどうするのでしょうか?
冷静に秩序を守る?
勇敢にも他者に命を捧げる?

必ずしもそういう人だけではないですよね?
責任を棄て我先に逃げる人が居ますよね?

国が傾いているからと言って見限り中国から賄賂を貰うような馬鹿垂れが上の方にいるのがこの国です。
本来の任務である全体の奉仕者としての責務や国政を引っ張る政治家が我田引水し沈む前の船から財物を盗んで自分の利益にしようとしている。
そうも考えればこそ一旦ハルマゲドンでも落として根こそぎコソ泥鼠を族滅して貰った方が残された者は再建しやすいと考えていらっしゃるんじゃないですかね?(要は潰してその責任を引き受けて貰うことによって従来のやり方を改める。戦後直後が例ではなかろうかと。)

私はそのような組織に忠を尽くすのはどうかと思いますし、一つの生命体として考えた時に生き残る為に勉学に励むなりして何処かしらで生き残れるストロングポイントを磨くべきだとも考えるのです。
偽陸士
2020年08月29日 01:01
通りすがりの名無し様。

アレ総理が長々と権力の座に留まり、その間に何度も国政選挙が有りましたが終に国民自らの手で彼を引き摺り落とす事無くアレ内閣は終焉と成りました。

国民の大多数が自分達がどれだけ危険な状況に在るのか理解していないのです。

当事者意識と能力が欠落しているのは、政治家や官吏でなく有権者です。

少数精鋭で国家改造をなし得るのは深夜アニメの中だけです。

ですが国が没落しつつも我々はこの国で暮らして逝かざる得ません。

ならば此処は没落貴族らしく、優雅に堂々と老獪に振る舞えば良いのです。

スペインやイギリスと言う手本が有ります。

しかし若い世代には耐え難い予測では有ります。
ならば大いに勉学に励み外国でも働ける能力を身に着けなさい。
その先に答えが在るかも知れませんよ。

通りすがりの名無し
2020年08月29日 13:15
偽陸士さん
しつこいようですが、

>>それが出来ないならプライドなど放り投げ、見栄も外聞もかなぐり捨てて、海外の知識の吸収と習得に専心すべきです。

今からでも遅くはありません。

あるいは今からでも先を見据えた研究開発すればなんとかなると?
偽陸士
2020年08月29日 23:40
通りすがりの名無し様。

>あるいは今からでも先を見据えた研究開発すればなんとかなると

そこなのです。
問題は。

野放図な通貨供給拡大、それによってもたらされる景気拡大で研究開発、教育、訓練といった将来に繋がる研鑽を国も企業もやらなくなった。
やらなくても既存の設備と技術で目先の利益が出るなら誰も先行投資なんてしなくなります。
また海外の情勢、事情に興味を持とうものならオタク扱いで迫害する。
海外勤務経験者は自社の組織風土に馴染まぬ裏切り者予備軍扱い。

国民全体が科学を忘れて、失敗ばかりの指導者を畏れ忖度する。

その内、竹槍でドローンに立ち向かえ等と言い出しかねません。

たぶん次の国政選挙が我が国にとって最後のチャンスになるでしょう。

ここで与野党の圧倒的な逆転になれば心機巻き返しの気風も生まれ皆、勇気と士気も取り戻せるかも知れません。

防衛産業もやる気の無い大企業を全て退場させ、意欲のある小企業達に資金を廻し使い勝手の良い製品を自衛隊に納品させ、やがては一般向けや海外にも供給させる。

出来れば銃刀法もドローン規制も撤廃させ、日本の有権者なら誰でも武装ドローンを所持、訓練出来る様になれば侵略者に勝てないまでも負けない戦いが出来る様になります。

我が国の近隣国の正規軍は日本のそれに比べ圧倒的に巨大、且つ実戦慣れし精強です。

しかも無慈悲な振る舞いも冷徹さも折り紙付です。

今のこの国の巨大な政府、統制経済体制が続けばマイナス成長から脱却はおろかアメリカの属国とはいえその独立すら失う事になるでしょう。

自民支持者や、維新支持者にはシリアの内戦もイエメンの内戦で起きていることが理解出来ますまい。

次は日本人が軍民問わず無人の軍団に追い回され、命も尊厳も水と漁場も根刮ぎ奪われるのです。

そうならない為には、自国が貧乏な弱小国だと良く自覚している真剣な人物を選挙で選ぶべきです。