三菱重工は水陸両用装甲車よりバイキングのようなATVを開発した方がいいんじゃないか?

今月の月刊防衛ジャーナルでは防衛装備庁の井上義宏氏が三菱重工が主契約者となって進めている水陸両用装甲車について解説しています。ですがこの手の車両よりも、英海兵隊などが使用しているバイキングのような二連結方式のATVを開発した方がいいでしょう。

この記事の中で何故これが必要かという理由にサンゴ礁を超えるためだと述べられています。これは換言すれば、AAV7にそのような能力はないと、といっているわけです。
防衛省がいう島嶼防衛は主に南西諸島を想定しています。
 南西諸島には多くのサンゴ礁があり、加えて防潮堤も存在します。AAV7が揚陸できるのはビーチだけなので役に立たちません。使えるのは宮古島や沖縄本当が占領されて、
それを奪回するようなシチュエーションです。 これは本格的な戦争です。

防衛省と陸幕は、AAV7は当初3年間のトライアルを経て採用か否かを決定するといっていました。ですが、わずか半年に縮めて、指揮通信型、回収型は発注されたけども試験に使われなかったわけです。そして南西諸島における試験すら行われませんでした。それを陸幕は「米国に言われたから試験を端折った」と公式に回答しました。

しかも海兵隊は中古を買えと言ったのに、新品を調達しました。アメリカ兵器産業を儲けさせるために、自衛隊を弱体化されて不要な支出を強要したわけです。

それで米国で頓挫したEFVに似た3,000馬力のディーゼルエンジンを搭載した水陸両用装甲車、MAV(Mitubishi Amphibious Vehicle)を開発しています。これは一応米国との共同研究にするとなっています。

これはあまりに筋の悪いプロジェクトです。陸自で調達する数は精々が60輌程度でしょう。陸自は24両しか調達しなかった96式自走迫撃砲がありますが、その類となるでしょう。
開発には下手をすると1千億円は超えるでしょう。しかも米海兵隊に売るならば、防衛省向けのいつもの形だけの試験では済まず、開発試験費用はかなりかかります。量産試作だけでも自衛隊の何倍かは作る必要があります。

調達単価は恐らくは20億円を超えるでしょう。であればAAV7の3倍です。果たしてそれで調達する予算が20年後にあるでしょうか。
 本来このような計画はどこの部隊に、どういう運用構想で何両程度配備する、開発予算はどの程度ということを議会に提出して議論をしてから計画が了承されますが、我が国ではそれもないわけです。ずさんとしか言いようがありません。費用対効果という言葉が防衛省の辞書にはないようです。

 この手の車輌は水上を走る船舶と陸上を走る装甲車の中間的な存在です。はしけのような航行能力はなく、水上速度は精々AAV7の二倍程度でしょう。地上からの対戦車ミサイルや誘導弾などを回避するのは難しい。装甲車として地上では大きすぎ、デッドスペース、ウエイトが大きく敵の的になります。船として装甲車としても中途ハンバにならざるをえない。そして本来は海岸堡を確保するためのものですから、内陸に進行するならば米海兵隊のように別な装甲車も必要です。その両方を調達する予算が陸自にあるのでしょうか。

 開発しても調達数は少なく、開発費を頭割りすれば更にコストの高い装甲車になります。また米国が必ず調達するというコミットメントもない。僅かな数が調達されて終わりになるという陸自の開発必敗の轍を踏む可能性は小さくはないと思います。

むしろ英海兵隊のバイキングのような装軌、2連結式のATVを開発したほうが良いでしょう。同じような車輌はシンガポールやロシアでも開発、生産されています。
装甲型と非装甲型を開発すれば軍民両方の市場に売れるでしょう。我が国は南北に長く、海岸線も多い。このため豪雪地帯、ビーチ、沼沢地、サンゴ礁などあらゆる地形が国内に揃っており、また災害も多い。このためこの種の車輌を開発し、更に国内の市場も存在します。それは自衛隊だけではなく、消防や地方自治体、レジャーなどの市場もあるということです。

 水陸機動団で使用するにしても、英海兵隊のように海岸近くまで揚陸艇で運べばいいわけです。EFV型よりもサンゴ礁を超える能力も高いし、低速ながら水陸両用です。地上での機動性もEFV型より高い。英軍のアフガン派遣部隊の主力はバイキングを装備した海兵隊です。また自走迫撃砲や、UAV運用型、レーダー車など派生型も作りやすい。

バイキング型のATVであれば軍民両方の国内はもちろん、国外の市場も期待でします。実際、バイキングのメーカーであるBAEシステムズ傘下のヘッグランドは軍民両市場で輸出が多いわけです。他国のものより安価、高性能、高品質などセールスポイントがあれば、世界に輸出が可能です。例えばハイブリッド駆動を採用するも手でしょう。
これがうまく行けば三菱重工は世界の軍民両市場で延々と儲けられ、雇用を増やし、納税をしてくれることになります。ワンショットであとに続く可能性がないEFV型より我が国の産業と国防によほど貢献するかと思います。

水機団の運用をそもそも考え直すべきです。オスプレイで運ぶならば水機団よりも空挺団の方が向いています。ヘリボーンやるなら海自のDDHに101でも増やした方がいいかもしれません。島嶼防衛もどのような構想なのかを明らかにしてきちんと納税者に説明すべきです。机上の空論で運用や装備調達やっても税金をドブに捨てるだけです。


Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました。

90式戦車の有効活用考えよ
https://japan-indepth.jp/?p=52366
 
陸自新小銃に多くの課題
https://japan-indepth.jp/?p=52127

防衛省、陸自の新小銃と新拳銃公開
https://japan-indepth.jp/?p=52014

19式自走榴弾砲を安価に調達する方法
https://japan-indepth.jp/?p=51931


European Security & Defence に以下の記事を寄稿しました。
https://euro-sd.com/2020/04/articles/exclusive/17070/bulldozer-contract-win-for-hitachi/


東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。

培養肉がこの先「有望」な食材になりうる事情
環境負荷や食料自給の観点からも期待集まる
https://toyokeizai.net/articles/-/342551

防衛記者クラブの「台所事情」何とも厳しい実態
不要不急の支出、財政破綻の危機を迎えていた
https://toyokeizai.net/articles/-/343696





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この記事へのコメント

二重燭台
2020年06月10日 17:20
バイキングか。俺も欲しいなぁ水陸両用車。お金さえあれば一般人も買えるのかな?昔外国人が沼地をバイキングで走ってるのをテレビでやってた気がする。
二重燭台
2020年06月10日 17:30
AAV7は今時通用しないのか。このブログの過去記事を読んでも揚陸はヘリでやってる軍もあってそっちの方が良い的な事も書いてある。退役したら売って欲しいなぁ。そんな金ないけど。一次大戦かちょっと宮崎駿の漫画
の戦車っぽい形してる。
Suica割
2020年06月10日 18:42
買えと言われて、素直に買うのは、鉄砲玉の使いとしか思えない。
せめて、幹部はしっかりしないと。
Goodman80
2020年06月10日 18:47
自衛隊も同じような雪上車を保有していたと記憶していますが、もし採用するなら改良版のBvS 10ですかね。ただ、頭の固い融通の全く利かない陸自では、雪上車の概念から全く出られず、上陸作戦に使うという発想にたどり着かないと思います。
非常に可愛らしいが、極めて有用な車体と思いますが、戦前より退化した陸自では全く使いこなせないでしょう。戦前の方がもっと柔軟な発想が出来ていたのに、陸自はこの先どうなっていくのか?このままなら、世界からどんどん遅れて海外派兵に行くと笑われるド三流軍となるのは必然でしょう。もう成りかけてますが。
ドモドモ
2020年06月10日 20:30
ドモドモです

AAV7の利点は、橋頭堡から5~10km圏内のデポまで積み替えなしで輸送出来ることなので、アムトラックとか云われます。
また、橋頭堡から2km圏内に野戦築城するならば、良い機材かと思いますが、主様の言うように、超豪能力がへぼいのが弱点です。

そうすると、大型ヘリか、ほぼ手持ちが無い上陸用舟艇の出番ですが、上陸用舟艇は横浜のやつを借りる算段でも付けてるんですかねえ?
濡れネズミ
2020年06月10日 21:39
国内には、水陸両用装甲車の開発と製造が出来る技術は無いと思います。
素直にライセンス生産か、輸入の方がマシだと不祥事続きの過去の調達が証明している。

https://www.armyrecognition.com/june_2020_news_defense_global_security_army_industry/greece_eodh_presents_improved_proposal_for_upgrade_of_leonidas_ifv.html

これが、トルコと覇権を争う構えのギリシャの回答でしょう。
こうした改修と、サムおじさんからのプレゼントを前面に出してリビアに介入する気満々。
防衛省には考え直して、キックバックより国防を優先して欲しいです。
KU
2020年06月10日 22:28
ATVというと、中国もオリジナルの車両を持っていましたね。

>中国初の極地用全地形対応車、南極科学観測で大活躍

http://jp.xinhuanet.com/2017-03/08/c_136111447.htm

こうして見るとATV って結構、競合相手がいますよね…。その代わり、上手くヒットすればウハウハなのでしょうけど(* ゚∀゚)。けれども、どー考えても単なる射撃訓練の的になりかねない、MAVよりは売れる可能性はありますよね。
やれやれ
2020年06月11日 11:45
「90式戦車の有効活用考えよ」
ヤフコメは案の定非難の嵐ですね。90式の現状を知らないんでしょうね。戦争に使わないならそのまま放置でも良いでしょうが、いずれ訓練もできなくなる日が来るでしょうね。

バイキングはこれですね。
https://www.army-technology.com/projects/viking/

これはシンガポールのブロンコです。
民間版はレッドサラマンダーとして1台買っています。
増加装甲も付けられるようですね。
https://www.stengg.com/en/products-solutions/bronco

まあAAV7のような水陸両用車よりサンゴ礁や岩の多い海岸では使えそうですが。揚陸艦(海自だとLCACかな?昔ながら?の上陸用舟艇が殆ど無い)かご自慢のC2から落下傘で落とす。流石にヘリだと半分に分けてチヌークで運ぶ位でしょうか。

「防衛省向けのいつもの形だけの試験では済まず、開発試験費用はかなりかかります。量産試作だけでも自衛隊の何倍かは作る必要があります。」
開発の途中で呆れた米国が手を引いて頓挫する姿が目に見えるようです。で無理やり自衛隊が採用して酷使様がマンセーする様子が...中国に撃破される姿が...開発が完了する前に既に事は終わっていそうですが。

「オスプレイで運ぶならば水機団よりも空挺団の方が向いています。」
ATVの大きさ的にオスプレイ収容は無理でオスプレイに合わせて作ると分割しても凄く小さく狭い子供サイズになりそうですが。釣り上げられるにしても分割して釣り上げられる重さかどうか。少なくとも速度は相当失われそうです。

「それは自衛隊だけではなく、消防や地方自治体、レジャーなどの市場もあるということです。」
確かにそう思うのですがレッドサラマンダーなど殆ど使われていない現状を見ると使い方を想定していないと思われます。便利だけど何に使っていいかよく分からないと言うか。
こういう装備は予算が許せば1県に1台位あってもいいと思うんですが、1国に1台だと持て余すのでしょうか???
通りすがりの名無し
2020年06月11日 11:58
うむ。ただ、輸送力にはやや難がありそうですが、産業的には確かにありかと。

濡れネズミさん
サムおじさんとは?

あるサイトでLAVは失敗作との記事があったのですが、それ見た韓国人らは、「これだから韓国軍の侵攻は楽」だのバカにし、ねも軽装甲でも大丈夫など高をくくるコメントやk2戦車も人のこと言えねえじゃんのコメントでした。もちろん、わずかながらも今のLAVはまずいと言った人もいましたが。韓国はともかく、ネトウヨはやはりどこか想像力が足りないかと
やれやれ
2020年06月11日 12:37
二重燭台さん、
バイキングの方は分かりませんが
レッドサラマンダーなら買えるかも知れませんよ?
https://www.morita119.jp/fire_engine/special/redsalamander/

「国内には、水陸両用装甲車の開発と製造が出来る技術は無いと思います。」
中国には一杯ありますけどね...まあ基本渡河用だと思いますが。橋が壊された時に速力より向こう岸に早く渡るの優先の。
日本の新型装甲車もせめて水際地雷敷設車位のプロペラ付きでお願いしたい。世の中のLAV(軽装甲機動車では無い)等にはオプションかも知れませんがよく付いていますよね。
Goodman80
2020年06月11日 17:26
Bv.206みたいな車両を陸自が運用しているのと言うのは、私の勘違いで、空自の佐渡分屯基地の第46警戒隊で4両が運用している(いた?)らしい。確かにレーダーサイトへの移動には極めて有用な車両と思う。
揚陸作戦にはこのような特殊な装甲車より、米海兵隊が配備予定の装輪装甲車の方が使い易いと思います。ついでに7.62mm機銃はどこのでも良いので、ちゃんと弾の出る物を。出来ればM2もおまけに。
19190213
2020年06月11日 19:30
警察力で足りず有事とは言い難く自衛隊の本格的運用では難しいグレーゾーン事態が目下の所ウェイトが大きいのだから地理的に一番近い15Bや隷下部隊に配置すれば良いかもしれませんね。

後詰で来る両用部隊も大切ですが、そもそもグレーゾーン事態は有事なのかどうか曖昧かつ単純な軍事力だけではなく電子戦、情報戦、フェイクニュース、敵国の国内親派による活動(投票を含む)等国家のあらゆる機能を駆使し敵の政治指導者層に敗北を認めさせる認知戦へ姿を変えているのですからその第一波となり得るPAFMM等に抗しうる機能を持たせないといけません。
ATVもいいですがCB90高速襲撃艇のような物も良いかもしれません。
パラミリタリーのような低強度でフットワークが軽い連中を相手にするのであればこちらもそれに準じた装備を優先させるべきです。
今のように正規戦に拘ると敵に主導権を取られたまま終戦もあり得るのです。
幹部だって陸自の上の方がそういう論文を出していることを理解して通常戦力削減に職種を超えて協力するべきなのです。
何時まで自分の部署の為にポジショントークをしているのだか理解に苦しみますが、自分の部署の為に戦うのではなく国家の為に次の戦いを捉えるべきなのです。(これではかつての海軍、陸軍と変わりません。自分の組織を愛することと国を愛する事は違います。)
これには別段大規模な予算は要らないですしスクラップ&ビルドで人員や装備を捻出すれば良いとも考えます。
確かに北海道は訓練地としては良いものですし他の連隊戦闘団に比べれば装備や機甲戦闘にも慣れていて近年のなんちゃって戦闘団より強いです。
しかし、その専門性は残念ながら生起しない。

翻って沖縄には米海兵隊の訓練場もありますし何より即応性は高い。
通常戦力の適切な移動ならば韓国のTHHDなんかと比べて相手に強大な圧力を掛ける事もないです。躊躇せずにやれば良い。
この組織は非常に悠長でやることが遅いのですから前倒しにして北部方面隊をさらに削減し、代わりに15Bを本格的に増強して置くべきです。
(普通科等の陸上戦力が国境になるというのは)解っているのに出来ないというのはウクライナ戦訓を現状は殆ど生かせていないと言っても良いです。

まあ本当に組織のポジショントークを辞めるならば人員、予算の融通を海保を含めた他組織にするべきでもありますけども。
やれやれ
2020年06月11日 23:29
シンガポールのSTエンジニアリングのブロンコの映像で
中まで紹介している動画を見つけました。
形成炸薬弾用の檻と社内は当然エアコン完備の上、
車内はスポールライナーの内張りです。
しっかり考えてますなあ(泣)。どこかの国とは大違い。

arthog ATV fitted with Permali Applique Armour & Spall Liners
https://www.youtube.com/watch?v=ruB2qAgT2Gw
濡れネズミ
2020年06月11日 23:41
通りすがりの名無しさん、「星条旗よ永遠なれ」がスローガンの山羊髭を生やしたおじさんです。
格好は悪くとも、必要ならスティンガーやTOW、お古とはいえど現役の装甲車をくれるマッチョマンですね。

最近では、トルコや中共を懲らしめるためにいろいろ周辺国にプレゼントを配っているようです。

何もくれないクソッタレな侍より最低の倫理観しか持たない上に興奮剤中毒で性欲過多のマッチョマンの方がマシになったと思います
Suica割
2020年06月12日 08:53
なんにせよ、自衛隊の問題は、

国産なら欠陥品でも、改修もせずに納入する。(64式小銃とか、国産機関銃)
はまったら役立つけど、その他の広がりがない汎用性の低い装備を揃えたがる。(地上イージスやAAV7)
周回遅れの時代錯誤兵器を新規開発したりする。(小銃擲弾や新型の揚陸装甲車)
これは、理解すべき欠点ですね。
Suica割
2020年06月12日 09:01
>陸自は24両しか調達しなかった96式自走迫撃砲がありますが、その類となるでしょう。

記憶が正しければ、これは評判が悪かった。
陸上自衛隊の駐屯地祭で、陸上自衛隊の人曰く、遅えし、演習地で頻繁にスタックするし、ちょっとねえ?
みたいな事を言っていたので、頼んだ手前、お付き合いで導入したようなものでしょう。
そんなんなら、退役74式戦車改造自走迫撃砲の方がなんぼもましだと素人目線ながら思いますね。
それか、90式の足回り利用したもの作れば良かったのに。
やれやれ
2020年06月12日 15:30
Suica割さん、

「記憶が正しければ、これは評判が悪かった。」
そうなんですか。96式自走迫撃砲は東千歳駐屯地祭で1回間近で
見ただけで、陸自のパンダみたいな珍しい存在でしたので。
多分この時に1回見ただけです。
これ日立みたいですね。となるとドーザーも大丈夫なんだろうか?
十分なテストをしないから使えねえとなる気がします。
或いはどうせ実践で使わないから適当でいいとかね。
ブロガー(志望)
2020年06月13日 21:05
お邪魔します。
 飛行艇は船の要素と飛行機の要素の両方を持つが故に、双方がもう片方の足を引っ張るという事があると思われます。往年の二式大艇は船の要素を相当切り捨てた機体だと聞いた事があります。更には軽巡大淀に搭載予定だった水偵瑞雲は、いざとなればフロートを切り離せば敵戦闘機から逃れる事が可能とは言われたが、それをすると不時着しか無くなるので確かめようがなかったとも。水陸両用車も「車の要素と船の要素の互いの足の引っ張り合い」があるので、それの折り合いの付け方が難しいのではないかと思われます。個人的にはアニオタの発想ですが、初代ガンダムのGアーマーや初代マクロスのスーパーバルキリーのような「装甲車両を水上走行可能にし、必要に応じて切り離せるオプションパーツ」みたいなものがあればいいなと思ったりもします(切り離したパーツは捨てるか、それ自体は水上での活動を続ける別の兵器とかになるか)。例えば戦闘機でも「本体」ではなく、例えば「より高速(可能なら極超音速)での飛行を可能にする機体カバーと補助ロケットエンジンの組み合わせ」といった。尤もそういったものは複雑になり過ぎて「武人の蛮用」には適さないのかも知れませんが。
 中国等の離島占拠は実際に起こるかどうか分かりませんが、「南海トラフ地震によって引き起こされる東日本大震災と同等以上の巨大津波が日本の太平洋岸を襲う」事態は、起こる事はほぼ確実でしょう。ですから上記の事態への対応にこそ取り組むべきで、それをそれば離島占拠への対応力も身に着くのではないかと思ったりもします。
やれやれ
2020年06月14日 16:30
ブロガー(志望)さん、
それは特二式内火艇みたいなものですかね?
それぞれに適した物を使用し用意するのがベストでは?
それなら上陸用舟艇(LCACとか)と装甲車の組み合わせで良さそうに思いますが。

中国の水上戦車の映像を見たらAAV7の鈍足が際立ちます。
ウオータージェットの大きさもパワーも桁違いですよ。
だからと言って水際で待ち構えているミサイルには何れにしても勝てないでしょう。上陸作戦の安全が担保できなければどんな乗り物でも無理だと思いますよ。ある程度制圧して反撃がない状態でないと無理だと思います。今日日脳筋の力技と物量では尽く誘導兵器とドローンの餌食になり被害だけが大きくなると思います。それらを使えない状態にすれば鈍足だろうが人間より早ければなんとかなるでしょう。

スピードや荒海を気にしないのであれば既存の装甲車でも水陸両用型は沢山ありますし船としてはトロくても川や湖、港湾を渡るならそれで十分でしょう。

水際で待ち構えている敵を蹴散らしながら上陸するならゴジラを飼いならすのがいいと思いますよ。いきなり水中から登場して口から火炎を吐く、ミサイルも銃弾も効果なし。水際が砂だろうが岩礁だろうが崖だろうがお構いなし。そんなそんな都合のいい兵器は他に思いつきません。
国民の一人
2020年06月26日 23:21
半世紀前のAAV7は蜂の巣にされるのが目にみえてる。そんな車両で訓練を積んだ隊員がどんどん消耗するのは全く合理的でない。新型の負けない車両を早く準備しろ!!
それをしないなら国会議員が男女とも旧式車両で最前線に立てよ。