防衛省、振興政策なき惰性の火器調達

昨日陸幕の報道向けの新小銃、新拳銃のお披露目にいっていました。
以下はその記事です。
以前からの兵器としての問題点、調達製は改善されていように思います。ですがどのように将来につなげた振興策持っているかというと何もない。今が良ければという戦略なき国産調達が続いています。またシステムとして火器の調達をするという意識もない。つまりは用兵、調達者としての当事者意識&能力が欠けているということです。
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防衛省、陸上自衛隊の新小銃と新拳銃を報道公開
http://www.tokyo-dar.com/news/7708/

>5 月18日、防衛省で陸上自衛隊の新小銃「20式 5.56mm小銃」と新拳銃の「9mm拳銃SFP9」の報道公開が行なわれた。
現用の89式5.56mm小銃を後継する20式5.56mm小銃は、89式5.56mm小銃のメーカーでもある豊和工業が自社資金で開発した自動小銃・89式5.56mm小銃に比べてコンパクトで、排水性や防錆機能が向上している。

>重量は3.5kg、銃身長は330mm、伸縮式でチークパットも可変式のポリマー製銃床の採用により、全長は783~854mmと、89式5.56mm自動小銃(固定銃床タイプで916mm)に比べて短くなっている。弾倉はポリマー樹脂製で装弾数は30発。89式5.56mm小銃の弾倉も使用できる。



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銃床は89式から比べると大幅に良くなっています。銃床の長さの可変は射手の体格にあわせるだけではなく、ボディ‐アーマーを装着したときなども必要です。これは89式でも途中からでも改良が可能でした。レールマウントの装備です。

記事には書いていませんが、セレクターレバーが左右に装備されました。イラク派遣時に89式はそのように改良されたのですが、また戻されたというはなしがあります。これでやっと当たり前になったというところです。
また弾倉も89式との互換性も確保されていることは評価すべきです。
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>作動方式はガス圧式で、89式で採用された3点バースト(3点制限点射)は実用上の必要性が低いことに加えて、構造が複雑でコストが高くなり、故障頻度の増加するリスクがあることから採用されていない。

JSF君や自称事情通の軍オタさんたちの大絶賛していた3点バーストは廃止です。これまたぼくが不要としていた機能で、陸幕の見解もそれと同じでした。

朝日新書「反戦軍事学」を読む~銃剣突撃編~
http://obiekt.seesaa.net/article/35371262.html

>フォアグリップは2脚を兼ねており、先端には銃剣を装着できる。銃剣は89式多用途銃剣を使用するが、バヨネットシースは新たに設計されている。レールマウントには光学照準装置などの装着が可能で、公開された20式5.56mm小銃には、ディオン光学技研の「MARCH」ブランドの8倍光学照準装置が装着されていた。

フォアグリップは、陸幕は明言していませんでしたが、他の取材先で確認したらスイスのB&Tの製品のようです。下手に国産にこだわらずに既存の外国性を導入したのは正解だと思います。まあ有事に国産ではないと駄目だ、という人たちが何と言うか気になります(笑

ディオン光学技研は2004年創業の新しい会社です。ですが、清水文雄社長は高級スコープなどを世界の有名メーカーにOEM供給しているライト光機製作所からスピンアウトした方で、ぼくは2018年のドイツの見本市IWAでお話を伺ったことがあります。
http://www.deon.co.jp/About-us.html
http://www.light-op.co.jp/about.html

まだ新しい会社の製品でも採用したことは評価に値します。ただ現段階では調達計画がまだないので土壇場でひっくり返る可能性がないとは言えません。傾注したいところです。
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>報道公開では新たに導入する、ベレッタ「GLX 160 A1」グレネードランチャーも展示された。GLX 160 A1はNATO標準の40 ×46mm弾を使用するグレネードランチャーで、グリップと銃床を装着すれば単体でも使用できるが、陸上自衛隊は20式5.56mm小銃に装着して使用する予定となっている。光学照準装置とグレネードランチャーの調達計画、グレネードランチャーが使用する弾薬の種類などは、現時点では明らかにされていない。

ぼくは06式小銃擲弾を批判して40ミリのグレネードランチャーを導入すべきだと主張してきました。ところが自衛隊大好き、自衛隊は間違わないというカルトな軍オタさんたちは小銃擲弾を大絶賛し、グレネードランチャーなんぞ不要だと主張しておりました。


陸自の兵器開発は半世紀遅れ その1
http://japan-indepth.jp/?p=27107
陸自の兵器開発は半世紀遅れ その2
https://japan-indepth.jp/?p=27114

朝日新書「反戦軍事学」を読む~銃剣突撃編~
http://obiekt.seesaa.net/article/35371262.html

>現用の9mm拳銃を後継する9mm拳銃SFP9は、ヘッケラー・アンド・コッホのSFP9を輸入の形で導入する。SFP9はNATO標準の9×19mm弾を使用する、ストライカー式の自動拳銃で、装弾数は9mm拳銃の9発から15発に増加している。

>全長は186mm、重量は710gで、グリップ後方はモジュラー式になっており、射手の掌の大きさに合わせて3種類の中のグリップが選択できる。令和2年度予算には323挺の調達2,000万円が計上されている。

新拳銃はグロックが価格、性能ともに本命でしたが何か大人の事情があったように思えます。グリップのサイズを変えられることは西欧人より体格が小さい日本人、特に女性には有用です。本年度分は輸入ですが、現場ではライセンス国産するか否かは未定といっていましたが、恐らくは全部輸入になるはずです。これはコストと品質の問題です。オリジナルより一桁少ない信頼性しか発揮できない会社に発注はしないでしょう。おそらくは5年程度で調達が完了するはずです。拳銃の輸入化は財務省の意向もあったようです。


 新小銃に関しては関係者の努力も見えます。ですが大局的な調達製作が感じられません。
まず新小銃も30年かけて更新する予定ということです。これでは弾薬は同じとはいえ、兵站、訓練が二重になります。また調達が少量ずつになるので調達価格は下がりません。

 結論からいえば火器メーカーの統廃合を考えないといけません。それを防衛省はやっていない。火器メーカーが一社ならば7年で小銃を生産し、次の5年で拳銃を生産、その後10年で機関銃を調達してというふうに、切れ間なくラインを稼働させることができます。ところがそれぞれ別な会社に発注しているので食わせるために少数長期調達にならざるをえない。これでは設計者も経験をつめません。

あと成功するかどうかは別として輸出も行うべきでしょう。例えばフルオート機能は外して、民間や法執行機関向けに輸出するのもいいでしょう。小火器は過当競争市場ですから、難しいとは思いますが、市場で得られる知見は重要です。そのための費用は防衛省がだしてもいい。

それから光学照準器、グレネードランチャーなどを含んだシステムとしての運用、調達構想がないことは大問題です。グレネードランチャーを分隊、あるいは小隊に何基導入有するかで火力は大幅に変わってきます。またどのような弾種を導入するのか。例えば榴弾以外に、発煙弾、IR発煙弾、対装甲車輌弾など弾種が増えれば携行をどうするのかという問題も生じてきます。
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照準器にしても同じです。全部隊に等倍のドットサイトを導入するのか、それともエリート部隊だけなのか。また8倍のスコープはどのような隊員が使うのか。
当然予算規模も大きく変わってきます。
そのようなグランドデザインがない状態で小銃だけ予算化するのは大問題です。

どうもあれこれ取材していると、小銃本体しか買う金がない、あとのものは金ができたら買うという泥縄的なお話なようで、今回のスコープやフォアグリップなども金がなければ採用されなかったり、安いものが調達される可能性あるようです。
こんなものは計画とは言えません。

加えて申せば、7.62ミリバージョンの開発はしていない、ということです。これは今からでも開発すべきです。英軍ではMINIMIの後継に7.62ミリ弾の小銃を採用しました。これは5.56ミリ弾の分隊支援火器は威力が低いこと、分隊のメンバーが分担してMINIMIの弾薬を携行しなければならず、その負担が大きいことです。ですから光学照準器を搭載した7.62ミリ小銃を採用したわけです。

諸外国の動向とまた将来の見据えての調達計画、メーカーの再編成も考えた上で小銃、拳銃の決定をすべきでした。
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■本日の市ヶ谷の噂■
海自が調達している大塚光学製(契約はケンコー)の双眼鏡は安さ求めたために、落とすと簡単の軸がズレるというアレな品質で
現場では不満が鬱積との噂。

【NEW】19式自走榴弾砲を安価に調達する方法
https://japan-indepth.jp/?p=51931

日本に最先端戦闘機開発の能力無し
https://japan-indepth.jp/?p=51870


防衛大臣囲み取材は「三密」
https://japan-indepth.jp/?p=51726

軽装甲車の防御力強化策のトレンド
https://japan-indepth.jp/?p=51500

現代の主力戦車の進化は限界 前編
https://japan-indepth.jp/?p=51241

現代の主力戦車の進化は限界 後編
https://japan-indepth.jp/?p=51261

European Security & Defence に以下の記事を寄稿しました。
https://euro-sd.com/2020/04/articles/exclusive/17070/bulldozer-contract-win-for-hitachi/



東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。

培養肉がこの先「有望」な食材になりうる事情
環境負荷や食料自給の観点からも期待集まる
https://toyokeizai.net/articles/-/342551

防衛記者クラブの「台所事情」何とも厳しい実態
不要不急の支出、財政破綻の危機を迎えていた
https://toyokeizai.net/articles/-/343696

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この記事へのコメント

通りすがりの名無し
2020年05月19日 14:00
今回は無理に純国産をせず、一部を外国製にしたのは評価されたということですか。
確か前にトルコの軽装甲機動車?はエンジンは国産ではなく海外製にしていたと。本当は純国産が理想ですがどの国、企業も得意分野苦手な分野があるから、無理に意地を張るのは無茶ということですかね。
あとはこれをビジネスとして成り立足せるには、最初から自衛隊ありきでなく海外輸出前提でやるべきと。
KU
2020年05月19日 18:45
まずは、及第点といったところでしょうか(^_^)。セレクターレバーが左右ともに装備されたり、アドオン式のグレネードランチャーが採用されたり、今までとは明らかに違いますものね。これで、このまま大きな仕様変更もされずに量産化されれば尚、良いですが。あとは、いかに短期間で、それなりの数を調達するかですかね。
やれやれ
2020年05月19日 21:41
清谷さん、ご苦労さまです。

「また弾倉も89式との互換性も確保されていることは評価すべきです。」
それは良いのですが問題はM4など米軍の小銃にも使えるように同じ規格を使っているにも関わらずどこかが引っかかってカチャと簡単に外れないって現職の人に聞きました。
これも故障の原因になるから相互にマガジン交換しない事に
なっているみたい?ですが、ヤンチャなヤンキーがマガジン貸してくれって嵌めたら簡単に外れなくてビビったみたいです。どっちの設計が悪いのか、寸法公差?加工精度?の違いでうまくいかないみたいです。

「イラク派遣時に89式はそのように改良されたのですが、また戻されたというはなしがあります。」
えー信じられない。改造以降から製造分は全部両方についていると思いこんでいました。色々斜め上のようで。
3点バーストは素人には良いのかも知れませんがどうなんでしょう?他所も外したと言うことはその程度の必要性だったのでしょうね。

「他の取材先で確認したらスイスのB&Tの製品のようです。」
これですかね?或いは同じシリーズの製品のように見えます。個別に拡大してくれないと判別しにくいですね。
https://bobmarkun.militaryblog.jp/e756239.html

それにしても妙にカッコ良くて使い勝手も良さそうに見えるからこのグリップは評価できると思ったら外国製(笑)。
流石です、センス良い。

「まあ有事に国産ではないと駄目だ、という人たちが何と言うか気になります(笑」
KUさんご紹介の方のように似ているだけ!(パクったとは言わない)、B&Tがパクった(それはないか)、B&Tよりカッコいいい(意味不明)など頓珍漢な解答が楽しみです。
むしろ
「ディオン光学技研は2004年創業の新しい会社です。」
を国産マンセーしてグリップは脳みそから抹殺されるかも知れませんね。光学照準器については全く分かりません。
カメラ映像機器の展示会CP+にイタリアのベレッタ(拳銃は流石に無いですが)が毎回ライフル用の光学照準器や拳銃用のドットサイトを持ってきていたのを見た位です。鳥の撮影の補助とかには有効に使えるのかも知れません。
それにしてもライフル用の照準器ってメチャクチャ高いですね。カメラ用の大口径大砲レンズ買いたくなります。
やれやれ
2020年05月19日 22:18
「何か大人の事情があったように思えます。」
その辺りもいずれお願いします。
もしかしたら扱った人間の好き嫌いで決めたとかあったりしますかね?それとも袖の下でも貰ったのでしょうか?
個人的にはGLOCKは嫌いになりましたが、好みより優先するべき部分もあるでしょう。或いは拳銃位はと開き直ったか。

「あと成功するかどうかは別として輸出も行うべきでしょう。」
これは今でもやっていますね。猟銃やスポーツ用としては良いと思うんですが、やはり軍用で採用されないと信頼性は上がらないでしょう。それと弾丸は日本謹製の弱装弾では無く普通のNATO弾をガンガン撃てるようでないと厳しいと思います。軍用品に外部認定機関や試験会社と言うのがあるのか知りませんが、そういった公的機関、認定会社で各種試験を行ってお墨付きを貰えばフィリピンや東南アジア諸国に赤字覚悟で格安に販売してノウハウを得る手もありますね。

「こんなものは計画とは言えません。」
これではどうしようも無いですね。せっかくの新小銃も
性能を活かせない。特に先に配備されるのはより実戦に近い部隊となるのでしょう。先にオプションも渡して一緒に評価してもらうとか考えてもいいと思うんですが。

「加えて申せば、7.62ミリバージョンの開発はしていない、ということです。」
銃身と一部を取り替えるとあ~ら不思議HOWA7.62に大変身、って具合に作ってあれば良いのですが。そんな小銃ありましたよね。
MINIMIの後継になるかは分かりませんが、住重のお陰でラ国MINIMIの評判が良くないので後継は輸入の方が良いかと。

「諸外国の動向とまた将来の見据えての調達計画、メーカーの再編成も考えた上で小銃、拳銃の決定をすべきでした。」
業界を再編するか兵器工廠作った方が良いかと。
それにしても何れ住重とかも防衛部門をどこにも売らず解散したりしないかと言う気もします。ミネベアも今更銃を作るるわけでも無いし纏めて豊和工業に売り渡せばいいと思うんですが、豊和工業の方はビジネス拡大より不良資産を売りつけられて嫌っていいそうな...

「■本日の市ヶ谷の噂■」
揺れる船の上でぶつけるなと言われても...ですかね?
ケチる所を間違っているような。
偽陸士
2020年05月19日 22:35
海自の双眼鏡、タレスの製品にしてやれば良いのに。

そんなんだから漁船と衝突事故を起こすんじゃないか。

どうせ夜間でも見張りを厳にせよで、気合いと根性でなんとかさせようとしてないか心配になります。

もう銃なんてBARとM1ガーランド、M2カーバインで良いから。
光学機器何とかするべきですよ。
マリンロイヤル
2020年05月19日 23:35
ブログ主様が色々批判してきた効果が出ましたね(笑)ただアクセサリー類は配られないと思います。
19190213
2020年05月19日 23:38
やれやれ様
切り替え軸部の件ですが他の部隊でも左右両方ともついていますよ。
多くの部隊でもそうだと思いますし範たる新教でもそうでしたのでほぼ間違いはないと思います。
戻したというのは一時的な物だと思います。
まあ私の部隊は背負う事の方が多かったので切り替え軸部が背中に当たって邪魔ではありましたがw(ここ我慢する所。)

三点バーストで言えるのは実際は誰も使っていないという事。
基本射撃でも使わなければ至近距離射撃ではダブルタップなんかの方が使う。
本邦では基本的に単発で使う事の方が多く仮に実戦に出てもパニックになって連射し撃ち尽くすようなことはあまりないのではないかと思う。
やはり要らない子でしたね。

一つ言えるとしたら被頭部の付け替え(アタッチメント着脱可能にする意味合い)やバーストのオミットなんかは少しばかり手を加えれば良い話で何故後回しにするのかと。
Suica割
2020年05月20日 00:46
オブイェクトから引用しつつ、私見

バースト機構の利点はフルオートに比しての弾薬消費量抑制にある筈で、有効であるとする説明が根本的に間違っています。そもそも、動く標的を狙う際にバースト機構はフルオートと比べてどう有利なのでしょうか?
>その当時は、バースト機能はトリガーハッピー対策としては非常に有効という神話の影響力が強かったから仕方ないと思う。


そして、2発ないし3発バースト機構は、最近の新型自動小銃には大抵採用されている機構です。例えばドイツ軍の新型小銃、G36は2発バースト機構が付いています。林信吾氏はこれも欠陥品だと仰りたいのでしょうか。ロシア軍も新型のAN94に2発バースト機構を組み入れていますし、古くからあるフランス軍のFAMASにも3発バースト機構が備わっています。
>流行りに日本も乗っかっただけであり、機能のあるなしで、欠陥かどうかを見るなという意見は表面的には間違ってはいない。
その頃は、バースト機能だけになろうが、フルオートだろうが無駄遣いするヤツは無駄遣いするという実戦データが今ほどは一般的ではなく、バースト機能について過大評価されていた。
林氏は、本意としては、根本的にバースト機能はつける必要のない無駄機能であって、つけるべきではなかったであろうと推測する。
2020時点で、いまだにバースト機能を誉め称えているのであれば、オブイェクトの管理人は軍事研究者としては無能。

ここからは、私の純粋な私見なんですが、バースト機能は欠陥というよりは、間違った進化方向だったというべきものであったと言えます。
その意味では、今回の小銃は間違ったものではない。
やれやれ
2020年05月20日 00:57
19190213さん、

「切り替え軸部の件ですが他の部隊でも左右両方ともついていますよ。」
そうでしたか。それは良かった。自衛隊が頓珍漢な要求をしてもメーカは1回変えたものを元に戻すのはそれなりの理由と金が掛かるのでできれば設計変更とそれをまた元に戻すとか無駄な設計変更なんてメーカ側は誰もしたくないんですよ。

「本邦では基本的に単発で使う事の方が多く仮に実戦に出てもパニックになって連射し撃ち尽くすようなことはあまりないのではないかと思う。」
まあ昔のギャングがダダダダダって機関銃を連射するような感じで小銃を連射する事はあまり無い訳ですね。弾の数もBB弾みたいに沢山マガジンに入るわけでも無いし打ち尽くしたら交換ですからね。
弾幕貼れ~!と言うのは某アニメでよく出ましたが、今や無駄弾ですね。一撃必中の方が効果的ですからね。
小銃でもダブルタップなら3連発だと無駄に1発撃つわけですし。ダブルタップって拳銃でも相当慣れてないと反動で銃口が持ち上がるので照準を合わせるのも難しいのに小銃だと更に難しそうですね。

「一つ言えるとしたら被頭部の付け替え」
被頭部が何か分からなかったので調べてみたんですが、それでも分からなくて更に調べたら被筒部の事ですか?
銃身の回りについているレールのある手で持つ部分。
「バーストのオミット」
の事からすると民間バージョンのボヤキなんですかね。
何れ何か出てくるのでは?自衛隊分の生産数が減った頃に。
Suica割
2020年05月20日 01:16
オブイェクトの引用と私見

『こうした実用的と言いかねる設計は、コスト面でも問題を生じさせている。この銃は一丁が三十四万七〇〇〇円もするが、小銃の国際相場など五万円以下なのだ』 p42~p43

小銃の国際相場は5~10万円です。5万円以下では一昔前のモデルしか買えません。とはいえ89式が非常に高いことは確かです。これは一度に大量調達することが出来ず、長期に渡って細々と造ることになり、文字通りの手造り状態と化してしまったからです。

値段が高いと言う指摘は正しいのですが、高くなった理由が設計にあるとしている点で的外れだといえます。高くなったのは単年度会計などを起因とする量産体制の都合上であり、89式の構造自体はオーソドックスに纏め上げられていていますし、ましてやバースト機構が高くなった原因であるとするには無茶があります。第一、諸外国の小銃の殆どはバースト機構を備えているのですから。

>根本的な認識の間違いはない。
量産しないのが原因としていることに異論はない。
ただ、設計がコスト増加に関係ないとすることは間違っている。
部品点数の増加は確実にコストアップ要因である。
しかしながら、量産しないことが主因であることには間違いはなく、価格高騰要因の大部分であると考えられる。
設計は副因であろう。

バースト機能の廃止は、ライフサイクルコストや故障リスク等を総合的に考えて、無くても困らないとされた結果であろうと考える。
aaa
2020年05月20日 06:21
そこそこ期待はできそうですね

前の報道ではずいぶん欠陥だらけということでしたし。

話はずれるけど、戦争体験を語り継いでいかなければならない、などと、主張と。

今時の紛争だったら、映像だとかはネットでも自在に集められるはずだけど。

天安門事件の写真などもいっぱいあるし。

現在戦争が起こったら、どうなるのかはそういう映像資料を見せた方が手っ取り早いと。

また、自衛隊や兵器関係でも、そういう情報にも触れていないということじゃないですか?

どうなるのかはちゃんと見せておかないと。

ポエムやスピリチュアルになっちゃうだけだけど。

平和ぼけだとか。
自衛隊もネトウヨあたりも平和ぼけになちょったってるのか。
それも平和が続いたから仕方ないけど。

現状の紛争映像も、難民映像も、ちゃんと見せておいたらどうかね。

出張も制限するだとか、オフィサーとして、使えてないけどね。
CPR
2020年05月20日 07:55
レールシステムについて
写真で見る限りですが、左右下の3面はM-LOKのようになっていると見受けられます。
これは好意的評価が出来る点だと思います。
長時間持ち歩くと分かりますが、余計な凹凸はない方が良いですので。
重量軽減にもなります。

バレル長について
伸縮ストックを取り入れたのですから、14.5インチくらいあってもいいのではないかと思います。
ただでさえ自衛隊仕様の弱装弾なのですから。

今後の調達
諸外国のような調達計画がないことを逆手に取れないでしょうか。
バレル長の違うモデル、6mm(7mm)モデル、M27IARモデルといったバリエーション展開を進める形です。
令和2年度の約3,000調達分+初度費の予算計上しかしてないわけですから。
言い訳を後出しで考えるのはお役所の得意技でしょう。
戦闘職種で使わなくなった分をその都度後方職種に流せば良い。
CPR
2020年05月20日 13:45
やれやれ様

光学照準器には銃本体価格以上のお金をかけるのが普通です。
競技射撃に限らず、狩猟でもそれは変わりません。
軍用となると暗視装置やレーザー照準器、先進歩兵装備システムが絡んできますので、照準機器にかかる費用は小銃本体価格の10倍を余裕で超えるかと。

ライト光機、ディオン共に世界を相手にしている光学機器メーカーですね。
ライト光機はスコープの一流ブランドのOEM生産が多いはずです。
89式用のショートスコープも作っています。
レティクルがよく工夫されていました。
ディオンは自社ブランドのMARCHシリーズが海外でも売れているようで。
国産ミニミ付属品のアレなスコープや89式用のアレなダットサイトよりよっぽどいいものを作っています。
Suica割
2020年05月20日 14:57
ぼくは06式小銃擲弾を批判して40ミリのグレネードランチャーを導入すべきだと主張してきました。ところが自衛隊大好き、自衛隊は間違わないというカルトな軍オタさんたちは小銃擲弾を大絶賛し、グレネードランチャーなんぞ不要だと主張しておりました。


導入するにしても、現用されているファマス用のライフルグレネードを買えばいい話。
多額のコストをかけて、新規開発する必要もない。
これこそ、輸入品でいい。

今回の小銃や拳銃の導入数はロットが一桁小さい。
先行量産品による現場での大規模な最終トライアルなら妥当な数だと思いますが。
やれやれ
2020年05月20日 15:07
CPRさん、
そのようですね。
ざっくりですが50万~250万円の値段を見てたまげました。
もう持ち上げる力も無いですがプロ向けデジイチ+600mmF4の強大な大砲レンズ付きの高価な写真装備が小銃の上に乗っかっているようなものですね...
さすがプロ向けと言うべきでしょうか。実際に覗いたことがあるのは陸自の狙撃銃とCP+だけですが、調整の仕方が分からないのでピントが上手くあいません。陸自のは本当に覗くだけで近視遠視乱視入り混じっている自分が覗いてもピンぼけでさっぱり見えませんでした。裸眼で問題がある目だと自分用に細かい調整をしないと上手く見えないのは普通の望遠鏡と一緒ですね。
なので至高の価値が見いだせなかったので10万から高くても30万円位かと思っていました。ちょっと高い一般向け双眼鏡と同程度かと。

しかしここまで高価だとおいそれと皆に配布するわけにもいかないですね。用途に沿ったモデルを最低限必要な数だけって感じでしょうか。

「ライト光機、ディオン共に世界を相手にしている光学機器メーカーですね。」
同じ光学でも写真映像系と異なる分野だとさっぱり分かりません。
ケンコーとかVIXENとか民生品を出している望遠鏡も作っているメーカや写真レンズメーカとかならまだ分かるのですが。

Suica割
2020年05月20日 15:11
aaa様

戦争体験を語り継がなくてはいけない。
いや、そう言いますけど、同じ人物でも、時が経てば記憶も曖昧になる部分もありますし、忘れるところもあるかと思います。
むしろ、第二次世界大戦終戦後なら、記憶の新しいうちに文字として残すのが一番だったでしょう。
戦争であった事を残すのであれば、媒体を問わず、記録をなるべく収集保存して、後世に託していくことでしょう。
ブリンデン
2020年05月20日 15:21
本件とは関係ありませんが、平素、清谷様が問題視している記者クラブについて、非常に興味深いことがあったようです。

>「記者クラブ問題の議論を」フリー記者の問いかけに応えた安倍総理発言を内閣記者会が“黙殺”

安倍晋三首相が4月17日の記者会見(コロナ禍で5回目の会見)で、フリーランスの畠山理仁氏に「記者クラブ制度」について聞かれたのに対して、こう答えた。

「時代の流れの中において、今までのメディアが全てカバーしているのかと言えば、そうではない時代になり始めたのだから、皆様方に議論をしていただきたい」

しかし、そのことを伝えた主要新聞・テレビ局はなかった。
Suica割
2020年05月20日 15:45
CPR様
諸外国のような調達計画がないことを逆手に取れないでしょうか。
バレル長の違うモデル、6mm(7mm)モデル、M27IARモデルといったバリエーション展開を進める形です。
令和2年度の約3,000調達分+初度費の予算計上しかしてないわけですから。
言い訳を後出しで考えるのはお役所の得意技でしょう。
戦闘職種で使わなくなった分をその都度後方職種に流せば良い。

>いいアイディアだと思います。
様々な派生型の研究や導入を図れますから。
ただ、どうせやるなら、ある程度はマルチキャリバー化出来るような設計に最初からしておけと思いますね。
パーツを相互に交換すれば、いろいろな用途に使えるような設計にするのであれば、さらに無駄が少なく、とても有用なアイディアです。(7.62㎜5.56㎜M27バージョンが同じプラットホームに載るのなら、専用品をそれぞれ作るより、補給面で有利になる。)


光学照準器には銃本体価格以上のお金をかけるのが普通です。
競技射撃に限らず、狩猟でもそれは変わりません。
軍用となると暗視装置やレーザー照準器、先進歩兵装備システムが絡んできますので、照準機器にかかる費用は小銃本体価格の10倍を余裕で超えるかと。

>今のトレンドは弾幕射撃の見直しですからね。
確かに敵を前進させない効果あるけど、きちんと狙ってピンポイントで撃つ方が有効ではないかという流れになってきて、イギリス陸軍は、基本戦術はセミオートで狙撃になってますから。(分隊での機関銃射撃は廃止の方向)
その意味から照準機器重視は当然だと思います。
やれやれ
2020年05月20日 18:00
ブリンデンさん、
その放送私も見ました。
率直に言って何言ってるんだコイツと言う感想です。
記者クラブについて記者にぶん投げ返す神経が分かりません。
これに限らずですが責任や解答を全部どこかにぶん投げるか
責任があるといいつつ辞めるどころか減俸すら無い口だけ。
記者クラブは華麗にスルーでしょうからフリーも固まって国民に現状をぶちまけて記者クラブという制度を壊すように圧力かけないと。或いは海外から黒船が来るのを待つか...
19190213
2020年05月20日 19:25
やれやれ様
被頭部・・これでは包茎ですね。
訂正通りで合ってます。失礼しました。

被筒部を変えろというのはアタッチメント取り付けが出来ないというか禁止されていたからです。(ご存知の通り破損する為)
一部の隊員は被筒部ごと民生品に変えた上でアタッチメントを付けていました。
しかし使用する際は実射では禁止。
格納はオリジナルで格納。
とまぁ面倒臭いしモノ好きしかそういったモノを使わないという事になっていました。
破損すれば当人や武器係の責任ですし・・・。
中隊長や武器係の心が広くなければそういう事は出来なかったでしょうから広く普及する事はなかったと思う所です。
レールシステムに被筒部が代わりもうそのような無駄に疲れるやり取りもなくなるし全員に武器を拡張しベストを探求する権利が与えられる。
これは良い事だと思います。
やれやれ
2020年05月20日 22:10
Suica割さん、

「ただ、どうせやるなら、ある程度はマルチキャリバー化出来るような設計に最初からしておけと思いますね。」
私もそう思いますが経験不足の豊和工業には難しすぎるかも知れませんね。それに要求されてもない事を喜んで入れ込むとも思えませんし。世の中の軍用小銃に詳しいヲタが開発、設計にいればありえたかも知れませんが(上の頭が柔らかい事も必要)。


19190213さん、
「一部の隊員は被筒部ごと民生品に変えた上でアタッチメントを付けていました。」
自前で改造とか凄いですね。89式の標準だとテープでぐるぐる巻?にでもしないと何も付きませんよね。
ぶちゃけ豊和工業(でなくても良いですが)はレール付きの被筒部を作ってオプションで売れば良かったのに。
全ての隊員にレールが必要かどうかは分かりませんが、逆にレールに色々付けたい人、付けないと仕事にならない人には使えない銃だな、って事になりますよね。

「しかし使用する際は実射では禁止。」
...まあ仕方ないんでしょうけど。

「これは良い事だと思います。」
30年掛かりでようやく世間並みですからね。
せめて15年前でもリニューアルすれば
良かったのにほぼ機能的には進化しないまま
30年は流石に長すぎですね。
防衛省の問題なんでしょうけど。
時代の流れに取り残されてやっと小銃だけでも
機能的には追いついて来たって所でしょうか。
一般への配備までまだまだ時間がかかりそうなのが
アレですが。せめて10年で切り替えて欲しいですね。
やれやれ
2020年05月21日 16:30
Samsung、ステルスモード搭載の軍用スマホ「Galaxy S20 TE」
https://pc.watch.impress.co.jp/docs/news/1253796.html
 Samsung Electronicsは20日(米国時間)、米連邦政府および国防総省向けに開発した軍用スマートフォン「Galaxy S20 Tactical Edition(TE)」を発表した。今年(2020年)の第3四半期より提供が開始される。

軍用スマホか。Panasonicのタフブックは工事現場以外でも色々な国の軍隊でも使われているのを見ましたが、スマホは無理だろうな。
Suica割
2020年05月21日 18:55
やれやれ様
http://www.hyperdouraku.com/colum/type89/index.html
いろいろと89式には問題あったみたいです。
それが新型ではどれくらい是正されたか心配です。
セーフティ→フルオート→バースト→セミオートという切り替えシステムとか、ちょっと使いにくいだろと思います。
筆者いわく、口径変更タイプではなく、バレルの長さをいじって様々な派生型を作るのが良いと考えているようです。
読んでみて、それもひとつの見識としてあっているなと納得しました。
モジュール化して、ライフル、カービン、分隊支援火器といろいろと派生型を作ったステアーのAUGを見習うのも、方向性としてはありだろうと思います。
19190213
2020年05月21日 21:11
やれやれ様
知人談では割と確りついていたようですよ。
テープもなかったとか。
CQBをやると言うんでその時だけ付けたとかなんとか。

確かに豊和が製品だしてくれれば幾らかは買う人間はいたかもしれません。
例えば中即連とか40iのような部隊ならば。
本職の軽火器さんからすれば被筒部よりより多くの光学機器を使いたいとか言われそうですがね。
リフレックスサイトとかホロとか使いたいって方はいらっしゃると思いますよ。
というか官品ドットサイトが普及する前であれば・・・実際にサンプル渡して使わせれば販売数はそれなりにあったのではないかと思います。

官品ドットサイトは使ったことはないんですが、薬莢受けを使った場合使えるのか疑問ではあります。

そう言えば新小銃も薬莢受けどうなるんでしょうね?
嘘嘘
2020年05月22日 21:08
輸出かー・・・。
するにしても、野党や一部の市民団体が猛反発しそうですし、するにしても、もし乱射事件かなんかで犯人が使っていたなら、今の政府だと豊和に製造中止を命令してAR18の二の舞を踏むような気もしますね・・・。
 まぁそれはそれでまた一興か・・・。
ブロガー(志望)
2020年05月23日 21:53
お邪魔します。
 お言葉ですがその前に決めておく事があるのではと思います。戦後の日本は「血と死と人の恨みに穢れた軍事は、戦争大好きなアメリカに丸投げ」でやってきました。当然アメリカから「お前もやれ、手伝え。付き合え。」と言われる事も予想でき、かつ「そんな事を言っていると、いざという時に守ってやんないかも知れないぞ。」と言われたら、言い返す事も困難です。そこで「そうしたのは山々なんですが・・・」と言い逃れるためにあるのが「日本国内の左翼勢力」と「自衛隊の軍事的非合理性とそれによる機能不全」ではないかと思われます。ですから「修羅の道もある程度の覚悟の上で、軍事的非合理性から脱却する道を選ぶか否か。」を決める必要があるのではないかと思われます。でなければあたかも「ブレーキとアクセルを同時に踏む」事になって、摩擦や軋轢及び無駄は却って増大するのではないかと。
Suica割
2020年05月23日 23:30
ブロガー(志望)様

まずは、手伝いしないけど、依存を減らす方針で時間稼ぎすると思います。
アメリカへの依存を減らし、我が国のために費やされる米兵の犠牲を無くす。減らす。は、不承不承ながら、受け入れ可能な路線であり、アメリカ市民への受けも悪くないでしょうから、しばらくはどうにかなると思います。
次は言い訳にするために、国連のお墨付きを得たら手伝うでしょうか?
1等陸士4号俸
2020年05月29日 12:30
清谷さんも大変だなぁ!底辺高校卒の自衛隊マンセーに絡まれて

メンタル強い。