自衛官の近視と花粉症をなんとかした方がいいんじゃないのかね?

日本人含めてアジア人に近眼が多くて眼鏡の着用者が多いわけで、自衛官もその例外ではありません。ですが、職務上メガネでは不便なことは多々あります。
戦闘時には勿論不便です。爆風でメガネが飛んだり、破損すれば職務を遂行できません。視野も裸眼よりも狭いという問題もあります。当然ながら汚れが付着する問題もあります。
医官やメデックも問題があります。昨今のコロナウイルス対策で出動した衛生部の人達は一回使ったゴーグルは廃棄するのですが、その際にメガネに触るとそこに菌が付着する可能性があり、怖いと出動した医官が言っておりました。

自衛官、特に戦闘職種や衛生職種は手術による近眼の矯正が必要ではないでしょうか。レーシックやレンズを入れる方法があります。レンズを入れる方法ならば出し入れが可能なので度数が変わっても対応できます。以前はにじみなどが多かったようですが、今はかなり完全されているようです。
これらの手術は防衛省が手術費用を全額してもいいのではないでしょうか。

それと合わせて戦闘職種では目の保護のためにポリカーボネート製のアイウェア、その上から装着するゴーグルを標準装備するべきです。諸外国ではヘルメットと一体化したフルフェースのマスクを導入する軍隊も増えています。例えば英陸軍が導入しています。顔面は被弾の可能性が高いし、目は損傷すると回復が難しいのでできるだけ防御することが必要です。

ぼくがファーストエイドキットの粗末なのを問題にしてから、個人衛生品に眼球を保護するアイカップが追加されましたが、損傷しないほうがいいに決まっています。目の保護にはもっと力を入れるべきです。


花粉症も問題です。この時期演習や災害派遣などでは花粉症で辛い思いをしている隊員は少なくありません。レーザーで鼻の粘膜を焼くとうのもありますが、根幹的に効くのは上咽頭炎の治療だと思います。鼻と喉の間の上咽頭は人体の免疫の最前線です。ここが腫れていると、アレルギーなど多くの問題が起こります。そして慢性上咽頭炎は副鼻腔炎や後鼻漏を伴っていることが少なくありません。しかも自覚がない。ぼくがまさにそうでした。

慢性上咽頭炎の治療にはEAT(Epipharyngeal Abrasive Therapy、上咽頭擦過治療)という治療法があります。これは以前も紹介しました。


体の不調は慢性上咽頭炎を疑ってみるべき。
https://kiyotani.at.webry.info/201901/article_9.html


つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい - 堀田 修
つらい不調が続いたら慢性上咽頭炎を治しなさい - 堀田 修

EAT)は0.5%~1%塩化亜鉛溶液を染みこませた綿棒を用いて、鼻と喉から直接上咽頭に薬液を擦りつけることです。治療は根気がいりますが、確実に体調は良くなります。ぼくも随分花粉症が楽になりました。それ以外にも咽頭違和感、後鼻漏、咳喘息、痰、首こり、肩こり、頭痛、耳鳴り、舌痛、歯の知覚過敏、多歯痛、顎関節痛。自律神経系の乱れを介した症状では全身倦怠感、めまい、睡眠障害(不眠・過眠)、起立性調節障害、記憶力・集中力の低下、過敏性腸症候群(下痢・腹痛など)、機能性胃腸症(胃もたれ、胃痛など)、むずむず脚症候群、慢性疲労症候群、線維筋痛症など。病巣炎症として免疫を介した二次疾患ではIgA腎症、ネフローゼ症候群、関節炎、胸肋鎖骨過形成症、掌蹠嚢疱症、乾癬、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎なども改善が期待できます。

アスリートもこの治療をしてパフォーマンスが上がったという人も少なくないようです。自衛隊でも間接的に戦闘力の向上にもつながるかと思います。また感染症予防にも有用です。

EATは半世紀前に我が国で確立した治療法だったのですが、あまりにも多くの症状が改善するとうことで逆にインチキ扱いされて、忘れられて、最近になって治療と治癒の因果関係が科学的にも解明されるようになってから再評価されました。

自衛隊でも積極的に隊員に検査と、治療を勧めてはどうでしょうか。

Japan in depth に以下の記事を寄稿しました。
空自輸送機調達のいい加減さ
https://japan-indepth.jp/?p=50589


■本日の市ヶ谷の噂■
自衛隊では任務に必要な教本は自腹で購入させて、どこの最貧国の軍隊かと諸外国の軍隊から失笑を買っている。しかも使用後はシュレッダーにかけて廃棄することまで強要。これは私有財産の収奪であり、憲法違反、人権侵害だと、隊員に不満の声多数との噂。

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この記事へのコメント

やれやれ
2020年03月17日 16:27
レレーシックやレンズ
この時期涙目なのでよく多重に見えるんですがこれはレが1個多いですね。

「レレーシックやレンズを入れる方法があります。レンズを入れる方法ならば出し入れが可能なので度数が変わっても対応できます。」
うる覚えですが、航空学生の入学要項でレーシック禁止だったかと。
レーシック手術は見ればすぐ分かるそうなので不合格間違いなしでは?たしかGや激しい気圧差で眼球が破裂する恐れがあったかと(本当に破裂するかは知りません)。虫歯も相当痛むそうなので普通の旅客機とは訳が違うのでしょうね。変わったかどうかは知りません。

私も花粉症が酷いので咽頭炎は見てもらいましたが問題なかった様です。今は舌下減感療法を試しています。あと1,2年続ければ効果が確認できるかも。今年は少なめの様なので効果が分かりにくい?
今は花粉を殆ど出さない杉も作られたそうですが、どんな木に育つのか分からないと林業界からは懐疑的に見られていて、仮に順調に増やせても切り倒して植えての繰り返しですから全部入れ替わるのに何十年も掛かりますね...それに杉以外にもヒノキ、白樺、ブタクサ、ヨモギ、芝、米、麦...花粉症と言っても種類が多い。それに花粉症は世界中でありますからね。海外旅行の現地ガイドさんも杉から逃げられてラッキーと思ったら数年で現地の花粉症が出て泣いているそうです。元々イギリスのHey Fever症(いわゆる花粉症)の原因が牧草(芝)の花粉が原因だとつきとめたんでしたっけ。

「■本日の市ヶ谷の噂■」
悪徳商法ですな...そもそもどこにもオープンにできないような
極秘事項満載の教本なんでしょうか?それなら毎日鍵のかかるロッカーにでも保管しないと。ましてや自費とかありえません。
キヨタニ
2020年03月17日 18:14
ご指摘ありがとうございます。

>やれやれさん
>
>レレーシックやレンズ
>この時期涙目なのでよく多重に見えるんですがこれはレが1個多いですね。
>
>「レレーシックやレンズを入れる方法があります。レンズを入れる方法ならば出し入れが可能なので度数が変わっても対応できます。」
>うる覚えですが、航空学生の入学要項でレーシック禁止だったかと。
>レーシック手術は見ればすぐ分かるそうなので不合格間違いなしでは?たしかGや激しい気圧差で眼球が破裂する恐れがあったかと(本当に破裂するかは知りません)。虫歯も相当痛むそうなので普通の旅客機とは訳が違うのでしょうね。変わったかどうかは知りません。
>
>私も花粉症が酷いので咽頭炎は見てもらいましたが問題なかった様です。今は舌下減感療法を試しています。あと1,2年続ければ効果が確認できるかも。今年は少なめの様なので効果が分かりにくい?
>今は花粉を殆ど出さない杉も作られたそうですが、どんな木に育つのか分からないと林業界からは懐疑的に見られていて、仮に順調に増やせても切り倒して植えての繰り返しですから全部入れ替わるのに何十年も掛かりますね...それに杉以外にもヒノキ、白樺、ブタクサ、ヨモギ、芝、米、麦...花粉症と言っても種類が多い。それに花粉症は世界中でありますからね。海外旅行の現地ガイドさんも杉から逃げられてラッキーと思ったら数年で現地の花粉症が出て泣いているそうです。元々イギリスのHey Fever症(いわゆる花粉症)の原因が牧草(芝)の花粉が原因だとつきとめたんでしたっけ。
>
>「■本日の市ヶ谷の噂■」
>悪徳商法ですな...そもそもどこにもオープンにできないような
>極秘事項満載の教本なんでしょうか?それなら毎日鍵のかかるロッカーにでも保管しないと。ましてや自費とかありえません。
19190213
2020年03月17日 19:51
レーシック結構多いですよ。
ただし、聞いた所によると一部の手法は顔面に打撃を受けるようなスポーツやらには向かないようです。
PRKとかにすれば良いらしいですけどね・・。
まあレーシックはリスクもあるんで個人に自由にやらせたらどうですかね?
隊員の意志に関わらず圧力を加えて強要するようなことをしかねませんし(一部の隊員はモラルを知りません)私はお勧めしませんね。
リスクは自分で選べるようにした方が良いかと。
CPR
2020年03月18日 10:39
教範の管理が雁字搦めになったのは、泉一成がロシアに教範を流出させたことが契機となっていますね。
退官後にやらかして、今も現役に不便を強いているわけで、迷惑極まりない話です。

米軍ではレーシックを公費でやっていますね。
戦闘職種を対象とするなら、衝撃に強いラセックを推奨した方がいいかと思います。

アイウェアはまだ自衛隊に根付いてないですね。
ゴーグルの支給はありますが、サングラスタイプはありません。
防弾チョッキ同様、ゴーグルとサングラスタイプ両方あるのが理想です。
救急品のアイシールドはあるものの、プラ製で使いにくいのでこれまた改善が必要です。

また、救急医、外科医と並んで眼科医は医官として必要です。
医官の専門分野構成比もポートフォリオとして見直しすべきでないかと思います。
Masaya Hariu
2020年03月19日 12:51
こんなやりかたもありますよ。
https://youtu.be/QDBSPoG5ysw

漏れネズミ氏へ
遅くなりましたが、答えに近いヒントありがとうございました。 多分首都防衛を担う集団じゃないかな(笑)
SNK22
2020年03月21日 11:31
 以前にも慢性上咽頭炎の治療について当ブログにて教えていただき、今回紹介された本も読んでみて自分も治療を受けることにしました。本日この本で紹介されていた一覧にある耳鼻科に行ってきて初回の治療を受けてみましたが、綿棒で擦られると結構な痛みと出血があり、自分もまさしくこの症状だったようです。
 レーシックに関しては結構失敗が起きたり後から不具合が出てきたり、いい加減な施術を行なっているクリニックなども多いらしくてまだまだきちんとした治療体系が確定された医療とは言えない部分もあるのではないでしょうか。もちろんそのためには数多くの治療を実際に行なって経験を蓄積し、失敗の実例などによっていい加減な施設などを淘汰していくしかないのでしょうが…。
キヨタニ
2020年03月21日 12:01
お役に立ててなりよりです。
治療は長期戦になるので根気が必要です。

>SNK22さん
>
> 以前にも慢性上咽頭炎の治療について当ブログにて教えていただき、今回紹介された本も読んでみて自分も治療を受けることにしました。本日この本で紹介されていた一覧にある耳鼻科に行ってきて初回の治療を受けてみましたが、綿棒で擦られると結構な痛みと出血があり、自分もまさしくこの症状だったようです。
> レーシックに関しては結構失敗が起きたり後から不具合が出てきたり、いい加減な施術を行なっているクリニックなども多いらしくてまだまだきちんとした治療体系が確定された医療とは言えない部分もあるのではないでしょうか。もちろんそのためには数多くの治療を実際に行なって経験を蓄積し、失敗の実例などによっていい加減な施設などを淘汰していくしかないのでしょうが…。
T
2020年04月01日 10:09
自衛隊の教範購入については、泉元陸将の件より以前から、購入に際しては「所属長の許可」が必要です。購入については事前に申請が必要であり、署名捺印した書類を共済組合に提出して購入するようになっています。又、年1回以上教範の保有状況の点検を受け、転属等の際には、保有教範一覧表と現物の点検を受けなければなりません。ネットオークションでの教範類流出が経緯となっています。定年・任期満了・依願いずれかの退職時には隊員に譲る場合は、その旨を申し出て、破棄する場合には一覧表と一緒に部隊に提出するようになっています。保全上必要な事かも知れませんが、確かに個人がお金を払って購入した物には違いありません。ただ、部隊で必要分をそろえるとなるとそれ相応の予算も必要になります。そんなお金どこからでてくるのやら・・・