防衛省、自衛隊の秘密主義が組織の劣化を招いている。

防衛省、自衛隊の当事者意識と能力の欠如の最大の要因はその民主国家の軍隊としてはありえない秘密主義にあります。

なんでもかんでも秘密にしていれば、外部から批判されません。それは換言すれば、外部からの厳しい視線にされされていないので、仲間内、組織内のでのナアナアが許されて、外部からは信じられないようなモラルは専門知識劣化を招きます。

古い話ですが、田岡俊次氏の文章を紹介しましょう。

1999年12月号 軍事研究
部外との知的交流を妨げるな! 自衛官よ、他流試合を恐れるなかれ
<朝日新聞編集委員>田岡 俊次
https://nippon.zaidan.info/seikabutsu/2002/01257/contents/449.htm


>「これで今後十年間は防大の教官は本を出せなくなりそうです」
 九月二十日の朝日新聞朝刊のコラム「私の見方」に、私が防衛大学校の防衛学教官を中心とする十五人が分担執筆した「軍事学入門」(かや書房刊)に初歩的な誤りがあまりに多いことを指摘し(別掲載記事参照)、将校(幹部)教育の重要性を述べたところ、防衛大の先生たちから、そんな電話が掛かってきた。

>“防大の恥をさらした。間違いだらけの本を学生にも買わせたことを謝罪すべきだ。とか、こんな非常識な誤りを書くような人には教官の資格はない、など防大内でも防衛庁内局からも非難が激しい。二度と外部で本を出せない雰囲気です」と異口同音に訴えられる。
 「それは逆。これまで仲間うちの防衛学会とか、揚げ足を取らない防大生だけ相手にしていたから粗雑になった。部外で読まれる本を出し、世間の風にさらされて学問は進歩し、相互批判を重ねて精密になる。スポーツの全国大会に出ればエラーして野次られたり、評論家に酷評されるのも当り前。それがこわいから、対外試合を禁止、校内の練習試合だけにしようというのでは進歩しないどころか、退化するだけじゃないですか」とお答えし、要路の方々にも、教官がこれで怯むようなことはないように、とお願いしてはおいたのだが、考えれば考えるほど、ことは教官の執筆の是非、という小さい問題ではない。

>防衛庁の広報誌「セキュリタリアン」(英語まがいの変な名)で施設科の二佐が地雷について解説した中に「地雷が生れたのはローマ時代」とあったのには仰天した。「ローマ時代に火薬があるはずがないじゃないか」と陸幕広報で話したら、施設科の教科書にもそう書いてあるのを知り驚いた。昔誰かが古代ローマ軍の城攻めの際の坑道戦法(坑道を英語ではマインと言う。のち坑道に火薬をつめて城壁を崩すことも「マイン」と称し、地雷の語源となった)についての記述を誤訳したのに、誰もそれに疑問を呈さず、代々教えてきたらしい。

>防衛大の陸戦史の教官が同誌に書いた僅か二ページのエッセーには「セルビア独立派の闘士がオーストリア皇太子を暗殺して」第一次大戦が始まった、など深刻な誤りが数か所もあった。社に送られてきたセキュリタリアンを見て、私が「これはこれは」と笑い出したら、側にいた同僚(全く軍事問題の専門家ではなく、スペイン圏と中南米が専門)が「何ですか」とのぞき込み「エーッ、第一次大戦はオーストリアとセルビアの戦争が波及して拡大したのですから、セルビアはとっくに独立していた。高校の世界史で習うことで常識じゃないですか、こんなことを防大の戦史の教授が書くんですか」とあきれていた。

>橋本龍太郎氏が総理大臣時代、統幕議長、三幕僚長を招いて、戦史の話をしようとしたがほとんど反応がなく驚いた(橋本氏は相当な読書家で歴史に詳しい)とか、他の機会に当時導入の是非が論じられていた装備について幕僚長に意見を求めたが何も知らず「そんなことは知らなくても良いのです」と答えたため橋本首相は「無責任ではないか」と激怒し「概算要求から外せ」と指示し、事務次官が謝りに行って入れてもらった、などの話も聞える。

>新聞の記事だけに、一般の人に分りやすい誤りの例をあげたが、軍事的な誤りや疑問は四、五十個所はある。「軍事研究」の読者の方々向けに若干の例をあげると、
 「V・STOL空母のスキップ・ジャンプ台」(正しくはスキー・ジャンプ)。
 「海軍力は潜水艦を除いて機動力は大きい」(今日、原子力潜水艦の機動力は水上艦より大きいし、第二次大戦中でも潜水艦の航続距離は長かった)。
 「アメリカ・ロシア両国は戦略航空兵器として爆撃機と大陸間弾道ミサイル(ICBM)、中距離弾道ミサイル(IRBM)などの混合兵器体系を採用している」(INF条約でSS20、パーシングIIは廃棄され、米露はI/MRBMを保有していない)。
 「(湾岸戦争で)ペトリオット部隊がスカッド・ミサイルの迎撃に成功した」(米軍はのち、「パトリオットはイスラエルの参戦を防いで政治的には成功した」とし軍事的には失敗だったことを暗に認めた)。
 「トルコ艦隊とロシア艦隊のノシベの海戦」(正しくはシノプの海戦、ノシベはバルチック艦隊が停泊したマダガスカル島北西岸の島)などなどだ。概して言えば軍事史に関する誤りが目につく。「軍事史を学ぶ意義」という項があり、それ自体は深みのある文章だけに、それに続く「軍事力の変遷と意義」や「現代の軍事力の態様」といった各論でお粗末な誤りが多いのは皮肉だ。


>制服自衛官と外務、防衛官僚が、米国その他外国の軍人と会議などで同席する機会が増えたため、自ずと比較され、「識見や視野の広さに大差がある」との声は他省庁の役人からも聞かれる。もちろん比較論は相手のどの部分とこちらのどの部分を比べるかで全くちがってくるから一概に言えないが、米軍などの将校の方が一般教養の水準が高い印象はある。私自身、日本の幹部学校などに留学した経験のある米軍将校から教育内容などについて酷評を聞いたことがある。また米国の外交官から「航空自衛隊の某部隊に隊付勤務した米軍の将校は、日本の将校は馬鹿ばかりだ、と言ったが本当にそうか」と聞かれ「言葉の問題で高度の話ができないため、そんな印象を受けたのだろう」と答えたこともある。また「演習が儀式化し、誰も面子を失わないようにしている。どこに問題があるかを発見するのが演習ではないのか」という評も米軍将校から聞いた。各種の制約があったり、説明が十分にできず誤解を生じたりすることもあるのだろうが、思い当たるふしがなくはない。

>部下からも「人前には出せません」と言われるような人が代表的な地位につくのは問題だ。

>ノモンハンで日本軍と戦ったジューコフ元帥は日本の下級士官、下士官、兵の戦意、能力を高く評価した一方、高級士官たちの能力に対する疑問を回想録で書いている。ビルマで戦った英軍将校の中には「日本軍はもっとも頭の良い人を軍曹にし、もっとも悪い人を高級指揮官にしたのではあるまいか」と皮肉った人もいる。防衛も経済も対外的、国際的なものである以上、幹部の質が他国よりすぐれていることは決定的に重要なのだ。

>自衛隊幹部、防衛大教授の間からは「自衛隊幹部に広範な軍事史や他自衛隊について勉強しない人が多いのは自分たちが重要な決定に関し発言する立場にないためだ。社会的地位の低さが基本にある」という声もでる。即座に「まるで不良少年の言い分。親が悪い、世間が悪いから勉強しないというのと同じだ。ちゃんと勉強している自衛隊幹部もいるではないか」と切り返したのだが、こうしたことを自衛隊幹部自身が言うことの当否、体裁はとにかくとして、客観的にはそうした要素が若干あることも否定しがたい。

>防衛大学校の防衛学や、幹部学校は一般大学以上に血族的だ。幹部になる人では防大卒が三割、一般大二割、部内五割という比率だが、将官二百四十九人中に防大卒業者は二百十九人を占め、特殊な専門分野を除いてはほぼ独占状態だから一層画一化が進み、発想の柔軟性を欠くおそれがある。

>自衛隊の幹部教育の質の向上のためには部外との知的交流が第一に有効な方法だろう。

>知的交流として部外の講師をどしどし招くことも有効だろう。自衛官はえてして自分たちは軍事問題の専門家、部外の人は何も知らない、と思いがちだが、民間にも軍事史や装備、海外軍事情勢などに詳しい人は少なくない。
>常に人材を探し講演を求めれば仲間うちだけの教育より水準は向上するか、少なくとも別の視点も得られよう。自衛隊は自分たちに優しい声を掛けてくれる人を講師に招くことが多いようだが、そんなひ弱な神経では勉強にならない。他流試合を嫌っていては進歩はないのだ。

>陸の指揮幕僚課程の戦史の出題範囲を見てみると、「大東亜戦争、朝鮮戦争、中東戦争及び湾岸戦争」であるのも疑問のあるところだ。日本の戦国時代のこともナポレオンや南北戦争のことも知らなくてもよい、というのは不思議に思える。技術進歩や状況のちがいで戦争の手法は異なるから細部を学んでもそう参考にならず、浅く広く大づかみに原則を知る方が、短い期間だけを詳しく勉強するより有益ではないか、とも考えた。古今東西の戦史に詳しい幹部も知っているが、概して歴史を知らない幹部が多い。

>自衛隊の幹部教育の実態は部外者にはもっとも分かりにくい分野だ。制度を知っても肝心の質は分からない。操縦や射撃の技倆なら他国との共同訓練で比較できるが、教育の内容や水準については断片的な噂話の域を出ず、数値的に評価はできないだけに、群盲が象をなでるような印象論になりがちだ。しかし防衛大学校の教授たちが、一般の人が「まさか」と驚くような誤りの多い本を出すのは、CTスキャンで影が写ったようにどこかに問題があることを示している。


これは20年以上も前に月刊軍事研究向けに書かれた記事ですが、今も状況は対して変わっておりません。

秘密主義第一で、世間から目を避けるような秘密結社、あるいはカルト集団的な色彩が強いのが防衛省、自衛隊という組織です。

これを変えるには外部からの「見える化」を進めるしかありうません。それを妨害しているのがフリーランスや他の媒体を記者会見、その他の取材機会から排除して国民の知る権利から防衛省、自衛隊を守る防波堤の役割を果たしている記者クラブです。
記者クラブこそ民主主義と文民統制の敵です。

Japan in Depth に以下の記事を寄稿しました。

任官拒否防大卒業生は非国民

https://japan-indepth.jp/?p=50819

■本日の市ヶ谷の噂■
陸自は新型装甲ドーザーの採用を決定していたが、当初国産と外国製を別々に評価するプログラムを行う予定だったが何故か、外国製のプログラムが中止となって、日立と三菱重工の一騎打ちになって、日立が契約を獲得。ところが実物も完成しておらず、調達計画も公開されていない。また諸外国では公開するのが当たり前の排土能力まで秘密にしている。はじめから日立の採用ありの出来レースだったのではないか、との噂。

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この記事へのコメント

やれやれ
2020年03月27日 15:03
「古い話ですが、田岡俊次氏の文章を紹介しましょう。」
にわかには信じられないトンデモな事が書いてありますね。
日本防衛学会って学会があるんですね。
役員のメンツを見ると防大関係者が非常に多いですね。
これでは内輪だけの研究会みたいなものでは?
海外の同様の?軍事学会とかに参加とか発表とか
しないんですかね?
日本の中にだけ籠もってごちゃごちゃやっている
レベルではそれこそガラパゴスの極み。自衛隊そのもの
と対して変わりません。これでは近代(WW2以降)の
戦争や戦闘の分析とか最新の兵器の動向や戦略とか
理解が進むのでしょうか?
大学の先生って研究に凝り固まっているのか自分の専門分野
はやたらめったら詳しくて全然ついていけない、学生置いてけ
ぼりの授業する先生も多くて困ったものですが、
この場合は専門分野でトンチンカンな事を教えるなんて
恥ずかしくて教壇に立てないレベルですね。
防大の闇とは別の学問を学ぶところとしてヤバさを感じます。
こんな本書く先生とトンデモ本化した教本で教わった
防大生は...世界に出た途端恥晒しそうですね。
これなら軍事研究誌を毎号教科書代わりに買って
学生に内容を分析させて発表でもした方がまだ勉強に
なるのでは???
しかも今でも対して変わってないんですよね???
軍事機密ならともかくこんなの秘密でもなんでも無い
教養に属する所ですよね。戦史ヲタと議論させると
防大の先生は木っ端微塵に撃破されるかも知れませんね。

「■本日の市ヶ谷の噂■」
防衛装備研究所で写真は見ましたが、試作だから同じものを
量産する訳では無いのでしょうが、似たようなコンセプトの
ショベルカーの実物を見る限り、ちょっとどうなの?と
思わなくもない感じでした。かなり大きいし背も高い。
基本遠隔からのリモコン操作が主みたいで中に乗りこんで
「手動でも」動かせる様にはなっていますが
中でモニタ見ながら操作するのかな?そんな感じです。
車外カメラやアンテナは多いですが、背も高いし機動性は低そうですね。どんな物が出来上がるのやら。
あああ
2020年03月27日 17:37
だからこそ、前の記事でのコメントで「防大の一般解放」を訴えたのですが、どうも理解されなかったようで・・・

「軍事学入門」と「安全保障学入門」と、どちらも版を改め、版を重ねてはいるようですが、これ以降一般向けに防大は書いていない。
田岡さんが危惧していた通りです。
CPR
2020年03月27日 18:58
衛生は公開情報で駄目な点が分かりますので、まだましかもしれません。
(全く歓迎できない話ですが)

・時代遅れの衛生ドクトリン
・手術台一台の野外手術システム
・師団までいかないと医官がいない
・そもそも医官がいない(低充足)
・まだ不十分な個人救急品
現状の体制から陸幕の考えを表現すれば、「負傷したらそのまま死んでね」です。

装甲ドーザーもいつものやり口ですか。
役人根性に染まりきってますね。
2020年03月27日 21:17
■本日の市ヶ谷の噂■
三菱ですら実物の模型出してるのに…
偽陸士
2020年03月28日 02:31
あああさん。

これは防大に何をさせるかに拠ります。
村の掟を蔑ろにした広い視野を持つ人材を育成するのか、逆に村の掟に忠実な視野の狭い専門(馬鹿)家を育成するのかの問題です。

ただ現状を観るとその専門知識とされるものの正確性に怪しいモノが有ります。

外部との競争に曝すのが一番ですが、学生を村の掟に染めたい防衛省にすれば一般開放なんてやりたくないでしょう。
それが腐敗の原因なのですが。
しかも部隊に配属後は防大の空気は焼酎で薄められます。

ここは思い切って独立行政法人化するのが良いのではないでしょうか。
防衛省による独占はいけません。

教育も軍事のみならず保険会社による海外でのリスクコントロールや商社によるリスクヘッジ、海運会社の直面する海賊問題等など、民間ならではの安全保障問題へのアプローチも自衛官のみならず産業界、労組にとっても政策の適否を顕かに出来る利点が在ります。

本当は一般の大学に軍事学部が在れば良いのですが、いかんせん税金で運営されてる大学が学校として軍事研究を拒否する体たらくでは期待出来ません。

軍事に肯定的、否定的両方からの税金で養われている公立でそれはないでしょう。

研究者個人が軍事研究を拒否するなら尊重すべき話ですが。

保守も革新も税金を無駄にしまくりです。

林野も役人には退場して頂いて、ナショナルトラストを非課税にした方がよっぽどましな結果になりそうです。

これから水を巡って殺し合いになるかも知れないのに。
aaa
2020年03月28日 12:04
これは海外の教科書を取り寄せて教育した方がいいのですかね。

やっぱアメリカか。

ウエストポイントもアナポリスもコロスプも戦う士官を養成してるわけだからね

ロシアもドイツも、士官学校の教科書はどうなってるのか、興味あるけど。

このごろAIを使って教育革命が進行中と、ね。
非常に取得しやすいし、教えやすいと。
俺らの受けた詰め込み教育は、まさにうんざりか。

小中学校に一人一台pcも配ると。
まさに今更感があるけど。
防大や、いろんな大学校も、もう時代遅れなんじゃ。
あああ
2020年03月28日 13:01
偽陸士さん

>これは防大に何をさせるかに拠ります。

それはもちろん防衛学(軍事学)の研究と教育ですよ。
そして、一般にも解放されれば、「任官拒否」ではなくとも民間にそれがより普及することになりますし、当然外部との競争に、今以上に晒されます。

「一般」の学生はマニアックなのが集まり、そこで趣味を学問に昇華し、「部活で疲れて眠ってるだけ」な学生より勉強すると思いますよ(笑

独立行政法人化でも良いのかもしれませんが、それだと「任官前提」の学生たちの実弾射撃訓練が出来るのかどうか・・・

一般の大学に軍事学の講座を設けるよりも、「有力な政治家の鶴の一声」でどうにかなるのが「防大の一般への解放」だと思います。OBはとことん嫌がるでしょうが。
やれやれ
2020年03月28日 20:35
名無しさん、
日立は試作装甲ドーザーが既にありますよ。
それと同じものになるかどうかは知りませんが。
やれやれ
2020年03月28日 20:56
日立の試作車ネットで写真拾ってきました。
https://i.imgur.com/BvvdrlO.jpg
CBERN対応遠隔操作ブルドーザーと
言う名前です。
ベースはこれなんでしょうね。
派生型のショベルカーは生で見ました。
デモは中止になりましたが…
2020年03月29日 00:13
日本は戦後長らく自衛隊を徹底的に叩いて虐めて蔑ろにするという異常な魔女狩りみたいな社会でしたから、
一種の隠れ里に隠れ住むような習性が付いてしまったんでしょう。
たとえば、知り合いに犬を飼って育てるのが全く下手な人がいたんですね。
とにかく何かあれば癇癪を起して「こいつ判らんのか!」「ダメ犬め!」と叩いて叩いて育てる。
そんなのだからまともな番犬になんて育ちません。
うっかり鎖を外すと逃げてどこかへ行っちゃいます。
根本に不信感があるからしかたないですね。
犬の立場からすると飼い主じゃない。
捕らわれている相手にすぎないでしょう。
だいたい日本人ってアカデミズムも一般的な大手ジャーナリズム含めても防衛というものを真面目に考えてるんですかね?
だいたい自由とか民主を叫ぶ人々にとって自衛隊は敵でしょう?
そして自衛隊から見る市民は警戒の対象。
落ち度を見つけて組織をつぶそうと躍起になっている敵。だって敵である米国との同盟の象徴なんだから
敵です。
高邁なマスコミで働く人々にとっては自衛隊は蔑み憎しむ対象。そこでの批判は安心して叩ける正義の行使。
事実が正しいかどうかなんて関係ありませんね。
何か民間機や船舶との事故があれば、事実関係に関係なく自衛隊側の(落ち度がなくても)落ち度があると断罪されてしまう。
ということで、こういうモノは合わせ鏡みたいなもので
自衛隊だけが変わろうとしても変わらないんじゃないかな?カチコチに頑なさが身についてしまっていますね。
双方理解しようという姿勢もへったくれもない。





19190213
2020年03月29日 01:21
ドーザーが遠隔なのは工兵の生存性の問題だけじゃなくて東日本を反省した結果でしょうかね?

もっとも欧州の建機(林業用)のようにハーベスタのアーム見たいな便利な物もあっても良いとは思います。
アタッチメント次第で障害除去(震災なんかだと倒木やがれきも転がっていますから)も出来れば言う事無しなんですがね。

それはさて置き、演習場整備について触れておきたいと思います。
演習場整備とは年に2回程行われる草刈(と称した林業の場合も・・・)ですが、これは部隊によっては相当に時間を食いつぶしています。
勿論、普段使わない機材や道具に習熟するという意味では意味がないわけではありませんし振られた場所を如何に効率よく片付けるかは指揮の練習にもなります。
昔は演習場整備が演習みたいなこともあったと訊くのでそれは各素養を孕んでいるのでしょう。
一方で、演習場整備の時間はもっと短縮するか負担を軽減するべきです。
そして、演習場のレパートリーはもう少し増やしていくべきかと思います。
というのも同期談ですが地方の演習場で近接戦闘射場がなかった為に、自前で拵えたようです。(某部隊の監修をうけつつ)
これは普段使っている土嚢や盛り土等を主として作ったようで別段金が掛かっているようには見えなったようです。
本来の演習場整備というのはこういう創意工夫を以て演習場をより良い訓練環境に合わせていくべきものです。
その為には、普段やるような道路わきの簡単な草刈なんかは伸び切る前に一回除草剤撒くなり、建機にアタッチメント付けてでも労力を軽減し他に充てた方が良い。
訓練施設だって曽根訓練場のような市街地戦用だったり北部訓練場のようなジャングル戦だったりとレパートリーは色々ありますが廃材を用いたり一寸工夫するだけで低予算で色々な訓練施設はできる訳ですから時間と労力の節用に励んで欲しい物です。(全国に何か所か立派な建屋がある市街地戦の施設はありますが、リぺなんかを考慮しなければ別にコンクリでなくても中古コンテナでも構わないのではないかと思います・・。実際器用な隊員は居ますし自分たちでやらせるのもありかと・・・)
19190213
2020年03月29日 01:42
防大ですか・・・まあ余り良い噂は聴かないです。(非公表も含めて)
なんだかんだ言って、宮城事件を起こすような輩を再雇用しそれが教育に関わっている位ですから旧軍の悪い見本市みたいな所は出てくると思います。
特に米国はオープンな軍事組織である有用性を良く理解してますしそれが彼らの先進性や修正力にもなっている。
日本は閉鎖的で間違ったらそのままそっと閉じる感じがありとあらゆる分野で強いようにも感じます。

どうしたらよくなるんですかね・・・・・。
順番を逆にして官候の上に、設けるとか?
少なくとも現状の環境が良いとはまったく思えないですね・・。
やれやれ
2020年03月29日 14:43
それにしても閣僚の中でマスクをして会見し回りのお付きもマスクしているのが河野大臣だけって言うのもね...官邸自体が新型コロナを舐めている証拠。とくに首相が酷い。昨日の中身のない会見といいアッキーの私的桜を見る会といい緊張感や危機感がなさ過ぎる。サージカルマスクの防御力はあまり無いにしろ無感症での感染を防ぐ事まで考えないとは。イギリスの状況を見てないのだろうか?