自衛隊にRWSがいらないというのは浅はか。

 世の中には世界中の軍隊、先進国だけではなく、途上国ですら標準装備となりつつあるRWS(リモート・ウエポン・ステーション)は自衛隊には必要ないという人たちがいます。それが自称軍事通ですから始末が悪いのですが、根拠はただひとつ。自衛隊が導入していないから必要ない、です。防衛省や自衛隊のやることは100パーセント間違いがない。全ては正当だと主張するわけです。これはある種のカルト新興宗教の信者と同じです。

その典型例が以下のようなものです。

戦車にRWSは無くても構わない
http://obiekt.seesaa.net/article/156416471.html

>陸上自衛隊の10式戦車にRWS(リモートウェポンシステム)が搭載されていないと批判している人(軍事ライターの清谷信一さん等)が居ますけれど、当のRWS開発元のイスラエルがメルカバ戦車に積んでない点を見れば、今のところ戦車にはRWSは特に必要が無い事が実戦で証明されているという事が言えるでしょう。一応メルカバMK.4向けに提案されてはいますが一向に採用する様子が見られず、現状では戦車に搭載してもいいけれど優先順位が低い装備としか見做されていません。元々この装備は砲塔を持たない装甲車向けの装備であり、全周旋回砲塔に主砲と同軸機銃を持つ戦車に対して無理に追加する必要性が無いのです。(装甲車の場合でも、全周旋回砲塔に戦車砲と同軸機銃を積むストライカーMGSはRWSを装備せず、車長用ハッチには通常形式の上半身を乗り出して使う機関砲を装備しています。)

>諸外国を見ても、戦車にRWSを搭載するコンセプト案は出ていますし輸出向けの提案はありますが、イラクやアフガンに投入されて来た各国の戦車にこぞって装備されるようになった事もありません。一部で試験運用がされているかもしれませんが、効果が高いならば普及しても良さそうなものですが、そういう動きがあるわけでもありません。

>RWSとは防御用の兵装であり、戦車が積極的に攻性的な対人戦闘する場合は主砲と同軸機銃を使います。つまり周囲にゲリラや民兵が沢山潜んでいて何時襲ってくるか分からない状況ならば防御戦闘が重視されますが、少数の特殊部隊やテロリストを狩り出す任務ならば積極攻撃となるので、RWSの必要性は低くなります。日本国内で戦車が対人戦闘する場合を想定するならば明らかに積極攻撃する側であり、RWSを特に必要としないのです。

>戦車には既に身を乗り出さずに撃てる主砲と同軸機関銃があります。RWSはよほど性能が向上しない限り、戦車への普及は見られないでしょう。現在の進化したRWSは幾分に高価であり、費用対効果の面で戦車のあまり使わない付属装備としては釣り合いが取れず、何度も言いますが当のRWS開発元のイスラエルですらメルカバ戦車への搭載をまだ行っていない事から、必要性が薄い事が証明されています。
10年前のJSF君のブログですが、あれこれ具体的な例を挙げなくともJSF君の主張が全く間違っていたことは明白です。APCなどだけではなく、歩兵戦闘車や戦車の多くがRWSを採用しています。

このコメント欄の意見も同様にトンチンカンです。

「RWSとは防御用の兵装であり、戦車が積極的に攻性的な対人戦闘する場合は主砲と同軸機銃を使います」
無知もいいところです。発想と知識が昭和のままです。ソ連崩壊後の世界では戦車の主たる務は対機甲戦闘ではなく歩兵の支援や非対称戦です。このため3・5世代戦車は機動力、火力は対していじらずに、防御力を360度上げてきました。RWSの採用もその一つです。

言うまでもありませんが、戦車は視界が悪く、森林地帯や市街地では対戦車兵器を持った歩兵は大きな脅威です。またハッチから身を乗り出す車長は狙撃の対象となります。
実際にイラクやアフガニスタンではそのような被害が相次ぎました。ですから戦車を含めて装甲車両(兵站車輌までふくめて)にRWSは必要であると考える軍隊が多いのが実態であり、そうであるからこそ途上国を含めて多くの国でRWSが開発され、装備されています。

ビデオカメラのズーム機能、夜間暗視装置やサーマルイメージャーをもったRWSであれば脅威をより早期に発見探知でき、攻撃も可能です。安定化装置が装備されているRWSならば走行中でも的確な射撃が可能です。またドローン対処にもRWSは有効です。JSF君がこのブログを書いていた時点でも多くのメーカーが仰角の大きなRWSを開発していました。

RWSがAFVに必要ないという主張の根拠は「ぼくの大好きな自衛隊の最新型戦車、10式が装備していないから」でしょう。

JSF君や情弱な軍オタは大規模機甲戦闘が大好きなようですが、防衛大綱にもあるように我が国に大規模な着上陸作戦が起こる可能性は極めて低く、主たる脅威は島嶼に対する攻撃、ゲリラ・コマンドウ事態、弾道ミサイルです。普段防衛省・自衛隊大好きで、当局の作った官僚作文の裏側を読むこともせずに、頭から信じ込む人たちが何故防衛大綱を無視するのでしょうか、極めて不思議ではあります。
当然ながらRWSはゲリラ・コマンドウ対処に必要です。それは戦車に限らず、兵站車輌にいたるまでです。

陸自だけではなく、海自も含めて自衛隊がRWSに無関心なのは実戦が起こることを想定しておらず、諸外国の動向を全く把握していないからです。大事なのは自衛隊ムラの中の政治であって、戦争に勝つ、あるいは抑止力としてまともな装備を調達することではありません。
ですから発想が「昭和の軍隊」のままです。他所の国が蒸気機関車から電気機関車に入れかえても、蒸気機関車を漫然と使用し続けて「我が国の蒸気機関車は世界一」と自慢しているのが防衛省であり自衛隊です。

技術研究本部(当時)は諸外国に二周遅れでRWSの開発に乗り出しましたが、性能は劣悪です。普通の国ならば出遅れていたわけですから、国産開発をするにしても諸外国のRWSを実地で調査するなり、サンプルを調達して使ってみる、あるいは諸外国のRWSをまずは調達してその経験をもとに開発を進めるでしょう。ところがそんなことはしないわけで、なんとなく似ているものを漫然と企業につくらせる。

そもそも防衛省にまともな見識がありません。情弱なマニアさんは誤解していますが、技本の開発といっても実態は殆ど企業にまるなげです。RWSにしても日本製鋼所にまるなげでした。防衛庁の開発担当者はメーカーで実際にものづくりを経験したわけではありません。
しかも海外で情報収集をしようとしてこなかった。一〇年ぐらい前だと、海外見本市の視察は情報収集ではなくて退職前の偉い人の「卒業旅行」でした。当時の技本の海外視察予算は92万円で六名。ぼくの海外取材費よりも少なかったわけです。それも大抵は先方からのご招待であり、自発的なものではなかった。一〇年ほど前にユーロサトリにいった陸の開発官だった川合陸将は出張後四〇日で防衛とはなんの関係もないNECの取引先に再就職しました。これはぼくが何度も書いたのでその後「卒業旅行」は減って、出張予算は一桁増えたのはご案内の通りです。

海外視察をお楽しみと理解していたわけです。こんな組織がまともな情報収集と分析に基づいて装備を開発できるわけないでしょう。

それでも防衛省や自衛隊は財務省が予算を認めねぇと言って、財務省を悪者にして身内に出張をさせないようにしています。

さらに申せば財務省を騙すために捏造した資料を、引き継いだ後任がそのまま鵜呑みにしてトンチンカンな装備を調達することが少なくない。


件の技本のRWSにしても運用試験は軽装甲機動車に搭載して行われたわけですが、その際にルーフのハッチをはめ殺しして、その上にRWSを搭載していました。技本の発表会できいたら、RWSがあるからハッチから顔を出す必要ないとのことでした。
ところが人間が顔を出して周囲を監視することは必要です。

RWSのEOセンサーはズームによって遠距離の目標を探知することは得意です。暗視装置が装備されていれば尚更です。ですが逆に、広角は弱くて、人間の視界に劣ります。デジカメの望遠レンズで広角が撮れないと同じです。このため諸外国では複数のカメラの画像をモニター上に合成して視界の死角を減らすというシステムが開発、導入しています。これは日本からODAを受けているトルコのメーカーですら採用しています。また同様にVRを使用したイスラエルのアイアンビジョンのようなシステムも開発されています。
また当然ながらRWSは、音は聞こえません。

更にRWSが故障、破損する可能性もあります。RWSは敵の歩兵にとっては大きな脅威ですからRWSのEOセンサーが狙撃される可能性は高いでしょう。
RWSの故障に備えて、装備された機銃を手動で撃つことができるRWSも存在します。
そうであれば運用試験に際してはルーフのハッチが使用できるようにしておくことは当然です。その場合はルーフの前方につけるか、後方につけるかの試験も必要です。普通の区の国なら当然やっていることです。これができないのは無能だからです。

更にこれを海自のFFMに転用を決定した際には、海外製のまともな比較も現地調査も、サンプル購入も行われず、書面だけで採用を決定。その後に既存護衛艦に搭載しての運用試験もせず、陸上用を漫然と搭載しようとしました。その上コスト削減のためと称して、自動追尾装置とレーザー測距儀を取り外しました。そんなにコスト削減したいならば国産の12.7ミリ機銃ではなくFNから調達すればよかったでしょう。これで数百万円は浮きます。
自動追尾装置とレーザー測距儀をはずすなどということはRWSが何のために装備されるか理解していないとうことです。FFMを安価に調達することだけを主眼としているのでしょう。更にどこの国でも明らかにしている仰俯角の角度を「手の内を晒す」といって公表しません、そのくせ自動追尾装置とレーザー測距儀は外したことは素直に認める。軍事機密のなんたるかを全く理解していません。

こういう組織がまともな装備を開発・生産できると頑強に信じ込むのは世にいう「お花畑」の類であります。


Japan in depth に以下の記事を寄稿しました。
空自輸送機調達のいい加減さ
https://japan-indepth.jp/?p=50589


■本日の市ヶ谷の噂■
発注された海自のFFM一番艦、2番艦用のRWSは日本製鋼所製が採用されたが、清谷信一の記事で問題点が指摘され、3番艦からはRWSは再選定が行われるとの噂。

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この記事へのコメント

やれやれ
2020年03月20日 21:16
「■本日の市ヶ谷の噂■」
良い事なんでしょうけど…何とも情けない。
真面目に再検討してくれるならジャーナリストとしての面目躍如でしょうね。
可笑しな調達に誰かが突っ込みをいれないと
改善はされないですよね。
やれやれ
2020年03月20日 21:29
「普通の区の国なら当然やっていることです。」
普通の国、ですかね?それとも誤変換?

それにしても素人の私ですら初めてRWSの実物を見た時にその有用性は分かりましたが。車長或いは射撃手が体を出さないだけで
も安全性が高まりますからね。

例の書き込みも10年前なのであれかも知れませんが、新しめのコメントにはRWSがどんどん付いていると書いてあるし先見の明の
無さからの書き込みでしょうね。
濡れネズミ
2020年03月20日 23:45
人命の損失に疎いと言われるロシア軍でさえシリア内戦の戦訓を生かしています。

https://jp.rbth.com/science/83415-roshia-shingata-soukousya-syria-hakken

海外の防衛技術展示視察を退職前の旅行としていたお偉い腐れ悪党どもがどんな屁理屈を捻り出そうともう無駄だと知らしめる時代がやって来たのが心の底から嬉しいです。

噂の件は、是非とも海外メーカーの実戦で鍛えられた製品に比べて、如何に日本鉄鋼製の国産品が粗大ゴミなのかを幅広く記事に掲載されて広く知らしめて下さい。

お偉い悪党の私兵、システム防護隊の方彼らに対するにささやかな伝言を一言お願いします。

「くたばれ!現実見たいなら、スポーツ観戦やらくだらねー海外旅行や宴会じゃ無く海外防衛誌読め、YouTubeでも見ろよ生ゴミ!」
キヨタニ
2020年03月21日 00:03
ご指摘ありがとうございます。

>やれやれさん
>
>「普通の区の国なら当然やっていることです。」
>普通の国、ですかね?それとも誤変換?
>
>それにしても素人の私ですら初めてRWSの実物を見た時にその有用性は分かりましたが。車長或いは射撃手が体を出さないだけで
>も安全性が高まりますからね。
>
>例の書き込みも10年前なのであれかも知れませんが、新しめのコメントにはRWSがどんどん付いていると書いてあるし先見の明の
>無さからの書き込みでしょうね。
すいません、多分今はプラ製です。
2020年03月21日 00:10


>キヨタニさん
>
>ご指摘ありがとうございます。
>
>>やれやれさん
>>
>>「普通の区の国なら当然やっていることです。」
>>普通の国、ですかね?それとも誤変換?
>>
>>それにしても素人の私ですら初めてRWSの実物を見た時にその有用性は分かりましたが。車長或いは射撃手が体を出さないだけで
>>も安全性が高まりますからね。
>>
>>例の書き込みも10年前なのであれかも知れませんが、新しめのコメントにはRWSがどんどん付いていると書いてあるし先見の明の
>>無さからの書き込みでしょうね。
山銅
2020年03月21日 01:30
まあ21世紀にもなってM2に対空照尺載っけただけの代物を「これは対空機関銃なんだ!」と強弁してる連中ですから
KU
2020年03月21日 10:03
しらぬい搭載済みのRWSも、たしか気合で目標に弾を当てるんでしたっけ。未だに根性論が平然と罷り通っている組織って何なのでしょうねorz。で、FFM3番艦からは搭載するRWSは選定し直すと。でも装備庁や海自のことだから、またもや実物を買おうとはせずに商社から取り寄せたカタログだけ見て決めるんじゃないですか?で、載せる機銃は住重製を採用( ノД`)…。もう装備庁なんて廃止してメーカーに全て丸投げしたほうが余程、まともな装備品の開発や調達が出来そうですけど。


>東京オリンピック 聖火が到着 宮城 東松島で到着式

http://www3.nhk.or.jp/news/html/20200320/k10012341631000.html?utm_int=news-new_contents_list-items_130

昨日のブルインのスモークですけど、どう考えても失敗にしか見えませんでしたね。おまけに、あんな強風下で屋外で式典を強行するとか、組織委も何を考えているんだか。何も考えていないのでしょうけどw
19190213
2020年03月21日 23:44
まあ所詮海外に派遣する事を真剣に考えていなかったからこそこういう事が起きるんだと思いますよ。
正直リスクが大きいので海外派遣には現状賛意は示せませんが、こういう器材は派遣部隊だけでも揃えないと・・・戦えないですね。
一方で・・・10を海外で運用する予定もコンセプトもないのであれば・・・コストカット的には良かったのかなと。
まぁ未来志向ではないですよね。

ちゃんとした装甲車にRWSを付けるようであれば歓迎できるんですけども現在の普通科さんからしたら機甲科なんて海外に出ない安全な職種と思われてそうですし、それだったら普通科に予算振れよってなりそうです。
これは特科も同じではありますけども。
NK
2020年03月22日 00:59
この手の戦車というと、いまのところロシアのT14しか存在していません。ただ、世界中を見てもT14に対抗する相手が居ない為、あえて大量生産する予定はないようです。
現実には、最近のシリアでの戦闘で、T90が夜間を含めた十分な歩兵支援の効果を挙げているので実戦に投入されることはないでしょう。T90も相当にハイテクな機械です。
やれやれ
2020年03月22日 22:23
清谷さん、
「技本の開発といっても実態は殆ど企業にまるなげです。」
これは防衛装備研究所に行って感じました。彼らの主な目的はメーカに発注した物の性能を確認する仕事がメインの様ですね。どれくらい独自に開発した技術があるのか知りませんが、内容的に大学の研究室にも劣るような気がしました。
せめて素材の研究でもして軽くて防御力の高い複合装甲の研究とか防弾チョッキの研究とかでもすれば...水陸両用車の研究用に最早化石のAAV7を買ってくる位ですからね。今更参考になるのかどうか。ベンチマーク用の性能比較機材程度の価値しか無いと思いますが。一事が万事とは言いませんが、陸自の装備品を見る限り装備庁の研究所はろくな研究をしていないんでしょうね...

「陸の開発官だった川合陸将は出張後四〇日で防衛とはなんの関係もないNECの取引先に再就職しました。」
仮に卒業旅行だったとしても真面目に展示会を見ていれば自衛隊の装備が如何に貧弱か分かりそうなもの。素人の自分が見ても疑問を持つほどですからプロが気づかないのはオカシイ。余程のボンクラで防衛装備音痴か知っていても定年だからどおうでもいいや、自衛隊は戦闘しないしで軽くスルーして晩餐会だけ楽しんで帰ったとか。いずれにしろロクでなしであることは変わりないんですが。海外の展示会に行くと日本人の殆どが自衛隊の装備ヤバいんじゃね?と疑問を持ちますよ。自衛隊マンセーの人もそうですから実物の持つ力は写真や記事では十分表せないと思います。特にデモで実際に動いているのを見ると全然変わりますね。ハリボテじゃなく、こいつ...動くぞ!と。

濡れネズミさん、
ロシアの装甲救急車スペックだけ見たら化け物ですね。
武器が装備されてないだけで防御力だけで自衛隊の
装甲車も裸足で逃げ出しそうです。

「如何に日本鉄鋼製の国産品が粗大ゴミなのかを幅広く記事に掲載されて広く知らしめて下さい。」
きっと忖度されてこのように変換されるのでは?
〇〇製のRWSは素晴らしいが日本製鋼製も負けず劣らずの
高性能です。ただ価格面で不利だっただけで今回は不採用となってしまいました。さらなる低価格化が望まれる、と
トンチンカンな言い訳と共に...
Suica割
2020年03月23日 22:42
>RWSとは防御用の兵装であり、戦車が積極的に攻性的な対人戦闘する場合は主砲と同軸機銃を使います。つまり周囲にゲリラや民兵が沢山潜んでいて何時襲ってくるか分からない状況ならば防御戦闘が重視されますが、少数の特殊部隊やテロリストを狩り出す任務ならば積極攻撃となるので、RWSの必要性は低くなります。日本国内で戦車が対人戦闘する場合を想定するならば明らかに積極攻撃する側であり、RWSを特に必要としないのです。


いやいや、攻守一体という言葉を知らないようですな。
如何に攻勢でも、いたちの最後っ屁で殺られたら元も子もない。
それに攻めたつもりが釣り出され、各個撃破されるという展開もあります。
シモヘイヘみたいなヤツとは、いくら戦車乗っていても、リモートウェポンシステム無しではやりあいたくないです。
ブロガー(志望)
2020年03月29日 15:19
お邪魔します。
 「自衛隊にRWSがいらない」とか言っている人達は、戦艦大和の15センチ副砲をどう思うのでしょうか。当時の英米の戦艦が高角砲兼用の両用砲であったのに対して旧態依然だったと批判はありますが、駆逐艦の数の上では米が優勢な上に、日本は駆逐艦に「漸減作戦の一環として、魚雷攻撃で米主力艦を削ぐ」役割も与えていたので、戦艦にも(魚雷を撃たせない)対駆逐艦能力を求めた結果だと聞いています。RWSの否定も「携帯ロケット弾等で戦車の背後を狙う敵兵など味方歩兵に対処させれば良く、戦車は敵戦車だけを相手にすれば良い」という考えからなのかも知れませんが、人・モノ・金は有限(遥かに足りない)であり、歩兵は生身であるだけ防御力が低く、かつ歩兵には制圧・占領や屋内戦闘といった歩兵ならではの役割もありますので、戦車他の戦闘車両にもある程度(近づき難くする)の自衛能力があった方が良いのではないのかと。