2021年予想 安倍晋三逮捕

例年年末にあれこれ、来年を占うような記事を書いてくれというお話がくるんですが、全部断っています。
あんまり興味がないから。

ですが敢えて、新年の今2021年に何が起こるか想像してみましょう。
ズバリ安倍晋三の逮捕です。

第二次安倍内閣は官僚の人事権を牛耳り、彼らに無理難題を押し付けてきました。それが政策ならともかく、自身やお友達に関する「不都合な真実」を隠蔽するために公文書の偽造、改ざん、廃棄、犯罪者の逮捕防止など公務員の倫理に悖る行為を役人に強要し、死者もでました。おまけに何でもかんでも閣議決定して既成事実化しようとする。
更に申せばアメリカに貢ぐために防衛費の多くをFMSで還流させています。結果、自衛隊の現場では予算がなく、整備、訓練、需品などの調達が困難を極めております。結果

やっていることは政権と権力の私物化です。

おそらくは第二次安倍内閣が終了した後、官僚たちの反撃が始まるでしょう。廃棄した、存在しない書類、証拠が山のようにでてくるでしょう。役人は簡単に書類を捨てません。その結果、本丸である安倍晋三の逮捕もぼくは十分にあり得ることだと思っています。

Japan in Depth に以下の記事を寄稿しました。

防衛予算過少に見せる安倍政権
https://japan-indepth.jp/?p=49781

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この記事へのコメント

Masaya Hariu
2020年01月09日 13:55
もし安倍首相が逮捕されたらKAZUYA ChannelのKAZUYA氏が発狂しそうですね。
やれやれ
2020年01月09日 15:24
そうなってくれると助かるのですが。
引き続きの隠蔽改ざん政権だけは勘弁願いたい。

これは願望ですがせめて省庁関係は全てISO9001を義務付けるべきと考えます。次期政権に期待できるかどうかは分かりませんが、少なくともそんな書類は無い、シュレッダーにかけましたとか馬鹿な言い訳は今後でなくなるでしょう。もし書類が存在しないとか言ったら予算を執行する根拠を失い事業停止せざるをえなくなる(無視しても良いですがISO9001の看板を下ろすことになる=信頼できない)。勿論賄賂や忖度も記録上残さないと官僚が根拠もなく無許可でやった事になるし、それはありえないでしょう。
せめて普通の会社並みの組織に生まれ変わらないと安倍みたいなのがまた出てくるし世界から取り残されるし未だに政治家の思惑だけに振り回される日本は沈没ですよ。
とにかく日本国民は政治に参加して政治家の暴走(一部国民の思惑代弁とも言える)を止めないと無駄なことを好き勝手されるだけです。最低限選挙位は行きましょう、会社や団体の思惑や○党だからと言う理由ではなく自分の意志で議員に投票しましょう。
入れたい奴がいなくて無効票になっても○党死ねとか文句書いてもいいから何か意志を示すことは大事です。無効票だって同じ意志の数が半端ないと何か意味を持つかも知れないし、数があれば社会問題にはなるでしょうね。
2020年01月09日 16:41
昔から終わる終わるって反安倍は何回も言ってるけどいつ来るのかな(笑)。明らかにヤバイことやっても倒れないのは過去何度も証明済み。
偽陸士
2020年01月09日 20:42
名無しさん。

確かに安部政権は何度もバイタルに被弾しても平気の塀座ですが、今回は少し違います。

与党の国会議員が引っ張られたのは、宗主国から部族長が見限られたと観るべきでしょう。

逮捕の瞬間は中々の見ものだと思いますよ。
濡れネズミ
2020年01月09日 22:15
政治的混迷は国防部門には基本的に飴(下っ端は雀の涙)をあげるから黙っててか、国防予算削減!共産主義バンザーイ!しかいないこの国の悲哀ですね。

さて、イスラエルのニュースが増えてますねスパイク派生型のミサイルや次世代対空レーザーなど羨ましい限りです。

https://www.armyrecognition.com/january_2020_global_defense_security_army_news_industry/breakthrough_in_israeli_laser_technology.html

https://www.janes.com/article/93555/cv90-tested-with-spike-lr


海自も装備更新や調達を阻害する左翼議員に助けを求める裏切り者に悩まされるくらいなら真面目に無人機やRWSなどの新兵器の導入を考えれば良かったのにバカな話です。

わざわざ対艦ミサイルが飛んで、自爆テロが横行する海峡になんの準備もなく行く羽目になった?

そもそも、空自と組んで海外製品の導入を検討していたこちらに余計な横槍を入れたのが悪い。

海自の下っ端連中には悪いが同情の余地は無い、そのまま老朽化した船でボロい鉄帽と防弾チョッキ身につけて敵機に怯えてろ。


やれやれ
2020年01月09日 22:41
偽陸士さん、
IR絡みの汚職は政争の果てのリークとの噂もあります。次期政権絡みのどす黒い争いの結果だとするとあまり安部弱体とは関係ないかもです。まあいずれ色々出てくるでしょうけど。

あと酷使様が隣の大統領の退任とは違う。日本の首相は綺麗だから捜査するのは間違いとか変な擁護する輩が湧いて出ないか心配しています(本当は気にもしてません)。次の首相や政権が現政権をどう考えているかによりますが安部擁護に走る様だと特捜部も役に立たないかな…特捜部も政権に忖度する様だとなんのお咎めも無しって可能性の方が怖い。
他人頼みであれなんですがWikiLeaksあたりが安部の暗部の証拠を世界に晒してくれないもんかね、とよく夢想していましたが未だに現れないですね。あとは官僚頼み…盛大に世界に向けてぶちまけてくれると見直します。
当然墨塗り無しで(笑)。
濡れネズミ
2020年01月10日 06:52
民主化の夢はどこに行ったんでしょうね。
スーチー氏もチャベス氏と後継者のマドゥロ氏も少数派や弱者救済を掲げていたんですが。

https://www.armyrecognition.com/january_2020_global_defense_security_army_news_industry/myanmar_armed_forces_use_chinese_armed_drones_to_fight_rebels_in_the_country.html

https://www.armyrecognition.com/january_2020_global_defense_security_army_news_industry/venezuelan_marines_to_receive_refirbished_ee-11ve_urutu_armored_personnel_carriers.html

結局は民衆を弾圧する道に走ると。

aaa
2020年01月10日 07:25
そこまで行くんですか

予想外だったけど

そうあるべきだろうけど
KU
2020年01月10日 12:27
>フランス軍 新スナイパーライフルSCAR-H PRとグロック17拳銃調達開始

http://otakei.otakuma.net/archives/2020010904.html

約3年で拳銃7万丁とスナイパーライフル2600丁を買い揃えちゃうのか...。しかもオプション付きで。なのに陸自は...どうしてこうも違うのでしょうねorz
HMS QE2
2020年01月10日 21:12
2018年末の自衛艦ときわに係る寺澤有氏にスクープに端を発したフリーランス=ジャーナリストの防衛大臣記者会見参加要請書を提出した〈防衛省四人組〉で残存しているのは,王立海兵隊司令官と会食する等〈欧州組〉の軍事アナリスト清谷信一氏だけと云う実に〈ショぼい帰結〉を迎えつつある様で,結局の所,〈餅屋は餅屋〉なのかな,と感じています。以前,清谷氏が「日本では云々」と記していたが,謂わば,世界で最も進んだ欧州地域の成熟した市民社会における〈大人の趣味〉としてのメルクリンHOゲージと脱亜入欧と云うテーゼを基底とした継受文化における〈ホビー)としてのトミックスNゲージの差違の様なもので,〈理性〉を尊重する欧州地域のプロトコルに慣れている人が日本に戻るとヒステリックなるのは仕方ない側面があるのは,自分も〈ガキの精神レベル〉の部長教授の側に居て嫌と云う程経験してる訳でして・・・まあ,この国の人民に対しては女王陛下の海兵隊と米海兵隊のメソッドの質の差からレクチャーしないと駄目なのかもしれませんね。
CPR
2020年01月11日 06:55
フランスはHK416に続いてSCARですか。
それにしても調達が早いですね。
羨ましい限りです。

元・陸自衛生官の「戦傷医療」教科書が売れているワケhttps://mainichi.jp/premier/politics/articles/20191227/pol/00m/010/016000c
注:有料記事なので、途中までしか読めません。
こうした本の方が図や写真が少なく、ひたすら文字だけで無味乾燥な教範よりよほど楽しく学べるというものです。
上田信氏のコンバットバイブル(米軍教範を漫画化した本)を米軍士官に見せたところ、その場で譲って欲しいと言われたという話がどこかでありましたが、「誰にでも分かりやすい」というのは大切なことです。
面白く学べるのならばなおのこといい。
萌えキャラやアイドルを採用してけしからん、という馬鹿真面目なお方には理解出来ないことでしょうが。
2020年01月11日 07:31
安倍晋三と竹中平蔵が逮捕されれば最高ですが。
濡れネズミ
2020年01月11日 14:00
旅客機撃墜を遂にイラン政府が認めましたね。
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200111/k10012242451000.html

痛ましい事態になりました。

KUさん、昔から日本は命中精度を重視する気配が有りますが正にそれでしくじってますよね、11年式とか96式軽機はモロにやっている。
腐れ住友重工の製品は懲りればいいのにまた違法コピーですかねー、死ねばいいのに。

海外製はどうせ精度が足りないとか、独自規格の弾薬に適合しないとかケチをつけるのが大好きです、国内メーカーは技術が無いのに!
赤い貴族を飼っていた腐れ住友重工はそのまま破産すればいい。

HMS QE2さん、多分なんですが上手く操作できる余地がある大学教授とか下手な専門家の方が好きなメディアと政府の紳士協定なんでしょう。
お陰で現場でも海外の真実を報告しても信じられないかグーを貰って泣きを見ます。
 
CPRさん、医療マニュアルの本は大変興味深いですね。
私の場合は在隊時代にコンバットバイブルを読んでいたら取り上げられました。

理由は教本より分かりやすくてもその様な本を読むのは大変好ましく無いと当時の中隊長が判断したからだそうです。
ただし、偉い人に真面にVBIED(自爆自動車爆弾)や武装ドローン について答えられず泣きつく羽目になるくらいなら言わない方がいい台詞ですが。
(ダーイッシュがVBIEDに旧式の戦車まで使って居ると説明したらビンタくれたくせに写真で説明したら黙り腐ったんです。)

私達が貰った緑本(教本)はあまりイラストが無く、小銃の分結などが大変分かりにくいので新隊員以降読む人は余りおらず。
陸曹教育の際に良く無くしている人が多かったらしく駐屯地の文書担当の人が直々に怒って張り紙をしていました。(先輩が担当の方にめちゃくちゃに怒られたそうです。)

本末転倒な話ですが漫画を使う案を直々に上の人が潰したと聞きました。
理由はおっしゃる通りのやつです。
aaa
2020年01月11日 17:52
平蔵ナイスかも

あとは黒田アタリも。

忖度ぶりがあまりに目に余るマスゴミ各社の社長あたりも、ゾロゾロお縄ちょうだい、だと楽しいけど。


キヨさんは、ボストンダイナミクスあたりは追いかけてないんですか?

「もうここまできてるのか」

というところに米軍ロボはいるけど。
偽陸士
2020年01月11日 20:15
漫画がケシカランとは!

今時そんな脳味噌腐った事を、仰る御仁がいることは驚きです。

米軍じゃベトナムの頃からミッキーマウスがM16の分結を新兵に教えてるのに。

イラストや漫画を使うななんて真面目にヤル気が無いか、現実を正視する誠実さに欠けている。

訓練、教育や決断に時間を掛ければ、敵が先に行動を起こし日本人を絶滅させるでしょう。
極論でも何でも有りません。
人類を養える真水やそれの精製に使えるエネルギーに余裕は無いのです。

需要に見合わぬ過剰投資と過剰生産で、必要な水とエネルギーを蕩尽し更にマイクロプラスチックで汚染してしまい、取り返しのつかない所に来ています。

私達は今、村の掟に殉じ滅びの美学を全うするか、世界の動向に敏感になり貪欲に取り入れ、和魂洋才とか日本独特の事情という名の因習を容赦なく切捨て生き残るか決断を迫られています。

自称常識人達のなんたる当事者意識の無さよ!
グレタの爪の垢でも煎じて飲ませて頂きなさい!
KU
2020年01月11日 22:59
>>>元・陸自衛生官の「戦傷医療」教科書が売れているワケ

http://mainichi.jp/premier/politics/articles/20191227/pol/00m/010/016000c?inb=ys

なぜかは分かりませんが、Yahooニュースの

>新成人隊員、決意叫びプールに 飛び込みで祝う 佐世保・陸自相浦駐屯地

http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200110-00000023-mai-soci

のリンク先として貼ってありました。普通に何ら問題なく全文を読めますorz 。
ガネット
2020年01月12日 00:53
山口新聞の元旦1面は毎年安倍晋三独演会ですが、
これを嫌う山口県民も少なくないでしょうしね。
CPR
2020年01月12日 10:54
もはや小火器の国産維持は割に合いませんが、特に住友重工は話になりません。
欠陥品を作り、データを改ざんしてきた実績がありますので、信用0です。
住友重工死すべし。
新小銃の30年かけた調達とは別のネタになりますが、更新に10年というこれまた呆れる調達をする陸自新制服、1人分約25万だそうで。
これも予算の無駄遣いでしょう。

濡れネズミ様の話は聞く度に驚愕しております。
下士官を飛び越えて士官が兵卒に暴力を振るうなんて旧軍かそれ以下ですね。
その中隊長は有事に背中を撃たれる士官ではないでしょうか。
「教本より分かりやすくてもその様な本を読むのは大変好ましく無い」など理由になってません。
文字だらけの教範を上手に受け入れるのには官僚的才能が必要ですが、一兵卒から士官までそれを求めるのは無理があります。
役人気質に染まると環境の変化に適応しようとしないのですが、そうした輩は改革をしない理由を考えることに頭を使います。
視覚に訴える力が高い漫画は積極活用すればいいのですが、役人気質に染まった患部には考えられないようで。
ふきのとう
2020年01月12日 14:50
国産化の論拠って確か外国に武器兵器の供給を依存していたら有事の際に供給が不安定化するので困るっていうアレでしたっけ?平時にケチがつくような製品作ってる会社が有事に耐えられますかね?って思います。増産要求に応える場合、ツールと原材料と労働力の迅速な確保が必要になるわけじゃないですか。歩留まりは悪化すると見ていい。
19190213
2020年01月12日 23:50
個人的に申せば安倍さんの判断は間違っていませんよ。
 考えてみてください。まず防衛省自衛隊に日本を守り切る力はありますか?
まず単独ではないでしょうよ。
そしてアメちゃんの支援を受けても将来的には不透明さが残る。
何と言っても、抑止力偏重公務員が諸外国のバリバリの戦闘員とやり合っていけるはずないんですよ。
衛生軽視や実員を増やす努力が実らない事、普通科軽火器軽視、今更になって爆撃誘導員を育て始めるとか、訓練よりも式典や無駄な業務や演習場整備の時間の方が多いんじゃないかという現状、碌でもない色んな装備(書くと捕まるので)、隊員個人個人の電子戦への無理解(検閲に携帯持ってきて状況中に電源入れるとか阿保です。露軍相手にやれば野砲で耕されてます。)、そして何よりも賞恤金の曖昧さ・・・(国に尽しても最悪の場合キャタピラーになってポイ捨てですか?家庭の安寧を得られない組織なんて誰が入るねん?)。

無理やろこんなんw
戦闘員失格、軍事組織失格、(今更、真に戦える部隊とか・・・じゃあ今までは何だったんですか?少なくとも末端は上が良しとするものを真面目に追求してきたのに失望です)
そもそも何で今の今まで有事法制を整備しなかったんでしょうね・・?
それはそうですよ。
上級将校の皆様方が我々下っ端を駒だと思い粗雑にしてどうせ戦わないだろと高を括っているように、政治家もまた自衛隊全体の足元を見ているのです。
どうせ戦えないだろと。
だから防衛省ではなく米国に委託された。
米国産の兵器で外交を取り持つスタイルで米国の機嫌を伺った。
勿論現役諸官に全部責任があるとは言わないですよ。
どうにかできたとまでも言えない。
しかしながら、同情できない。
何故なら現場の立場にまだ立ててないからです。
少なくとも同じ目線で物事を見て欲しい。
立場は違えどリスクを考えて欲しい。
”死を恐れるな国の為だ”なんて教育して実行できる苛烈な時代は過ぎ去ったのですからいい加減に目線を変えるべきです。
人が入らないのは当たり前で広報だけの問題ではないんです。
クソな商品を作ってりゃ営業がいくら頑張っても業績は上向かないでしょ?
広報の方法として個々の隊員にまでやらせだしたときにマルチみたいだなと思いましたよ。(そういえば防大お得意も同じでしたっけ?)
勿論昭和の自衛隊広報は、飛び込み訪問販売です。(人買い人売りでもいい)
人は城、人は石垣、人は堀、情けは味方、仇は敵なりですよ。
解っているとは言われるでしょうが解っちゃいない。
何故ならそれらの利益還元は狭い身内の中で完結している。
これは個々の末端でもそうですよ。
組織に忠を尽くせなくなったのは何故か?
御恩と奉公の崩壊は組織の崩壊の始まりです。
補償制度なり廃兵院なり隊員個々の戦傷死リスク管理を考えることから始めないと誰もついて行かなくなりますよ?
将校は兵を”今よりもマシになるぞ”と騙して地獄を駆けまわるのが仕事ですが騙せない社会や時代になってしまった訳なんですから旧来のやり口では政治家どころか国民に見捨てられる日が来てしまいますよ・・。
国民の為にというのが薄ら寒いとすら感じるようになったのは何故か?(これが忠を尽くせない根本です)
御恩と奉公・・・忘れないで欲しい物です。
2020年01月13日 20:51
CPRさん、
なぜかYahooニュースでは全文読めます。
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000013-mai-soci

救命法の専門教科書「イラストでまなぶ! 戦闘外傷救護(増補改訂版)」が重版を重ね、異例の売れ行きを見せている。元陸上自衛隊衛生官で有事医療ジャーナリストの照井資規(てるい・もとき)さん(46)が中心となってまとめた。【社会部編集委員・滝野隆浩】

 テロや大災害、大規模事故といった一度に多数の被害が広範囲で出る状況の対処法をリアルに、しかも「萌え」系のイラスト付きで解説しているのがウケているという。

 東京都内の会議室で行われた講習会は、休日にもかかわらず10人ほどが集まり、照井さんの話に聴き入り、実践的な止血法などを学んでいた。若い消防・自衛隊関係者、中には中年に近い医師の姿も。内容はいわゆる「市民講座」的な救命法ではない。銃弾による銃創、爆発物による爆創、刃物による刺傷など、日本人にとって非日常的な現場での実践的な知識とスキルの取得を目指している。ラグビー・ワールドカップは無事に終了したが、2020年には最大のイベント、東京オリンピック・パラリンピックが待っている。これまでにない事態に対処しなければ、という思いが参加者全員にあるようだ。

 米軍が使用している最新式の止血具が紹介される一方で、緊急対応として「ありあわせのもの」で素早く対処する方法も示される。たとえば、多数の熱中症患者が出た場合。市販の経口補水液(ORS)があればいちばんいいが、即時に大量には用意できない。そこで簡単につくれるORSとして、1リットルの水に、塩4グラム、砂糖40グラムを溶かして作ればいいとされた。照井さんはこのことを「水1リットルに塩ひとつまみ、砂糖ひとつかみ、と覚えてください」と説明した。身近なものを何でも利用する。実践的な講習会だった。

 教科書の冒頭に出てきて、講義の時間でも強調されたのが、初期対応者が身に付けるべき「SABACA(サバカ)」の基本理念だ。次の三つだ。

 SA Self-Aid    自分で手当て

 BA Buddy-Aid   仲間同士で手当て

 CA Civilian-Aid  民間人を助ける

 大規模テロが起きた現場では多数の負傷者が出る。警察・消防・自衛隊関係者は、まずは自ら手当てをしなくてはならないし、それができないときは仲間同士で手当てし合う。そうしたうえで民間人の救護に向かう。事案初期、事態対応者が自分たちの手当てができず、また軽傷の民間人が助けを呼び続ければ、医療従事者がそちらに忙殺されて、命にかかわる医療措置が必要な重負傷者の手当てができなくなる。現場全体をみて、適切な医療措置をするために、まずは「自分の手当ては自分で」の原則が徹底されるのだ。

 照井さんは、4年前まで、陸上自衛隊の「医療部隊」である衛生隊に所属、衛生学校の教官などをしていた。国際会議や米軍資料などで「戦場での救命医療」を学べば学ぶほど、自衛隊部隊の医療が立ち遅れている実態に気づき上部組織に報告を上げてきた。しかし、改善されることはなかった。そこで退職し、一般社団法人TACMEDA (タックメダ、アジア事態対処医療協議会)を立ち上げ、戦場医療技術の普及を始めた。一方、陸自部隊が初めて「戦場」に派遣されたイラク復興支援活動に関しては、新聞・雑誌やネット記事で「このままでは隊員の命を救えない」として厳しく指摘してきた。その照井さんが外国の戦場医療関係者との交流を通じて最新知見を得、中心となってまとめたのが「戦闘外傷救護」という教科書である。

 230ページある本の中身は、最新の「軍事医療」の概念説明から始まり、死のメカニズム解説をし、そして具体的な内容、たとえば「拳銃とライフル弾の銃創の違い」や「止血帯の使い方」「部位ごとの外傷・爆傷対処方法」などを説明していく。萌えキャラが登場するイラスト図説に加えて、戦闘服姿のアイドルが「気道確保術」や「傷病者後送方法」を説明する写真もふんだんに載っている。

 さらにTACMEDAの講習会では、ほぼ2日(16時間)かけて座学や止血法などの実技を学ぶ。受講生は3000人を超えているという。消防、医療関係者だけでなく、本家本元の自衛官も受講しに来るという。照井さんは、ある受講自衛官の、読み込まれてボロボロになった本を覚えている。開いてみると、空いたスペースにもびっしり隙間(すきま)がないほど受講時のメモの文字が書き込まれていた。現場にいる隊員たちには危機感がある、必死なのだ。最近は海上自衛隊員の受講が増えているらしい。照井さんはこう話す。

 「自衛隊はいまだに『四肢(手足)から出血による戦死』が6割を占めていたベトナム戦争時のデータ、感覚で、戦場医療を考えているとしか思えません。米軍は詳しいデータを公表していて、いま彼らが直面する対テロ戦争の戦場では『四肢出血死』は激減し、『体幹からの出血死』が6割に増えています。なぜ、そうした最新のデータで考えないのか。解決すべきテーマがあって、それにどう対処するのかを考えるのがふつうの組織です。ところが、自衛隊にはそういう本当にある危機に対処する、という考え方がないのだと思います」
やれやれ
2020年01月13日 20:59
すいません、名無しで送ってしまいました。
しかも途中で...
CPRさん、なぜかYahooニュースで全文が読めます。
元・陸自衛生官の「戦傷医療」教科書が売れているワケ
https://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20200113-00000013-mai-soci

「さらにTACMEDAの講習会では、ほぼ2日(16時間)かけて座学や止血法などの実技を学ぶ。受講生は3000人を超えているという。消防、医療関係者だけでなく、本家本元の自衛官も受講しに来るという。」
危機感を覚えた隊員が参加している様です。
自衛隊はベトナム戦争時代のデータを未だに使っている様で
米軍が開示している最新データをなんで使わないのか?テロとの戦い等で戦闘内容も変われば怪我の種類も変わって当然でしょうね。
ブロガー(志望)
2020年01月13日 22:22
お邪魔します。
 首相は織田信長や足利義教のように「思わぬ相手(特定の個人とは限らない)に思わぬ形でやられる」のではないかと予想しています。尤も織田信長や足利義教と違い、首相は表舞台から姿を消した途端忘れ去られるとは思いますが。