本日の航空幕僚長及び防衛大臣会見


本日の航空幕僚長及び防衛大臣会見に参加しました。

昨日書いたF-35関連の質問をしましたが承知していないとのことでした。ですが三菱重工関係者にも話を聞いたのですが、彼らの知らないとのことでした。

F-35再生産決定はアメリカの希望か。
https://kiyotani.at.webry.info/201912/article_4.html


具体的なコストの話がでてきているのに重工が知らないというのは面妖な話です。

やはり米国側からNSC、あるいは官邸に働きかけがあったのでしょう。
FACO生産から輸入に転換することは防衛省と財務省の間で激論があったはずです。FACOはメリットがあるという防衛省に対して財務省は技術移転もほんとんどなく、メリットがあるとは言えず、輸入にすべきだと主張したでしょうし、それを防衛省も三菱重工ひっくり返せなかった。だから輸入に切り替わったはずです。

それが1年も経たずに、「3割もコストダウンができます!」ですから、多少とも工学かじった人間ならば嘘とわかるはずです。それもご丁寧に値段まで入っている。
そもそもコンポーネントはほぼ輸入です。ジグも指定されているはずです。作業も駐在員がいて箸の上げ下げまで指示される。それでていてコストダウンができる素地が多いはずがないし、また生産数もロッキード・マーティンの工場に比べて小さいわけです。
子供が考えても無理なはなしです。

仮にFACO生産に戻っても言った通りのコストにはならないでしょうが、それでも誰も責任を取らないでしょう。防衛費が無駄使いされて終わり、になるでしょう。



それから大臣会見(R1.12.10)における質問に対する回答を掲載しておきます。

Q1:来年度の予算で、新小銃が要求されたと思うのですが、これはどのくらい
の期間で調達するという予定なのでしょうか。
A1:
1.新小銃の取得については、現有の89式小銃の後継として、新たな小銃を整
備するために実施するものであり、その取得経費として、令和2年度概算要求 に、約10億円を計上しました。

2.新小銃については、今後、15万式を30年間に渡って調達できることを前
提として評価し、選定しているところです。一方で、各年度の実際の取得数に
ついては、各事業の優先順位等を総合的に勘案して決定することとなるところ、 予算の範囲内で、可能な限り早期に取得できるよう努めてまいります。


また89式小銃同様に間延びした調達を行うようです。しかも河野大臣に指摘しても何が問題かおわかりにならないようでした。

Q2:部隊における医官の充足率は以前と比べて改善されているのでしょうか。

A2:自衛隊医官全体の充足率は平成31年3月末で85.4パーセントと、5 年前の76.3パーセントから向上しています



これは話のすり替えです。問題にしているのは部隊における医官の充足率です。ところが防衛省は医官全体の充足率に話をすり変えています。防衛省はまともに医官不足に対する対策を取りたくないのでしょうか。また、多くの基地、駐屯地では医官がおらずに、薬剤官が売薬を配っている状態であり、健康管理すらできていない状態ですが、これについても質問しましたが、それに対する回答はありませんでした。

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 15

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた 驚いた
ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

マリンロイヤル
2019年12月13日 20:16
>>「3割もコストダウンができます!」

多分、作業員が時給300円の技能実習生になるんでしょう(笑)
やれやれ
2019年12月13日 20:19
三菱が知らないんだから面妖ですね。
意味不明のコストダウンとか絶対ありえない。
恐らく数年後に問題になったとしてもそれがどうした!で終わりそう…
もしかしたら空幕長などトップも知らなかったりして。
桜を見る会、モリカケもそうですが、安部の周辺は錯乱坊も面妖な!を連発する事ばかりです。

大臣も防衛省自衛隊を良く理解していないと
ダメなのかも?以外と素人目線で見ると杜撰な所が簡単に露呈する事もあるんですが、
河野さんでは畑違いの上そこまでは無理なんでしょう…

小銃はいい加減にしろと言いたい。
KU
2019年12月13日 21:42
>>>小銃

調達に30年...89式よりも長くなっているぢゃないですか(>_<)。暢気に、ヨルダンとかを歴訪している場合じゃないでしょうに。たしかフランスは、FA-MASを10年間でHK416と入れ替えるのでしたね。どうしてこうも防衛省自衛隊は、のんべんだらりとした調達を続けるのでしょうね...。
90TK
2019年12月13日 22:13
軍用機について、国産、海外機、共同開発、完成品輸入、ラ国の選択は難しいとは思いますが、F-35の国内生産は防衛省やMHIの思惑はわかりませんが、現場の人達から見れば喜ばしいのではと
思います。。
幾つかとりとめのない話を。
FS-Xの時は戦闘機は、現場の人達から開発は米国、生産は日本でという話を良く伺いました。
F-4、F-15のラ国の時は、国産化率が高い機体ほど安心感があり現場の人達には喜ばれたそうです。輸入されたコンポーネントによってはかなり粗雑な仕上がりで、動作がスムーズでなかったり、故障が頻発するものがあるので、バラせるところまでバラして調整、再組み立てを行っていたそうです。この場合、お隣の国のように、封印されたものには手をつけないそうですが。
F-35では、どこまで出来るのか、現在の国内メーカの信頼性もわかりませんが、米国からの完成機や単なるKDで飛ぶのは実際、怖いという話です。(旅客機に乗る際は、いつもこの機体は当たりであるようにと願っています)

F-15J-MSIPが配備された頃、システムには呪いがかけられているが、米国が呪文を使うと機能や使える装備が拡大するというものでした。が、AIM-120用の機内配線を行っていなかったため導入しなかった。AIM-120を導入して将来はラ国しようとしたが断られたので、AIM-120を搭載できないようにしてAAM-4の開発に進んだがいろいろあって、AIM-120も運用できるようにした。
小松のミサイル講習などでAIM-120B、Cを取り扱った人達によれば、AAM-4より使い易いし、改良されるのが早いと評判が良かった。

F-2が三沢に配備されてAIM-7Mのフォローアップを実施していた時、AAM-4、AAM-5のフォローアップも同時にしたらと話をしたところ、新型はFI優先、FSはそのおさがりということで、F-2は主力ではないという話でした。
そのF-2の調達数が減ったのは、アメリカのメーカさんが月産1機にも満たないもののためにラインなんか維持できるかと止めたという話ですが・・・。

F-35、KC-46、E-2Dなどアメリカからの採用装備が増えて、その導入にはスピード感があるのはどうしてでしょうか。現場の人達から国産のF-1、F-2、T-4は良い飛行機とは聞きますが、軍用機として良いとの話は聞きません。F-3の開発、導入では現実を認識して進めて頂ければと思います。

数年後には海自さんのFFMも、調達数を減らされてAN/SPY-6搭載のイージス艦導入が既定路線のようにも思えます。

以上、失礼しました。

やれやれ
2019年12月13日 22:21
マリンロイヤルさん、
作業員が毎日合計で1000万円程貢いでくれないと不可能だと思います…
時給マイナス何十万円になるんだろう?
ぶっちゃけそんな感じかと。
KU
2019年12月13日 22:22
>米トランプ政権、日本のF-2後継機開発に「英国と提携するな」と圧力ー中国メディア

http://www.recordchina.co.jp/b766407-s0-c10-d0135.html

アレ総理のことだから、言うことを聞いちゃうのでしょうね。
ひゃっはー
2019年12月13日 23:49
清谷さんが言ってたように、中期防で野戦装甲救急車の導入が明記されたのに、陸幕長は全くやる気が無いようです。だって空自はF-35を導入して、海自は「いずも」の改修という目玉があるのに、陸自には何のタマもない、と言ってましたから。こんな平和ボケしたお花畑の住人が陸自トップだなんて、情けないです。
濡れネズミ
2019年12月14日 11:15
S-500など次世代の防空システムがどの程度の性能かによってF-35の価値は決まると思います。

陸自としては装甲救急車などより戦車など第一線の車両や非装甲の車両を広く配備する従来の方針によって天下りした元幹部や現役の幹部の利益を維持したいんでしょうが対戦車火器やIED、地雷が普及している現状では対ゲリラ戦の様な状況になりかねない。(幹部連中はアフガニスタン戦争やイラク戦争以降を幹部課程で学んだ様に思えないと感じました。)
結局は害務省の外交官は命の価値が高くて、海外にいる一般的な邦人はパトカーに毛が生えた程度の装甲車でいいと言う判断なんでしょう。
新型小銃の調達は豊和工業の生産ラインを守る為にダラダラ調達する感じですかね。
ほんと馬鹿げてる

KU
2019年12月14日 12:46
>陸上自衛隊/大型ドローンで20kg超の物資輸送

http://lnews.jp/2019/12/l1213404.html

パワードスーツにカネを掛けるより、こうした大型ドローンに投資したほうが、遥かに時間と予算の無駄遣いにならずに済みそうですが。
やれやれ
2019年12月14日 14:14
ひゃっはーさん、
そのお方はオスプレイや新型装輪装甲車、新型小銃はお気に召さないのでしょうかね?
と言うか高価なお買い物しか興味ないなんて何考えているのでしょう。
ひゃっはー
2019年12月14日 20:26
64式小銃もまだ使ってる部隊ありますよ。
89式は耐久力が低い割にはバカ高くて、30年近い時間を費やしても64式を完全に更新できなかったわけだから、導入は失敗だった。ところが陸幕はそう思っていないから、また同じことを繰り返しますよ。
偽陸士
2019年12月14日 22:48
F35国内組立の継続。

しかし面妖な話ですね。
どこをどう削ればン10億も安く出来るのか不思議でなりませんが、そのまんま配信するメディアも詐欺の共犯者に見えます。

国民全員でネズミ講に引っ掛かっているようです。

このまま行くと日本は破産した状態で、マトモに使える装備も無く状況開始と為るか、装備の切売をせざる得なくなりそうです。(売れればまだ良いのですが。)

空自は近い将来、蒋経国が10機前後とcoin機数10機前後の小国に相応しい規模に落ち着くのでは。
その減勢した分はトルコからUAVでも買ってドローン対ドローンの戦闘に充てるのが良いのかも。

しかし飛行可能時間が余り残されていないF15に大金を投じるとは、その予算をF15新造機購入充てた方がましではなかろうか。
KU
2019年12月15日 08:00
>>>64式

海自だと、陸警隊や立検隊で89式を使うようになりましたけど、空自は64式のままですよね。新小銃が一定数、行き渡れば管理替えで空自に回されたりするのですかね。


>航空自衛隊F2後継機、米軍「戦術データリンク」搭載へ レーダー情報共有

http://mainichi.jp/articles/20191214/k00/00m/010/295000c

こんな有り様で主導権を握れるとは到底、思えませんが。

>日本船防護、危険地域は他国に依頼 自衛隊中東派遣で政府方針

http://mainichi.jp/articles/20191214/k00/00m/010/294000c

危険だから他所様にお願いします、と言うなら、初めから派遣しなきゃ良いと思います。
CPR
2019年12月16日 05:53
30年…制服の更新に10年という馬鹿なことをしていますので、さもありなん。
これで戦車と同様に、64、89、新型と3種類の小銃が混在する滑稽な図が出来上がりますね。
確かポーランドだったはずですが、小銃の更新は5年で完了する計画でした。
調達下手もそうですが、小銃の質も疑わしいものです。
何せ実戦を想定した厳しい耐久試験をしてないわけですから。

調達の愚を実績として積み重ね続けているので、装甲救急車も残念な結果になりそうで心配です。
やれやれ
2019年12月16日 14:49
CPRさん、
空海の64式は陸自からのお下がりみたいな話を聞きましたが、配備の遅れている?89式もお下がりになり弾が無くなったら64式もお払い箱かも知れません。たしかに空海は自動小銃を多数しかも積極的に使うことは無いでしょうが、それにしても...とは思います。

ポーランドで思い出しましたが、昨年ポーランドのエアショーに行った時に小銃を新旧並べていましたが、新型の方がバリエーションが多かったですね。旧型は旧型もあるよみたいな感じで。
それと新型は殆どの小銃の先っちょにサプレッサーを付けていました。
完全に消音になるわけでは無いようですが発見を遅らせる意味でもサプレッサーの取り付けは重要かと思いますが陸自さんは狙撃銃にしてもサプレッサー付いているのを見たことがありません。
特殊作戦群とかは持っているみたいですが、本気で陸上でドンパチする気があるなら今後は必需品になるかも。
CPR
2019年12月16日 19:10
やれやれ様

サプレッサーは発砲音の低減はもちろんですが、発砲炎の隠蔽にも効果的です。
(音低減の方は亜音速弾と組み合わせないと効果は上がりませんが)
また、市街地戦のような同僚の銃口が近い状況では、お互いの怪我防止にも効果的です。
銃口のすぐ近くでは、発砲煙の勢いが強いですから。
せめて普通科だけでもサプレッサーは標準装備にしてもらいたいところです。
やれやれ
2019年12月16日 21:39
CPRさん、
サプレッサーは市街戦でも有利なんですね。
雑誌だと海外の軍隊は結構導入している見たいなのですが、サプレッサーの現物を見たのはポーランドが初めてです。当然拳銃用もありました。触ったのも初めてですが結構重かったですね。鉄パイプ見たいな物ですからね。
今はロシアも怖いし陸続きだから戦争がより身近に現実味があるからでしょう。多分そんなに多く注ぎ込めないであろう軍事費から旧ソ連製兵器の古くなったのを新しい西側兵器に入れ替え中でした。両方の現役品を一度に見られたのは良かったかも知れません。
惜しむらくは本当は飛行機メインのはずが、土日とも悪天候であまり飛べず、心ならずもついでに展示してあった陸軍装備品をじっくり拝む事ができた事位でしょうか…

それはともかく自衛隊も色々な想定で必要なら数量を取り揃えるべきかと。
CPR
2019年12月17日 07:38
やれやれ様

サプレッサーは構造上耐久性が課題ですが、性能向上が図られてきています。
やはり需要があれば進化するということでしょう。
欧米の名の売れた企業の製品以外にもサプレッサーが開発されているということは、それだけ「現地」で有用性があると推察されます。
やれやれ様のように海外の展示会に行けば、小火器についても世界の趨勢が肌で感じ取れるはずです。
また、展示会に出席している他国軍人と話すことで得られるヒューミントも価値が大きいです。
それが叶わないならば、せめて海外の軍事誌やニュースを精査すべきでしょう。
今のご時世、海外発送の定期購読サービスはあるわけですから。
陸幕がそうした努力をしているかは不明ですが、豊和の案件を見る限り、天下り癒着の力の方が強いようですね。