国内ヘリメーカーは潰したほうが良い

観測ヘリ、飛行再開へ=エンジンの不具合解消-陸自
https://news.nifty.com/article/domestic/society/12145-205164/

で、これから34機すべてエンジンを改修するのに装備庁は、9年はかかるといっていたわけです
それも順調に予算がついてです。
しかも、OH-1の偵察と通信システムか完全な時代遅れでデータもリアルタイムで送れない。
こんな骨董品を大カネかけて、改修する必要があるのでしょうか。そして全機が戦力化される10年後を待つ必要があるのでしょうか。

しかも汎用ヘリベースじゃないので軽輸送にも使えません。
軽輸送に使っているOH-6は旧式化が激しく、数がかなり減っています。これらがになっている輸送をUH-Xが
担うのは不効率でしょう。


完全に「時間」と「カネ」という概念が欠けています。
しかもあろうことか、未だに陸幕にはOH-1ベースに攻撃ヘリを作ろうという一派がいます。
まるで大戦末期で本土決戦を主張する将校団みたいなものです。

汎用の軽ヘリに武装・偵察キットを搭載したヘリを輸入で採用すべきです。

陸自向けの新多用途ヘリ試作機、スバルが13年ぶり納入
http://news.livedoor.com/article/detail/16092100/

これまた問題案件です。12億だった値段は18億円超え。それも次年度からは20億円を超えるでしょう。
412EPIより安くなるわけがない。初年度だけ値段を抑えてごまかそうというとろでしょう。

すでに何度もご案内ですが、防衛省は大臣通達で装備調達高騰を避けるために、調達価格が125%、150%を超えた場合に調達を見直すとしています。ところがUH-Xの調達が見直された形跡はみられません。
ましてUH-Xはコスト管理のための開発から廃棄まで、単一のプロジェクトチームが担当することとなった案件です。

更に申せば次期大綱、中期防でも調達改革を謳っています。
「自衛隊の装備品の質及び量を必要かつ十分に確保するためには、高性能の装備品を可能な限り安価に取得する必要があり、予算の計上のみならず執行に際しても、徹底したコスト管理・抑制を行う必要がある。
このため、長期契約を含め、装備品の効率的な調達に資する計画的な取得方法の活用や維持整備の効率化を推進する」
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/2019/pdf/20181218.pdf

どうもこいつは空念仏で終わりそうです。

次期中期防の装備取得単価でもUH-Xは18億円と記されています。
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/guideline/2019/pdf/soubi_tanka.pdf


つまり、防衛省、自衛隊ともに非効率な自衛隊専用ヘリメーカー、国内の警察や消防、海保ですらも顧客にできない3流弱小メーカーを数十年に渡って無駄飯を食わせてきて、この先もそれを続けるということなのでしょう。
装備調達改革は画餅で終わることになるでしょう。

日本のヘリメーカーは世界に打って出る気はありません。50ズラ避けたニートよろしく、防衛省という親に死ぬまでタカる気でいます。彼らを税金で養って低性能で値段が高いヘリを調達して防衛費を浪費することは日本の防衛にとっても航空宇宙産業にとってもいいことはありません。そんな冗費があるならばもっと成長分野や成長企業に投資すべきです。

日本のヘリ産業は潰すことが国益です。


アブダビの軍事見本市IDEXのレポートは東京防衛航空宇宙時評で。
http://www.tokyo-dar.com/

■本日の市ヶ谷の噂■
防衛問題でも積極的な発言をし、菅長内閣官房長官を質問攻めで困惑させている東京新聞の望月記者を公安情報組織、「千代田」が嗅ぎ回って前川前文科次官同様、謀略で陥れようと画策中との噂。


Japan in Depth に以下の記事を寄稿しました。
軽装甲機動車をAPCとして運用する陸自の見識
https://japan-indepth.jp/?p=44450


東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
コマツが装甲車輌から引かざるを得ない理由
防衛装備庁、陸幕ともに認識は甘かった
https://toyokeizai.net/articles/-/268241

ブログ気持玉

クリックして気持ちを伝えよう!

ログインしてクリックすれば、自分のブログへのリンクが付きます。

→ログインへ

なるほど(納得、参考になった、ヘー)
驚いた
面白い
ナイス
ガッツ(がんばれ!)
かわいい

気持玉数 : 13

なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー) なるほど(納得、参考になった、ヘー)
面白い
ナイス ナイス ナイス ナイス
ガッツ(がんばれ!)

この記事へのコメント

KU
2019年03月02日 21:32
未だにAH-XにOH-1ベース案を推す人がいるんですねorz。どう考えても、まともな機体が出来るとは思えませんけど。むしろ、三菱が提案している60ベースの機体がマトモに見えてしまいます。少なくとも、エンジンが原因のトラブルで、全ての機体が2年以上も飛行停止になった事はないですし。

>>>望月衣塑子記者

>東京新聞の望月衣塑子記者を助けたい。中2の女子生徒がたった1人で署名活動に取り組んだ理由とは

http://www.huffingtonpost.jp/entry/isoko-mochizuki-signature-campaign_jp_5c7a1ea7e4b0e1f77651aefc
KU
2019年03月02日 21:44
>【まとめ】望月記者への質問制限で「記者クラブ」に集中砲火、あの党にも延焼

http://agora-web.jp/archives/2037536.html

どうしてこうも、共産党ってブーメランが好きなのでしょうか?
やれやれ
2019年03月02日 23:00
防衛省、防衛装備庁、自衛隊と真面目に物事考えてない事が分かりますね。情けない。
少なくともスバルは要らない子でしょう。
噂ではT7の後継をどうしようなどあるようですが
T34を改造し続けるだけのスバルより今度こそピラタスPC21でも入れて欲しいですね。
もちろんエンブラエルのスーパーツカノでも可。
できればグラスコクピット化した物が良いでしょうね。

それと市ヶ谷の噂ですが本当だとしたら政権も公安も暇なんですか?と突っ込みたくなります。
たかが東京新聞の記者を貶めるのに腐心するとは。
余程探られたくない腹を探られるのが嫌なのか
ズバリ本質を突かれるのが痛いのか。
何にしても良い事は何もないでしょう。
と言うか本当に馬鹿の集まりなんですね。
マリンロイヤル
2019年03月03日 06:42
>>汎用の軽ヘリに武装・偵察キットを搭載したヘリを輸入で採用すべきです。

シコルスキーS97レイダーがおすすめです(笑)
19190213
2019年03月03日 13:01
クラウゼヴィッツは戦力の集中を説いていたように思いますがはて?
陸自は欲張り過ぎです。
ヘタすれば第三世界の陸軍にすら劣るのは何故でしょうか?
コストや真剣に戦闘をすることを本当は考えていないからではないでしょうか?
これらは、手足である各部隊指揮官以下や国民に対する背任行為であるとも思えます。
やれやれ
2019年03月03日 21:56
19190213さん、
同感です。アレ総理のお買い物を除いたとしても色々変です。
今度は独自の輸送船を導入するべく検討するようです。
https://newswitch.jp/p/16717
陸自に、いや3自衛隊に戦略とか戦術とか
考えて買い物しているのか疑問で仕方ないです。
CPR
2019年03月04日 08:55
19190213様、やれやれ様が疑問を呈されていますが、現状を見るに正しいと思われます。
自衛隊の「統合」とは、名ばかりのもので、縦割り行政がしっかりと息づいていますね。
陸自では「真に戦える」という表現がありますが、お役所の言葉遊びと大して差はありません。
上は戦略レベルで間違っているし、下は上の決定に従って冷戦時代から変わらない訓練を続ける。
自分たちの首を絞める装備品調達に、職を賭けてでも政治に具申する将官はいない。
衛生の問題も、大元の衛生学校に改革する能力も見識もなく、かつては暇をこれ幸いにと宴会三昧だったわけですから。
未だに救急法検定が変わっていないことを鑑みれば、今の衛生学校に有力な人材はいないと思われます。

根本を言えば、国家戦略がなく自国の防衛を自力で完結しようとしない日本全体の問題でもあるわけですが……。
19190213
2019年03月06日 21:13
CPRさま
同感です。彼らは軍人ではなく役人です。
部隊に寄り添っていた時期もあったであろうにも拘わらずです。
ただ救急法は大分変ったとは思いますよ。
戦闘間における救護では新しい手技も入ってきているようですよ。普通科同期からは変化したとは聞いています。(もしかして方面で違うとか??)
装備はお察しですがね。


やれやれさま
輸送船ですか・・・。
少し門外漢感があるのでなんとも言えませんが、動的防衛力においての陸上機動(道路)は敵のインフラ攻撃や災害に一定の脆弱性がある事を認識なさっていたのでしょうね。
震災で機動した際に非常に不安になりましたよ。
災害だからまだ一番ヤバい所を狙われていないけれど敵だったら確実に現地に着けなかっただろうと。
ですから太平洋側を活用して洋上機動することは大いに歓迎できます。
問題はコストや正しい運用ができるかですが・・。
元キャプテン
2019年03月06日 21:47
19190213様とCPR様

私が現役の頃、3曹の若い頃 90年代末ですが、駐屯地朝礼で誇り高き自衛隊の三唱をしていました。存在する自衛隊から行動する自衛隊への変革。意識改革の一巻らしい。
結論から 風吹けど棺桶鳴らず。空念仏の言葉遊び。やはり迷彩服を着ている武装公務員しか過ぎず、軍人はいない。軍人もどきの公務員しか存在しない。
防衛大臣・長官を経験した石破茂の著書の文章を引用すると 模擬試験を受けない受験生、試合のない運動部、お客のいない商店。この言葉は私が退官・転職して身に染みました。 競争がない、結果責任・説明責任がない。故に官僚主義に陥る、プロ根性が生まれない、モラルハザードになる。
私の例えですが田舎の過疎の学校で1番の成績の者が 俺はエリート・天才だぜ!とか田舎の野球のリトルリーグのチームが俺って最強だぜ!とオナニーしているようなものです。 柵の中でハッタリや精神論で自己満足している滑稽な世界です。カルト教団の信者と変わらないレベルですよ。だから石破先生は自閉隊と揶揄している。
もう改革とか改善というレベルの話じゃないでしょう。民事再生・廃業して出直すべきでしょう。
CPR
2019年03月07日 14:26
19190213様
正しく上は皆制服を着た役人でしょう。
自衛隊が根本的に何も変わっていないという「結果」がその証左です。
救護の新しい手法、おそらくやる気のある隊員が外から取り入れたことだと思われますで。
問題は、一部の隊員の熱意だけでは意味がないということです。
教育、検定、試験で標準化がなされない限り、その隊員だけが出来る(知っている)ことであり、救命率は上がりません。
また、自衛隊全体の医療体制が整わない限り「治療」に至りません。
現状では、流出した島嶼防衛試算資料にある負傷者数はそっくりそのまま戦死者数になります。

元キャプテン様
空念仏、今でも同じようにやっているところあるのではないでしょうか。
陸自の訓練体系は未だに冷戦時代の内容ですが、「野戦をしっかり訓練していれば大丈夫だ。どんな状況にも対応できる」という考えがあります。
そのような発言をしていた将官もいました。
延々と野球の練習をし続けてきた団体がサッカー等のその他球技の試合で勝てるでしょうか。
勝てるわけがありません。
欧米諸国の軍は環境(軍事作戦形態)の変化に応じて変わり続けています。
進化即ち環境変化への適応という、生物の進化と同じ話だと思います。
やれやれ
2019年03月07日 19:34
19190213さん、元キャプテンさん、
現職の知り合いやニュースで聞いた範囲なのですが、国防に燃えて自衛隊に入隊すると失望して辞めてしまう人が多いとか。国防より自衛隊の仕事(職種)が好きな人は結構残るようです。バブルが弾けて不況になり公務員人気が高まった時期に自衛隊に入隊する人が多かったと思いますが、入隊の動機は一応公務員だからと言う理由が多いと聞いた事があります。なので正社員になれる幹部学校や曹候補の受験倍率が上がったと思います。度重なる災害への派遣での活躍も有り一層増えたかと。彼らの主たる目的は国防と言うより国家公務員の一つの仕事と言う考えの人が多いような感じがします。なので笛付けど踊らずなのではと。恐らく有事があれば戦争に行くことにはなるが、その可能性は極めて低く最悪在籍中無事ならOKと言う事なのでしょう。なので職種は違えど軍人では無く役人なのでしょう。こんな言い方は悪いと思いますが、世界で最も恵まれた軍隊の隊員なのではないかと思います。戦争をする必要もない、訓練と草むしり、時々事務仕事でお気楽に凄ぜるならそれはそれで良い職場ですよ(軍事的に悪いい意味で)。もっとも彼らに活躍してもらう事のない状態は国民にとっては良いことなのですが、イザという時に使えないと存在意義が無いですよね。装備も人もハリボテでは困るんです。さてどうすれば使える組織になるのでしょうかね?困った問題です。いっそ民間軍事会社にでもした方が良くないか?とも思ってみたのですが、まあ難しいですね。
19190213
2019年03月10日 00:45
やれやれ様
仰る通りですよ。全部当たっています。
恥ずかしながら私も食う為に自衛隊に入りましたから。
だったのですがね・・案外真剣にやると面白いしその責務について理解が深まるのですよ。
つまりは周りの良い隊員に感化されたのです。
やってみて職業意識や使命感は高まるもので数年はやらなければ分からない物ですよね。
それはさて置き、どうすれば良いのでしょうかね・・・。
絶対に絶対にあってはならないことですが戦闘が起きれば変わると思いますよ。
需要の問題ですから。
ふきのとう
2019年04月16日 23:20
http://www.jwing.net/news/10230

これを読む限りOH-1の改修に伴ってエンジンの性能が若干低下する可能性有ると考えて良いのでしょうか。素人考えですが、枚数減らすというのは取れる出力の低下に繋がりそうに見えます。
もし上記の推測が妥当であるのなら、時間をかけていたのもコアエンジンを(特に性能低下につながりえるような)改装をせずに問題を解消できないかというのを色々試したというのが背景にあったのではないかと邪推したくなります。

これは将来の戦闘機エンジン開発にも警鐘を鳴らすものではないでしょうか。「他国のスペックを超えるエンジンを作る」が、搭載し使用実績がしばらくできてきたところで「トラブルが発生」し、改修の結果「当初性能より下回るスペックにせざるを得ないがもうこれを使う事に決めてしまっているので今更変えようもない」という三段コンボが決まるということになれば問題だと思うのですが。
やれやれ
2019年04月17日 15:02
ふきのとうさん、
「時間をかけていたのもコアエンジンを(
以下略」
恐らくその通りだと思いますよ。
以前清谷さんの市ヶ谷の噂で改修エンジンでも結局駄目で出力を落とす方向にする事が書いてありました。
意味もなく性能を下げたくないでしょうから
問題点を無くしつつ性能維持できないか色々やった挙げ句に駄目でした、と言う結果の様です。仕方なく最大出力を下げたのが改修エンジンという事になります。エンジン自体三菱がMH200と言うほぼ出荷されてない失敗民間ヘリの軍用版ですから技術的に枯れているか?というとそこまで枯れて無くて問題点が後になって見つかったと言うパターンでしょう。B787のRRエンジンもそうですが、新しいエンジンは相当長時間運転試験や回転数を変えていく試験をして問題点を洗い出さないと信頼性は高まらないという事ですね。

「これは将来の戦闘機エンジン開発にも警鐘を鳴らすものではないでしょうか。」
当然そうだと思います。IHIもこの問題を他人事、経験が少ないから失敗したと笑っているようだったらXF9でも同じ様な問題が出るでしょう。
なんせIHIも戦闘機用エンジンを設計したことも自作して試験した事もないですからね。今回が初めてでどこのメーカも使ってない新素材も多用している様だし本当にこれからの試験次第でしょう。性能を達成したと言ってもそれだけでは何もなりません。結局諸々の問題を解決したら出力が2/3に抑えられたって結果も考えられます。それでも実用化できれば大したもので結局直せなくてお蔵入りって線もありますから。
順調に行っても実用化レベルまで10数年掛かると思いますがまだ最初の1歩を歩いただけで、これで喜んでいるヲタはお目出度いと思っています。信頼性を得るには長い道のりを走破しないといけないのです。

この記事へのトラックバック