戦闘機開発、記事は起きたときに書けよ産経新聞。
【外交安保取材】決断迫られるF2後継機の開発方針 「日本主導」が現実的選択肢か
https://www.sankei.com/premium/news/181119/prm1811190006-n1.html
産経新聞の政治部、石鍋圭記者の記事です。
>防衛省はF2後継機の開発方針として、国産▽国際共同開発▽既存機の改修-を選択肢として検討を進めている。岩屋毅防衛相(61)は選定のポイントとして、(1)将来の航空優勢の確保に必要な能力(2)次世代の技術を適用できるだけの拡張性(3)改修の自由度(4)国内企業の関与(5)現実的なコスト-の5条件を挙げた。
>結論からいうと、この5条件をバランス良く満たす解は国際共同開発しかない。それも、他国の政府や企業任せではなく、日本が主導する形での共同開発だ。
こういうのを机上の空論といいます。
F-2除けば実質的に国際共同開発を行ったことがない。F-2にしても米国に隷属しての開発です。実質的な共同開発ではありません。そもそも既存機の近代化にすぎません。
日本に戦闘機を開発する能力はありません。F-1にしてもジェット戦闘機はつくれました、というだけの出来であり、その問題点をあまり反省してきませんでした。
そもそも過去の空戦データもなく、周辺諸国の戦闘機や搭載兵器のデータもなくてまともなシステムが組めるでしょうか。
この辺は隅田金属日誌(墨田金属日誌)にかかれている通りです。
http://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-2066.html
>F2後継機には敵に見つからないステルス技術、逆に敵を先に見つける高性能レーダー、電子戦技術、高性能小型エンジンなどが求められる。日本は、先進技術実証機「X2」などでこれらの技術を高いレベルで実証している。開発を決断すれば、すぐにでも着手できる状況にある。この点で、国産か日本主導での共同開発が選択肢となる。
信頼性のないエンジン使ってOH-1はどうなりましたか?もう3年も全機飛行停止ですよ。
諸外国に比べて開発、実験の予算が少なくてカタログ的な性能はでても、実戦では使い物になりません。そのOH-1を防衛省も日本の専門誌も両手を上げて称賛してきたわけです。
それほど優れていたのであれば、なんでF-15Jの近代化改修が殆ど米国におんぶにだったんでしょうかね。
更に申せば、F-2以来戦闘機の開発も行っていませんし、F-2にしてもゼロから開発したわけでもない。F-2よりもむしろ、同時代のF-16のほうが性能も高く信頼性も高く、運用費用も安いわけです。どうみてもF-2が成功作とは言えません。
しかも空自はF-2の生産機数が減らされると途端に、F-2に一切の問題はありませんと、レーダーの不具合も長期に渡って隠蔽してきました。それは納税者を騙すことです。
こういう大本営発表を平気でやる不正直な組織のいうことを信じられますか?
まあ、信じちゃう人がこのような記事を書いちゃうわけですけども。
>国内防衛産業からは「F2の開発に携わったほぼ全ての人材が2020(平成32)年には退職を迎える。彼らの雇用を延長し、技術を伝承するには同年の開発着手がタイムリミットだ。そのことを、年末の中期防で明確に示してもらいたい」との声が上がる。
そもそもF-35AをFXで選定したこということは戦闘機の国内戦闘機製造基盤を捨てるということでした。その選択を空幕も防衛省もしたのです。ところが戦闘機製造の国内戦闘機製造基盤も残したいと二律背反したことをいっています。あのときに国内メーカーからの信頼をなくしていました。どっちも大事と言って、決断ができなかったということです。すでにおそすぎる話です。
> 「現実的なコスト」はどうか。純粋な国産開発となれば、数兆円といわれる費用を日本が全て負担することになり、現実的とはいえない。ただ、既存機の改修であればコストが低く済むわけではない。有力案として浮上した米軍のF22戦闘機の改修案も、「国産並みのコスト」(防衛省関係者)がかかる公算が大きく、見送った。他国と共同開発をすることで、費用分担をはかれる。日本企業が主導すれば、装備のプラットフォーム化や量産効果などでコストを削ることも期待できる。
まあ、なんというかAVやフランス書院の小説読んで3Dの女の子を口説こうとするようなものです。
自分でカネは払いたくない、だから素人同然の俺達の言う通り戦闘機を作ることに協力しろ。カネをだせ、その出来の悪い戦闘機をお前らも買え。
そんな話に誰が揉み手ですり寄ってきますか。
まあ産経新聞のいつもの、日本すげー、ウリナラマンセーの韓国ドラマ顔負けのファンタジーです。
こういう根拠のないテクノナショナリズムを煽る記事を書いて本当に国産戦闘機が開発され、それが実戦で使用されたら産経新聞も石鍋圭記者も責任もてるんですかね。
愛国をネタに金儲けするとはいいませんが、あからさまに国益に反して世論を惑わせ、仮想的に有利になるような世論操作をすることが「国益」だというのでしょうか。
■本日の市ヶ谷の噂■
防衛装備庁は海外軍事見本市にパビリオンを出展するも、そこを拠点に情報集することはほとんどなく、ブースの留守番がいるだけ、との噂。
https://www.sankei.com/premium/news/181119/prm1811190006-n1.html
産経新聞の政治部、石鍋圭記者の記事です。
>防衛省はF2後継機の開発方針として、国産▽国際共同開発▽既存機の改修-を選択肢として検討を進めている。岩屋毅防衛相(61)は選定のポイントとして、(1)将来の航空優勢の確保に必要な能力(2)次世代の技術を適用できるだけの拡張性(3)改修の自由度(4)国内企業の関与(5)現実的なコスト-の5条件を挙げた。
>結論からいうと、この5条件をバランス良く満たす解は国際共同開発しかない。それも、他国の政府や企業任せではなく、日本が主導する形での共同開発だ。
こういうのを机上の空論といいます。
F-2除けば実質的に国際共同開発を行ったことがない。F-2にしても米国に隷属しての開発です。実質的な共同開発ではありません。そもそも既存機の近代化にすぎません。
日本に戦闘機を開発する能力はありません。F-1にしてもジェット戦闘機はつくれました、というだけの出来であり、その問題点をあまり反省してきませんでした。
そもそも過去の空戦データもなく、周辺諸国の戦闘機や搭載兵器のデータもなくてまともなシステムが組めるでしょうか。
この辺は隅田金属日誌(墨田金属日誌)にかかれている通りです。
http://schmidametallborsig.blog130.fc2.com/blog-entry-2066.html
>F2後継機には敵に見つからないステルス技術、逆に敵を先に見つける高性能レーダー、電子戦技術、高性能小型エンジンなどが求められる。日本は、先進技術実証機「X2」などでこれらの技術を高いレベルで実証している。開発を決断すれば、すぐにでも着手できる状況にある。この点で、国産か日本主導での共同開発が選択肢となる。
信頼性のないエンジン使ってOH-1はどうなりましたか?もう3年も全機飛行停止ですよ。
諸外国に比べて開発、実験の予算が少なくてカタログ的な性能はでても、実戦では使い物になりません。そのOH-1を防衛省も日本の専門誌も両手を上げて称賛してきたわけです。
それほど優れていたのであれば、なんでF-15Jの近代化改修が殆ど米国におんぶにだったんでしょうかね。
更に申せば、F-2以来戦闘機の開発も行っていませんし、F-2にしてもゼロから開発したわけでもない。F-2よりもむしろ、同時代のF-16のほうが性能も高く信頼性も高く、運用費用も安いわけです。どうみてもF-2が成功作とは言えません。
しかも空自はF-2の生産機数が減らされると途端に、F-2に一切の問題はありませんと、レーダーの不具合も長期に渡って隠蔽してきました。それは納税者を騙すことです。
こういう大本営発表を平気でやる不正直な組織のいうことを信じられますか?
まあ、信じちゃう人がこのような記事を書いちゃうわけですけども。
>国内防衛産業からは「F2の開発に携わったほぼ全ての人材が2020(平成32)年には退職を迎える。彼らの雇用を延長し、技術を伝承するには同年の開発着手がタイムリミットだ。そのことを、年末の中期防で明確に示してもらいたい」との声が上がる。
そもそもF-35AをFXで選定したこということは戦闘機の国内戦闘機製造基盤を捨てるということでした。その選択を空幕も防衛省もしたのです。ところが戦闘機製造の国内戦闘機製造基盤も残したいと二律背反したことをいっています。あのときに国内メーカーからの信頼をなくしていました。どっちも大事と言って、決断ができなかったということです。すでにおそすぎる話です。
> 「現実的なコスト」はどうか。純粋な国産開発となれば、数兆円といわれる費用を日本が全て負担することになり、現実的とはいえない。ただ、既存機の改修であればコストが低く済むわけではない。有力案として浮上した米軍のF22戦闘機の改修案も、「国産並みのコスト」(防衛省関係者)がかかる公算が大きく、見送った。他国と共同開発をすることで、費用分担をはかれる。日本企業が主導すれば、装備のプラットフォーム化や量産効果などでコストを削ることも期待できる。
まあ、なんというかAVやフランス書院の小説読んで3Dの女の子を口説こうとするようなものです。
自分でカネは払いたくない、だから素人同然の俺達の言う通り戦闘機を作ることに協力しろ。カネをだせ、その出来の悪い戦闘機をお前らも買え。
そんな話に誰が揉み手ですり寄ってきますか。
まあ産経新聞のいつもの、日本すげー、ウリナラマンセーの韓国ドラマ顔負けのファンタジーです。
こういう根拠のないテクノナショナリズムを煽る記事を書いて本当に国産戦闘機が開発され、それが実戦で使用されたら産経新聞も石鍋圭記者も責任もてるんですかね。
愛国をネタに金儲けするとはいいませんが、あからさまに国益に反して世論を惑わせ、仮想的に有利になるような世論操作をすることが「国益」だというのでしょうか。
■本日の市ヶ谷の噂■
防衛装備庁は海外軍事見本市にパビリオンを出展するも、そこを拠点に情報集することはほとんどなく、ブースの留守番がいるだけ、との噂。
この記事へのコメント
正直FXがF35に決まるとは思ってもいませんでした。そもそも開発が遅れていて候補に上げるのもどうかと言うレベル。日本がF35Aの納入時期と戦闘機として戦力化できた時期が重なったのは偶然とはいえラッキーと言うレベルでその間F4はひたすら延命処置で長生きするはめになりました。ファントムファンとしては嬉しい事ですが、日本の防衛という視点から見るとヨボヨボの爺さんをこき使っているに等しく無理がありました。FA18EかEF2000のどちらに決まるのかと思っていたら斜め上のF35でしたからビックリしたのと同時に戦闘機生産を半ば放棄するつもりなんだなと悟りました。開発に参加してなく開発資金も出してないのにF35を購入すると長い行列の最後尾に並んでラーメンを待つようなものでいつ納入できるのか?と言う感じでしたが開発が遅れに遅れた結果、幸運にも?先に引き渡してくれました...むしろ古いブロックを嫌ってお先にどうぞと譲ってくれたのではないのかと訝しんでいます。
X2を愛称の心神(富士山の意味)と呼んで夢を膨らませているアホな軍ヲタ以外はあれみてF22のパクリ、縮小版、劣化版と蔑んでいます。
中国を笑えませんね。オリジナルな部分が何もなくステルス(確認したのか?)と高機動ができるかどうかの実験機。なのにろくに飛ばしてもない。確認したらお終いでは十分なデータが取れたのかも怪しい。それに今更20年前の飛行機の後追いをして喜んでいる様では模型マニアと一緒です。こんなの作っても主導権も何も無いでしょう。真面目に研究していない証明にしかなりません。オリジナルの研究をする予算も人も無いのでとりあえず人まねしてみました、ちょっとだけ飛ばして見ましたでは相手に失笑を買うだけです。
噂も何も私が実際に見てきたそのまんまです。LIMAもシンガポールもそうでしたから他だって似たり寄ったりでしょう。どうせ売れなしだろうし誰も来ないだろうし他の展示にも興味なしじゃどうしようもありません。いっそ兵器や軍事に真面目に興味ある人間でもバイトで雇って派遣した方がマシです。きっと面白い調査報告書を書いてくれると思いますよ。
まあ、そうなんですがね。
一応柔らかく書いているんですよ。それなりに気を使って^_^
日本の防衛政策の不備を指摘する時に、文脈上特に必要のない隣国に対する誹謗中傷を挿入する必要があるのでしょうか?
清谷さんの記事には色々と蒙を啓かれていますが、時折見られるこういった部分には疑問を感じます。
全てアメリカ様のご機嫌伺い。人様の国に国の体を成していないなんて言えませんね。
なんか情けない国だな、日本って。
これは防衛装備庁を応援するために海外の展示会に赴いてエールを送るしかありませんね!どうせパブリックデーは閉店でしょうからトレードデーに日の丸と英字の横断幕もってエールを送らないと。けしてサボっている所を視察するわけではありませんよ。あくまで応援です(笑)。向こうも意気に感じて洞穴から出てくるでしょう。そこを舌鋒鋭く...あれやこれや質問を浴びせて...愛情込めて現地のお菓子でも渡しながら潤んだ目でお国のためにありがとうございますとかなんとか言いながらおだててその気にさせてお話をする。どうせ暇だし日本語が使えるから喜んで話し相手になってくれる...かな?
お付き合いのメーカーさんは冷やかしなのに喜んでくれましたよ。冷やかしでもお客さんにカウントされましたから。頼みもしないのにノベルティグッズくれたり。お名刺を是非と言われて冷や汗書いたり(そんなもん外国まで持って行かないって)。とりあえず来年のLIMAに行けたら状況を報告します。出展してるかな?
別に他意はないのですが、韓国をけなす人たちが全く同じ人達に気がついていないことは皮肉っています。
http://www.tokyo-dar.com/news/4950/
後ろに、あんな装甲ドーザーの勇姿ががが(^_^)。もうアレですよ。陸自もさっさとAAVを捨ててコレを三菱と合同で魔改造して(略)。
全国紙からの撤退は英断か 産経新聞が「揺れた」2018年11月16日
http://news.livedoor.com/article/detail/15636800/
記者はみな他社を落ちて仕方なく入社、フジサンケイグループのお荷物……
産経新聞社員「発行部数水増し、原発賛成はカネになるから!?」
https://biz-journal.jp/2012/08/post_597.html
産経新聞OBが驚きの社内事情を証言!「本物の右翼はいない」「幹部は商売右翼」「東京新聞に記者が大量移籍」
https://lite-ra.com/2017/08/post-3388.html
清谷様、経営基盤が弱いため、政府与党や大企業をヨイショするのが産経新聞クオリティ。記者にジャーナリストとしての矜持なんて無いのです。
>愛国をネタに金儲けするとはいいませんが、あからさまに国益に反して世論を惑わせ、仮想的に有利になるような世論操作をすることが「国益」だというのでしょうか。
野暮な突込みで恐縮ですが、「仮想敵」では?
なお、産経新聞編集局長が旧ソ連(現ロシア)の諜報機関KGBのスパイだったのは有名な話。今も産経は仮想敵ロシアのために、「褒め殺し」という手法で自衛隊弱体化を推進しているのかな?( ̄▽ ̄)
編集局長がKGBのスパイだった!? 産経が頬かむりする「売国」的過去
https://lite-ra.com/2014/09/post-504_2.html
そういう無駄金を使うから国(旧ソ連)が滅びたという教訓ではないかいナと思うわけだ。
ヲレに金を寄越せば「日の丸の真ん中が赤いのは、日本の心の中心は共産主義を求めている」とか「人の血が赤いのは、人は生まれたときから共産主義者であることの証だ」とか、いくらでもデタラメを書いてやるのに。 < まて、こら
はて?様、アレ総理も中韓相手の歴史戦()に勝つためと称して、外国や胡散臭い団体に貴重な国民の税金をばら撒いている件…orz
本来報道機関は「情報は提供するが、それをどう判断するかは受け取る側次第」だと思います。例えば難民の惨状を見て「見知らぬ連中がどうなろうが知った事では無い」と思った人がいても、それはそう思った人の「問題」です。しかし日本人には「事実と論理」が無く、「心情と直接的な人間関係とその場の"空気"」しか無いので、「"空気"を作って、その"空気"で決める」事しかできないのです。戦後の日本は朝日他のマスコミが作った「左翼リベラルの"空気"」が覆っていましたが、「左翼リベラルではない"空気"」を作って、それで日本を動かそうとしているのが産経新聞なのでしょう。尤も「左翼リベラルではない"空気"」を作ろうとするのも、「左翼リベラルの"空気"には参入の余地が無い」からかも知れませんが。
>外国や胡散臭い団体に貴重な国民の税金をばら撒いている件…orz
それなら、急いで胡散臭い宗教団体「お先真っ暗教」を立ち上げなければならない。
町中で幸せそうなカップルを取り囲み「3分間呪わせてください」とか言っている不審者をみかけたら、ヲレとその不愉快な仲間達に間違いない。
誰にでもできる、心の闇を手のひらから放射する「真っ暗な技」が売りです。
はて?様、何をやっているんですか?w