【防衛最前線】特務艇「はしだて」 官民談合で飲み食いするのがそんなに嬉しいのかね?
特務艇「はしだて」 海上の迎賓〝艦〟と呼ばれる「おもてなし」とは
http://www.sankei.com/premium/news/151009/prm1510090002-n1.html
>海上自衛隊の特務艇「はしだて」の名前は、京都の景勝地「天橋立」に由来する。自衛隊と国民や諸外国をつなぐ役割を担ってほしいとの願いが込められている。
その名の通り、国内外の要人を招いての式典や、海上自衛隊を訪問した諸外国の軍人との会議などに用いられる。災害支援に従事するケースもあるが、戦闘をするための装備は搭載されていない。そのため、はしだては“迎賓艇”“迎賓艦”とも称される。
こんなもの必要はないでしょう。パーティやら迎賓やらは護衛艦や練習艦でやればよろしい。
実際海外では水上戦闘艦や練習艦をそのような目的で使うことは多々あります。
カネもないのに見えをはってこんなものを多額の固定費をかけて運用する意味はありません。そんなカネや人があるならば戦闘艦に回すべきでしょう。未だに現場では人で不足は深刻です。
そんなに舟遊びしたいなら、松本零士氏デザインの遊覧船でも借りてくればよろしい。そのほうがお客も喜ぶでしょうし、コストも安くあがるでしょう。
このフネは災害派遣にも役立つとかいっておりますが、ヤクザの言いがかりのようなものです。宿泊施設もない遊覧船が何の役に立ちますか。
>9月初旬、そのはしだてでメディア関係者と防衛省幹部との懇談会が開かれた。防衛省による広報活動の一環で、毎年行われているという。
メディア関係者=記者クラブですから。
我々フリーランスはまず呼ばれないし、外国プレスでも呼ばれるのはせいぜいFPIJのトップぐらい。まあアリバイ工作みたいなものです。
つまり他者を排除している一民間団体と政府機関の癒着、談合です。こういう人たちが記者会見でどういう質問をしているかは容易に想像がつくでしょう。
>船の内装はもちろんだが、それ以上に目を引いたのがバイキング用のテーブルに次々に運ばれてくる料理だった。オードブル、軽食、すし、和洋中のメーン料理、デザートまで豊富にそろい、見た目も美しい。定番の海軍カレーや天ぷらの屋台も出て、乗客を楽しませていた。
> 実は、メディア懇談会で提供された料理のメニューは、当日の朝に当初の予定からガラリと変わったという。はしだての調理員長にその理由を聞くと、「当日の気温が想定と違ったので、料理もそれに合わせて変えた」との答えが返ってきた。「食べる人に喜んでもらうためには、それくらいは当たり前。それがわれわれの任務ですから」とも。
参加費用はタダか、タダみたいなものです。で、記者クラブと防衛省の幹部が仲良しこよしをやっているわけです。一民間任意団体が、他のジャーナリスト排除して、税金にたかって飲み食いして、癒着をしているわけです。記者クラブ以外のブンヤが入れない密室ですからね。
別に官側と飲み食いするなとは申しませんが、他の同業者を排して、自分たちがお上とよろしくやっていると、癒着が生まれます。
タダ飯食ってタダ酒飲んで、癒着することがそんなに楽しいかね?
何か自分たちが特権階級でも勘違いしているじゃないでしょうかね?
普通の常識があれば、恥ずかしくてこんな記事を自慢気に書けないでしょう。ねえ、石鍋圭記者。
提灯記事を書くのもむべなるかな、です。
美味しいものは自腹をきってこそ美味しいと思いますよ、あたしゃ。
こっちは本日も空自広報室と鞘当てです。先日の空幕長会見での回答は書面でお願いしますと何度も申し上げているにもかかわらず、電話で口頭をですまそうとするので、「であれば回答はいりません。空自は回答拒否したと了解します」と申し上げて電話をきりました。
役人の世界では紙になっていない情報は存在しません。実際に1年ほど前に空幕長会見で口頭で言われた回答はこうだったと申し上げると、担当者は私はしりません、でした。
ですから回答は書面で要求しているわけです。
我々フリーランスは常にこのような戦いをしているわけです。
>このプロ意識が、特務艇はしだての“おもてなし”を支えている。
どのような「プロ意識」が新聞を支えているんでしょうかね。新聞記者の考えるプロ意識と我々非記者クラブ会員のジャーナリストのプロ意識には大きな隔たりがあるように思えます。
朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しました。
陸自が導入した輸送防護車は使えない
机上の空論では済まない邦人救出の現場
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015100200004.html
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
陸自「攻撃ヘリ部隊」は、自滅の危機にある
オスプレイ大量調達の前に見直すべきこと
http://toyokeizai.net/articles/-/84832
エアバスは、なぜ日本政府に激怒しているのか
不透明すぎる日本の防衛調達の問題点
http://toyokeizai.net/articles/-/84639
東京防衛航空宇宙時評で軍事見本市、DSEIのレポートを掲載しています。
http://www.tokyo-dar.com/
http://www.sankei.com/premium/news/151009/prm1510090002-n1.html
>海上自衛隊の特務艇「はしだて」の名前は、京都の景勝地「天橋立」に由来する。自衛隊と国民や諸外国をつなぐ役割を担ってほしいとの願いが込められている。
その名の通り、国内外の要人を招いての式典や、海上自衛隊を訪問した諸外国の軍人との会議などに用いられる。災害支援に従事するケースもあるが、戦闘をするための装備は搭載されていない。そのため、はしだては“迎賓艇”“迎賓艦”とも称される。
こんなもの必要はないでしょう。パーティやら迎賓やらは護衛艦や練習艦でやればよろしい。
実際海外では水上戦闘艦や練習艦をそのような目的で使うことは多々あります。
カネもないのに見えをはってこんなものを多額の固定費をかけて運用する意味はありません。そんなカネや人があるならば戦闘艦に回すべきでしょう。未だに現場では人で不足は深刻です。
そんなに舟遊びしたいなら、松本零士氏デザインの遊覧船でも借りてくればよろしい。そのほうがお客も喜ぶでしょうし、コストも安くあがるでしょう。
このフネは災害派遣にも役立つとかいっておりますが、ヤクザの言いがかりのようなものです。宿泊施設もない遊覧船が何の役に立ちますか。
>9月初旬、そのはしだてでメディア関係者と防衛省幹部との懇談会が開かれた。防衛省による広報活動の一環で、毎年行われているという。
メディア関係者=記者クラブですから。
我々フリーランスはまず呼ばれないし、外国プレスでも呼ばれるのはせいぜいFPIJのトップぐらい。まあアリバイ工作みたいなものです。
つまり他者を排除している一民間団体と政府機関の癒着、談合です。こういう人たちが記者会見でどういう質問をしているかは容易に想像がつくでしょう。
>船の内装はもちろんだが、それ以上に目を引いたのがバイキング用のテーブルに次々に運ばれてくる料理だった。オードブル、軽食、すし、和洋中のメーン料理、デザートまで豊富にそろい、見た目も美しい。定番の海軍カレーや天ぷらの屋台も出て、乗客を楽しませていた。
> 実は、メディア懇談会で提供された料理のメニューは、当日の朝に当初の予定からガラリと変わったという。はしだての調理員長にその理由を聞くと、「当日の気温が想定と違ったので、料理もそれに合わせて変えた」との答えが返ってきた。「食べる人に喜んでもらうためには、それくらいは当たり前。それがわれわれの任務ですから」とも。
参加費用はタダか、タダみたいなものです。で、記者クラブと防衛省の幹部が仲良しこよしをやっているわけです。一民間任意団体が、他のジャーナリスト排除して、税金にたかって飲み食いして、癒着をしているわけです。記者クラブ以外のブンヤが入れない密室ですからね。
別に官側と飲み食いするなとは申しませんが、他の同業者を排して、自分たちがお上とよろしくやっていると、癒着が生まれます。
タダ飯食ってタダ酒飲んで、癒着することがそんなに楽しいかね?
何か自分たちが特権階級でも勘違いしているじゃないでしょうかね?
普通の常識があれば、恥ずかしくてこんな記事を自慢気に書けないでしょう。ねえ、石鍋圭記者。
提灯記事を書くのもむべなるかな、です。
美味しいものは自腹をきってこそ美味しいと思いますよ、あたしゃ。
こっちは本日も空自広報室と鞘当てです。先日の空幕長会見での回答は書面でお願いしますと何度も申し上げているにもかかわらず、電話で口頭をですまそうとするので、「であれば回答はいりません。空自は回答拒否したと了解します」と申し上げて電話をきりました。
役人の世界では紙になっていない情報は存在しません。実際に1年ほど前に空幕長会見で口頭で言われた回答はこうだったと申し上げると、担当者は私はしりません、でした。
ですから回答は書面で要求しているわけです。
我々フリーランスは常にこのような戦いをしているわけです。
>このプロ意識が、特務艇はしだての“おもてなし”を支えている。
どのような「プロ意識」が新聞を支えているんでしょうかね。新聞記者の考えるプロ意識と我々非記者クラブ会員のジャーナリストのプロ意識には大きな隔たりがあるように思えます。
朝日新聞のWEBRONZA+に以下の記事を寄稿しました。
陸自が導入した輸送防護車は使えない
机上の空論では済まない邦人救出の現場
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015100200004.html
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
陸自「攻撃ヘリ部隊」は、自滅の危機にある
オスプレイ大量調達の前に見直すべきこと
http://toyokeizai.net/articles/-/84832
エアバスは、なぜ日本政府に激怒しているのか
不透明すぎる日本の防衛調達の問題点
http://toyokeizai.net/articles/-/84639
東京防衛航空宇宙時評で軍事見本市、DSEIのレポートを掲載しています。
http://www.tokyo-dar.com/
この記事へのコメント
政府要人や軍の高官相手ならまだしも、
記者クラブを接待する必要性は一切無いです。
都合の悪い記事を書かせない為の、
一種の賄賂じゃないでしょうか?
この船で行われる接待って、金の動きとか参加者の顔ぶれとか、
細かく調べると、いろいろ問題になりそうですね。
内輪でこっそりやるならまだしも、
記事にする事を許すなんて、海自の広報は頭悪いとしか思えません。
恐らくコメントが入るだろうと思った記事です。ところで、民間企業でも同じようなマスコミ接待はやっています。年末当たりに、有名人を招いたパーティなどを開いたマスコミ関係者を招いているというケースがあります(実際、某大手上場企業の開催要領を見せてもらったことがあります)。
まぁ、民間企業なので、税金を使っている訳ではありませんが、マスコミ対策であることは間違いありません。
確かにこの種の任務に1隻護衛艦を割くより良いと見ることも出来ますが・・・
むしろ古くなって退役が決まった「しらね」辺りを充てれば済むような気もしますね。
あるインターネットの掲示板に若手の海自隊員が接待の意義・必要性について 問題提起をしているのを見つけました。 内容の一部を抜粋すると 上司から退官後の再就職を有利にするため、防衛産業企業の幹部をおもてなしする。お前達の利益になると。
それって上級幹部の1佐以上のレベルでしょう。その為に 若い衆がボーイをやらされています。 公私混同、公費の私的流用と批難されても仕方ありません。若い衆=若手の海自隊員はボーイをするために入隊したわけではありません。清谷さんが主張しているように適切な資源 ーヒト、モノ、カネの配分を考えるべきで自衛隊上層部は経営という概念は欠如しています。
空飛ぶ広報室、あれは誇大広告だった。まさにブラック企業の対応と変わりません。私の職場の上司は説明責任を強く指導しています。説明責任は信頼関係構築の基本です。広報は信頼関係構築の尖兵です。担当者は任務分析ができないのでしょう。
2つの事象から、石波茂先生が口癖にしている自閉隊の意味を納得しました。 自分も退官し、いかに世間知らずであるかを見に染みされました。乱文になり 申し訳ございません。
記念行事と観桜会の立食パーティー。
若い隊員がボーイよろしくビールやウーロン茶を持って走り回ります。
会食終了後は客の食い残しを残飯喫食。隊員は乞食か。
客から集めた会費の残金はどこへ行く。
私も陸士時代、創立記念日の会食にボーイをしたことあります。終わったらオードブルの残飯処理させられました。まぁ今となっては懐かしい思い出です。
余ったお金はどこ? 司令部の裏金でしょう。そのことは元古河駐屯地会計隊長 加藤さんが証言しています。
政治家の政治資金集めのパーティと変わりません。
女性自衛官をパーティでホステスさせるとセクハラで問題なります。ある馬鹿幹部はむさい野郎の男を接遇させるな! WACを使え!と時代錯誤のオッサンもいましたよ!
コピー機代で数百万円を隊員に支払わせた部隊もいくつかあるようで。
隊員から少しでも多く集めようと、創隊記念をわざわざホテルでやったりもするとか。
当の隊員は金を払わされたのに会場に入れず、廊下に座って飲食させられるそうです。
扱いがまるで奴隷とか前科者。
理不尽でも、金を出せと命令されたら逆らえないのでしょう。
自衛隊の士官は、部下を人間だと思ってないのかもしれません。
これは会計職種の自衛官や来賓担当の事務官技官です。
制服姿の自衛官がお金を受け取ると目立つんです。
周囲から「自衛隊はあのゼニ最後どないすんねん」と勘ぐられるからだとか。
なんだかなあ~。
創隊記念をホテルでやり、会場に入りきれないので廊下に 座らして飲食している?
私は20年間働いていましたが廊下で飲食という話は聞いたことがありません。 ホテルで祝賀会を開催はあり得ますし、聞いたことがあります。ホテル側も馬鹿ではありませんし、他の客の目がありますので会場に入りきれなければ別室を用意するはずです。会場に入りきらない懇親会・祝賀会を計画した自衛隊の担当者やホテルの営業担当者は戯けだと思います。
多分、尾ひれついた又聞き・噂の部類ではないかと思います。
追記
自衛隊の士官は部下を人間とは思っていない?
私も元士官ですが 部下を人間とは思っていないような態度・考えはありません。確かにサディスト、権威主義、裸の王さま、お山の大将みたいな士官は少なからず存在します。
私は部下あっての 部隊だと考えて仕事していました。
とある創隊記念に出席していた、今は亡くなられた大物自民党議員の方が、
帰り際に廊下で飲食させられていた隊員の所を挨拶して回ったそうです。
計画する方も酷いですが、受ける式場側も相当非常識ですね。
そうだったのですか! あまりの酷さに見かねて政治家の先生が挨拶回りしたのですか。
記念行事は 駐屯地・基地で行い、会食場は体育館や隊員食堂でするのが一般的です。ホテルで行うのは退官パーティや 師団長・旅団長の部外講話、採用隊員の壮行会しか思い付きません。
もし、本当だとすれば御用聞きのホテルと癒着し、ホテルからリベートやキャッシュバックがあり、その金は裏金になっているのでは? 官製マネーロンダリングですね。都市部のホテルはキャパがあり、会場に収容できます。おそらく、離島や僻地の○○観光ホテルの類いでしょう。そうだとすれば離島の空自警戒群=レーダサイトが考えられます。離島の分屯地は閉鎖環境で本部のガバナンスが及びにくいので犯罪・ 不祥事が発生しやすく、司令もお山の大将となり、やりたい放題の独裁者になる方もいると思います。
http://news.militaryblog.jp/e702176.html
陸自も、そろそろ野外炊具セットから卒業して、こうしたタイプのシステムを導入しても良いと思うのですが。