パリ、ファンボローの航空ショーはいつまで続くか。

 さて、今週はパリ航空ショーが開催されます。
 ずっと皆勤だったんですが、今回ぼくは諸処の事情で現地入りを見合わせました。

 あまり新しいものはこない、アグスタ・ウエストランド含めて大手が結構実機を持ってこないところがふえたこと。ロシアのメーカーがあまり力を入れない(VIPにビザがおりないし)天候が悪いことが増えたことなども理由です。まあ、この時期ロゼのシャンパンを飲みながら美味しいフランス料理でも食べたいとは思いましたが。

 パリはファンボローよりも交通の便がいいし、取材者、ビジッターとしては交通費、宿泊費がかからないのでいいのですが、出展料はかなり高いらしいです。

 対してファンボローはロンドンからいくまで不便で、交通費もホテル代も高い。これまた雨が多くなりました。

 天候の問題は深刻で、ほぼ毎日土砂降りが続くことも珍しくなくなりました。かつての英仏の6,7月なんて天気が一番いい時期だったんですけね。梅雨や酷暑を逃れて快適な英仏で過ごすという贅沢まで許されなくなってきました。これも温暖化のせいでしょうか。
ぼくは地上展示とインタビューが主ですからいいのですが、カメラマンの皆さんは大変ですよね。天気が悪いとデモフライトが無くなりますから。今回のパリのショーは天候に恵まれれば良いのですが。


 天候を考えるならば、開催は9月や10月に移した方がいいような気がします。天候はおいておくにしても、パリやファンボローの出展者、特に大手の出展は減る傾向にあります。

 二大航空ショーの地位は地盤沈下し、ドバイやベルリンやシンガポールのショーの地位は相対的に上がるのでしょうが、メンツもあり、当分はなくならないでしょう。ただ現状が続くのあればパリもファンボローも4年に1回、2つ合わせて隔年開催でも宜しいのではないでしょうか。
 

東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
<自衛隊員の命は、ここまで軽視されている
海外派遣の前に考えるべきこと(上)

http://toyokeizai.net/articles/-/73492
川崎重工は「世界のヘリメーカー」になれるか
http://toyokeizai.net/articles/-/73114
「国際軍事見本市」が、日本の国防力を高める
日本での初開催イベントの意義は大きい
http://toyokeizai.net/articles/-/71866
防衛省の装備調達は、これから大きく変わる
キーマンの防衛省装備政策課長に聞く<上>
http://toyokeizai.net/articles/-/70516
日本の防衛産業は鎖国から開国へシフトする
キーマンの防衛省装備政策課長に聞く<下>
http://toyokeizai.net/articles/-/70529
防衛省装備調達に欠落している"大事なもの"
兵器調達の際に「時間」「総額」の概念がない
http://toyokeizai.net/articles/-/69177


WEBRONZAに以下の記事を寄稿しました。
オーサさんに聞く「マンガ」の魅力と不思議(上)
初めて読んだ高橋留美子先生の『らんま1/2』に自分で色を付けました
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015060400004.html
北欧女子オーサさんに聞く「マンガ」の魅力(下)
「日本語がお上手ですね」と毎回聞かれると……
http://webronza.asahi.com/politics/articles/2015060400005.html

Japan in Depthに以下の記事を寄稿しました
【少女漫画男性主人公に異変アリ】~ガチムチ、オタク、キモメンらがモッテモテ!~
http://japan-indepth.jp/?p=18452
【お粗末な自衛隊の「衛生」装備】~チュニジアでテロにあった女性医官は「特別」なのか?~
http://japan-indepth.jp/?p=17323
【陸自ファーストエイド・キットが貧弱な件 1】~陸幕広報は取材拒否~
http://japan-indepth.jp/?p=17056
【陸自ファーストエイド・キットが貧弱な件 2】~中谷防衛大臣の答弁に違和感~
http://japan-indepth.jp/?p=17059



 

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この記事へのコメント

元キャプテン
2015年06月17日 16:43
清谷様へ

東洋経済オンラインの投稿記事で自衛官の命は軽視されている云々に関して、現在の職場で働いている医療従事者ー看護師さんにファースト・エイジセットの内容品について貧弱性について呆れていました。その看護師のおばちゃんは若い頃、外科病棟や救急センターで働いていたので外傷には詳しいです。
看護師のおばちゃん曰く、こんなものでは治療したくない! いかに自衛隊が医療を軽視しているかを証明しています。人事・パワーバランスでも同じです。医官・看護官は発言力が弱いです。自衛隊の上級幹部でも白衣を着た自衛官ー医官・看護官・薬剤官をあいつらは、軍人じゃないと見下しています。中枢は普・特・機・施で占められています。
昔話ですが、レンジャー訓練で病院送りになり、退院の可否について教官の幹部と医官が喧嘩しました。医官は医学的根拠で入院の継続を主張し、教官は精神論を語る。教官は医官に、お前なんて自衛官とは思っていない!だまってこちらの言うことを聞いて治療だけしてればいい!と暴言を吐く。
間違いなく、戦闘になれば屍を築くでしょう!
yui
2015年06月17日 21:38
ははあ、なるほど。
で、ドバイやベルリン、シンガポールのショーでは、どの程度の「商談」と「受注」があるのでしょうか?
ブリンデン
2015年06月18日 12:47
清谷様

私は、この手のトレードショーを見に行った経験がないので、何とも言えませんが、報道などを見る限りでは、ショーは「受注発表の場」のように感じます。

それから実機の公開がどの程度、受注に寄与するものなのでしょうね。

本当に購入を検討している顧客ならば、メーカーを直接訪問し、詳しい説明などを受けているような気がするのですが‥
2015年06月18日 15:14
その場で発注はないですよね、航空機の場合。ただ細かいものサンプルなどの発注は多いです。
買い手にすれば多くの売り手が来ていますから、効率的に商談を行えます。

ただ航空機は高いので、実際に試乗なり、トライアルも必要ですからメーカーやその国の空軍など訪れる必要もあります。

だた実機は政治家や将軍とか現場ではなく偉い人達に対するアプローチとしては非常に有用だと思います。
やはり一番大きいのはメディアを通じてのPR効果です。
八王子の白豚
2015年06月21日 01:24
実物を持ち込んでデモンストレーション、はもう時代遅れなのかもしれませんね・・・

Su27が「コブラ」とかを披露して観客を驚かせていたのが懐かしく感じます。

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