人民解放軍で本当に戦えるのか で、自衛隊は?
中国は今の人民解放軍で本当に戦えるのか
中国株式会社の研究(253)~自衛隊と人民解放軍の違い
http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41549
こういう話はやたら中国の脅威を煽る人達やそれを信じる人達にぜひ読んで欲しいものです。
ただこの記事で残念なのはさんざん人民解放軍のダメさを綴り、最後はそれに比べて、我が自衛隊という「お国自慢」で終わっていることです。
自衛隊がどれだけ実戦を想定しているか、このブログの読者ならいまさらいうこともないのですが、戦時に人が死ぬことや怪我することを、まるで想定していない。ファーストエイドキットは内容が貧相でロクに配られておらず、UAV導入後進国であり、ご自慢のUAVであった陸自のヘリ型UAVは先の大震災で一度も飛ばす、自分たちでロクに評価もせずにグローバルホークだのAAV7だの、オスプレイだのカネのかかるアメリカ製兵器を導入したりしています。
あまり褒められたものではないと思います。
確かに将兵の質やポテンシャルは高いとは思いますが、現状それが活かされているわけでもなく、やる気のある有能な人間が出世できず、ヒラメ幹部ばかりが出世し、現実の軍事の世界から目を背けて自衛隊村内部政治しか見ていない。それが現状です。
情報で必要なことは、敵も自分の過大にも過小にも評価しないことです。
我が国ではこれが苦手な人が(ジャーナリズムの世界含めて)非常に多いように思えます。
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
フジテレビ、愛国報道の「異様な光景」
ジャパンエキスポは排他的なイベントではない
http://toyokeizai.net/articles/-/45401?page=2
コマツが防衛事業から撤退すべき5つの理由
取り組み姿勢が、キャタピラーとは対照的
http://toyokeizai.net/articles/-/45208
英航空ショー出展、中小企業「匠の技」とは?
盛んな商談、航空機ビジネスに食いこむ好機に
http://toyokeizai.net/articles/-/44434
新しい防衛航空宇宙専門サイトを始めました。
「東京防衛航空宇宙時評・Tokyo Defence & Aerospace Review」
http://www.tokyo-dar.com/
友人の サンドラ・へフェリン嬢の新刊です。
友人の林信吾の新刊です。
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http://jbpress.ismedia.jp/articles/-/41549
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ただこの記事で残念なのはさんざん人民解放軍のダメさを綴り、最後はそれに比べて、我が自衛隊という「お国自慢」で終わっていることです。
自衛隊がどれだけ実戦を想定しているか、このブログの読者ならいまさらいうこともないのですが、戦時に人が死ぬことや怪我することを、まるで想定していない。ファーストエイドキットは内容が貧相でロクに配られておらず、UAV導入後進国であり、ご自慢のUAVであった陸自のヘリ型UAVは先の大震災で一度も飛ばす、自分たちでロクに評価もせずにグローバルホークだのAAV7だの、オスプレイだのカネのかかるアメリカ製兵器を導入したりしています。
あまり褒められたものではないと思います。
確かに将兵の質やポテンシャルは高いとは思いますが、現状それが活かされているわけでもなく、やる気のある有能な人間が出世できず、ヒラメ幹部ばかりが出世し、現実の軍事の世界から目を背けて自衛隊村内部政治しか見ていない。それが現状です。
情報で必要なことは、敵も自分の過大にも過小にも評価しないことです。
我が国ではこれが苦手な人が(ジャーナリズムの世界含めて)非常に多いように思えます。
東洋経済オンラインに以下の記事を寄稿しました。
フジテレビ、愛国報道の「異様な光景」
ジャパンエキスポは排他的なイベントではない
http://toyokeizai.net/articles/-/45401?page=2
コマツが防衛事業から撤退すべき5つの理由
取り組み姿勢が、キャタピラーとは対照的
http://toyokeizai.net/articles/-/45208
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この記事へのコメント
それと、過去においてアメリカが支援した蒋介石の国府軍や南ベトナム軍から無視できない量の供給物資が敵方に渡った事例があったはずですが、リンク先の記事をみて今度は、新生イラク軍で起きたのかと思いましたが、敵方に多量の装備や軍需物資を渡さない対策をイラク軍に施していたのでしょうか?また、対策があれば清谷氏に教えて頂きたいのですがお願いします。
海戦、陸戦に中国が負けた場合、核を使わないって
保証はありますかね?日本はアメリカの核の傘の下に現在のところいますが、アテになるのかどうか?
個人的には不安ですね。特に現在のオバマ政権下では・・・。
中国の人民解放軍の本質は「共産党の軍隊」であって「国軍」ではない事です。ですから「対外戦を戦う軍隊」ではなく「国内用の治安部隊」で、かつ「ゲリラ・武装勢力」です。日本とかに仕掛けてくる場合、「対外戦」としてではなく、「(今チベットやウイグルとかにしているように)反乱の鎮圧」、かつゲリラ流の「何でもあり」でくるでしょう。それが一番恐ろしい事だと思います。尤もそうなりそうになったら「目先の摩擦を何よりも恐れる、嫌う」日本の政治家や官僚がさっさと手を上げて、日本国内に矛先を向けるでしょうが。
イラクには「部族」や「宗派」の連帯はあっても「国」の連帯は希薄だったのではないでしょうか。マリキ前首相も「シーア派にとって良い事」を目指したのでは。「国の連帯」が希薄であれば「国軍」は成り立たないと思います(「国のため」に生命や身体をかけられないから)。
かつての自衛隊は旧軍経験者がいたから、良くも悪くも本物の軍隊の感覚が残ってた。
演習でも「こういう状況なら軍隊は本当はこう動かないといけないけど、まあ自衛隊だからこんなもんかな」という感覚があった。
軍隊にあらずして自衛隊であるがゆえの矛盾や限界を自嘲しつつも客観視出来た。
今は旧軍経験者はおろか旧軍経験者に指導を受けた人間すら引退してしまった。
自衛隊から軍隊の要素が無くなってしまった。
じゃあ今の組織は何なのかと言うと、単なる自衛隊であるとw
自分たちを本当の軍隊と比較批評することすら出来なくなった、ようは完全に自衛隊になってしまったのだと。
その単なる自衛隊が「我々は軍隊だー」とか公言するようになったのは皮肉であると。
ちなみに米軍から軍隊を学べばいいじゃないかと聞いたのですが、
性質というか、戦争の仕方が違いすぎてあんまり役に立たないらしい。
迂遠なようですが、現地の文化を知ることでしょう。アメリカは現地の文化も習慣も尊重しません。言葉ができる人間も少ない。世界の人間はアメリカ人と同じように考える、あるいはそうあるべきだと信じています。
ですから、多くの判断を誤り現地で反発を買うわけです。
相手の身になって考える。これが必要です。