ダンプのタイヤ破裂、重体の女性自衛隊員が死亡 組織的な問題、人災の可能性はないのか
ダンプのタイヤ破裂、重体の女性自衛隊員が死亡
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130413-OYT1T00870.htm?from=main6
大石英司氏が以下のよう指摘していますが、ぼくも同感です。
人生これからだったのにお気の毒なことです。ちと気になるのは、予算不足で、本来ならとっくに交換されているべきだった代物を騙しだまし使ったことが事故の遠因になったなんてことはないだろうか。
ダンプのタイヤ破裂、重体の女性自衛隊員が死亡
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130413-OYT1T00870.htm?from=main6
どんなに気をつけていて事故は起こるものです。ですが、その事故を減らす努力は現場はもちろん、組織としておこなわなければなりません。
今回の一件は「人災」の可能性があると思われ、調査すべきです。たぶんしないと思いますが。
自衛隊、特に陸自ではこのような装備の整備にかける予算が極端に欠乏しています。陸自の装備、特に正面装以外の装備の稼働率は危険なほど低下しています。陸幕が作った資料にはっきり書いてあります。
パーツ類の不足だけではなく、修理や整備の施設も老朽化が進んでいます。
ところが陸自では修理費用やパーツ代などをけちる反面、単価が他国に比べて何倍も高い装備を買い続けています。また予算を圧迫している人件費の削減にも不熱心です。
このため80年代から90年代半ばに採用された装甲車輛にしても、稼働率が低く現場は大変困っています。トラックなどの兵站関連の装備や整備工場など設備などもそうです。
はっきり言って陸幕の思考様式は新型戦車さえあれば、戦争に勝てると思っている程度の低い軍オタと同じレベルです。もっとも陸幕の場合最重要するのは他の兵科や同僚のご機嫌を損ねないようにすることです。新型装備を減らしても、人員を減らしても装備費を確保し、稼働率を上げようというと袋だたきに遭います。
2佐、3佐クラスの人たちには現状を憂う人が多々いらっしゃるのですが、1佐や将軍様になると激減するようです。ですが、このような戦争よりも自衛隊村のご機嫌結の社内営業ばかりを優先していると、戦争で痛い目をみます。
いくら防衛費がタイトになっても、こういう悪癖は直りません。必要性が極めて低い新型戦車のようなおもちゃを喜々として買っているのが陸幕です。
24年度の補正予算では、本来そのような既存装備の稼働率向上のためにかなりの予算が使われるはずでしたが、見栄えのいい新しいおもちゃと、これまでの後年度負担で調達したおもちゃの繰り上げ支払いに回されました。
たぶんそうしてできた予算的な余裕で、また新しいおもちゃをちびちびと高値で少数買うのでしょう。
そら、大手メーカーは潤うでしょうが、現場はたまったものではありません。
陸自は組織的に自分たちの組織の弱体化を図っているようなものです。
こうして既存装備の稼働率の向上や近代化はなされません。
戦争を想定していないからこんなことができるのです。
今回の事故の背景にはこのような整備や稼働率の軽視に原因があった可能性があります。
直接的な原因はなかったにしろ、遠因はあると思われます。
上層部の無能、無策、保身のために若い隊員の生命が失われた可能性が高いと思います。
ですから、今回の一件、それに需品もふくめた装備一般の稼働率の調査、現場の聞き取りを外部機関が行うべきです。こういうことは政治家が動かないとできません。
ですが悲しいかな、そういう政治家はあまりいないようです。
同業者しにても例えば10式戦車と中国戦車のスペックを比べたりして、我が方優勢、自衛隊無双的な記事ばかりを書いている人たちがいますが、もう少し現実を報じて欲しいものです。
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130413-OYT1T00870.htm?from=main6
大石英司氏が以下のよう指摘していますが、ぼくも同感です。
人生これからだったのにお気の毒なことです。ちと気になるのは、予算不足で、本来ならとっくに交換されているべきだった代物を騙しだまし使ったことが事故の遠因になったなんてことはないだろうか。
ダンプのタイヤ破裂、重体の女性自衛隊員が死亡
http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20130413-OYT1T00870.htm?from=main6
どんなに気をつけていて事故は起こるものです。ですが、その事故を減らす努力は現場はもちろん、組織としておこなわなければなりません。
今回の一件は「人災」の可能性があると思われ、調査すべきです。たぶんしないと思いますが。
自衛隊、特に陸自ではこのような装備の整備にかける予算が極端に欠乏しています。陸自の装備、特に正面装以外の装備の稼働率は危険なほど低下しています。陸幕が作った資料にはっきり書いてあります。
パーツ類の不足だけではなく、修理や整備の施設も老朽化が進んでいます。
ところが陸自では修理費用やパーツ代などをけちる反面、単価が他国に比べて何倍も高い装備を買い続けています。また予算を圧迫している人件費の削減にも不熱心です。
このため80年代から90年代半ばに採用された装甲車輛にしても、稼働率が低く現場は大変困っています。トラックなどの兵站関連の装備や整備工場など設備などもそうです。
はっきり言って陸幕の思考様式は新型戦車さえあれば、戦争に勝てると思っている程度の低い軍オタと同じレベルです。もっとも陸幕の場合最重要するのは他の兵科や同僚のご機嫌を損ねないようにすることです。新型装備を減らしても、人員を減らしても装備費を確保し、稼働率を上げようというと袋だたきに遭います。
2佐、3佐クラスの人たちには現状を憂う人が多々いらっしゃるのですが、1佐や将軍様になると激減するようです。ですが、このような戦争よりも自衛隊村のご機嫌結の社内営業ばかりを優先していると、戦争で痛い目をみます。
いくら防衛費がタイトになっても、こういう悪癖は直りません。必要性が極めて低い新型戦車のようなおもちゃを喜々として買っているのが陸幕です。
24年度の補正予算では、本来そのような既存装備の稼働率向上のためにかなりの予算が使われるはずでしたが、見栄えのいい新しいおもちゃと、これまでの後年度負担で調達したおもちゃの繰り上げ支払いに回されました。
たぶんそうしてできた予算的な余裕で、また新しいおもちゃをちびちびと高値で少数買うのでしょう。
そら、大手メーカーは潤うでしょうが、現場はたまったものではありません。
陸自は組織的に自分たちの組織の弱体化を図っているようなものです。
こうして既存装備の稼働率の向上や近代化はなされません。
戦争を想定していないからこんなことができるのです。
今回の事故の背景にはこのような整備や稼働率の軽視に原因があった可能性があります。
直接的な原因はなかったにしろ、遠因はあると思われます。
上層部の無能、無策、保身のために若い隊員の生命が失われた可能性が高いと思います。
ですから、今回の一件、それに需品もふくめた装備一般の稼働率の調査、現場の聞き取りを外部機関が行うべきです。こういうことは政治家が動かないとできません。
ですが悲しいかな、そういう政治家はあまりいないようです。
同業者しにても例えば10式戦車と中国戦車のスペックを比べたりして、我が方優勢、自衛隊無双的な記事ばかりを書いている人たちがいますが、もう少し現実を報じて欲しいものです。
この記事へのコメント
恐らくチューブレスタイヤにチューブ入れたりしたんでしょう。
まあ自衛隊の車両は保安検査があるんで老朽したタイヤを使っていての事故はまず無いですね(かつて部隊独自で装甲車を改造して指揮車を作ったが車検不適合になり元に戻した程です)。
事故原因の調査は行われ原因は普通に発表されるでしょう。
http://ww2.ctt.ne.jp/~mtmarai/faq/a2.htm
昔「士官商売下士官道楽、兵隊ばかりが国のため」という言葉があったと聞いています(世界的には"下"の人間が目先を考え、"上"の人間が大局を叶えるのが標準?)。また全柔連も暴力問題ばかりか金銭問題まで起こしながら未だに執行部を温存している事から見て、「日本人の組織」に共通する問題なのかなと思います。その理由としては
外外外外外外外
外下下下下下外
外下中中中下外
外下中上中下外
外下中中中下外
外下下下下下外
外外外外外外外
で、人間関係に占める「外の人間との関係」と「中の人間との関係」の割合が組織の中で上になる程「中」の割合の方が増大するので、組織といった仕組みよりも直接の人間関係で動く事が多い日本人はより「内向き」になるのではないかと思います。