日本の医療費は防衛費の7・5倍

 先週末まで約11日間の夏休みを取りました(途中1・5日ほど仕事をいれました)。で、その連休を利用して25日まで石原結實医師のにんじんジュースを断食を行うサナトリウムにいってきました。8泊9日で約3キロの減です。
 ダイエットだけではなく免疫力のアップなども目的でした。

 以前石原医師の提唱する朝だけ断食(朝をしょうが紅茶にして昼はそば、夜は普通に食事、途中しょうが紅茶を飲む)で体重を6キロ落としたことがあるので、今回も不安はありませんでした。

 朝昼晩各にんじんジュースをコップに3杯、レモンと梅干しが一緒に供されます。これで意外にお腹が空きません。で、温泉に入ったり、散歩をしたり、PCで仕事をしたりして過ごしておりました。
 
 人間たまに纏まった休みが必要と実感しました。

 
 毎日曜日には石原医師の講演があります。そのとき如何に日本の医療制度の問題があるかという話もでました。
 日本の医療費は約35兆円、防衛費の7・5倍です。

 福祉や医療を充実させろという人達は単に医療費を増やせばすべてが解決するかのようにいいます。
 本当でしょうか。石原医師に限らず年配のドクターが嘆くのは若い医者が、触診などを行わず、やたらMRIやCTスキャンに頼ります。この背景には触診や問診の訓練をあまり受けていないということも背景らしいのですが、医師の質が落ちていると思います。で高価な検査機器を導入するからその支払いのためにそれらを可動させなければならないわけです。
 ですから安易に機械に頼る。医療費は脹れあがるし、医師の質も下がるという悪循環になっているようです。

 高価な検査機器や新薬をドンドン消費することが国民の健康増進に貢献するんでしょうか。ぼくは大変疑問に思います。CTでは結構被爆します。検査によってガンになるともいわれています。

 病気を事前に予防するような生活習慣の改善や、免疫力の強化、代用医療の活用などやることが山ほどあると思います。暴飲暴食、食べ過ぎ(特にジャンクフード)を減らせば医療費は劇的に減るのではないでしょうか。
 「腹八分目に医者いらず、腹十二分目に医者足らず」と、云うそうです。



 



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この記事へのコメント

K
2011年09月03日 00:46
でも、アメリカに比べると、バカ安なんだよね。
どーも!
2011年09月03日 02:26
アメリカでは虫歯二本治療で13万円とかいう話ですね。日本は世界第三位の経済大国ですが医療費は上から20位とかいう話もあります。日本の医療制度は見習う所も多いのではないでしょうか。まあ防衛予算と医療費なんて比べられる類ではないのだけは確かです。
SNK22
2011年09月03日 07:14
今の日本の医療で本当に深刻なのは現場のマンパワーの不足です。そのため簡単な診察や検査でも何時間も待たされることも珍しくありません。もちろん、救える命を救えなかった例も多くあるでしょう。現場の人間の負担や疲労は限界に近くなっており、そのため多くの医療事故も起きています。一方で転んで頭を打ったくらいで導入や維持に億単位のカネがかかるCTやMRIをするのはどうかとも思いますが、万一脳出血を起こしていて死亡したらどうするとか言われると反論しづらいところです。最近新種の抗がん剤がいくつも認可されていますが、1錠が1万円近くとか信じられないくらい高価な薬もあり、一方でどの程度効くかは場合によってまちまちです。
結局、医療費といってもそうした部分にカネが行ってしまい、肝心の現場には全くカネがまわっていない状態をなんとかしないとカネだけかかって役にたたない軍隊と同じことになるでしょうね。病気との「戦争」は常時続いており、今後もずっと継続することは確かですが…。
名無し
2011年09月03日 08:34
>SNK22
社会人から一言。
医師などの特別な技術保有者を複数揃えるのには様々なハードルがあります。単純に人件費もそうですが人材を募集しても容易に集まらない事や一から育て上げるにしても莫大な時間資金が必要な事です。高い技術を有する医師と同等程度の高性能医療設備は確かに極めて高額ですがオペレーターの教育は高技能医師を育てる程には時間も困難も必要としませんし複数の機器を運用させれます。つまり同じ医療行為を行うにしても高額な設備多数を少人数で運用した方がコストは安くなります。違う場合もあるでしょうが・・・。
名無し
2011年09月03日 08:41
>SNK22
ところで役に立たない軍隊ってどこでしょうか?
私が思うにイギリス軍か南アフリカあたりだと思います。
それと現場のマンパワー不足を指摘されていますがこれは専ら人件費不足が原因ではないでしょうか?
高性能設備を現場が必要としている以上はしかたないのかもしれません。
マンパワーを簡単に増やす案はないでしょうかね?
へたれ
2011年09月03日 18:09
マンパワー不足に関しては、医師会の方針で意図的に医師を増やさないようにしてきた訳ですから、医師の絶対数が足りないのは当たり前です。
むしろ、都市志向の医師が多く、人数に偏りがあるのが問題だと思います。私の近所はそれほど都会ではないにもかかわらず、医院同士の患者の奪い合いになってるみたいです。
対人地雷
2011年09月03日 20:14
死にかけの患者を救急医療の現場で取り敢えず救命処置。取り敢えず命だけは救ったと現場は自己満足。だが当の本人は口やら鼻から管でスパゲティー症候状態。垂れ流された現場では枯れ木に水をやる介護士達。どこまで続くのこの負の連鎖は。
なぜ死ぬのはいけないのか議論して欲しいですな。
通りすがり
2011年09月04日 06:32
>対人地雷
医者にしてみりゃ他人ですから、殺して良ければ見殺しにしますよ。特に最近ERは人手不足で大忙しですから。
ただ、殺すと医療過誤裁判とか起こされるので、殺せないだけですよ。
SNK22
2011年09月04日 06:35
>役にたたない軍隊
これは別に遠い国のことではなく、清谷氏が著書で繰り返し指摘している身近な国の「軍隊」のことです。
>名無し氏
もちろん、その方がコストが安く、個人の都合に左右されず、検査さえしておけば一定の効果が得られるから今の検査機器ばかりが揃って人手は不足という状態を招いたのです。でも人手の絶対的な不足はいくら高度な機器を揃えても補えない場合があります。今起こっている医療事故の多くはそれによるものです。マンパワーを増やすには専門家職に加えて補助的なアシスタントを多数加えることが諸外国では行われているようですが、それぞれの領分を侵されたくない各団体の反発もあって日本では検討は進んでいないようです。
>へたれ氏
医師会が医師を増やさないようにしてきた愚行もよく知っております。小規模病院を都会に乱立させるよりむしろ経営統合して定期的に地方へ医師などを派遣させる、国家的に医療過疎地域に病院を設立するといった抜本的な対策が必要だと思いますが、無理でしょうね…。
坊主にも分け前を
2011年09月04日 19:51
わたしゃ売春婦同様、長年不特定多数の客を相手にしてきました。あるばーさんの例。長年連れ添ってきたかは知るよしもありませんが、自宅で倒れ救急車で運ばれ一命は取り留めたそうです。だが後遺症を覚悟してくれと言われたそうで「これから私が面度見るの。いっそのこと死んで欲しかった」と半狂乱状態。病人介護のほとんどの客が「早いとこ死んでくれたらいいのに」とホンネでつぶやきます。
逆は高額の年金受給者の親族。とにかく一日でも息をさせてくださいとお願いするそうですな。お互いの利益関係が一致するので死人相手にカンターショックだの聞くほうがアホらしくなりますよ。
SNK22
2011年09月05日 07:36
>医師の質が落ちている
これは確かに事実でしょう。近所の医師が以前勤めていた病院でホスピスを開設し、患者さんになるべく負担を与えないよう機械の類を最低限まで減らしたところ、見学に来た若い医師に「オシログラフがなくてどうやって患者さんの最期を知るんですか?」と言われてあきれたそうです。ドラマによくあるような「ピッ、ピッ、ピッ、ピーーー」が当たり前で瞳孔反射や痛み刺激を調べるといった基礎的なことには頭が回らないらしいです。ただ、それというのも本人の問題と言うよりは医師がやること、知ることがあまりに多く、養成する側の時間・予算・労力・工夫の不足も大きいのではないかと思います。和田秀樹氏の著書に「日本人はアメリカ人に比べて遙かに手先が器用なはずなのに手術の成功率はあまり差がない。これは養成する技術の差によるものではないか」と書かれていました。
ワタリガラス
2011年09月06日 17:52
失礼します。
清谷様、医療費7.5兆円というのはおそらく医療費の国庫負担分ではないでしょうか。このほかに地方負担分が3兆円ほどありますので、全体で10兆円ほどがわれわれの税金から出ています。
医療費支出全体では2010年度では33兆円余りであるということになっているかと思います。このうち約半分は保険料で支払っており、残り半分のうち3分の2を税金から、後の3分の1を本人負担という内訳です。
本人負担は30%だろうという突っ込みもあるかと思います。しかし高額医療費は健康保険と市町村からの給付により、本人負担はほとんどありませんので、本人負担割合は下がることになります。
医療費支出の対GDP比では、日本は8%以下で先進7カ国の中では最低だそうです。もちろんトップはアメリカで15%を超えているそうです。
アメリカはこの医療費のほとんどが自己負担ですので、すごいお金持ちしか医者にかかることはできないですね。
ちなみに私のアメリカに住んでいる知り合いが、お嬢さんを亡くされ、その際3か月入院していらしたときの一ヶ月の入院費用は9800万円(集中治療室にいたそうです)だったそうです。もちろん(民間の)医療保険でほとんどを賄えたそうですが、医療保険料だけでもこれだけを負担するのであれば、相当な金額を払うことになると思います。(保険料の毎月の支払は聞きそびれました)おそらく毎月10万円を超える保険料を支払っているものと推測できます。

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