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zoom RSS 割高な国産兵器開発整備で国は守れるのか

<<   作成日時 : 2010/06/07 14:47   >>

なるほど(納得、参考になった、ヘー) ブログ気持玉 20 / トラックバック 0 / コメント 34

 このブログのコメント欄でも多いのですが、国産兵器を開発して装備することの何が悪いのか、多少金がかかってどこが悪いという意見は未だに我が国では根強くあります。

 
 まず理解しなければならないのは、防衛予算は増えない。むしろ減っています。
 しかも装備の高度化、高額化しています。その典型例が戦闘機です。このため戦闘機の調達数は世代が上がる度に減っています。

 しかも装備が高度化するにつれて、整備や維持、あるいは近代化改修のコストは増大しています。近代化が送れている自衛隊にしても下記のグラフが示すように、維持費が増大し、これに圧迫されて装備調達費が減じています。


画像

「防衛省開発航空機の民間転用検討の背景」より
http://www.mod.go.jp/j/approach/agenda/meeting/kaihatsukokuki/sonota/003.pdf

 この状況下、どうやって必要な装備を調達し、それらを維持するか。

 装備調達を効率化する、あるいは兵隊の頭数を減らす。その両方をやるかです。

 まず金が無ければ軍備は揃えられない。
 役所の予算の総額は決まっています。どこかで高い買い物かうならば何かを削るしかないわけです。
 このような事実に目を向けるべきです。 

 しかも必要な装備の種類は増えています。

 歩兵装備では90年頃にはさほど必要なかった、あるいは普及していなかった装備が増えています。例えば個人無線機、光学照準器、ナイトビジョン、サーマルイメージャー、タクティカルライト、PAD、GPS、アーマープレート付きのボディアーマー、コンピューター、暗視装置やデジタルコンパス、レーザー測距儀が統合された統合双眼鏡、レーザー・デジネーター、マイクロUAV、小型UAV、UGV、目を保護するためのポリカーボネート製のグラス、ハイドレーション・システム等々です。装甲車輛も高度化・高額化しています。

 例えばサーマルイメージャーは安いものでも300万程度はします。また偵察や小隊および分隊長が使用する統合双眼鏡は1000万円ぐらいします(海自はタレス社のソフィーを艦上の監視用に使用していますが、これがそのくらいの値段です)。
 
 つまり歩兵の装備は90年頃に比べて一桁ぐらい高くなっています。

 この費用とどこから捻出するのでしょうか。帽子から鳩を出すように予算は出てきません。
 

 現在のように高い開発費を使い、初度費を払って、諸外国の何倍も高い装備を調達していては装備の近代化はできません。更にいえば人員も減らさざるをえないわけです。実際問題として訓練費だって少ないわけです。


 つまり、人数も減らさず、調達改善の努力もせずに空理空論を唱えて現在のように遅れた状態を放置するのか、あるいは調達改善を徹底的に行い、更に人員を減らして近代的な戦力を建設するかです。
 無論一かゼロではなく、どの辺りで折り合いをつけるかは必要ですが。

 政治が悪い、防衛費を増やせというのは簡単です。ですが、それを国民が是とするでしょうか。
 我が国は長いこと世界第二位の軍事費を自衛隊につぎ込んできましたが、それに相応しい装備を調達できたでしょうか。戦車は更新したが、歩兵戦闘車は数十輛、歩兵の多くがトラックで自動車化されたのはそんなに昔のことではありません。

 輸出できないから高いのは当たり前だと、開き直っている場合ではありません。 

 穴の空いたバケツのような防衛省にいくら国防費をつぎ込んでも国防は強化できません。

 そんな無駄な金があるなら国の借金の返済に充てるべきです。


 新戦車や新哨戒機とか、UH−Xとか新規な玩具が欲しいと騒ぐ前に、それらを収得することで、他の装備や維持費、装備の近代化、稼働率、訓練費用がどれだけ割りを喰っているのかを考えるべきです。

 いくつか目を引くのバカ高い新兵器を毎年細々と調達するだけで戦争に勝てるならば、どこの国の軍隊も苦労はしません。

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コメント(34件)

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逆に現在国産している兵器を輸入に切り替えた場合にはどのようなデメリットが予想されますでしょうか?またその対処法は?
輸入すれば兵器調達の問題がすべて解決するわけではないと思うのですが、国産・輸入(ライセンス生産)それぞれのメリット、デメリットをあげて論じた方が分かりやすいのではないでしょうか。
みづせ@黒書刊行会
2010/06/07 17:26
みづせ@黒書刊行会さんも仰ってますが、是非国産・ライセンス生産・輸入のメリット、デメリットを各論併記してくれませんか?
後、似た様な問題を抱え込んでいる他国のケースも。

まあ、輸入も善、ライセンス生産も善、国産も善、全て善である、というよりそれ自体は善でも悪でもないんですけどね。

ただ、良く言われる事ですけれど、血を吐きながら死ぬまで続けるマラソンというヤツ、これって軍事力の整備にもまんま当てはまると思うんですけど、自国で兵器を開発生産運用出来る能力がある事に一定の価値がある以上、そりゃあどうにか続けようとするでしょう。それまでやってきた事を人間中々変えられる物ではないですし。
それこそ心を入れ替えたからではなく、そうしたくとも出来なくなるまで。特に我々日本人はそうですよ。


あーにゃ
2010/06/07 19:41
自衛隊の方に言わせると、兵器は国産が原則だそうです。
輸入兵器で固めた軍隊は張り子の虎、いざというときに物の役に立たない。
FMS調達した器材なんぞ半分はほんとにスクラップで、そういうものの受け取りを拒否することすらできない。
だそうです。

また、米軍にはデポと呼ばれる組織があってほとんどの整備はここで可能ですが、日本にはこれほどのものはありません。
(名目上はともかく実態は・・・です。)

今の日本が兵器を輸入するというのは、オイル交換もできない素人が外車を個人輸入して乗りまわすようなものでしょう。
ひろ
2010/06/07 20:19
>輸入兵器で固めた軍隊は張り子の虎、いざというときに物の役に立たない。

その理屈ならばイラクに派遣されて高い稼働率を誇ったC−130は国産機となりますね。

AWACS、空中給油機、パトリオット、護衛艦の兵装の多くは役立たずということになりますね。ライセンス生産にしてもブラックボックスが多いF−15なども役立たずですかね。

また、多くの装備を輸入に頼っている米軍も張り子の虎ということになりますね。

そもそも清谷氏は装備調達を輸入に切り替えろと述べているわけではないでしょう。装備調達を効率化しろと述べているわけでしょう。


イヨマンテ
2010/06/07 21:52
ブラックボックスってそんなに多いんですか?
金額比で多いのか製品の物量に占める割合が多いのか。
F-15とかイージスにしてもシステム部分くらいじゃないんでしょうか。

キヨタニ氏は別に難しい話をしてるわけじゃなくて
無駄遣いはよくないといっているだけだとは思いますが
> 現在のように高い開発費を使い、初度費を払って、諸外国の何倍も高い装備を調達していては装備の近代化はできません。

の内訳はどんなもんなんでしょか。
諸外国がどこなのかわかりませんがそんなに導入コストが変わるとはおもえないのですが。
※米軍みたいに一括大量導入とかできると安くなるかもしれませんが、予算10倍のそれと比べてもしょうがないですし。
えむじぃ
2010/06/07 22:14
輸入品とライセンス国産品は違います。
国内のメーカがねじ一本にいたるまできちんと品質を確認して納入した製品は本国で使っているものと同等以上の製品といってよいでしょう。ブラックボックスにしてもキチンと動作することを確認してから納入するので問題ではありません。

ただ、そういうものは、かつてのヤ○セやコーン○の輸入車のようなもので、安心して乗れるけど極めて割高です。

価格と品質の両立! これの解決策があればよいのですけどね。
ひろ
2010/06/08 06:50
ライセンスと一口にいっても、それこそねじの一本に至るまで国産するのと、単なるアッセンブリー生産まで幅があります。アパッチやMCH101はほとんどアッセンブリーに近いレベルです。それを大金はたいてライセンス品と称して買う必要あるのか、ということになります。

そもそもライセンス品にしても国産品にしても努力をすれば価格低減が可能です。ですが、国産だから、ライセンス生産だから高くて当たり前と、天下り先と仕事量が確保できればいいと防衛省も業界も合理化をしてこなかった。そこに問題があります。

またすべての装備を国産化するのは不可能です。集中と選択が必要であり、当然業界の再編成も必要です。
キヨタニ
2010/06/08 10:12
そして、開発能力を喪失しサウジアラビアのようにバカ高いエイブラムス買うんですね。

ライセンス生産の国産化比率についてですが
十数機しか導入しないEH-101は兎も角、アパッチは生産の過程で国産化の比率を増やして行く予定だったのでしょう。
P-3CやF-15もそうでしたし、ライセンス生産ってそういう物でしょう。
がんかた
2010/06/08 19:01
>バカ高いエイブラムス
あれはパッケージ込みの値段でしょう。90式の裸の値段と比べてもしかたないでしょう。それに90式と比べるならば開発費もふくめるべきですね。
オランダやスペインのレオパルド2の調達価格は新戦車とさほど変わりません。シンガポールやポルトガルはレオ2の中古を格安でいれています。
輸入戦車がかならずしもバカ高くなるという根拠であるですか?

>アパッチは生産の過程で国産化の比率を増やして行く予定だったのでしょう。

それはあなたの願望でしょう。実際問題としてアパッチは調達中止になりました。願望を根拠に人は説得できませんよ。
イヨマンテ
2010/06/08 20:43
清谷先生、新戦車や新哨戒機のような馬鹿高い
おもちゃを買うのを止めろと言われているようですが、機体寿命も性能寿命も更新時期を迎えている機材を更新する事の何処が間違っているのですか?訓練費用や維持費を気にしているようですが、運用停止間際の機材の維持に掛かる
手間や費用の方が新しい機材を使用するために
掛かる費用よりも割高になるのは自動車の例を
見ても明白です。
TK
2010/06/08 21:55
>新戦車や新哨戒機とか、UH−Xとか新規な玩具が欲しいと騒ぐ前に、それらを収得することで、他の装備や維持費、装備の近代化、稼働率、訓練費用がどれだけ割りを喰っているのかを考えるべきです。


いや、考えはするけれどどうにもならないというだけの事では? 
そもそもこの問題点ってどの国の軍隊も慢性的に抱えている持病みたいな物であって、そうであるが故に抜本的な解決手段なるものが存在しない代物ですよ。
あーにゃ
2010/06/08 23:09
清谷先生、 で、どうすればいいと思われますか?
もちろん先生の本を全部買って読めばその辺は書いてあると思いますが、ちょっとだけ教えてくださいな。

昔と今では事情が違う、昔は国内企業の育成だとか、機材調達の安定を図るだとかいろいろ大義名分はあったけど、今はとにかく金が無いんだ、金はないし借金するわけにもいかないけど必要なものは必要で、安く買わなきゃいけない。それはわかります。
でもなにをどう「努力」するんでしょうか?
企業にコストダウンさせるための「エサ」はなんでしょうか?今のままでは企業は防衛事業から次々と撤退するばかりです。
ひろ
2010/06/09 07:26
>がんかた殿>イヨマンテ殿
高い安いは置いといて
それらの戦車が日本国内で走れるのかどうかが大事ではなかろうか
MBTは値段よりも問題は重量が焦点でござれ
SLA
2010/06/09 12:32
>機体寿命も性能寿命も更新時期を迎えている機材を更新する事の何処が間違っているのですか?
そうですね。なんで今更87式偵察警戒車を新規に調達しなくちゃいけないんでしょうか?
あとまだ数年かけて18両も調達しなければならないそうです。理解不能ですね。
行政事業レビュー
2010/06/09 17:24
イヨマンテ様
エイブラムスがパッケージ価格で、90が本体価格という根拠は?
>オランダやスペインのレオパルド2の調達価格は新戦車とさほど変わりません。シンガポールやポルトガルはレオ2の中古を格安でいれています。
つまり、新戦車の価格では自動装填もセミアクティブサスも無段階変速機も無い、ロートル戦車しか買えないって事ですね。
>それはあなたの願望でしょう
前例を上げてますよ。
がんかた
2010/06/09 19:26
>サウジなど産油国の軍隊では高度な装備は自国ではでいないからパッケージが普通ですよ。
対して我が国では国産やライセンス生産などでは自前で整備もできるし、複数年度にまたがるパッケージ契約もできません。

>自動装填
自動装填が最新のハイテクならばT−72も最新ハイテク戦車となります。

>ロートル戦車
近代化されたレオ2がロートル戦車ですか。そうですか。

>アパッチは生産の過程で国産化の比率を増やして行く予定だったのでしょう。

前例?これは願望でしょう。違うというならそれこそ
ソースをどうぞ。

戦闘機のラ国に関していればセイバー以降下がってきていますよ。一つの理由はブラックボックスの増加です。
防衛省がHPで公開している資料にもちゃんとかいてありますよ。

いうまでもありませんが、MCH−101みたいに数が少ない場合、自国生産部分を増やすと
とんでもなく値段がありますよ。

願望を元に議論するのは不毛です。
イヨマンテ
2010/06/09 19:58
>対して我が国では国産やライセンス生産などでは自前で整備もできるし、複数年度にまたがるパッケージ契約もできません。
願望ですか?両方のソースをどうぞ。
>自動装填が最新のハイテクならばT−72も最新ハイテク戦車となります。
西側で、ですよ。分離装薬式と比べられてもね。
>近代化されたレオ2がロートル戦車ですか。
ロートルでしょう。他にも短砲身で高初速を実現する高圧砲も、多重硬度防弾鋼も存在しませんね。
非対称戦なら小手先の改修で事足りるのでしょうが、日本周辺には防衛費増強しまくってる国がありますから状況が違うでしょう。
>戦闘機のラ国に関していればセイバー以降下がってきていますよ。
単一機種でのライセンス生産について言ってるのですよ。曲解しないで下さいね。
P-3CやF-15の機器を、だんだんと国産化して行った事ぐらいは知ってるでしょう。
がんかた
2010/06/09 22:06
レオUがロートルなら、74式が主力な上に、これから二十数年も立たないと、戦車600両枠の全部をtk-xに更新できない日本って何だ…

清谷氏の主張のすべてに賛同しているわけでは無いですが、これから予算が増えるということは無いでしょうね

それから、国産化率を高めようが高めまいが、今までのままの調達体制じゃ、どのみち価格は破格でしたでしょうね
三菱えんぴつ
2010/06/09 22:57
LCCの試算によると600両の新戦車を
30年間で調達。
途中で旧式w
しかも74や90同様近代化はしないんでしょう。
とおりすがり
2010/06/10 09:59
>途中で旧式w
それは世界のどこでもそういう物なのさ……調達完了と同時に旧式化というのが理想なんだが、なかなかそう上手くもいかないんだよなあ
はあ…
2010/06/10 10:57
>世界のどこでもそういう物なのさ……

我が国以外で20年も30年門かけて、高い戦車を少量づつ調達し、近代もせずに放置している国があったら教えてください。
とおりすがり
2010/06/10 12:41
>とおりすがり氏
ん? ああ違う違う。
指摘したのは途中で旧式云々の部分だけ。
後、TK-Xを近代化するかどうかは現状では”分からない”とするしかない。もちろん74式同様に研究はするだろうけど、それが採用されるかどうかはその時の状況次第だろうね。
はあ…
2010/06/10 16:39
「最新型」の新戦車に随伴するのは旧式で近代化もされていないの89式。しかも70両もない。

軽量が売り物の新戦車は内地の部隊に有線は配属だろうから、随伴するのは96式や軽装甲機動、あるいは非装甲の高機動車w

新戦車さえあれば国土の防衛は万全さw
明るいナショナル
2010/06/10 18:02
>新戦車さえあれば国土の防衛は万全さw
万全な訳がないだろう? 脳みそお花畑にも程がある事を言うな。
装備だの防衛力だの云々のはるか以前の問題で、様々な法整備や政府の確固たる方針が無い限り、どれだけ戦力を整えようとも有効に運用する事は不可能なのだから。
はあ…
2010/06/10 18:27
皮肉も通じないとはねえ。

予算の割り振りも考えずに新戦車導入マンセー
と騒いでる連中の脳みその方が余程お花畑だと思うけどね。

で、新型歩兵戦闘車でも開発して、大量に配備する予定でもご存じで?

それとも法整備がなっていないから89式が大量に調達できなったんスか?
明るいナショナル
2010/06/10 18:46
装備だの防衛力だの云々のはるか以前の問題だと言っているのだが。

>それとも法整備がなっていないから89式が大量に調達できなったんスか?

後、文末にwを付けるのを忘れているぞ。
はあ…
2010/06/10 18:55
保有する軍事力をフルに活用できる下準備を政治の側が整えなければ駄目、という事かな?
あーにゃ
2010/06/10 20:52
まあ、日本の場合は、可能であれば次世代の装備が出るまで、出来るだけ長い期間にわたり生産設備を維持する方針でやってるみたいなんで、そこで高性能高機能少量生産という、モノが高くなる要素てんこ盛りな兵器をぬるぬる少量生産で更新し続ければ、何をどうやっても高くなりますよね。
極めて乱暴な例えですが、携帯も100台しか作らなければ1台数千万円はしますし、量販車も100台しか作らなければ1台数億円はします。
アメリカやロシアの兵器が比較的安いのは、高くなる要素が、日本よりも少ない為です。

あと、国産の是非ですけど、日本に限らず工業生産力のある国は、可能な限り兵器の国内生産化(ラ国ノックダウン含む)するのが基本ですよ。これは、利権とかよりももっと上位の、国防方針、国家戦略の要請によるもので、生産力・調達・整備・補給面での国防力の底上げと、調達・整備を海外に依存するが故の海外からの政治的影響力を可能な限り抑え、また排除する為の方策です。

工業力の未熟な中進国までもが、多少の性能に目を瞑ってでも兵器の国産化に血道をあげるのは、そういった理由があっての事なのです。
DDG
2010/06/10 21:21
>予算の割り振りも考えずに
>それとも法整備がなっていないから89式が大量に調達できなったんスか?

本当かどうかはわかりませんが、陸自の装甲化が遅れたのはイージスやMDなんかの予定外の大物装備に予算が優先的に充当された為、という話をちらりと聞いた事があります。
もしこれらが無ければ、陸自の装甲戦力はかなり充実していたでしょうね。
なんせ、はたかぜ型とこんごう型の差額1隻分で、89式なら100両は買えそうですもん。
DDG
2010/06/11 19:54
米のP−8がすでにP−Xの倍近い価格になってる件についてはスルーですか?>輸入品の方が安い
かた
2010/06/21 07:15
ボリュームディスカウント望むなら兵器輸出論者になるべきだな。

あと、公共事業同様の国産兵器調達コストと
輸入コストは1円の価値が違ってくる。
そういう違いも考慮した価格論を展開すべき。
にゃむ
2010/07/01 13:27
国内の物産やエアロの話を聞いて、海外の商社の値段を聞くと、日本の調達で何が起きているのかは明白です。

物が物だけに公開入札にならない物が多く
未だに癒着が切れないので言い値で物が動き
その為、計上する予算額が法外な物に
なっているだけです。

 例えばサーマルイメージャーは安いものでも300万程度はします。

実際ThermalやNVや光学機器も、それ程高い物ではないですし、防衛省開発物を分解して見ても先進と言われる代物ではないですよ。

米軍が使っているサーマルは安い物で25万弱
高額な物でも150万程度です。
それが国内に入ると300万と950万になっている
それだけでしょう?

しかも購入25万円@1台ですから
部隊や標準化で導入して10台とか100台になると
普通に20〜30%はディスカウントされる所を
300万×台数で予算に出る所が・・・
技研
2010/07/08 14:30
えーと、ナイトビジョンとかサーマルゴーグルってのは世代によって値段に大きなバラつきがありましてね・・・
anonymous
2010/07/30 00:56
 兵器は国産さすべきです。兵器を国産化できなければ長期的に戦争が出来ません。修理も補給も出来ません。また兵器生産国から兵器の特性が敵国に流れるおそがあります。多くの国が国防にため国産化を行っております。韓国も中国もイスライルも米・ロ・仏・英をはじめとして自国の防衛に兵器を作っております。兵器のコストは生産台数によるところが大きいと思います。生産コストを下げることは必要です。知恵を出さなければなりません。一定の兵器の調達も必要と思います。
坂東太郎
2011/02/28 23:17

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