海自次期回転翼練習機EC135T2+引き渡し

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本日、海自次期回転翼練習機EC135T2+(海自ではTH-135と呼称)の納入式典に行ってきました。
ユーロコプターとしてはVIP輸送用を除けば初めての防衛省への納入となります。都合15機の調達が予定されています。


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白いボディに蛍光朱のラインというスタイリッシュなカラーリングです。塗装はユーロコプタージャパンの子会社でユーロコプタージャパンT&E(元全日空のヘリ整備部門)が担当しています。

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海自のロゴ。

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タレス製のグラスコクピットを使用。オートパイロットや気象レーダーなどが装備されており、高度な計器飛行の訓練が出来るそうです。

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後部クラムシェル式のドア。内部は燃料タンクが搭載されています。


 外国機のライセンスではなく、輸入品である本機の採用は自衛隊のヘリ調達に大きな影響を与えるでしょう。
 少なくとも練習機に関しては民間機を転用し、調達及び運用コストを低減するというトレンドになるでしょう。輸入品でも国内に民間および警察、海保、消防などの市場で実績があれば問題がないということでしょう。
 ユーロコプターが全日空のヘリ整備部門を子会社化したのは整備体制の拡充を行い防衛省からの更なる受注を目指すためでしょう。
 となると、国内のヘリメーカーの仕事は当然減ります。淘汰が当然起こるでしょう。そもそも陸自の年間のヘリ著達予算が約350億円、海空合わせても600億円弱程度です。国内メーカー3社は、ほぼこれらに売り上げを頼っています(川重のBK117を除く)。しかもコストが高いので調達が中々進みません。
 
 ユーロコプター世界最大のヘリメーカーで、軍用市場で約30パーセントのシェアを持ち、その売り上げは約45億ユーロ(約6000億円)です。売り上げではオトナと子供の差があります。当然R&Dの費用でも大きなさがあります。
 また自国の軍以外、海外の軍民量の方市場で大きな売りが上げがあり、多くの従業員を雇い、税金を納めています。
 対して国内メーカーは産業として自立出来ず、税金を使うだけです。消防、警察、海保など当局の需要もほぼゼロです。産業として自立してません。

 国内メーカーは国内外の民間市場への進出もできず(あるいはする気がなく)、防衛部門の事業の規模も拡大も見込めず、将来共倒れになる可能性もあります。
 国益という観点から国内ヘリメーカーの統合を急ぐ必要があります。軍用ヘリにしても経産省はPX、CXの輸出にOKを出しているけですから、メーカーの意識次第では輸出もできるでしょう。





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