外食の値段

 月曜日からパリにいます。

 ああ、クソ寒い。いつもと同じで東京と同じか若干寒いぐらいかと思っていたら、東京よりも10度も気温が低い。朝は吐く息が白いし、パリの近くでは雪も降ったそうです。

 近年パリのレストランやカフェで働く料理人はマグレブ系の人が多いです。昔はオーベルニュ地方の山岳部辺りの人間が多かったのですが。きつい仕事をフランス人嫌がるようになっているのでしょう。
 で、腕がいい連中は独立したり、パトロンを見つけて店を出したりします。常宿の近所の町場のレストランは以前は婆さん3人が切り盛りしていたのですが、数年前居抜きでマグレブ系に経営が変わりました。そんな店が増えているような気がします。

 そのうちミシュランの星付きレストランが全部マグレブ系になったりして。そんな日も遠からず来るかもしれません。この辺り日本も大同小異です。

 さて、パリでは外食が高くつきます。ちょっとカフェで食事をしても3,4千円ぐらい取られます。
日本の居酒屋のような2千円も出せば飲み食いできるようなところはあまりありません。大戸屋もないし。マクドナルドなどハンバーガー屋ぐらいでしょうか。

 こちらではスーパーで食材は安いが、サンドイッチや手を加えたものもこれまた結構高いです。

 店舗の賃貸料及び、保証金などが極度に高い割にもかかわらず、日本の外食は異常に安いという気がします。セントラルキッチンの導入や中国産の食材の採用など色々とあるのでしょうが、人件費を安く抑えているのが大きいでしょう。

 居酒屋やファミレスとか社員は店長だけで後は殆どバイトだけで回しているのですから。他の国では真似できない芸当でしょう。しかも店長は見なし管理職だったりするし。

 それ故に働く人の賃金が上がらない。サービス産業は一般に賃金が低い。これが上げることができれば個人消費が多少は上向くのではないでしょうか。社会全体としてサービス産業の賃金や雇用形態のあり方を考え直した方が良いような気がします。その方が個人消費が増えて全体として景気が良くなるのではないでしょうか。

 個人的には外食費が安いに越したことはないのですが、これほど異常に安いのはほんとにいいのかななどと思ったりもするわけです。

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この記事へのコメント

ななし
2008年03月27日 08:43
 10年前に比べて日本以外の国はインフレなんですよ。通貨も強くなったと同時に国内物価も上がり続けている。

 日本は物価が少し安くなっている。ここ最近は原油高で少し物価が上がってますが、世界に比べて賃金は上がらないところかむすろ下がっている。

 あと日本の賃金を上げろ、あげろといいますが、少子高齢化の中内需がこれ以上頭うちでのびないなか、小手先だけの政策でいいんですかね。

 年金改革と少子高齢化に対しての政策をおこなわないと、賃金は上がらんよ。
 モノを買う若者が急減してるんだから。
774
2008年03月27日 22:33
> こちらではスーパーで食材は安い

消費税率が食材だと低いこともあるでしょうね。
通常は19.6%、特定品目(食材など)は5.5% or 2.1%ですから。

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