総務省が防衛省から電波の周波数帯を取り上げる…・・
【やばいぞ日本】第3部 心棒を欠いている(10)「国防の神経」ずたずた
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071008/plc0710080324002-n1.htm
総務省が防衛省から電波の周波数帯を取り上げる…・・
他の国ではまず、ありえないことです。
国防という概念が、欠如しているとしかいえません。まさに省益あって国益なしの典型例ですね。まさか総務省の幹部が中国様から懐柔されているとは思えないのですが。
さて、この件に関しては実は防衛省側にも問題があります。
過去防衛省に割り当てられている周波数帯は狭い上に、自衛隊はあれこれ民間並に規制を受けています。このため自衛隊用の無線機は性能が低く、使い物にならない。米軍の無線機はどこでも使える、例えば建物の中でも通話できるのに自衛隊のは使えないということが多々あるわけです。
で、演習などでは隊員たちは自前のケータイで連絡をとりあっているわけです。無線機はあるだけ邪魔だと。だけど無線機を持っていかないと上官から怒られるので仕方なしに持っているわけです。
こんなことでは戦えません。こういう現実を放置してきた責任は防衛省・自衛隊にもあります。
この規制は防衛省側も実は歓迎していた節があります。諸外国に比べて厳しい電波の規制によって外国製の通信機は入ってこない。いきおい無線機は国内メーカーの調達になります。ところが外国に無線機を輸出しているようなメーカーは自衛隊用の無線機は何故か参入していません。手がけているのはいわゆる防衛産業と呼ばれる大手電機メーカーばかりです。
つまり電波の規制が非関税障壁となり、天下りを受け入れてくれる大手電機メーカーに安心して仕事を回せるわけです。国防よりも天下り先を優先しているとしか思えません。
国益より省益、というのは総務省だけじゃないようです。
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/071008/plc0710080324002-n1.htm
総務省が防衛省から電波の周波数帯を取り上げる…・・
他の国ではまず、ありえないことです。
国防という概念が、欠如しているとしかいえません。まさに省益あって国益なしの典型例ですね。まさか総務省の幹部が中国様から懐柔されているとは思えないのですが。
さて、この件に関しては実は防衛省側にも問題があります。
過去防衛省に割り当てられている周波数帯は狭い上に、自衛隊はあれこれ民間並に規制を受けています。このため自衛隊用の無線機は性能が低く、使い物にならない。米軍の無線機はどこでも使える、例えば建物の中でも通話できるのに自衛隊のは使えないということが多々あるわけです。
で、演習などでは隊員たちは自前のケータイで連絡をとりあっているわけです。無線機はあるだけ邪魔だと。だけど無線機を持っていかないと上官から怒られるので仕方なしに持っているわけです。
こんなことでは戦えません。こういう現実を放置してきた責任は防衛省・自衛隊にもあります。
この規制は防衛省側も実は歓迎していた節があります。諸外国に比べて厳しい電波の規制によって外国製の通信機は入ってこない。いきおい無線機は国内メーカーの調達になります。ところが外国に無線機を輸出しているようなメーカーは自衛隊用の無線機は何故か参入していません。手がけているのはいわゆる防衛産業と呼ばれる大手電機メーカーばかりです。
つまり電波の規制が非関税障壁となり、天下りを受け入れてくれる大手電機メーカーに安心して仕事を回せるわけです。国防よりも天下り先を優先しているとしか思えません。
国益より省益、というのは総務省だけじゃないようです。
この記事へのコメント
「小隊長 状況送れ 写メールで」
なるほど。日本の国防より、天下り先の確保が最優先だったのですか。
確かに、ありそうな話です。しかし、現場の第一線で活動している隊員にとっては、大変な問題だと思います。
レーダーサイト間の通信周波数が変更されれば、それこそ多変な出費(税金)が必要になる訳ですから、何とかしてもらいたいものです。
国防法みたいなものを作り、国防に反することをしたら実刑にすればいいのに。
携帯ブロードバンドの利用方向です。民間側の兵器システム研究開発も携帯ブロードバンドの利用を主眼とすべし!映画で昔見たような通信兵が戦う部隊に居て
なんて言うレトロな部隊は不要なのです。一人一人が携帯で、映像さえもやりとりし、防衛する軍事革新の断行を認識すべし!現在のシステム防衛には、軍事ネットはどうしようも無い代物ですよ!
国内の携帯電話の主要メーカーでもあります。
周波数の近接に気付かなかったとか、対策を立てなかった訳がありません。
それから、携帯電話はGPSと類似の公共インフラの側面もある、という視点も抜けています。
おまけにこの周波数割当の話は2年程前の話です。
何を今更。
おそらくこの記事最大のポイントは、いったい防衛省や経産省のどこにこんな取材をしたのか、ということでしょうね。
、「遠隔越境制御技術」の援用で、兵士の死傷を皆無にする未来戦略だから大いに推進すべきであるが、コストパフォーマンスに優れたシステム兵器を国家(幕藩体制)や天下りを多く受け入れている大企業では、研究開発も試作も出来ないと思う。防衛の一部民営化とは趣味的リアルネットゲーム企画の先にあるモダンな模擬対テロ戦略となる。http://www.jaxa.jp/projects/sat/winds/index_j.html
F2叩きの時も竹島の制空権は失われた、なんて言ってる自衛官のコメントのせて、本物の自衛官から笑われていましたが。
F2の欠陥?の記事が古すぎた事と、制空権なんて自衛官が言う分けない事で。
国を憂えるのはいいけど、斜め上にいっちゃうのはいかがなものかと。